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コラム (2005年)

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12月29日:仕事納め

  • 今日、ようやく今年の仕事が終了した。今年は、独立したこともあり、どうなることかと思う(あまり思わなかったが、、、)こともありながらも、無事、仕事納めを迎えられたということで、ありがたい話である。今年はどういう年だったか、軽く振り返ると、、、

  • やはり、いちばんは独立したことは大きかった。サラリーマンを辞めてしまったのは初めてのことだから。一応、法人として一応、黒字も出そうだし、無事、1年乗り切れたのは、クライアントの皆様や一緒に仕事をする仲間のおかげ。ありがたい話です。いつまでうまくやっていけるかはわからないが、こういう流れは大事にしたい。

  • 二つ目は、自分のウェブサイトを持ったこと。デザイナーを使ったわけでもなく、しこしこと自分でHTMLを書いているわけで、格好が良いわけでもないが、世の中、きれいなウェブサイトが多いので、とりあえず最初はこれでいいかと思って始めた。自分でたいしたものだと思ったのが、コラムを書き続けたこと。恐らく、アメリカに行き来した際の1日(時差でどうしようもなかった)を除いて、ねたや文章のひどさは別にして書いた。独立して最初は暇だと困るから、と思って書き始めたのだが、途中からは「とにかく1年続けてみる」という気持ちだった。お正月休みは少し整理してみたい。

  • 三つ目は、競馬。会社のウェブサイトで、理論派の予想屋、小島さんの協力もいただいて、G1を中心に予想を発表した。これをやると、結構、真面目に考えるもので、結果的に今年は勝率が高かった。人前で予想を披露するのは結構、良いようだ。来年も続けたい。ちなみに、株も予想を発表すると勝てるようになるんだろうか、、、、

  • 四つ目は、新たなセグメントの開拓。K村さんの協力もあって、セレブの方々を対象とした「セレブスタイル」というところで、講座を持ってみた。テレビでも何回か紹介されているところで、ご存知の方も少なくないと思う。私自身は本来、企業相手のコンサルティングや研修が仕事だ。若き女性を相手に講義するというのは初めて。受けるんだろうかと、ちょっと不安になったわけだが、結果は、、、、とりあえず、来年も少し続けることになった。

  • ということで、一年、この他にもいろいろとあった。来年は何をしていきたいかというと、、、

  • 一つ目はオフィスを持つかどうか。ただ、コンサルティングを独立してやっていると、仕事のあるときはオフィスは必要なく、仕事が暇だとオフィスの必要性を感じるものである。オフィスにいるというのは、基本的には仕事のない状態だから。ということで、独立してやっているうちは必要ないのかもしれないが、さてどうするか。AIPの中村事務局長は、盛んに「持たざる経営」を奨めてくださる。ただ、昔から夢は、オフィスでの「個室」とその前にいる「ヒールを履いた美人秘書」という組み合わせだった。このままの状態では全く難しいので、中期的に考えたい。

  • 二つ目は、会社を一人で続けるか、一緒にやってもらえる人を増やすか。一人だとおのずと限界がある。コンサルティング以外のところに手を伸ばしていこうとすると、ちょっと考えなければならないオプション。また、自分ひとりでやっていると、当然ながら、会社の人員の平均年齢は毎年上がっていくだけだ。でも、うまくやらないと全体が不幸になったりするので、そのあたりは慎重、かつ大胆に考えてみたい。

  • 三つ目は、コンサルティング以外の事業への展開。鎌倉総研でやるか、別会社を興すかはわからないが、せっかく、サラリーマンの枠組みが取り払われたのだからちょっと手を広げてみたいという気持ちが出てくる。ひとつ企画しているのは、今年、会社を立ち上げようと思っていたのだが、ちょっと予定が遅れ気味。来年は何とかしたい。このテーマに限らず、ちょっと手を広げて行きたいが、当然、これは中期的な課題である。

  • こんな感じで、来年はやっていこうと思う。周りの皆様に感謝しながら、進んで行きたい。皆様、良いお年を!来年もよろしくお願いします。

  • PS:半分、意地で書き続けたコラムも今年はこれでおしまい。次回は、1月4日にスタートする予定です。テーマは、、、たぶん、中山金杯の予想?

 

12月28日:論文捏造

  • 韓国で、ES細胞に関する論文が捏造だったことが、かなり大きな話題になっている。科学における論文ではかなり難しい問題だ。

  • 基本的に、科学は再現性がなければ意味はない。再現性があって初めて、その事実を裏付ける理論が検証されることになる。そういう意味で、歴史学とか文学、美学など過去を検証する学問とは全く違うし、法学のような体系を矛盾なく作ったうえで、現実を当てはめる学問とも違う。

  • ところが、最先端になると再現性の検証は難しくなるし、そもそも計測器で計測されている環境が本当にそうなのかもよくわからない。私も学生のとき、SOR分光をやっていた。これは超高真空の環境を作ったうえで軟エックス線を使って分光を行うのだが、超高真空が実際どれくらい実現できているかもよくわからない。真空計はキャリブレーションをやっていたとしても、真の値を差しているのかはよく分からない。幸い分光学であり光の波長は正確に測れるため、測定しているデータはきっちりとしたものであるが、測定環境に関してはだいたいこれくらい、というぐらいしか確信は持てない。

  • それで論文を出しても大丈夫なのは、その分野があまり世間から注目を浴びておらず、同じ実験をやっている人が世の中にいないから。したがって、オリジナリティがあり、しかも再現性もあまり問題にされない。実はそういう研究分野は少なくない。だから、意図するかしないかは別として、ある程度、捏造というかうそというか、そういう論文も少なくないのではないかと考えたりもする。ところが、注目を浴びる分野だとそうは行かない。いろんな人が実験するため、真の再現性が要求される。ちょっと前だと、常温核融合というのもそれにあてはまる。科学論文誌もオリジナリティは検証できるけども、再現性は検証できない。そういう意味で、注目を浴びない分野での論文捏造は結構、少なくないのではないかと想像したりもする。

  • 論文捏造問題にしても、設計偽装問題にしても、人間のモラルに大きく依存している部分があるが、それでも後から再現性をチェックできるから問題になる。そういうチェックができないところではもっとモラルのない行為がたくさんあるはずである。建築の施工にしても政治の世界の賄賂にしてもよほどのことがない限りチェックはできないわけだから(施工の不備は地震がきて崩れない限り、ばれることはない)。そういう意味では、サイエンスは捏造問題が出てくるところである意味、ある程度のモラルが保たれている世界なのかもしれない。

  • ちなみに経営学だと、こういう捏造問題は出てこない。ひとつの事実に関していろんな解釈があるし、また再現性も検証できないから。だいたい、同じように経営したり、同じように商品開発をしても決して皆が成功するわけではない。たまたまある確率で成功した人を調査して、法則を見出そうというのは、原理原則としておかしい。その意味で、経営学は(ファイナンスとかアカウンティングは別だけど)、ある意味、いい加減な学問であり、それがゆえに捏造も問題にならない。

  • いずれにしても、今回の事件をきっかけに、科学者のモラルの重要性が認識されること、及びひとつの論文をそのオリジナリティだけで騒ぐのではなく、あくまでも再現性が確認できてはじめて意味があるという、サイエンスとしての原理原則が再認識されればいいと思う。それが実現できれば、サイエンスはこれからも健全さを維持して、発展していけるはずだ。

 

12月27日:オリンピック代表選考

  • 先日、安藤美姫がトリノの代表に選ばれ、物議を醸し出している。スピードスケートの清水宏保もなかなか調子が上がらないが、彼もトリノ代表は内定しているらしい。この2名に共通しているのは、今の調子に関わらず、去年や過去の実績が選考に大きく影響することを反映している。で、問題なのはこの2名が調子が悪いことである。

  • 一方、過去の実績が全く考慮されない場合も少なくない。例えば、シドニーにいけなかった高橋尚子はその例だし、スピードスケートの岡崎も今のところそう。またモーグルの里谷なども過去の実績は全くもって問題ない。

  • こういう選考のプロセスを見ていると、本当に選考側がオリンピックで勝ちに行くことを意識しているだろうかと考えてしまう。安藤、清水は今シーズンの調子では上位は望めない。逆に、シドニーに高橋尚子が行っていたら間違いなく活躍していただろうし、トリノにも勝負をかけるのであればモーグルには無条件で里谷を出場させるべきだろう。

  • 高橋尚子の場合に過去の実績を考慮するべきではないかといわれた理由は、本人の調子を見る選考レースが基本的に一発しかないから。一発で決まるのはとても勇ましいのだけど、拙速な可能性がある。調子がいいのにミスをしたとかいう場合がないわけではない。里谷も一発勝負になりそうだ。逆に、安藤や清水が問題になりそうなのは、一発勝負ではなく、何回勝負をしても調子が上がらないから。これは現時点で実力がないことを意味する。

  • ということで、選考プロセスと選考基準が今のままではばらばらであるということを認識すべきだ。代表選考の競技やレースが何度もある場合には、過去は関係ないものとする。逆に選考レースが少ないのであれば、そこで初めて過去の実績を洗い出して反映させるべきだろう。

  • というように考えると、選考プロセスと選考基準のミスマッチが目立たなくもない。これは常に問題になるポイントなので、そろそろ選考基準や選考プロセスに関しての基本方針とその理由が明確になってきても良いのではないかと思う。

 

12月26日:イトーヨーカドー

  • セブン&アイ・ホールディングスがミレニアムリテイリングを買収するという。ようするに、セブンイレブンとイトーヨーカドーと西武百貨店とそごうがひとつのグループになるわけだ。これはすごい。小売のいろんな業態がひとつのグループに集約されることになる。ナレッジやノウハウの共有や仕入れにおけるバイイングパワーは、各社の武器になるだろう。

  • ただ、そごうがミレニアムリテイリングとして再建途上にあり、またダイエーも今みたいな状況で、小売というのは大きく変化する途上にある。楽天だって、IT企業というよりも小売というほうが正しい。まだまだ、小売業にはいろいろと変化が出てくるだろう。

  • 私は小売のプロではない。セブン&アイは買収する側で勝ち組に見えるが、果たして消費者から見てイトーヨーカドー、セブンイレブンは魅力的なんだろうか、という点で今いち腑に落ちないところがある。セブンイレブンがローソンなどのほかのコンビにより魅力的だからいくというわけではなく、基本的にはコンビニは近いところに行く。立地以外で差別化しているようには見えない。また、イトーヨーカドーも商品の見直しをかけているというが、今、そんなに魅力的になっただろうか?私は娘のラブ&ベリーに付き合う以外、行くことは少ない。

  • むしろ、最近、魅力的になったと思うのは、例えば、横浜そごうだ。改装が完了したレストラン街はとてもいい。この間入ったすし屋もとても良かった。衣料品もいろんなブランドが揃っていて見ていて楽しい。二階のブランドショップ街はかみさんも喜んでみている。駐車場もどんどん大きくなっている(もう少し安くてもいいと思うのだが、、、)。

  • あとは、前にも書いたがコストコ。ここは他とは違ったショッピングの体験ができる。朝の日経新聞によれば世界ランキングはベスト10に入っているが、他との差別化がうまくいっている典型例だろう。それと、ショッピングモール。アメリカに行くと、ショッピングはショッピングモールかアウトレットがとても楽しい。日本にもようやくあちこちに出てきたが、モールやアウトレットは行くと時間を結構使ってしまう。さらには、Rossなんかもアメリカではユニークで面白い。

  • こう考えてみると、セブン&アイには個人的には魅力を感じていなかったんだろうと気づく。今回、ミレニアムリテイリングが傘下に入ることで、ようやく魅力ある小売がセブン&アイに登場するということになるわけだ。ただ、これでさえ、モールとかアウトレットとか、コストコ、Rossのような形態とかはない。ラインアップをそろえることがいいことだとは思わない。でも、今回の統合劇を見て、実はイトーヨーカドー本体が今後、もっと手を入れ、新たな業態に変わっていくべきところなのではないか。あまり魅力的に思えない人は少なくないような気がする。

 

12月25日:ハーツクライ

  • 有馬記念はディープインパクトが負けた。ハーツクライはG1初制覇だが、ルメールの騎乗は見事だった。実はスローだったのかどうか、よく分かっていないのだが、コスモバルクとかが前で残っているので、スローだったのかと想像する。そうなるとハーツクライにあの位置を取られるとディープインパクトもどうしようもなかったということか。レース前のイメージは外からディープインパクトが来てハーツクライがその更に外から追いかけるという感じだったが、全然違う。でも、今年の最終レースが取れたのはよかったというところだ。

  • ちなみに今年の中央競馬はこれで終わりだが、結果的には結構、良かった。高松宮記念、オークス、ダービー、ローズS、神戸新聞杯、スプリンターズS、秋華賞、阪神JF、有馬記念を勝った。馬券的にもプラスで、こういうところで予想を発表することのメリットをとても感じた1年だった。来年も競馬の予想だけはこのホームページで行いたいと思う。

  • PS:世界フィギュアで、安藤がトリノオリンピック代表に選ばれた。今の実力からするとどうかと思うが、代表選抜のルールを見ると安藤はトップの得点を持っている。そういえば妥当だとは思うが、気になったのはルールの作り方。今、トリノに勝ちに行こうとしたら、安藤ではなく、中野を選ぶべきだろう。ルールを作ったがゆえに、選抜のルールにのっとることが重視され、トリノで勝つことはそれほど重視されていないように感じる。ルールを作るのは結構難しいというのを改めてに感じた。

 

12月24日:有馬記念

  • 明日は有馬記念。ディープインパクトが無敗でグランプリまで勝ちきるかということで、世間の注目も熱い。今年最後の予想でもあり、有終の美を飾りたいところだ。

  • 本命はディープインパクトで間違いない。今年、JRAはこの馬で収益も上がったはず。この馬はしばらく勝ってもらわなければならないし、馬も騎手もそれにこらえることができるはず。問題はやはり2着。

  • これまでの実績がある馬か、最近、好調な馬か。展開としては、先に行く馬がタップダンスシチー、オースミハルカ、コスモバルク、ビッグゴールドといるので、ペースが遅くなることはない。ということで、単純に最近、強い馬を選びたい。

  • 最近、強いのはハーツクライ。JCの2着はさすがであり、ルメールも乗り方をきっちりつかんだ感じ。ディープインパクトがハーツクライをつれてくるイメージはとてもわきやすい。あとはデルタブルース。前のほうで残るためにはスタミナが必要であり、そういうときにはステイヤーとしてのこの馬の持ち味が生きるだろう。鞍上がペリエというのも魅力で、こういうタイプの馬はうまく乗る。

  • ゼンノロブロイは最近、勝っていない。ヘブンリーロマンスに遅れ、JCでもハーツクライに差されてしまうのはちょっとつらい。また、この馬に2500メートルはちょっと長い気もする。タップダンスシチーもこのところの負けはかつての強さがなくなってしまったという印象も受ける。ただ、先週、アドマイヤグルーブが引退レースでラインクラフトを破ったように、今週も引退のご祝儀レースという可能性もないわけではない。そのあたりが少し気になる。コスモバルクもがんばって欲しいのだが、このメンバーで復活するのはちょっとつらい。

  • ということで、結論は、6-10-15のボックス。ご祝儀レースという可能性も捨てきれず、押さえで3-9。これまでサンキューというしゃれも効いている。

  • 理論派馬券師小島さん(注:小島太調教師ではない)は、もうすでに金曜日に予想を送ってきてくれた。展開の読みがちょっと違う。

小島さんの予想
  • 早くも有馬記念がきましたね。今年一年お疲れ様でした、来年もよろしくお願いします。じゃ予想を・・・。

  • ◎ディープインパクト、他:ゼンノロブロイ、サンライズペガサス、デルタブルース、ヘヴンリーロマンス、オースミハルカ。

  • 本命は文句無し。スローでもハイペースでもどんな距離でもどの競馬場でも確実な末足を見せてくれます。昨年暮れの阪神デビュー戦からこの印を決めてました。^^

  • まず展開から。このレースは人気薄逃げ馬が何度か波乱を起こしているように、先行力の要求されるものです。今年のメンバーからみると平均からスローペースになるはずですので、その条件に当てはまる実績を探します。スローになることもありえますので敢えて距離適性は考えません。そこで、以下をピックアップします。

  • ロブロイ(天皇賞秋2着)、ペガサス(毎日王冠1着)、リンカーン(京都大賞典1着)、スズカマンボ(天皇賞春1着)、ヘヴンリーロマンス(天皇賞秋1着)、デルタブルース(ステイヤーズS1着)、ビッグゴールド(天皇賞春2着)、オースミハルカ(女王杯2着)。

  • 調教状態を確認して、リンカーン、スズカマンボ、ビッグゴールドを外します。ハーツクライは出来はいいのですが展開的に苦しいはず・・・今回は多数の馬が目一杯の仕上げをしていますので届かないと読みます。タップは年を取りすぎました、最後の足が残っていません。

  • 以上、狙いは◎固定の3連複です。

 

12月23日:全日本フィギュア

  • 明日と明後日は、有馬記念の予想と反省になる(理論派の小島さんはすでに予想を送ってきてくれた)ので、今日のうちに全日本フィギュアについて一言。

  • 今回の女子はすごい対決。オリンピック代表3名の枠に有力候補が4名(恩田美栄はだめでしょう)。しかも、候補でないのに優勝候補最右翼の浅田真央がいるというすごい構図になっている。

  • 今の段階で、浅田真央がオリンピックに出られないとしたら、3名は荒川静香、村主章枝、中野友加里がいいのだろう。荒川はやはり世界選手権の優勝者。村主はグランプリファイナルの優勝者。そして、中野はNHK杯を取り、今年のグランプリファイナルでも日本人では浅田に告ぐ成績を収めているということで、いちばん乗っている。この組み合わせがトリノのメダルを狙うための、ある意味、いちばんのポートフォリオだ。

  • 安藤美姫は好きなのだが、最近、やはり精彩を欠いている。報道によれば、得点的にはトリノにいちばん近いのだが、最近、一回もいいすべりというものを見せていない。理由として考えられるのは、「体重増加」、「怪我」、「精神的なもの」ぐらいだろう。「怪我」ならばトリノにまで治せばいいのだが、その他が理由であると、これはすぐには対処できない。今年の3月の世界フィギュアに4回転にトライをせずに負けたということが、影響しているようにも思う。個人的には、日焼けをしたところにすら、「勝とう」という意識の欠如を感じる。銀盤には、日焼けをした女性は残念ながら映えない。

  • 男子のショートプログラムでは、不利な立場の織田がまずリードという展開になっている。女子に関しては更に注目を集めるわけだが、安藤が誰にも文句を言わせないレベルでの演技を見せるかどうかがすべてである。彼女がいい演技を見せたら誰も文句は言わない。しかし、最近のようなすべりで持ち点だけでトリノに行くようだと、世間の視線は厳しくなるのは間違いない。いずれにしても、高いレベルでの女性の戦いを期待したい。

 

12月22日:ララピポ

  • 「ララピポ」を読んだ。奥田英朗は伊良部一郎シリーズにはまったので、サウスバウンドなんかも読んでみたが、これもその流れで読んでみた。表紙がお下劣で、かみさんはちょっと自分で買うのはいやだと言っていた。無論、こちらは昔から恥ずかしながらもエロ本を買うのもなれているので、なんてこともない。

  • で、読んでみたのだが、読み始めると、いったい何のためにこの本を読んでいるんだろう、と思わせる。読みながらも、読むことの意義(普段は考えたこともないのだが)が見えてこない。それなりに場面場面は面白いのだが、すっきりしない。ところが最後まで読むと、ようやくすっきりする。そういう意味で、変だけど面白い一冊だ。

  • ただ、奥田英朗は、個人的には伊良部一郎シリーズが好き。出てくる真由美ちゃんもいい。「サウスバウンド」は何か石田衣良の「フォーティーン」みたいな感じだし、「ララピポ」もメインという感じはしない。彼は次は何を書くのか、とても楽しみである。

 

12月21日:日立の薄型テレビ事業

  • 今日の日経新聞によれば、日立がプラズマテレビで2008年度国内シェア43%、世界での20%シェアを目指すという。特にハイビジョン機種では世界シェア30%がターゲットらしい。これは、国内、海外ともプラズマでナンバーワンを目指すということで、なかなか頼もしい。

  • 国内では、これまで松下に押されていたけど、松下もファンヒーターの事故で年末商戦にビエラのコマーシャルを打てなくなり、反撃のチャンスではある。ここで日立がどうやって戦略的に世界のナンバーワンになっていくかがとても興味深い。あくまでもイメージだが、日立はあくまでも「技術の日立」という自負があるような気がする。

  • ただ、プラズマのようなデバイスでナンバーワンになろうとするのであれば、技術力で差別化するというところにターゲットを置くよりも、やはり先手必勝というスタンスで臨む必要がある。先手必勝で巨額の投資をする。半導体のサムソンも液晶のシャープもそのパターンでナンバーワンになった。そういう早い大胆な意思決定を日立がプラズマという分野でやっていけるのか。

  • これができれば、日立の底力はものすごい武器になる。そういう変化を遂げることができるか、2008年にむけてのプラズマテレビ業界での日立の動きに、しばらく注目してみたい。

 

12月20日:大黒の怪我

  • ガンバ大阪の大黒が東京フレンドパークのリハーサルで怪我をしたという。右足首の捻挫とのこと。天皇杯やフランスへの移籍を控えた時期に、テレビ番組で怪我をしたというのはなんともいえない感じだ。

  • こういうときは普通、大黒、及び東京フレンドパークの両者に批判が行くのが普通だ。大黒は「自己管理ができていない」とか「テレビの収録で怪我をするというのはプロとしての意識が足りない」とか言われてもしょうがない。また、東京フレンドパークも「ゲームがあぶない」とか「大事なスポーツ選手にこういうことをさせるべきではない」と言われるのかもしれない。特に有識者とか、昔の選手からはそういうコメントが出てきそうな気がする。

  • ただ、もしそういうコメントが出てくるとしたら、それにはあえて反対したい。今回の事故はしょうがないことだから。過去にこの番組でけが人が出たことはないとのこと。であるならば、今回の事故は単純に大黒がトロかったというだけのことである。プロの自覚がなかったわけではない。ちなみにもし宮本が怪我をしていたとしたら、本人に対する批判のコメントが出てこない気がするのは私だけだろうか。

  • いずれにしても、大黒には早く直って欲しい。

  • PS:浅田真央の件、私も日本スケート連盟に「動け」との陳情のメールを送ってみた。日本スケート連盟が対応におおわらわ、との報道があったが、何かレスがあるんだろうか?動いて欲しいとまだ、思っているのだが、、、

 

12月19日:日立

  • 日立の社長が庄山さんから古川さんにかわる。庄山さんは7年ぐらい社長だったらしいが、最近、日立は業績が決して良いとは言えない。そのあたりに関して、今日の日経新聞では日立に関してかなり厳しいことを書いたコラムが掲載されていた。日立といえば、日本を代表する電機メーカーという認識を持っているのだが、なぜ、業績が良くならないのか。これまでの、個人的な日立の経験を書いてみると、、、、

  • 就職の際に、日立はひとつの候補だった。当時、私のいた学科では毎年、2名、学科推薦で日立に就職していた。当然、リクルーティングも積極的で、私もステーキをご馳走になった。でも、日立には就職しなかった。理由は、中央研究所を見学に行った際、とても厳しそうだったから。民間企業での研究所では、基礎研究は当時、日立のレベルは高く、ある意味、日立の中央研究所はブランドだった。でも、厳しそうで、就職したい企業リストからすぐにはずした。

  • 科学技術庁のプロジェクトをやった際に、日立の偉い方(学科の先輩だったが)に委員会の委員をお願いした。積極的にご協力いただいて、ありがたかったけど、彼の意見は他の企業の委員の方の意見に比較して、とても厳しいものだった。

  • 当時の通産省のプロジェクトをやった際に、日立出身で大学教授になった方に委員会の委員になっていただいた。ただ、彼はレベルが低く、最低だった。態度も悪かった。

  • ある国関連のシステムの基本設計のプロジェクトに入札をした際に、日立は予定価格と思われる価格の15%ぐらいの価格で入札し、受注した。こちらも無理して予定価格と思われる価格の50%で札を入れたのだが、勝負にならなかった。

  • 私の仲の良かった友人が、日立アメリカで結構、偉くなっている。彼のリーダーシップは昔からすばらしいものがあり、真面目で優秀。合コンでのリーダーシップもすばらしいものがあった。そういう意味で、人材の登用に関しては、日立は適格に行っている。

  • こうやって個人的な経験を並べてみると、日立というのは優秀な人材が揃っていそうだ。ただ、組織が厳しそうという感じもある。社内の管理が厳しくて、フレキシビリティやスピードに欠けているのかもしれない。社内での厳しさに対応するためのエネルギーをもっと顧客対応に使うべきだろう。

  • 事業の選択と集中も、やっているわりにうまくいっているのかどうか、分からない。HDD事業をIBMから買ったり、プラズマテレビに関しても富士通から事業を買ったりしたのはなかなか大胆な打ち手だ。ただ、本当に選択と集中をやるのであれば、規模でグローバルにナンバーワンを狙うぐらいにすべきだろう。

  • 人材や技術は優秀だが、ビジネスや顧客対応は決してうまくはないというのが日立のイメージ。そのあたりを払拭して、日本のメーカーの代表格というポジションをぜひとも取り戻して欲しい。

 

12月18日:アドマイヤグルーブ

  • 阪神牝馬ステークスは、アドマイヤグルーブが引退レースを飾った。こういうときの武豊はきっちりと勝ってくる。ラインクラフトは最初から先頭に出るとちょっと、という感じ。あんなにいいスタートを切らなくても良いと思うのだが、、、、福永は思ったとおりのレースだったんだろうか。いずれにしても、今週はすごい空振り。来週の有馬記念はディープインパクトのひもが何なのかというレース。一週間、楽しく考えたいが、ロブロイはきっちり残れるんだろうか。ディープインパクトがハーツクライをつれてくるというのが、本命か。

  • ところで、12月はいろいろと忙しく、この2週間はばたばたしているのだが、そういうときに限っていろいろとテレビが面白い。

  • (1)浅田真央はすばらしかった。でもオリンピックに出られない。日本スケート連盟もISUに、特例を求めるようには働きかけないという。それはいけないでしょう。特例が認められれば、金メダルの期待が高まるのに、それをしないという。認められなくても、働きかけるぐらいはするのが組織の義務。連盟にも国民の税金かサッカーくじの売り上げか何か分からないが、何らかの国民からのキャッシュフローがあるはずだから。女子フィギュアスケートのオリンピック代表3名を、4名から選ぶだけでも大変というのも分かる。でも、それが余計に複雑になるからといって、特例を求めることをサボるのは、組織の怠慢といわれてもしょうがない。

  • (2)トヨタカップも面白かった。サンパウロの後半の守備一辺倒もすごかったが、リバプールの後半の怒涛の攻めは、一点ぐらい入ってもよいと思ってみていたのだが、、、。ルイス・ガルシアのシュートはオフサイドじゃないでしょう。ちょっと、審判が厳しすぎたように感じた。でも、サンパウロは良く守った。

  • (3)「野ぶた。をプロデュース」が昨日、終わったが、これは今回のクールで唯一みたドラマ。とても、面白くていいドラマだった。堀北真希ちゃんはすごく普通のかわいい女の子だが、よくあの役を演じた。カラオケのレパートリーも増えたいいドラマだった。

 

12月17日:ポルシェ ケイマン

  • 今日、ポルシェのケイマンを見に行った。時間の都合で試乗ができなかったのが残念だったが、スタイルはモーターショーで見たときよりも好印象。黒のボディが引き締まり、とてもポルシェらしい。

  • ただ、カタログの写真ではトランクがとても広そうな感じだったが、そうでもなく、ゴルフバッグはとても入りそうにない。また、値段もちょっと高い。ボクスターの価格に比較すると、オープンでもないのに何ゆえ800万円するのかはよく分からない。ということで、ケイマンを買うならボクスターなんだろうというのが、今日の結論。試乗をすると変わったかもしれないが、、、

  • 阪神牝馬ステークスは、ラインクラフトが軸。ただ、雪がどうなるのかわからないので、荒れるかもしれない。ラインクラフト、レクレドールが軸。そこにチアフルスマイル、コスモヴァレンチを絡める。2-4-7-10のボックス。

  • ところで、明日、朝から仕事が入ったので、携帯でIPATをやろうと思ったら、ボーダフォンの3Gは使えない機種が少なくない。私のノキアNK702もそうらしい。案内は以下のような感じ。

  • Vodafone 3G端末でのIPAT(携帯)および投票照会サービス(携帯)につきましては、現在、下記の機種についてのみ利用可能となっております。

  • IPAT(携帯)方式・即PAT入出金サービス・投票照会サービス 利用可能機種 902SH、802SH、703SH、903SH、703SHf、804SH、802N、703N、702NKII、802SE、902T、803T、903T (12月8日現在)

  • なお、上記以外の機種については、投票結果画面等が正常に表示されないなど、重大な不具合が発生するため、引き続きアクセスをすべて停止させていただいております。今後につきましては、対応でき次第、当ページでお知らせいたします。

  • Vodafoneの仕様変更につきましては、Vodafone側では「JRAのサービスはVodafoneの公式サービス(※)ではないため、仕様変更の事前連絡はおこなわない」としているため、JRA側で仕様変更の有無を含め事前に知る手段がないというのが現状となっております。   ※IPATおよび投票照会サービスはVodafoneの公式サービスの基準を満たしていないため、公式サービスへの登録ができない状況となっております

  • Vodafoneの公式サービスって何だ?ちゃんと、対応して欲しい。でないと、更にシェアを落としてしまうぞ。今後のサービスの充実を切に望みたい。

 

12月16日:ラモス

  • ラモスが東京ヴェルディの監督になるらしい。ただ、都並、藤川、藤吉、武田といったヴェルディ黄金期のメンバーにも声をかけているとか。どうも懐古主義のように思えて好きになれない。J1復帰に2〜3年かかるといっているのも気に入らない。

  • だいたい、ラモスは柏のコーチになって、J2降格に導いたのではなかったか。選手の時にはよかったが、彼の解説はプレーヤーの批判と「気持ちが弱い」ということしか言わないという特徴があると思う。あれで、コーチとか監督とかやられるとたまらないものがあるのではないか。柏でもそういうところがなかったんだろうか?

  • プレーヤーとしても、ドーハの悲劇の原因は実は彼だ。詳しくは覚えていないが、残り時間がわずかなときにラモスがボールをキープせず、あっさり取られて最後の同点ゴールにつながった。考え出すと、批判ばかりしてしまう。でも、六本木で昔、あったときは握手をしてもらったけど。

  • 例えば、トルシエは論理的、ジーコは選手の気持ちを前向きにするといった監督としての特徴があると思う。これはどちらもビジネスマンのマネジメントにも必要な要素だ。ただ、記事とかインタビューを読んだり解説を聞いたりしている限りは、ラモスにそれは感じられない。ヴェルディの選手は「昔は違った」とか「気持ちが入っていない」とかばかり言われ、いやになっちゃうことになりはしないだろうか。

  • 監督業は、ビジネスにおけるマネジメントとある意味一緒だ。そういう意味で、いい監督を見ると参考になるものは少なくない。ラモスがどういうパフォーマンスを見せてくれるのか、ちょっと注目してみたい。(ただ、少なくとも、J1復帰に2〜3年かかるといったコメントは避けて欲しい。選手の気持ちを高揚させないし、言い訳にしか聞こえないから。)

 

12月15日:アバクロ

  • アバクロが日本進出を中止した。まだ日本に上陸していないブランドの中では、いちばん人気があるんじゃないかと思うのだが、当初、来年、上陸という予定が発表されていた。日本でどういうマーケティングをするのか、楽しみにしていたのだが、さて、何があったのか。新聞報道では、米国本社で海外進出を巡る意見の相違があったとのこと。

  • 確かに、日本におけるアバクロの人気は、国内で販売しておらず、入手しにくいという希少性に依存している側面があると思う。価格は決して安いわけでもなく、かといって高級ブランドというわけでもない。日本における今のブランドの魅力は、日本に上陸すると結構、なくなってしまうかもしれない。マスマーケットに展開しようとしても、あの細身のシルエットが受け入れられるかどうかもちょっと疑問。逆に日本向けのシルエットにするとアバクロの持つ魅力もなくなってしまうだろう。

  • こういう状況においては、進出をちょっと見合わせようというのも、十分に理解ができる。少なくとも私は日本市場におけるマスマーケットへの展開の成功シナリオがかけない。この状況ではリスクを回避して、今のブランド力を維持しようというのは正解なのだろう。もっとも、日本進出断念には、他の大きな理由もあるかもしれないのだが、、、

  • いずれにしても、しばらくは、米国に行って買い込むしかない。ただ、日本進出の準備のための会社も、日本進出がなくなって今月中に清算、社長も退任とのこと。準備している法人の立場になると、なかなかつらいものがある。

 

12月14日:コウジ有沢

  • コウジ有沢が引退した。最近、忘れていた存在だったが、引退試合をKO勝ちで締めくくった。彼は世界チャンピオンにはなれなかったが、その強打で当時、ファンは多かった。

  • 畑山隆則との無敗同士の一戦は、タイトルマッチでないにもかかわらず、すごい注目を浴びた。その一戦で勝った畑山は世界チャンピオンになり、負けたコウジ有沢はその後、ぱっとしなかった。私はそのとき、コウジ有沢を応援していたんだけど、、、。

  • コウジ有沢が畑山に負けたとき、やはり一本調子の強打だと世界までたどり着けないと、改めて感じた。でも、その強打はとても魅力的だったのも事実。ひとつの強みは魅力になるが、最終的な成功には全体のバランスが大事ということを改めて思わせる。畑山のほうが見るからに柔軟だったのは事実である。

  • ひとつの強みで強烈な印象を残し、でも世界チャンピオンになれなかった彼が、今後、有沢ジムでどういう選手を育てるのか。ちょっと注目していきたいと思わせる引退だった。

 

12月13日:証人喚問

  • 明日は耐震強度偽装問題におけるキープレーヤーの証人喚問が行われる。最近、証人喚問はロッキードのときほどは成果を見せていないし、何で証人喚問で素人みたいな議員が質問するのかという疑問を感じるときも少なくない。国会議員さんのきっちりした準備を期待したい。

  • ただ、証人喚問を翌日に控え、いろいろと考えてしまうことがある。

  • (1)姉歯元一級建築士は、まともな状態なんだろうか。参考人招致をキャンセルしたときから、これは気になった。大事になる前だったら、消されてしまうかもしれないポジションに彼はいる。

  • (2)一連の問題の根本に「総研」がいる。というのだが、この名前、やめて欲しい。鎌倉総研にとっては迷惑である。

  • ということで、明日どうなるか、期待半分、不安半分というのが正直なところ。成果を期待したい。

 

12月12日:カズ

  • トヨタカップに、シドニーFCのフォワードとしてカズが登場した。別に何も言うことはない。とてもうれしかった。

  • 彼がいいのは、年俸が下がろうが、どこの国に行こうが、J2に行こうが、現役を続けられる限り現役を続けていくというところ。スターであると、年俸が下がったり、体力が衰えたりすると、すぐに引退して指導者になる、解説者になる、あるいは儲けちゃってビジネスマンになる、などということが一般的だ。しかし、サッカー選手はもともと、サッカーが好きだからサッカー選手になったんだと思う。そうあってほしい。でも、限界を感じてもサッカーが好きで続けるということを貫く選手というのは決して多くはない。

  • お金などに関係なく、好きだから道を究める選手がいい。今回はちがうが、常に一発サインできた松井なんかもそうだ。今年も契約更改でもめているプロ野球選手は少なくないが、ある意味、ある程度以上はお金に関係なく、野球が好きだからやるというスタンスをもっと見せて欲しいものだ。

  • カズにはもっとがんばって欲しい。仕事も好きだからやる、そういう境地になってみたいものだ。しかし、自分のことを考えると、生涯コンサルタント?いまいちぴんとこない、、、。修行が足りないか。

  • PS:江頭2:50、今日、久しぶりに見たが、いい。

 

12月11日:フサイチリシャール

  • 朝日フューチュリティSは、フサイチリシャールは強かった。前走の強さがそのまま出た感じだが、二着のスーパーホーネットの追い込みもなかなか。ただ、この世代でどの馬が強いのかはちょっとこのレースでは分からない。フサイチリシャールも圧勝という感じではなかったから。

  • ジャリスコライトは、いいところなしだった。位置取りも良かったと思うのだが、この馬、強くないんじゃないかと思わせた。ショウナンタキオンは内枠が災いしたか、、、外に持ち出したほうがいいのかもしれない。次回のレースに期待したいところだが、このレースでこの世代には今のところ、圧倒的に強いスターホースはいないことになる。来年から出てくる馬のほうが強いのだろうか。ちなみに、馬連は5-12。これは先週と同じじゃないか。

  • PS:ソフトバンクの和田と仲根かすみが婚姻届を出したという報道をさっき、目にしてびっくりした。仲根かすみちゃんは、グラビアアイドルとしては正統派。昔の河合奈保子を髣髴とさせるところがちょっとあって、好きだったんだけど。いずれにしても、和田投手の来年の活躍を期待したい。

 

12月10日:朝日フューチュリティS

  • 明日は朝日フューチュリティS。2歳はよくわからないのだが、先週はうまく当てたので苦手意識は払拭できたか。そういえば、一昨年はこのレース、二点で当てた。今年は3強といわれているが、、、、

  • 中心はやっぱりここまで無敗の馬。基本はショウナンタキオン、ジャリスコライトの一点。特にショウナンタキオンには、アグネスタキオンの血統の強さを見せつけて欲しいと思う。フサイチリシャールは前走、強かったが、今回のメンバーであのように素直に逃げられるだろうか。それよりも、もう一途の無敗、ダンノブリエに注目したい。

  • あとは、おまけでジャリスコライトとフィールドカイザーの組み合わせ。外人騎手どうしの決着は、一昨年にあった。

  • 結論は、2-6-7-14のボックス。

  • 理論派馬券師小島さん(注:小島太調教師ではない)は今週はアメリカのサンノゼから予想を送ってくれた。

小島さんの予想
  • 結論:◎ジャリスコライト、○フサイチリシャール、▲ショウナンタキオン、△アポロノサトリ、(爆)レソナル。馬券は◎流しで。

  • ◎ジャリスコライト一強!前走で不利を受けながら外を回して差し切った内容が良い。上がり3Fも33.3秒、完成度では一番。

  • ○フサイチや▲タキオンが無理して負かしにかかるので他の馬にもチャンスありと読む。○の前走レコードは立派だが、スローペースでの連勝。今回は速いペースになるのが気がかり。また、▲は出遅れがちなので中山では末足届かない恐れあり。

  • そこで、ローテーションと調教内容の好感度から△アポロノサトリ。中山開幕週なので前残りもありということで(爆)レソナル(芝未経験は目をつぶって)。

  • ◎絡みだとあまり手を広げられないのでここまでです。

 

12月9日:悔しがるということ

  • 日経新聞で、アルゼンチンのサッカーが紹介されている。そこで面白かったのが、A代表の監督の「心がけるのは、"負けたら悔しがれ"という指導。サッカーが好きだからではなく、なぜこの試合を戦うのか、その意味を突き詰めさせる。絶対に負けを認めない、感情的なエネルギーが外にあふれるのが我々の気質だから、負けるとA代表でも号泣。、、」というコメント。

  • これはすごいと思った。ビジネスをこういう感覚でやったことがあったかな、と。少なくとも、コンペで負けて泣いたことはない。でも、営業にせよ、ビジネスにせよ、負けちゃいけないのだから、もっとこういう側面があってもいいはず。無論、周りにそんな人がぽつりと、結構、うざかったりするんだろう。でも、単純にうるさくてうざいよりはいいだろうし、みんながこういう気質になると、それはそれで違った世界になるかもしれない。逆に、そういう人が増えてこないのは、ビジネスの意味を突き詰めるチャンスが、なかなかないからなのかもしれない。

  • 「なぜ、ビジネスをやるのか」、その意味を来年はとことん問い詰めてみてもいいかもしれない、そう思わせるアルゼンチンのサッカー。ワールドカップはそういう目で改めて注目したい。

 

12月8日:耐震強度偽装問題と欠陥温風器問題

  • このところ、新聞の一面はいわゆる耐震強度偽装問題が大きく占めている。ただ、一方で松下電器の欠陥温風器問題も結構、大きく取り上げられている。別にこの2つを比較することに意味があるわけでもないのだが、どっちが罪が重いのだろうと考えると、人が亡くなっている分、欠陥温風器なんじゃないかと思えたりもする。ただ、マスコミは前者のほうを大きく取り扱い、我々の興味の前者にいく。

  • マスコミの人は(当然、一部の人とは思うが)かなりエモーショナルに話をするときがある。昔、地震予知の空振りの経済的インパクトを計算し、その大きさゆえに地震予知による警戒宣言が出せない、ということをいろんなところで話をしたとき、マスコミの人、及び国土庁の人は「人の命は何よりも重いから、少しでも可能性があれば万全の対策を打つべきだ」と反論した。直感的にはそうかもしれないが、それによる影響を全く考えようとしない、ひどく無責任な意見がまかり通ってしまう。

  • ちなみに、人の命がそれほど重いのであれば、例えば街中で自動車を走らせるのはやめるべきである。交通事故で1万人程度、人は死ぬのだから。でも、そういう筋を通せないのであれば、安易に「人の命は何よりも重い」などといってはいけない。また、我々もマスコミのあおりに素直に反応するわけではなく、本当はどうあるべきなのかを常に考える必要がある。また、マスコミ報道も視聴者の食いつきのよさだけでなく、冷静な視点から報道をして欲しい。

 

12月7日:トヨタラクティス

  • 11月の新車販売で、トヨタのラクティスがトップになった。この車、ファンカーゴの後継車種ということで、10月3日に発売になったばかり。新車販売が低迷するとはいえ、このファンカーゴの後継車種をトップに押し上げるというのは、トヨタの底力を感じる。

  • トヨタの販売力がすごいと思うのは、うちの近所だと、ショッピングモールのコーナンの一角やオリンピックの駐車場で、トヨタが常に新車の販売をやっているということ。ディーラーではないこういうゲリラ的な販売は、むしろ、2位や3位の日産やホンダがやるべきだと思うのだが、ゲリラまでもナンバーワンのトヨタがやってしまうということで、その貪欲さに脱帽。トヨタに一人がちになるのも仕方ないところか、、、

  • ちなみに、私が今年のトヨタの新車で気に入ったのが、ポルテ。ボディ剛性を生かして、助手席側の扉が殿堂で大きく開き、後部座席の広さがセルシオ並みという車。コンセプトが新しくてすばらしいと思ったのだが、新車販売に関しては11月のベスト10に入っていない。ちょっと新しすぎたか。

 

12月6日:耐震強度偽装のひろがり

  • 予想どおり、この問題は広がってきている。鹿島、大林が施工したホテルにも、木村建設が下請けしたもので、強度が偽装されたものがあったという。確認検査機関の広がりが先日、明確になったわけだが、建設会社の広がりも今後、増えていくのかも知れない。

  • ホテルの場合、総研(いやだな、こういう名前のところが絡んでいるのは、、、)という会社が中心となった組織的な動きのようだという報道もある。どこまで広がるのか、町を歩いていても不安を感じるが、RCのビルは全部、検査すべきなのだろう。ちなみにSRCは大丈夫なのかなどとも思ったりする。疑いだしたらきりがない。うちのかみさんは、木造の我が家の耐震強度を心配したりしている。

  • 今回はやり口がどんどんエスカレートして発覚したからいいようなものの、そうでないものも少なくないはず。建設、土木の世界は作ってしまえば何かが起こるまではなにもばれない。しかも、参入するプレーヤーはものすごく多いのだからたちがわるい。阪神大震災の高速道路の倒壊にしても、工事の手抜きによるものだとのうわさもある。その後のゼネコンの撤去工事への対応の速さは、確かにそれを裏付けているようにも見える。

  • また、今回は設計という証拠が残るところだったから発覚したわけだが、施工の段階の手抜きはよほどひどくない限りばれない。「人間、ばれなければなんでもやる」というのが、今回の件のひとつの教訓。姉歯をはじめとする特定グループの問題としてだけでなく、業界全体に可能性があるという性悪説から、今後の対策を検討して欲しい。

 

12月5日:新セグメントへの参入

  • 今日は日中、クライアント2件で打合せをした後、夜に新しいセグメントへの挑戦をした。やることは、基本的に研修なのだが、これまで法人向けしかやってきたことがない自分にとっては、かなりのチャレンジ。受講者の反応がいまひとつ分からず、盛り上がっているのかいないのかも判断できず、しょうがないのでマイペースを心がけた。結果的には、受講者もそれなりに楽しんでくれたようで、こちらもひとつ経験値が増えたといったところか。

  • 今回の経験は、既存商品を新規の市場に展開するというパターンに当たる。これは、一般に新規の商品を既存の市場に展開するより難しいといわれているが、まさに今日はそれを感じた。こちらのねたを新規市場に展開したわけだが、顧客の反応が予想できない難しさが既存顧客向けの商品開発の難しさを確かに上回っている。

  • 経営学における原理原則というのは、結構、使えるものだ。これまで、「既存市場、新規商品」のほうが「新規市場、既存商品」よりもやさしい、みたいなことをいろんなところで言ってきたが、今回はまさに自分が実感した。うんちくに重みが増すに違いない。

 

12月4日:テイエムプリキュア

  • 阪神JFは久しぶりに的中。しかも馬連6点で万馬券なので、これはうれしい限りだ。昨日のコラムを見ても分かるとおり、今回は結構、適当な分析だった。でも、当たる時は当たる。テイエムプリキュアはいい足で伸びてきた。鞍上の熊沢は、騎乗しているスタイルはあまりかっこよくないが、いい感じだった。この調子で来週も行きたいところだ。

  • ちなみに、このところ、当たりづいているところがある。土曜日はなぜか前職のゴルフのコンペで優勝。しかも、17番ホールでのワンオンチャレンジ(ゴルフ場主催のやつ)というやつでくじを引いたら、特賞が出てフェアウェイウッドをもらった。

  • こういう当たっているときは、あまり無理をせずに流れに身を任せるのだろう。ビジネスだったら、一気に攻めていくところだが、いかんせん、競馬もゴルフもくじ引きみたいなもの。金曜日に買った宝くじが、ついでに当たってくれるともっといいんだけど、、、。欲はかかずに、12月は仕事に専念したい。

 

12月3日:阪神JF

  • 明日は阪神JF。二才牝馬のレースということで、今後を占う上ではとても興味深いが、いかんせん「牝馬」「二才」「初G1」と難しい要素が多すぎる。過去を見ても、結構、荒れており、一番人気がちゃんと来たのは、ピースオブワールド、テイエムオーシャンといった、本当に強い馬の場合。今回の一番人気のアルーリングボイスがそれだけ強いのだろうか?

  • こういう状況では、こだわりで馬を選ぶくらいしかない。今回は、これまで無敗の馬を選ぶことにする。シークレットコード、テイエムプリキュア、フサイチパンドラの3頭がこれにあたる。どれも逃げ馬ではないので、いいんじゃないかと思う。あと気になるのは、クロフネ産駒。成績はぱっとしないが、プラチナローズはちょっと気になる。今年、クロフネ産駒はブレークするのだろうか?

  • 結論は、5-12-15-16のボックス。アルーリングボイスを全く無視したが、、、

  • こういうとき、理論派馬券師小島さん(注:小島太調教師ではない)はどういう予想をするのか?

小島さんの予想
  • ◎アルーリングボイス、○フサイチパンドラ、▲アイスドール、×コイウタ、×シークレットコード。◎○▲のBOXに×を絡めようかな。

  • 例年荒れるG1だが、今年は順当に人気サイドで決着すると読む。これはアルーリングが強力で他にも超強力な馬がいるためである。 実際、前走休み明け2着のラッシュライフ(函館2着)が突然回避してきた。前走人気のマルカアイチャンも回避した。新潟2着で前走も4着のニシノフジムスメも早々に回避している。おそらくアルーリング1頭だけなら敢然と挑戦してくるはず。

  • というわけで実績や調教具合を見てフサイチパンドラ(1800M新馬戦6馬身差勝ち(11/12)。スタート難なので外枠希望。)とアイスドール(1600M牡馬相手に勝利。上がり3F34.1。)を対抗に指名する。

  • カタイなぁ

 

12月2日:自動車の魅力

  • 新車販売が30年ぶりの低水準とのこと。トヨタの利益水準が過去最高でありながらも、国内の新車販売が低水準というのは、結局、海外、特に北米のビジネスが上手く行っているからなんだろう。

  • ただ、国内の新車販売が低水準というのは、結構、自動車産業にとってよろしくない傾向にある。商品の魅力がなくなってきているということだから。

  • 自動車会社が、自動車そのものの魅力をアピールするところから、自動車を使うシーンの魅力をアピールする戦略に変わったのが、1990年代か。そこからワンボックス、RV、SUVが売れるようになってきた。ただ、こうなると、自動車を使うシーンを変えたいというニーズはあるかもしれないが、自動車自身を変えようとするニーズは当然のことながらなくなる。自動車を変えてもシーンが変わるわけではないから。

  • ということで、自動車産業が復活するためには、自動車自体の魅力をもっと向上させ、アピールしなければならないだろう。古い言葉で言えば、「Fun To Drive」である。そういう目で見てみると、運転して楽しそうなスポーツカーは、日本市場で目立っていない。スポーツカーに乗ろうとすると輸入車になってしまう。日本の自動車メーカーも原点に戻って、運転をして楽しいスポーツカーを世の中に出して欲しい。

 

12月1日:日本ERI

  • 民間確認検査機関の日本ERIが姉歯建築設計事務所の偽造を見逃していたとの報道があった。もう、こうなっては何を信じていいのか分からないのだが、、

  • 確認検査機関が最大手ですらその機能を果たせないというのであれば、確認検査のプロセスは穴だらけということになる。こういう状況において、さて施工側は、ヒューザーや木村建設のように経済設計を本当にしていないだろうか?また、姉歯以外の建築設計事務所が資料の偽造を本当にしていないのだろうか?

  • 今後、まだまだ、耐震基準を下回るビルは出てくるはず。また、ビルだけでなく姉歯以外の設計事務所、イーホームズ以外の確認検査機関も、偽造をした、あるいは偽造を見逃したという報道も出てくる可能性は高い。

  • 本当ならば、すべてのビルに関して、耐震基準に足りているのかどうか、国か自治体が中心となって評価を進めて欲しい。ただ、新耐震以前の建築物は、地震にめっぽう弱いことは、阪神大震災のときに実証された。そういう建物でも、人は住んだり、利用したりしているのだから、今、耐震基準を下回っているものに対しては過剰反応かもしれない。いずれにしても、どの建物が安心で、どれが心配なのか、同じ基準で再評価をして欲しい。そうしないと、今後も、ぽろぽろぽろぽろと、問題の建築物が出現していく。

 

11月30日:有機EL

  • 出光興産とソニーが、有機ELに関しての共同開発を進めるという。ソニーが有機ELにどのように取り組むのか、ちょっと興味深い。

  • 有機ELというデバイスに関しては、私もある意味、思い入れがある。社会人になって最初の仕事がTFTの液晶ディスプレイの開発だったが、フラットパネルに関して何をやるべきかという議論で、私は自発光型デバイスであるEL(無機だが)が良いと思っていたのだが、フルカラーができるという理由で、会社は液晶を選択した。個人的には、液晶が電圧でゆっくり動くというのが、理屈は分かるが気持ち悪いという感覚を持っていた。

  • それからしばらくが過ぎ、有機ELで青ができるということで、デモを見せられたときとても感動した。青ができればELでフルカラーが可能だからである。自発光素子でフルカラー、デバイスの構造もシンプルということで、液晶やプラズマの欠点をカバーするフラットパネルができると思った。ところが、有機ELに真剣に取り組むデバイスメーカーはあまり多くなく、結果としてSEDにも遅れることとなった。これは、真剣にデバイスに取り組むメーカーの有無がデバイスの将来性を決するということを示している。

  • フラットパネルで出遅れ、戦略のミスが目立ったソニーが有機ELに今後、本格的に取り組んでいくということは、ソニーにとっても有機ELにとってもいいことではないか。今後のソニーの取り組み、有機ELの技術開発の動向に注目したい。大型の有機ELパネルはどの程度のものができるんだろうか、、、、

 

11月29日:Podcast

  • 遅まきながら、Podcastを利用し始めた。なかなか良いし、新しいと思う。

  • ラジオのようでラジオでなく、音声を新聞のように必要なときに聞く。こういうのが今までなかったのかと考えると、実はなかった。構成要素としては、iPodとPCとブロードバンド環境があればよいのだが、今まではそれが揃ってなかったから。iPodという新しいハードウェアが、新しいメディアを実現した例ということで、やはりハードウェアは大事だ。

  • iPodに無線LANやBluetoothをつけてPCを介在させないで実現しようという発想は誰でも持ちそうだが、実現しないのは何かネックがあるのだろう。

  • Podcastを活用するプレーヤーが増えていくのか、Podcast自体を更に進化させる方向が出てくるのか。前者は大小のメディアがやる話であり、後者はハードウェアメーカーがやる話。簡単なのは、Podcastをいろんなメディアが活用するという方向だろう。今後の発展の方向を少し見てみたいと感じさせるメディアだと思う。

 

11月28日:団塊の世代

  • 今日の日経新聞で、日本総合研究所(私が昔いたところとは別の会社)の寺島氏が団塊の世代を語っていた。私自身も団塊の世代に対しては、ちょっと厳しい意見を持っているのだが、今日の彼のコメントは結構、強烈だった。

  • 「何も創造していない」、「与えられた民主主義」、「自分で勝ち得た個人主義でなく、私生活主義」「パンが好きかクレープが好きかという程度のことをこだわりと称するいきざま」、「全共闘世代も、、、、時代は、社会はと叫んでいたのに、成果も残さず、敗北だけで終わるのか」

  • これだけストレートに団塊の世代を切っているのも珍しい。団塊の世代は、それ以前の世代を信じて生きてきて、いきなり終身雇用がなくなっちゃったという、かわいそうな世代でもあるのだが、その団塊の世代に、彼はもっとがんばれとハッパをかけている。

  • ただ、翻って自分の世代を考えると、何か創造しているかは同様に疑問だ。団塊の世代の動きに対して、昔からしらけていた我々の世代。上手く儲けたやつは、ストックオプションというケースが多い。寺島氏のコメントは自分にも当てはまる気がした。何かなさねば、、、、

 

11月27日:アルカセット

  • JC、ちょっと惜しかった。外国馬ではアルカセットというのは予想がぴたり。ゼンノロブロイは2400メートルだと少し長いのか、最後の伸びがなかった。これがペリエだと上手く乗るのかもしれないが、最近は最後の切れがないのが気になる。

  • あとになると、やはりハーツクライは押さえなければいけなかったのか、と思う。コスモバルクを買うのであれば、ハーツクライを買うべきだったのだろう。だっぷダンスシチーは途中までいいところを見せたので、しょうがないとは思うが、、、いずれにしても、定石を押さえないで負けるのはよくない、と12月のG1に向けて胸に刻み込むこととしたい。

  • しかし、ゼンノロブロイが勝たなかったので、有馬記念はディープインパクトの独壇場になってしまった。本当はディープインパクトをゼンノロブロイが迎え撃つという形が良かったと思うのだが、なかなかそうも行かないのが競馬。有馬記念の対抗もハーツクライになるんだろうか。定石として押さえておきたい。

 

11月26日:JC

  • JCダートは、カネヒキリにやられてしまった。さすがは武豊。ただ、本番は日曜のJC。がんばりたいところだが、JCDとは違って外国馬が強いらしい。これが余計に難しくなる要因だ。

  • ただ、最近は日本の馬が基本的に優勢。やはり、日本の馬をはずすことはできないだろう。となれば、ゼンノロブロイが中心にならざるを得ない。前走は最後に差されてしまったが、やはり連をはずさない堅実さはさすがだ。

  • 海外馬だと、2500メートルで連をはずしたことがないアルカセットを取りたい。キングマンボ産駒であることもいい感じ。ウィジャボードやバゴも気になるけど、外国の牝馬はこのところ、ジャパンカップでは連に入っていない。牝馬で入っているのはエアグルーブとかファビラスラフィンといった日本馬ぐらいなので、思い切って、ウィジャボードやバゴは切ることにする。

  • あと、いろいろな馬が気になるが、やっぱり気にしたいのが実績のある馬。タップダンスシチーは前走はよくわからなかったが、これで終わるはずはない。このあたりで、まず逃げられないか。また、コスモバルクもデムーロが乗って気持ちよく折り合いをつけさせることができれば勝負になるかもしれない。だめだったら、コスモバルクは終わりかもしれない。去年はルメールが上手く乗った。今年はデムーロがこの馬を気持ちよく走らせて欲しい

  • 結論は、ボックスで2-8-11-14。アドマイヤジャパンとハーツクライは気になるけど、ココでは無視する。

  • JCDに続き、理論派馬券師小島さん(注:小島太調教師ではない)の予想が届いた。私はちょっとびっくりした。

小島さんの予想
  • ◎ヘヴンリーロマンス、○ハーツクライ、▲ゼンノロブロイ、△タップダンスシチー、×バゴ。◎から流し、◎○の三連複もちょっとだけ。

  • 傾向:ロングスパートの差す競馬。過去4回(中山開催除く)を見てもフリートストリートダンサーが優勝した2003年(不良馬場)以外は中段から徐々に前に進出した者が連に絡んでいる。これは前にポジションする有力馬が厳しい先行争いでスタミナを消耗するからだろう。今回もこの傾向を当てはめるとJBCでの順位はガラッと変わるはず。

  • ◎Heavenly Romance:初距離がどうか?でも札幌記念・天皇賞の内容は本物と見る。中間も緩めていないし、6F調教はタップに次ぐ時計。外見はまるで牡馬みたいに見えるのが充実の証拠。

  • ○Heart's Cry:直線一気では届かない恐れ。しかし、出来は良い。調教も坂路で抜群の時計を出している。

  • ▲Rob Roy:信頼性一番だが、以前の勝ちきれないじり馬に戻ってしまってる。状態は前走より少しだけ上。

  • △Tap Dance City:6F調教で一番時計を出している。逃げ切るには絶好の内枠を引いたので看過できない。一昨年は1枠1番1着であった。

  • ×Bago:じり足気味なところがロブロイに共通する。しかし稽古内容は馬なりながら外国馬で一番良かった。

  • 他馬のレビューもあわせて。

  • Better Talk Now:ポジション後ろ過ぎる。調教も軽い。このレースだけの馬主--フサイチ社長の強運で何とかなってしまうんだろうか?

  • Ouija Board:強烈な末足。切れるイメージだけに長く足を使えない恐れ。調教軽い。

  • King's Drama:調教軽い。前走との間隔が詰まっているからだが、逃げ馬ならタフなところを見せて欲しかった。

  • Alkaased:状態疑問。今年は怪我や予定レースの回避などで順調さに欠けている。

  • Warrsan:JCDのラヴァマン同様、ボーナス狙いの出走。昨年の大差敗戦から見てもレース適性が疑問。(当該年のバーデン大賞馬が、ジャパンCを勝てばJRAから1億円の褒賞金が出される。)

  • Big Gold:調教はヘヴンリーと同様に良かった。しかし、大外枠なので同型のタップに一歩譲る。

  • Lincoln:前走敗戦は不可思議。鞍上も狙ってないみたいだし。(HPではカネヒキリのことしか書いてなかった。)

  • Cosmo Bulk:今年のメンバーはレベルが違う。昨年の再現は難しい。

  • Admire Japan:強力な同型に屈するか?

 

11月25日:JCダート

  • さて、今週末はジャパンカップ。週末2日もG1レースがあるのはうれしいことだ。ただ、ジャパンカップは過去見ていない外国馬がでてくる、ジャンケンのようなレース。でも、最近、ちょっと不調なので今週末は盛り返したいところ。

  • で、土曜日のジャパンカップダートだが、過去のレースを見ると、クロフネとかアドマイヤドンといった強い日本の馬が連に入る。相対的に実力のある日本の馬を選びたい。

  • 候補としたい馬は、サンライズバッカス、ユートピア、タイムパラドックス、スターキングマン、シーキングダイヤ、カネヒキリ、サカラート、パーソナルラッシュあたり。ここから、選んでいくわけだが、まずJBC。ある意味、ここで力を比べているので、ここの上位をまず、取りたい。ということで、タイムパラドックスとユートピア。逆に、ここで連に入らなかったサカラート、パーソナルラッシュ、シーキングザダイヤは切ることにする。後は別路線のサンライズバッカス。よくよく見ると、前走を勝っているのはタイムパラドックス、サンライズバッカス、タップデイのみ。このあたりから選ぶのはとても妥当だと思う。

  • カネヒキリは前走、サンライズバッカスに負けているので、切ってもよいか。武豊が手綱をひくのは気になるが、上記の3頭で勝負をすることとする。

  • 結論は、ボックスで3-4-5。余分な馬券を買う余裕があったら、JCを買いたい。

  • 今週は一週間お休みの後、理論派馬券師小島さん(注:小島太調教師ではない)の予想が届いた。すごい論理的だ。

小島さんの予想
  • 結論:◎パーソナルラッシュ、○タイムパラドックス、▲タップデイ、×カネヒキリの4頭。◎流しを考えています。また鎌倉総研さんに『カタい』と斬られそうですが・・・。

  • 傾向:ロングスパートの差す競馬。過去4回(中山開催除く)を見てもフリートストリートダンサーが優勝した2003年(不良馬場)以外は中段から徐々に前に進出した者が連に絡んでいる。これは前にポジションする有力馬が厳しい先行争いでスタミナを消耗するからだろう。今回もこの傾向を当てはめるとJBCでの順位はガラッと変わるはず。

  • ◎パーソナルラッシュ:前走負けたが差す競馬で長く良い足使える。調教も出走メンバーで一番いいぞ。

  • ○タイムパラドックス:前年覇者、前走JBCでも見事な末足を披露した。脚質もぴったりだが年齢的な衰えが心配。調教は終い3Fのみ良かった。

  • ▲タップデイ:長く足を使える。上がり馬です。

  • ×カネヒキリ:3才チャンプだが状態は万全だろうか?脚質的にも不利。武豊は前走で馬込みの中からのレースを試したかったのだが痛恨の出遅れで終始外を回る結果になった。メンバーが弱かったので2着に食い込めた、というだけのこと。

  • 他の馬のレビューもあわせて。

  • サカラート:距離も合うし中央の足抜きの良い砂が合うが、後から差されてしまいそう。

  • ユートピア:充実著しいが脚質疑問なので外し。

  • サンライズバッカス:脚質あってる。ダービーGPでの好走より距離も何とか持ちそう。だが前走はカネヒキリの出遅れと斤量差(3kg)に恵まれたので、ハンデなしの今回は見送るべし。

  • エキセントリック:ウインターヒルS(英G3、芝2,000m)優勝後調教師がジャパンCダート参戦の希望。しかし、ダートの馬ではない。

  • ラヴァマン:近走不調続き。ボーナス狙いの出走なのでレース適性が疑問。(7月のハリウッドゴールドC(米G1、ダート2,000m)を勝っているため、JCダートを勝てば1着賞金に加えて1億円の褒賞金がでる。)

  • もう一つオマケ。ハードクリスタル:調教は一番良かったのだが除外されてしまった。他のレースで狙おう。^^

 

11月24日:ミシェル・ウィー

  • ミシェル・ウィーが男子ツアーであるカシオ・ワールドオープンに出場。明日、予選を通過するかとても楽しみである。彼女が今後、スーパースターになることは間違いないが、そのプロ2戦目でしかも男子ツアー挑戦を日本で見ることができるというのは、なんともうれしいものである。

  • ただ、よくよく考えると、何で今、男子ツアーに挑戦するのか。女子でナンバーワンになったわけでもなく、女子ツアーで挑戦するものがなくなったわけでもない。ラインクラフトがNHKマイルに挑戦するのとは訳が違う。ということで、競技者としてはどうかと思う面もある。でも、それだけお金がついたということ。彼女は若いし、かわいい。あまり変に理屈をこねて批判せずに、素直に応援したい。予選を通って、土曜、日曜のテレビ放送で彼女が出れば、低迷している男子ツアーの視聴率が今週は上がるはずだ。

  • PS:理論派の小島さんから早くもジャパンカップダートの予想が来た。こちらは木曜日に週末の予想する気持ちの準備ができていないので、ちょっと面食らった。さすが、小島さん、本職にしているだけの事はあります。明日、私の予想もあわせてアップしますので、お許しを!

 

11月23日:年末調整

  • 今年は独立して初めての年。ここにきて、チャレンジなのが「年末調整」。今年は税理士を入れずに会社の基礎を楽しもうとやっているのだが、会社としてやる年末調整は何をやるのか、イメージが沸かなかった。普通の会社であれば総務の方々がやってくれることであるのだが、、、。今週はそのため、月曜日から税務署がやる年末調整説明会に出かけてきた。

  • 月曜日の説明会は会場の椅子が満杯になるくらい人がきていた。普通の会社でも年末調整は一応、聞いておかなければならないことなんだろうかと、ちょっと安心しながらの2時間半。何を出せばいいのかはわかってちょっと安心できる説明会だった。

  • それをベースに、今日の夜は年末調整の金額を割り出すまでのプロセスをやってみた。個人の確定申告はやったことはある(年収が高いからではなく、住宅ローンの控除のため)が、それよりも書類はちょっと難しい。確定申告ぐらい丁寧なつくりの書類ならいいのだが、、、、。あとはやっぱりエクセルのフォーマットが欲しいところだ。税務署の方はe-Taxを勧めていたが、これがいいのかどうかは今後の課題である。

  • いずれにしても、年末調整という作業も、なかなか大変だということが分かった。今週中に必要な書類をそろえてみたい。あとは、会社の決算というイベントも待っている。会社を作ってよかったと思うのは、こういう基本的な会社の仕組みが実体験で分かるということ。独立しなければ、まず、会社任せの部分である。独立した方は、決算とか年末調整に限らず、いろんなことをまず、自分でやることをお勧めしたい。

 

11月22日:先手必勝

  • 今日の日経新聞で、デジタル家電、デジタル製品は一強との記事があった。基本的に、競争が厳しければ先手必勝であることは明らかで、それが証明されたということだ。昔は、例えばフォロワーであったとしても、価格競争力で商社になれるというパターンがあった。松下電器が「まねした電器」と揶揄されたころである。

  • だいたい、日本のマーケットでは、先手を打つ企業とまねする企業、そしてニッチを攻める企業という形で、皆のビジネスが成立するというパターンが成立していた。いわゆるリーダー、フォロワー、ニッチャーというプレーヤーが存在しうるマーケットだった。ところが、マーケットを日本からグローバルに拡大して考えると、日本でのフォロワー、ニッチャーが成立しない。そういう状況であることを、今のマーケットが示している。

  • 先手を取っていても、先行投資を行い、他社の追随を許さない、というスタンスが唯一の勝ちパターンであり、かつ日本のマーケットだけでなくグローバルなマーケットでどのように勝つかという考え方が求められる。プラズマで松下が勝ち組になったのは、日本のマーケットで先行投資を行っただけでなく、米国のマーケットで思い切った手をうったことに起因しているはずである。

  • そういう意味で、松下電器がいくつかの分野で勝ち組になっているというのは、昔の「まねした電器」という文化を短期間で払拭した結果であるといえるだろう。

  • 国内家電メーカーも、トップでなければかなり厳しい状況を迎えている。多数の企業が乱立しているというこれまでの状況から、本格的な淘汰の時代になっているといえるだろう。家電メーカーの生き残り策は、かなりチャレンジングなマネジメントのテーマになっている。

 

11月21日:姉歯建築設計事務所

  • マンションの構造計算書偽造問題。設計段階で偽造があるとは驚く。例えば、設計では問題がなかったにもかかわらず、施工段階で手抜き工事があって、というパターンはなんとなくイメージできるし、そういう建造物もあるんじゃないかと想像してしまう。設計段階だと構造計算書を偽造したとしても、建築確認があって「確認」がされるわけだから、普通は偽造されないし、誤りは訂正されるはず。ところが今回、イーホームズが建築確認で偽造に気づかず、確認した。

  • 姉歯氏のテレビインタビューへの対応も、何か違和感がある。「責任の重さに、、、」みたいなことを言いながらも、本当に責任を感じているのかどうか、疑問に思うような態度である。開き直っているわけでもないが、どこか他人事のよう。ただ、彼のところはあくまでも下請けの構造計算をやる設計事務所で、いかに建築確認を通すかがある意味、事務所の仕事としてやってきたはず。イーホームズがちゃんとしていれば問題は起こらなかっただろうが、イーホームズがちゃんとしていないと、彼は自分の仕事を全うするために、更にそれを顧客満足をあげる(つまり安く実現する)ために、偽造をしちゃったわけだ。

  • 仕事をちゃんとやるために、そのミッションをシンプルに考えることはとても大事だ。コンサルティングをやっていても「クライアント・ファースト」といい続けることは、いい仕事をする上で重要である。姉歯氏も仕事を「建築確認」を取ること、としていると考えると、手段として「偽造」をしてしまう可能性もある。それを止めるのは、更にその影響まで考える社会性であるとともに、ちゃんと建築確認がなされることである。

  • これは、ある意味、カネボウの粉飾決算と中央青山監査法人に似ている。「監査」とか「建築確認」をビジネスとしてやることが本当にいいのか、疑問に思ってしまう。「民営化」が盛んに言われる中、建築確認が2003年から民間が行うようになって、すぐにこういう問題が起こるとなると、民営化論議にストップがかかってしまう。

  • 「監査」は会社そのもののあり方を決めるものだし、「建築確認」は人の生死を預かる性質を持つ。チェック機能を民間が実施するのであれば、ある程度、免許も厳しくするなどの工夫が必要であると思う。ブレーキはそこでしかかからない。

 

11月20日:ハットトリック

  • マイルCSはハットトリック。ペリエが上手に乗ったということだろう。それよりも2着のダイワメジャー。これは、ルメールがすばらしかった。レースは面白かったが、一着二着とも丸々はずして、今週は惨敗である。

  • ラインクラフトの3着は立派だろう。ただ、いつものようにもう少し前から行けなかっただろうか。デュランダルは全く届かなかったが、やはり同じレースの3連覇というのは無理があるということか。これで、秋華賞を勝って以来、G1ははずしている。来週はジャパンカップ。これは半分、じゃんけんぽんみたいなもので、予想というか直感に近い。直感にかけたいが、コスモバルクにデムーロが乗るの?ちょっと、見てみたい。

  • PS:高橋尚子、こちらの心配をよそに見事な優勝だった。沿道のファンを見ても彼女の人気はすごい。怪我を押しての出場、前年度優勝者および前々年度の優勝者との併走、坂道前からの見事なスパート、レース後の演説、などなど彼女らしいドラマだ。彼女には華があり、見るものをひきつける。やっぱり、北京オリンピックには彼女が行って欲しい。今後の更なる活躍を期待したい。

 

11月19日:マイルCS

  • 今週はマイルCS。マイルはやはりマイルでの実績が物を言う。昔で言えば、トロットサンダーなんかは、マイルで圧倒的に強かった。

  • 今年はマイルでの実績で言えば、やはりデュランダルとラインクラフト。前者は短距離では国内では一枚、抜けている。順当に行けば、連ははずさない。後者に関しては、今年、レベルの高い3歳牝馬の短距離での最強馬。エアメサイアがエリザベス女王杯で負けたのが気になるところだが、ラインクラフトの強さはやはり無視できない。

  • ただ、この2頭で決まるかというのが問題。ハットトリックが人気になっているが、最近は連にも絡んでいない。前走の上がりが最速というだけで選べるのだろうか。一応、押さえておきたいのはサイドワインダー。このところ連に絡んでおり、前走も2着。怪我をする前の末足が忘れられない。ただ、前走勝ったのが、コスモサンビーム。もし出走していたら、連に絡むところまで行くんだろうか。そのあたりはちょっと疑問だが。

  • ということで、結論は1-13-14のボックス。あとは、このところ、G1は2週連続で1-8なので、見てみるとあってもいい馬券。とりあえず、これも押さえることにする。

  • ちなみに、理論派の小島さんは今回、仕事が大変のようでパスということ。仕事を上手く片付けて、本業の予想に集中できるようになることを望みたい。来週はジャパンカップだから。

 

11月18日:高橋尚子

  • 高橋尚子が、東京国際マラソンに右足の故障をおして出場する。筋膜炎で下手をすると肉離れになるらしい。大丈夫だろうか。

  • 年齢や今後のことを考えると出場させてはいけないと思うのだが、何が彼女を強行出場させるのか。理由は、リスクが低いか、リターンを求めてかの2つしかない。

  • リスクが低いという可能性はある。これはマラソンランナーにはよくある怪我なのかもしれない。夕刊フジが騒ぎすぎ、そういうことであればいいのだが、、、

  • リターンを求めて、という可能性であれば、これは本人の意思か否か。本人の意思で、「ぜひともリベンジをしたい」というのであればこれは誰かが説得してやめさせるべきだ。小出監督がついていれば、恐らく出場させるか否かを客観的に判断する。独立したことのいちばんのマイナス点はここだ。

  • もうひとつの可能性は、出場辞退ができない環境に追い込まれているということ。レースの主催者、スポンサーのどちらにとっても高橋の東京国際マラソン出場は重要だ。ビジネスとしてみると、出場するのとしないのでは大違い。主催者は今の段階で高橋が出場しないとなると視聴率に大きな影響が出るだろう。高橋を支えるスポンサーも早く高橋に復活してほしいはずだし、だめならだめで早く結論が欲しいところだろう。

  • 本人の判断、まわりの影響など、「独立」には大きなリスクが伴う。独立して1年を迎えようとしている自分のことまでも考えてしまう今回のニュース。高橋には、とにかく走るのであれば無事に走って欲しい。故障が出ていれば無理しないで次にかけて欲しい。関連する方々の配慮を望みたい。

 

11月17日:松井

  • ヤンキースの松井がようやく、ヤンキースと4年契約で合意に至った。松井にはヤンキースのユニフォームが良く似合う。

  • ところで、松井が日本にいたときには、(1)契約者の数字を見て、反論せず一発サイン。(2)複数年契約ではなく単年度契約、というあたりにこだわりがあった。それに対して、今回はこの2つに反した契約を行い、うまく行った。

  • 巨人にいたときは、「評価は誰かに任せる」「単年度契約で、毎年、結果に対して責任を取る」というスタンスを愚直なまでに守った。それが今回、複数年契約で、ギリギリまで条件交渉をした。なぜ、そうしたのか分からないが、「野球が好き」というスタンスから「プロとしての野球選手」というあたりにスタンスを変えたのだろう。野球がやれる、ということから一歩プロの方向に進んだのは、代理人の影響なのかもしれない。もしかしたら、交渉を期限ギリギリで実施したのは代理人の意見が強く出ているのではないだろうか。

  • いずれにしても、ヤンキースの松井がまた見ることができることがうれしい。ちなみに、彼は、4年後の35歳のときに、もう一度、今回のような交渉を行ってみたいとコメントをしている。このコメントには彼の今後の4年間に対する自信と意気込みが感じられる。がんばって欲しい。

 

11月16日:ハッキング

  • 今日、ハッキングのデモを見せてもらった。こういうデモを見るのは初めてのことで、びっくりした。

  • 何がびっくりしたかというと、簡単だということ。ウェブサイトにおけるID、Passwordの仕組みってこんなにたやすく破られるのか、と感心した。無論、そのハッキングに対する対処方法もあり、それが実施されていれば大丈夫とのことだが、まだ対策が打たれていないサイトも数多くあるらしい。更に対策を打たれていないサイトを探す方法もある。

  • ということで、ウェブ上のID、パスワードのセキュリティに関して、ちょっと慎重に対応しなければならないと個人としては感じた。また、企業においても自社のサイトが大丈夫なのかどうか、ちゃんと確認しなければならないだろうし、開発を外注したときにはその対策(サニタリゼーションというらしい)がなされているかどうかをチェックすることも必要になってくる。こういう認識が一般人にあるかと思うと、はなはだ疑問を感じてしまう。

  • いずれにしても、ハッキングに対して、インターネットの利用者が「別世界で怖いもの」と感じるのではなく、「身近なものだ」と思うことが重要だ。そういう意味で、こういうハッキング関連のデモや研修はもっといろんなところで実施されても良いのではないか、と思った。いずれにしても、新鮮でとても面白かった。

 

11月15日:三菱自動車

  • 三菱自動車の株をダイムラーが放出し、資本提携関係がなくなった。このところ、三菱自動車株は連日、大幅に下がっている。

  • ダイムラーもクライスラーとくっついてから業績は厳しく、更に日本での資本提携したのが不祥事でかたがたになった三菱自動車ということで、資本提携がなくなってもしょうがないところだった。400万台クラブといっていた時代はもう過去である。

  • 三菱自動車は安定株主を失って、今後どうしていくのかとても興味がある。最近、ようやくアウトランダーを発表したが、それまではコルトぐらいしか新車もなかった。キャッシュが厳しいのか、やはり新車開発はそうとう絞っているのだろう。かつて、RVブームを作った企画力も最近は生かされる場面がとても少ない。商品ラインアップをみても、見るべきものがあまりにないというのが現状である。ただ、先日のモーターショーでのコンパニオンの衣装は、顧客ニーズに対する理解をきっちりと示していた。

  • 当面、やはり資産売却、リストラ、車種の絞込みなどを思い切りやらざるを得ない。そこを乗り切ったとき、三菱自動車がなにを軸にしていくのか。強みが三菱グループという顧客セグメントというだけではとてもつらい。三菱自動車の存在意義自体が問われている。

  • ちなみに今、三菱自動車は安定株主を失った状態である。買収に対して無防備な状態なのではないか。TBSとちがって三菱自動車は現状困っているのだから、こういう企業に対してはM&Aを仕掛けてもTBSと楽天のような関係にはならない。楽天もTBSではなく三菱自動車あたりと資本提携をして、放送と通信の融合というのではなく、「自動車とネットの融合」としたほうが世間を敵に回さず、感謝されたはずだ。(ちなみに三菱自動車の時価総額は一兆円と少々というあたり。TBSが6000億円少々なので、ちょっと高いか、、、)

 

11月14日:コンサルティングファーム

  • 今日、とあるヘッドハンターの方とお目にかかった。話の中で、最近のコンサルティング・ファームの話が出てきたのだが、その方の認識も「最近はコンサルティング・ファームがITにシフトし、更にアウトソーシングにまで行っていて、コンサルティングの本来の仕事をしなくなってきた」という感じだった。

  • この点は私もとっても認識が一緒で、特に元会計系のファームを中心に、最近はこの傾向にある。理由は簡単。ITへシフトするのは、規模を大きくするため。ITにシフトすれば人材のスペックも明確になるし、育成も簡単だから。アウトソーシングに移行するのは、複数にわたる受注が立つから。ファームの幹部にもなると、KPIはやはり売り上げ、受注になるからで、こういうKPIを設定するがゆえに、アウトソーシングを売ることになる。

  • でも、コンサルティング・ファームに入ってくる人々は、実はそういうことをやりたいわけではない人が多い。コンサルティングをやりたいからファームに来る。ところがコンサルティング・ファームが力を入れようとしているが、内部の実態はSIerのような仕事だったり、アウトソーシングだったりする。

  • 一方、コンサルティング・ファームにとって「コンサルティング」は、なくてはならない。昔から、コンサルティングとして戦略立案のところをやるというニーズは今も昔もあるんだと思う。

  • ということで、コンサルティング・ファームであれば、顧客に対しても従業員に対しても、「コンサルティング主体だ」というメッセージをもっと出して欲しいし、実態としてそういうものを中心において欲しいのだが、、、、。結構、そういうファームが多くないのにはちょっとびっくりする。

 

11月13日:スイープトウショウ

  • エリザベス女王杯。オースミハルカをあれだけ気分よくスローで逃がすといけないとは思うけど、スイープトウショウはよく届いた。牝馬では敵がないというところを示したいいレースだった。

  • オースミハルカは、昨年2着の実力を発揮したというところ。押さえていなかったのは残念。予想したヤマニンシュクルはよく4着に入った。次のレースはもっと良くなるはず。エアメサイアはスローだとやっぱり位置が後ろ過ぎ。武豊、もう少し、何とかならなかったものか。

  • ということで、惜しくも!はずしてしまった。来週はマイルチャンピオンシップ。ここは、3歳牝馬のラインクラフトに注目したい。

 

11月12日:エリザベス女王杯

  • 今週はエリザベス女王杯。秋になって、秋華賞のあと的中していないので、ちゃんと予想をしないと、、、、と思いながらも、ここは基本的に強い馬が勝つと思っていいのではないかと思う。強い馬が出ている場合で全く荒れていないケースだと、3年前のファインモーション、ダイアモンドビコー、2年前のアドマイヤグルーブ、スティルインラブを思い出す。

  • 今年は3歳牝馬がとても強い。強いと思ったのは、NHKマイルでのラインクラフトの勝利。そのラインクラフトをエアメサイアは2000メートル以上だと抜き去ることができる。3歳牝馬は強く、その中で2000メートル以上で最強のエアメサイアはここでも本線とすべきだろう。対抗する4歳だとやっぱりスイープトウショウ。今年は牡馬を相手に、勝っても負けても充実している。4歳牝馬の中ではやはり最強だろう。ということで、この2頭が本線。

  • 5歳以上だとアドマイヤグルーブを考えなければならないが、やはり前走の負け方は印象悪すぎるし、このところ勝ててもいない。宝塚記念をみてもスイープトウショウとの勝負付けは終わっている。むしろ、気にすべきは3歳、4歳の2番手の馬である。取り上げたいのは、ヤマニンシュクル。アラバスタではない。久々だけど、この世代の2歳のチャンピオンというだけでなく、去年の秋華賞でも2着に入っている。休み明けだが、トウカイテイオーが父だと思えば気にすることはない。休み明けのほうが強いかもしれない。

  • 結論としては、本線を8-11、他に8-14、11-14を狙ってみたい。

  • ちなみに理論派の馬券師、小島さん(注:小島太調教師ではない)の予想は以下のとおり。今回は、結構、アナ目できているみたい、、、、

小島さんの予想
  • ◎ヤマニンアラバスタ

  • 今年の牝馬限定重賞や昨年の女王杯はスローペースのトレンドでしたが、今回はM〜Hです。差し馬を中心に買いましょう。

  • 根拠1.英国馬サミットヴィル:硬い芝に対応する逃げ馬で、今年は牝馬限定マイルG1での2着がある。これがハイペースで逃げて4コーナーでばてます。
    根拠2.オースミハルカ:前走同様にマイペースで逃げれば残る可能性ありだが、↑が外枠からかぶせて引っ張るのでハイペースを演出するだけに終わる。また自身の追いきりもパートナーを最初からぶっちぎるほど好調なのが余計不安。
    根拠3.日曜日の京都市の天気:晴後曇 降水確率30%。開催4週間を過ぎて、馬場は内側が適度に荒れている。ラチ沿いを走る先行馬には不利、直線で外に出せば届く。

  • ◎は前走が完勝。夏は牡馬相手の新潟記念も完勝しているので絶好調と考える。万一スローになっても対処できるだけの自在性も身に付けた。これの単勝1点勝負でもよい!

  • ○マイティーカラー前走上がり優秀。勝ち馬とはポジションの差。中間追いきりも好時計。

  • ▲エアメサイア1週前に4ハロン51秒5の好時計だが、速いペースでも決め手が出せるか?後ろから差されてしまいそう。

  • ×レクレドールは 位置取り次第。後方でためれば切れを出せる。

  • ×アドマイヤグルーヴ 展開向く。中一週でも強い調教が好感。

  • ×ライラプス 脚質向く。この距離は厳しいがハードな調教で状態は上向。

  • 注意:スイープは前走の出来は案外。本調子ならば勝ち負けしていたし気性も災いしている。中間も稽古控えめで上積みはないだろう。

  • ◎単勝1点か?◎から差し馬流しか?◎○の3連単を絡めるか? 馬券はオッズを見て悩みます。^^

 

11月11日:ロナウド

  • レアルのロナウドがスペイン国籍を取ったという。これでレアルの外人枠から外れることができるという。

  • 知見がなくて良く知らないのだが、もしこうなったらロナウドはワールドカップはスペインから出るのか?ロベルトカルロスもすでにスペイン国籍を取ったというから、レアルの外人枠は相当貴重なものらしい。

  • ロナウド、ロベルトカルロスがスペイン国籍を取ったとしても、ブラジルのA代表に出られるのかどうか、ちょっと気になった。日本の場合は、呂比須にしてもアレックスにしても、日本国籍を取って日本代表になったわけだから。ロナウド、ロベルトカルロスがスペイン代表になったりしないんだろうか、、、、

という、私の素朴な疑問に対し、TKさん(小室哲哉ではない)から、下記のような回答をいただきました。感謝です。
  • スペイン国籍取得に伴いEU圏内の選手とみなされるので、外国人枠の適用外になります。二重国籍とみなされ、ブラジル代表としてプレーする事に支障はないです。 ただし、ブラジルA代表として既にプレーしているので、他国代表(スペイン代表)としてプレーすることは現行FIFAルール下では出来ないですね。

 

11月10日:楽天球団黒字化

  • 楽天の球団は、100敗に届くんではないかという悪い状況の中で,初年度5000万円の黒字を出したということで、チームとしては成功した。

  • 広告収入の上ぶれもあり、また選手の給与の業績連動分が軒並み、収益に寄与したようだ。しかし、あれだけ弱くてしかも1年目で利益を出すというのはすごいことだ。これを見るにつけ、他の赤字球団のマネジメントはどうなっているのかと思った。黒字化はそれほど難しくないのではないかと思わせる今年の楽天の球団の収益である。

 

11月9日:日本カー・オブ・ザ・イヤー

  • 今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーにマツダのロードスターが選ばれた。スポーツカーが選ばれたということで、うれしい限りである。今年のノミネートにあがった車には、あまり強烈な車がなく、日本車でインパクトがあったのは私の感覚では、ハリアーのハイブリッドとレクサスブランドぐらい。あとはトヨタのポルテのコンセプトはとてもいいと思ったが、これはノミネートもされていない。そういう意味ではある程度、当然かもしれないが、個人的にとてもうれしい。

  • 最近、売れる車はSUVとかRV、ワゴン、ミニバンとかが多い。売れ筋を見ても、昔ながらの3ボックスカーはクラウン、マークX、レガシーぐらいしかランキングに入っていない。しかし、SUVとかRVでいいんだろうか。少なくとも運転する楽しみは少なくなっている。

  • 我が家でも、今、車はSUVである。理由は、子供の自転車を積むというニーズがあったから。確かに子供は大きい車は喜ぶ。BMWに乗っていたときのような一発免停とも無縁になっているし、高速道路の下り坂(軽井沢からの帰り)を160キロぐらいで走り、横でかみさんが本気で怒るということもなくなった。でも、燃費は悪い。ゴルフに一人で行くときもこの車であるから、実に効率が悪い。普通の道をSUVで走る効率の悪さ、めったに7人乗ることもないのにミニバンという効率の悪さ、そのあたりを考えれば昔ながらのセダンとか、更には2人ぐらいしか乗れないスポーツカーのほうが効率が良いし、運転するのも楽しい。運転するのが楽しくなければ車じゃないと思うのは、我々の世代ぐらいなんだろうか、、、

  • 昔みたいに馬力戦争をやる必要もないだろうが、運転手が楽しい車というのがもっともっと出てきて欲しい。そういう意味で、今回のロードスターの受賞はちょっとうれしかった。

  • ちなみにノミネートされている車でも、外車は結構、スポーツカーとかセダンが入っている。私は文句なしにボクスターに投票。でも、日本車でもこれくらいのバランスでセダンやスポーツカーが入って欲しいものだ。

 

11月8日:携帯への新規参入

  • 総務省が、ソフトバンク、イー・アクセス、アイピーモバイルの三社に携帯電話事業への参入を認める。これにより、この三社が来年に携帯電話事業に新規参入することになる。

  • 各社とも新しいサービスを提供して、既存の事業者に差別化を諮る形になるだろう。ナンバーポータビリティの導入もあり、魅力的なサービスを提供できれば利用者を獲得することも可能に見える。ただ、問題は携帯電話事業は市場が飽和しつつある状況だということ。成熟産業に新規参入するというのは、よほど既存業者が美味しく見えるのか、、、。でも、既存業者はなかなか大変だと思う。

  • 新規参入組みがどういう形で、利用者獲得に向けてアピールしていくのか、非常に興味がある。規制業種だから参入できればうまみがあるのでは、という発想ではだめ。どのような面白いサービスが提供されるのか、注目したい。

 

11月7日:JAL

  • JALが無配に転落した。2005年9月期の中間決算で、120億円の赤字だという。従業員の給与は10%カットだそうだ。原因は原油高騰と、相次ぐトラブルによる客離れらしい。

  • 原油の高騰は確かに大きな影響があっただろう。ただ、相次ぐトラブルはやはり原因は、JALとJASの統合がしっくりしていなかったのではないかと考えられる。ふたつの違うカルチャーがひとつになるのは、相当大変なことだ。私も前職で、Cap GeminiとErnst Young Consultingの統合を見た。この場合、フランスと米国のカルチャーの違い、及びITコンサルティングと上流コンサルティングのカルチャーの違いが大きく、結果として米国の著しいモラルダウンと収益の悪化を招いたと聞いている。その前職も、日本総研とさくら総研の統合があり(これは私がいなくなってからだが)、カルチャーの差はものすごいものがあったらしい。

  • 航空会社とかは、とにかく安全、安定が大事である。そのためには、あまり統合を繰り返さないほうがいいように思う。その他には、電力会社、鉄道会社などもある意味、安全が問われる業種である。経営効率化も大事だが、安全、安定が社会から求められるとするのであれば、経営統合は必要以上にやるべきではないのだろう。株主も大事だが社会も大事。

 

11月6日:インデックス

  • TBSがインデックスと新会社を作るという。番組のインターネット配信を手がける会社だそうだ。インデックスが携帯向け情報配信をビジネスとしているだけに、やることはとてもわかりやすい。分かりやすいということは筋が良いということで、株主や視聴者にも理解が得られるということになる。

  • それに比べて、楽天との経営統合は理解しにくいものがあった。これはビジネスのレイヤーが違うからだと思うのだが、、、。基本的に楽天は百貨店とかショッピングモールのようなものであり、情報配信ビジネスというわけではない。そういう意味で、楽天の提案は世の中の一般人から共感されないし、恐らくTBSが楽天との統合拒否に動いたとしても、世論はTBSに味方すると思う。分かりやすさというのはそれだけ大事なもので、今回、楽天はそれができなかった。一方のTBSのモデルが分かりやすいこともあり、それだけで今回の買収劇は楽天の負けだろう。

  • 今後、楽天がどういう形で手打ちをするのか、注目したい。恐らくは業務提携レベルとなり、楽天の保有するTBS株をどうするかという議論になるのではないだろうか。そのあたりが自然な成り行きだと思う。

  • PS:本田美奈子が亡くなった。急性骨髄性白血病とのこと。彼女のデビューが1985年で、私の社会人デビューと一緒だった。「1986年のマリリン」も好きだったが「Temptation」も好きだった。彼女のキャリアパスは普通の歌手とは全く異なるもので、タレントとして成功し、その後ミュージカル歌手としても大成功を収めた。それでありながら、1年前ぐらいのテレビ番組で「1986年のマリリン」を当時と同じように熱唱して見せたとき、この子は本当にいい子だと思った。タレント時代の自分も全く肯定していたから。こういう子はもっともっと成功して欲しかった。とても残念。ご冥福を祈りたい。

  • PS2:前職の同僚のM谷さんがカラオケで歌った「Sosotte」は忘れられない、、、、

 

11月5日:ポジティブ・シンキング

  • 今日、前職の「じじーず・ゴルフ」に参加した。定例のコンペ以外に年寄りが集まってゴルフをしようという会である。幹事の人が何を考えたか、水戸のゴルフ場を予約し、おかげで家を朝の4時に出発ということで、2時間しか寝られないなかなかハードな一日だった。

  • ゴルフはなかなか散々なできで、出足のホールでつまずいた。カップを切ってある場所も厳しいのだが、速いグリーンで下りのパットが驚異的にオーバーする。そこで試したのが、「ポジティブ・シンキング」。ようするに成功したときのことしか考えないで、前向きにアクションを起こすことだ。昔は、部下の指導でも、あるいはクライアントに対しても、「成功のイメージを具体的に持つように。そのために、何が必要か」などということも言うことがあったと思う。ここに適用すれば、「パットが入ることをイメージする。そのために必要なのは、きっちりと打つこと」ということになるのだが、、、。結果はパッとの打ちすぎに。繰り返すうちにチキンになり下りのパットをうてなくなってしまった。つまり「ポジティブ・シンキング」だけではどうにもならない。

  • ところが、午後になってのぼりのパットが残る(上りのパットを意図的に残すほどうまくないので)ようになると、これが結構、パットが入る。結果的に、午前と午後のスコアは「最悪の部類」のものと「最高の部類(といってもたいしたことない)」に明暗分かれる結果となった。

  • 「ポジティブ・シンキング」も大事だが、成功する環境を設定しないと決して上手くは行かない。逆によい環境を整えると初めて「ポジティブ・シンキング」のようなマインドセットも効果が出てくる。マネジメントにおいても、「マインドセット」ばかりを強調してもうまくいかない。よい環境を整えて、その上で「マインドセット」も重視することで初めてそれが活きてくる。かなり悲惨なパットを繰り返した一日だったが、「はずすことをイメージしない、考えない」ことを意識してプレーしたのは初めてだったので、やっぱり「マインド」だけではだめだということをとても考えされられたゴルフだった。

 

11月4日:空中元彌チョップ

  • 現地に行っていないので知らなかったのだが、勝ったんですな、和泉元彌。しかも決め技が、ちゃんと「空中元彌チョップ」だとか。ハッスルマニア、和泉元彌を出すと聞いてどうするかと思ったけど、一応、形になったようで、企画として見事だと思う。思わず、東京スポーツを買ってしまった。

 

11月3日:敵対的買収

  • 楽天とTBSの統合問題がなかなか動きを見せない。TBS側は結構、余裕を見せて、「楽天のいうネットと放送の融合は、すでに検討してきた範囲でしかない。」言っており、楽天側は「安定株主工作をしなければ、株は買い増さない。」などと訳の分からないことを行っている。

  • ネットと放送の融合に関して言うと、ネットが自由に使えるメディアゆえ、テレビ側はすでにいろんなトライアルをしているというのはうなずける。ネット側はテレビが自由にならないが故、なんかできるんじゃないかと思ったりもするのかもしれないが、実際にアイディアを出そうとするとたいしたものは出てこないのではないか。恐らくそんなものである。TBSの態度を変えるためには、TBSがびっくりするような将来のビジネスモデルを提示すべきなのだろうが、提示するものが単なる会社の形態でしかないので、そりゃTBSも納得できないだろう。

  • 一方、「安定株主工作をしなければ、株は買い増さない。」というのも市場の理屈に通らないわけで、楽天が市場のロジックで株を取得してきたわけだからTBSがこの提案を呑まないのも当然。例えば楽天が株を買い増さないとしても、別の会社が買い増すことだってあるわけだから。フジテレビの場合には、ニッポン放送とのねじれ構造があったから付け込まれたわけだが、TBSの場合、大人の対応をしており、楽天がどういう手に出るのかはとても興味がある。恐らく、いい打ち手はないと思うのだが、、、

  • ただ、こういう買収をするのであれば、自社のためでかつ社会のためという感じがないとだめなんじゃないかと思わせるのが今回の買収劇だ。TBSは別に困っていた会社ではないし、味方も少なくない。今回の件で、楽天は結構、敵を作ったはず。プロ野球界でも楽天の立場は苦しくなっている。

  • 日本は小さい社会、It's a small world.なんだから、敵対的買収というのはあまり上手く行かないと思う。楽天ももっと困っている企業に対して、買収を仕掛けるべきだ。人のビジネスがうらやましくなって借金して買収をかけても誰からも感謝されない。困っている会社、売りたがっているに買収をかけて再生しながら楽天のビジネスを拡大するというほうがずっといいと思う。例えば、三洋電機なんて時価総額が5055億円。こういうところに買収をかけるほうが、世の中から感謝されると思うのだが、、、、。三洋電機はどうするんだろう、、、たまたま、7月の会社説明会資料とか9月の構造改革の進捗に関する資料を見たが、訳が分からない。素人っぽ過ぎる。
    (http://sanyo.web-ir.jp/CACHE/japanese/library_materials.cfm)

 

11月2日:中国のフラットパネルへの取り組み

  • 日経新聞に中国のTCLがプラズマテレビの生産能力を1000万台にしたとの報道があった。もう一社も2008年までに1000万台の生産規模になるらしい。2005年の液晶とプラズマのフラットパネルの世界市場が1800万台だそうだから、簡単に供給過剰になりそうだ。

  • 日本のメーカーでは、プラズマは松下、液晶はシャープあたりは今のところ、薄型テレビのビジネスがうまくいっているが、その他のところはどうも厳しいらしい。そこにこれだけの訳がわからない規模の生産がされるということになると、フラットパネルビジネスもなかなか厳しい時代は続きそうだ。

  • しかし、液晶にしたってプラズマにしたって、製品化としては日本が先頭を走っていたはずだ。それを、韓国、台湾に追い越され、更に中国から大量に製品が投入されることになる。日本でできたコアのテクノロジーを日本の誰かが海外に展開したか、売ったかしたわけで、そこから韓国、台湾、そして中国が大量生産国になったわけだ。そういう意味で、韓国、台湾、中国のビジネスが日本を圧迫する要因となったのは、日本の技術者なのかもしれない。個人的には、私はこういう人に腹が立つ。企業で開発したものは基本的に企業のものだから。それにもかかわらず流出させて例えば小遣いもらうというのはいかがなものか、、

  • ということで、市場が拡大するフラットパネルでビジネスをやっている企業も、今の延長では益々、ビジネスは難しくなっているんじゃないかと思う。各社がどう出るか、非常に興味がある。

 

11月1日:労働の流動性

  • 昔の会社での先輩に久しぶりに会った。ある仕事を手伝って欲しいとお願いに、軽く飲みに行ったのだが、、、。

  • 「僕、今度、転職するんだよねーー。」「それじゃあ、頼むとしても短期間しかお願いできないじゃないですか」日本の労働流動性というか、雇用流動性(この言葉に統一できないのは、独立する場合も少なくないから、、、)は確実にあがっている。ちょっと残念だったが、しょうがないので、ビールでやめようと思っていたのが日本酒になった。

  • しかし、労働流動性があがるということは、企業としてのコネクションより個人としてのコネクションが相対的に重要になってくるということ。ノウハウの流出とかが問題にされてきているが、これはもうしょうがないこと。企業の制度も大きく見直さなければならない時期なんだろう(10年前ぐらいから言われているが、、、)

  • 個人のコネクションが重要ということで、「一期一会」、ゴルフのお誘いにはきっちりと対応することとした。

 

10月31日:スポーツカーに乗りたい

  • 今日は少し時間もあったので、東京モーターショーへ行った。これは当然のことながら、遊びに行っているわけではなく調査活動である。この調査活動は80年代から続けており、99年か2000年のモーターショー以外は一応、見に行っているのだが、今回は昔ほどモーターショーに熱くなれない自分を発見した。この感覚は一般論なのかどうかは分からない。ただ、昔はモーターショーに行くと全く動けなくなるぐらいの人がいて、各ブースを見るのも大変だったのが、今は中に入るとあちこち見るのもとても楽というところを見ると、もしかしたらモーターショーに対する我々庶民の位置づけが変わっている気がしないでもない。

  • で、個人的にモーターショーに対して熱くなれない理由を考えると、以下の2つが挙げられる。

  • ひとつは、スポーツカーが減ったことである。これは車自体の生活での位置づけが変わったことによるものだが、昔は車をドライブすることを楽しんだが、今は何か車のある生活を楽しむという感じのコンセプトで自動車メーカーが車を売っている。これはこれで悪いとは思わないのだが、ある意味、車時代はどうでもいいということにもなりかねない。7人乗れる車が結構たくさん展示されているわけだが、7人乗るシーンなんてほとんどない。ある意味無駄なわけで、同じ無駄ならスポーツカーがもっと出てきてくれても良いような気もするのだが、、、、。車自体へのこだわりが薄まるような売り方を自動車メーカーがしているような感じがする。

  • もうひとつは、コンパニオン。昔ほどかわいいと思えないのだ。結構ブサイクなのが少なくなく、衣装も結構地味。昔は日産ブースにオールナイターズがいて楽しめたりもしたが、感覚的にもっとかわいい子が多くて、たくさん写真を撮ったことを覚えている。無論、こちらが歳をとって、こちらにとってもターゲットとならず、先方にとってもターゲットとなりえない、冷めた関係になっているのが影響しているような気もするが、、、、でも、昔はビジネスショーであっても、エプソンが水着のコンパニオンを舞台で歩かせるという大技を見せていたりした。モーターショーですらそういう大技がなくなってきたのはちょっと残念。

  • という冷めた目で見て、気づいた点としては、、、、

  • ひとつはポルシェのケイマン。13日の発表会にいけなかったので実車を見るのは初めてだったが、雑誌での記事よりもよかった。写真で見るとスタイルはいまいちだったのだが、実車で見るとさすがポルシェという感じ。ボクスターより高い価格設定がつらいところだがなかなか良かった。

  • ふたつめは、日産のGT-R。コンセプトカーが展示されていたが、ぜひ復活させて欲しい。ドライバーが楽しめる車がもっともっと出てきて欲しいという状況で、日産に求めるスポーツカーはやはりGT-R。フェアレディZはずんぐりむっくりしたスタイルで好き嫌いがわかれるところだが、そういう中でGT-Rという骨のあるスポーツカーが出てくるのは歓迎したい。

  • そして、最後、気づいたのはGM。GMといえば赤字、リストラが報道されたわけだが、GMは魅力的な車をラインアップしている。キャデラック、コルベット、そしてハマー。いずれも日本で乗るのは相当な覚悟が要るのは事実だが、このあたりのコンセプトは日本の自動車メーカーにはないものだ。もう少し安いラインアップに魅力的な車がないのが問題ではあるが、こういうコンセプト力を生かして復活して欲しい。ハマーH3は絶対、売れると思う。

 

10月30日:ヘブンリーロマンス

  • 天皇賞はあっと驚く結果。昨日、「天皇」賞と書いたが、まさに記号レースだった。天皇皇后両陛下もお喜びのことでしょう。馬券としては、スローペースになったところで、もう読み違いなのでどうしようもなかった。

  • ゼンノロブロイは完璧な乗り方だったと思う。ただ、最後の切れの勝負になって負けるというパターンがこのところ続いている。このパターンに入ったのはペリエが乗らなくなってからだが、ペリエはそのあたりの微妙なところが上手いのかもしれないと思ってしまった。できればもう一回、乗って欲しい。それで、ディープインパクトと一戦交えて欲しいと思う。

  • PS:昨日、天皇賞の予想をしながらも、東大の「知の創造的摩擦プロジェクト」というものに参加してきた。OB100名と学生250名が交流し、学生はOBと話をしながら自分のキャリアを具体的に考えようというもの。東大はこれまでOBのネットワークがそれほど強くなかったと思うのだが、それを強化しようという試みでもあり、東大がある意味、ようやく動きだした気がする。

  • 久しぶりに母校に帰り、学生と話をしたわけだが、イベント自体なかなか面白かった。私自身は「経営者」グループというところに入ったが、東大出身の若手経営者の話は刺激になるし、女子学生との会話も今いち、何を考えているのか分からないが、とても楽しい。でも、企業というとITがやっぱり多い。どれくらいの比率で成功しているのかは、ちょっと気になるところだ。

 

10月29日:天皇賞

  • 今週は天皇賞。メンバーはいたって豪華。今回は難しい。春までだったら、ゼンノロブロイ、タップダンスシチーを中心に買うという感じなんだろうが、ペリエはゼンノロブロイに乗らないし、だいたい今年、ゼンノロブロイは勝っていない。タップダンスシチーは久々で、しかも春は惨敗。ということで人気も割れている。ハーツクライが2番人気?逆に前走、いいところを見せていたのはサンライズペガサスやホオキパウェーブあたりなんだが、これは両方とも後藤が乗っていたんだね、、、

  • 春にコラムで反省したのが、2000メートル前後は展開を重視しようということ。今回は何を思ったのか、ストーミーカフェが参加。タップダンスシチーがどう動くかにもよるが、前のほうから勝負する馬が多いので、ペースは早めか?ということで差し馬から勝負したい。

  • ということで、本線はスイープトウショウとハーツクライ。宝塚記念の印象に引きずられている感じもあるが、順調さも加味するとここが中心。あとは後からいく馬で気になるのがペリエの乗るハットトリック。ちょっと穴っぽいが、ゼンノロブロイ、タップダンスシチーがあまり順調に見えないということで、この3点で勝負。かなり、勝負だが、、、。「天皇」賞ということで、ヘブンリーロマンスも気になるが、、、

  • 今週は馬連ボックスで4-10-14。ただ、逆にものすごく順調にレースが進んだことも考えて、6-13も押さえたい。

  • ちなみに理論派の馬券師、小島さん(注:小島太調教師ではない)の予想は以下のとおり。金曜日に一緒に飲んでいたときは、もしかしたらメイショウカイドウからくるんじゃないかと思ったりもしたが、そうでもなくて理論的にきた。小島さんは平均ペースと読んでいるようだ。

小島さんの予想
  • 府中今開催での中距離は逃げ先行が実績残している。土曜日の雨で馬場が緩めばこの傾向は日曜でも続くと見る。ストーミーカフェとタップダンスシチーが平均ペースで逃げると仮定すると、昨年のダンスインザムードのように先行力と切れのある馬に有利となる。直線勝負だけでは届かない。

◎スイープトウショウ
安田記念を境にスタートが改善されて中盤より前で競馬できる。宝塚の再現。2000Mタイムは1.58.4(京都)。
○サンライズペガサス
前走と同じく前で競馬することが条件。切れる足もある。タイムは3年前の天皇賞で1.58.6(中山、3着)、今年も1.59.0(阪神)。
▲ゼンノロブロイ
じり足に戻ってしまった。今年は切れる相手に負け続けている。タイム1.58.9(昨年の天皇賞)。
×バランスオブゲーム
脚質ぴったり。前走毎日王冠も好走。
×リンカーン
武豊頼み。前走京都大賞典のように早め勝負をして欲しい。平均ペースでの実績は宝塚記念(4着)と有馬記念(3歳時2着)のみ。
×メイショウカイドウ
持ちタイムだけなら好勝負可能。1.58.0(小倉)。
×ハーツクライ
直線勝負では届かないが出来の良さで挽回も。
  • 狙いは◎流し。

 

10月28日:アルフレックスのAソファ

  • ついに買ってしまいました、アルフレックスのAソファ。7年間、買わずに我慢してきたが、ようやく購入。我が家の今には少し大きい気もするが、座り心地は最高!居間の居心地がとても良くなった。とてもうれしい。

  • ちなみに、今まであったソファはワイスワイスのものなのだが、これが見かけはいいのだが座り心地が最悪で、3人がけぐらいの大きさがあるのだが、ベストポジションは一人分という代物。このおかげで我が家の居間があまりくつろげる感じがしなかったのだが、ようやく廃棄!すっきりした。やっぱり、ソファは見かけだけで選んではいけない。

  • PS:先日、ヤンキースのキャッシュマンGMが解任と私は書いていたが、なんと残留というニュース。すみません、私の認識違いでした。

 

10月27日:アッコちゃんの時代

  • 林真理子の「アッコちゃんの時代」を読んでみた。いろんなところで書評が書かれているので内容は語らないが、面白かったというよりも、「バブルってこういう時代だったんだなあ」とちょっと懐かしさを感じさせる一冊だ。

  • 主人公のアッコちゃんは私よりも恐らく4歳から5歳、若いがバブルをしっかり堪能している。こういう時代を謳歌した人も結構いた。私の場合、ここで記述されている84年以降というバブルのころは、夜中まで実験をやっている大学院生、その後、IBMの大和研究所でまじめに開発にいそしんでいた。六本木も行かないわけではなかったけれども、まあ、カフェバー(懐かしい響き)、ディスコにたまに行くぐらい。「見栄講座」「金魂巻」がある種のバイブルで、VIPルームに縁はなく、むしろ合コンが好きだった。

  • 六本木で明け方までいることが増えたのは、むしろバブルがはじけてから。職場が東京になり、仕事も終電以降までやっていた。なつかしい。

  • と、いろいろと自分に照らし合わせて、懐かしさを感じることができる一冊だ。店の名前、ブランド、登場人物の多くが実名であり、実名じゃなくても容易に推測できる。

  • ただ、バブルの時代を振り返ると、原理原則からはずれたものは、そこそこで手仕舞いしないと痛い目にあうことを、改めて思い知らされる。楽天もそこそこで手仕舞いしたほうが、いいように思うのだが、、、。

 

10月26日:M&A

  • 最近、楽天のTBS買収問題が取りざたされている。いずれ、敵対的買収のモードになっていくんだろうが、今回の件を冷静に見て思ったのは、なんで敵対的でも買収をするのか、ということだ。敵対的に買収すると、やめる人も多いだろうし、今の状況を維持するのですらかなり難しくなる。

  • だいたい、三木谷さんも金があるのであれば、正直、楽天の拡大に向けて投資をすればいいのだが、それをしないで何が成長というのだろう。それが社会の価値を増大させる。それに対して、例えばTBSを買収しても、総額では何の意味もない。

  • もうひとつ気になるのが、株主をどう扱うかである。ちょっと、今、株主偏重ではないか。彼らは出資者であって、取締役ではないのか。大株主が優れている経営者であるとは限らないし、むしろ逆なんだと思う。基本的に株主とは出資者であって、経営者とは異なる。このあたりがまだまだごちゃごちゃしている気がするのだが、もう少し役割について考える必要があるのではないか。金を持っていてぽっときた大株主が経営になたを振るというのは、どうも釈然としない。

  • ちなみにロッテが日本一を決めた。阪神、あまりに弱いのだが、一つ思ったのが、村上ファンドが阪神電鉄株を持ったせいで阪神が弱くなったのではないか、とおもったことだ。村上ファンドの亡霊に取り付かれて弱くなっちゃったんじゃないかと思ったりもする。そういえば、村上ファンドも三木谷さんも六本木ヒルズである。三木谷さんがもつ、プロ野球の楽天イーグルス、Jリーグのヴィッセル神戸も弱い。そう考えると、六本木ヒルズの方がスポーツチームを持つと弱くなってしまうのではないか、と気づいてしまった。もし、楽天がTBSの買収に成功したら、ベイスターズもメチャクチャ弱くなるはずだ。

 

10月25日:北海道職員の給与カット

  • 北海道が財政危機ということで、道職員の月給10%カット、期末・勤勉手当15%カットを織り込んだ給与削減措置を提案したという。妥当だろう。企業であれば経営危機があれば給与カットは当然だろう。まして、自治体は市民から集めた税金を使って地方の運営をやっているわけで、それが上手くいっていなければ当然、運用主体はごめんなさい、である。原理原則から言えば、解散でも良いくらいだ。民間であれば、人の金を預かって運用して失敗すれば市場から淘汰されるし、人の金を預かってビジネスやって失敗すれば破産なのである。

  • それなのに、全道庁、北教組、自治労道本部で構成する「地方三者共闘会議」はあまりにひどいと反発しているという。その感覚が分からない。無論、人件費が財政危機の直接的な原因というわけではない。しかし、普通であれば、経営が上手く行かなければ、給与カット、リストラは当たり前である。それが、給与カットであまりにひどいと反発するとはなんなんだろう?

  • こういう無責任な反発がでてくるというのは、職員の当事者意識があまりに希薄といわざるを得ない。公務員全体の意識改革をすすめるために、こういう前例はぜひとも実現して欲しい。行政の無駄がこういう意識改革によって減っていくことを期待したい。

  • PS: 阪神があまりに弱い。巨人がこの阪神にぼろ負けだったと考えると、もう少しがんばって欲しい気もするのだが、、、

 

10月24日:参院神奈川補選

  • 23日の参院神奈川補選は、予想どうり自民党の勝利に終わった。鳩山さんは敗因を「圧倒的な知名度の差」と「自力の差」と総括していたようだが、これは戦う前から分かっていたこと。分かっていたことに対して、分かっていた理由で敗戦することを無策という。想定された状況に対して、負けたとしても何か手を打ったという感じがすればいいのだが、それが見えないところが民主党の実力なのだろう。この先不安。

  • 民主党の候補だった牧山さん。米国弁護士なんだそうだが、どうも雰囲気が学級委員みたいで魅力がなかった。どうせ女性を立てるなら、自民党の佐藤ゆかりみたいな人を立てて欲しかった。彼女みたいな候補者であれば、もう少し選挙自体も注目度があがるだろうし、いかんせん彼女の「ゆかりタン萌え〜」といわせる魅力は川口さんの知名度に対抗できる唯一の武器だ。どんな手を使っても勝つんだ、という雰囲気が民主党に見られなかったような気がするのだが、、

  • ちなみに、今日の日経新聞で東大の西垣通氏が「最近、オタクが肯定的に捉えられて、サブカルチャーでなくなってきた」と論じていた。最近は「萌え」も市民権を得ているし、オタクということばも奇異には聞こえなくなってきた(昔、「オタク」という言葉がはやる前、実は私も「お宅は?」と使っていた。「オタク」という言葉が出てきて、やばいと思って使うのをやめたが、、、)。ただ、サブカルチャーはずっとサブカルチャーではありえない。消えるかメジャーになるしかない。そういう意味では、オタクがメジャーになってつまらなくなったというのは、気持ちは分かるのだが、カルチャー自体が変わってきたと思うしかない。西垣さんは「デジタルナルシス」とかとても面白い社会科学論を展開するのだが、彼のオタク批判はカルチャーが変わらないことを前提としているように思ったりした。

  • カルチャーがオタクにシフトしているのであれば、民主党は牧山弘恵氏のような候補者よりも「ゆかりタン」的な、あるセグメントに強力な魅力を持つ候補者を立てるべきだったのではないかと思った。民主党が今後、どう変わっていけるのか、注目していきたい。

 

10月23日:ディープインパクト

  • 菊花賞はディープインパクトの三冠で幕。単勝が1.0倍で、武豊にも相当プレッシャーはあっただろうが、すばらしかった。一周目、あれだけ行きたがり、口をあいて頭を上げて走っていても、最後にきっちり届いた。次はジャパンカップか?

  • 二着のアドマイヤジャパンもスローペースに恵まれたとはいえ、うまく乗った。弥生賞の再現になったわけだが、馬連では結構、いい配当になった。今週は馬券で負けても、歴史的な瞬間を見たということで納得。

  • しかし、一位から四位までサンデーサイレンス産駒。サンデーサイレンス産駒最後の世代(実際には、2003年生まれのマルカシェンクがいるが、、)で、秋のサンデーサイレンス祭りということなのかもしれない。

  • 来週は天皇賞。ゼンノロブロイの登場だが、ここは楽しい予想ができるはず。

 

10月22日:菊花賞

  • いよいよ菊花賞。予想といったって、まずはディープインパクトの三冠を見るレースなので、一着はこれ。

  • ただ、二着以降に関しては結構、難しいんじゃないのかと思ったりする。ダービー2着のインティライミがいれば今回も一点でいけるんじゃないかと思うのだが、出てこない。神戸新聞杯を見て今回、7-11を素直にいくことを考えると、やっぱりシックスセンスは血統が気になる。そうしたときに考えなければならないのが、やはり3000メートルのレースであるということ。過去を見ても夏より前とは明らかに異なる結果になっている。去年のデルタブルースなんてびっくりで、二着、三着もかすりもしなかった。春の勢力図で予想してそのまま来たのなんて、この10年、ダンスインザダーク、セイウンスカイ、ナリタトップロード、エアシャガールぐらいしかない。二着三着に関してもそういう感じで、基本的にびっくりするレースある。

  • ということで、春から強い馬だとシックスセンスがナンバーワンで他との勝負付けはついている。ただ、菊花賞ということで血統を重視したい。長距離血統ということであれば、ダンスインザダーク産駒。菊花賞との相性は抜群である。その意味でコンラッド。また菊花賞馬のマヤノトップガンで、ヤマトスプリンター。あとは外車のフサイチアウステル。セントライト記念で最上位馬だが血統もいいらしい(すみません、私、グリーンダンサー系といわれてもよくわからないのですが、、)

  • ということで、今週は一着固定の三連単で勝負したい。7を一着固定で、二着三着を1-2-11-14のボックスで。

  • ちなみに理論派の馬券師、小島さん(注:小島太調教師ではない)の予想は以下のとおり。小島さんは、結構、固い線できたようだ。(と思ったけど、自分のを買ってみると、それほど違いがないことに気づいた、、、、)

小島さんの予想
  • 一頭抜けているので、1・2着を予想する代わりに2着と3着を考えます。3連複3連単を狙いましょう!4頭挙げます。2・3着はBOXで。

  • シックスセンスとローゼンクロイツは中距離馬だが、前走のように平均ペースの場合有力。上がり3Fも共に34.8。

  • アドマイヤフジはセントライト記念の最後の伸び足3F34.4が好感。これも中距離馬だが展開によっては我慢が利く。

  • フサイチアウステルはソラを使うと末足が長続きしない。鞍上藤田が大逃げを打った場合に備えて。

  • 2週続けての意外性の無い予想をご容赦ください。シンプルなときは当たりやすいのかなぁ。

 

10月21日:管理職への昇格

  • 最近、管理職への昇格問題を考える機会が増えている。普通に考えると、「過去の実績」「スキル、コンピテンシーの認定」「上からの引き」あたりが条件になると思うのだが、実はどれもちょっとおかしい。

  • 「過去の実績」で昇格させようと思うと、先日も書いたピーターの法則にぶつかる。ようするに優秀な選手の行き着く先が優秀な監督でないのと同様、優秀なメンバーと優秀な管理職に求められるものが違うから。しかし、「スキル、コンピテンシーの認定」をやろうとおもうと、大体認定基準が難しいし、メンバーの間に管理職のスキルを発揮する機会があるとは限らない。むしろ、あるほうが仕事の与え方としてはおかしいかもしれない。「上からの引き」になってしまうと、これは更に難しい。別の部署に行くのであればまだしも、まっすぐにこの形で昇格させるのはじゃんけんのようなものだ。こういう場合、上の責任が大きいと思うのだけど、、、

  • これで失敗すると、本人がつぶれる可能性は少なくないし、下についたもののモチベーションもあがらない。ということで一人だけでなくグループ全体に問題が広がってしまう可能性がある。ということで、この問題は軽く扱えることではない。特に、管理職への昇格のところが問題になるのは人数が多いということと、その下のメンバーが若いから。これがもっと上の経営幹部になると多くの人でチェックできるし、下につく人もある程度、おとなであることが期待できる。

  • 難しいのだけど、結局は「実績」で昇格ということがまずは必須なんだろう。これがその下のモチベーションに、とりあえずつながる。これがなくなるのは結構怖い。あとはスキルとかコンピテンシーだが、これは後からつけてあげるしかないようにも思う。もうひとつの手は、昇格させずに仕事だけ管理職にとりあえずしてみてパフォーマンスを見るというのも良くやる手だが、これも少しおかしい。というか、同じ給与でひとつ上の仕事をさせるわけだから、会社側に有利なやり方になってしまう。むしろ、「空振りを許容する」システムとして、昇格も降格も比較的簡単にできるというほうが本当は理想に近いようにも思う。

  • ちなみに、前々職のときに、クラスター長というグループのリーダーを持ちまわり制にしたことがある。上は理事から下は副主任まででできているグループなのだが、その長を毎年、順番で変えていった。これもまあ、仕事の種類で可能不可能があるのだろうが、課ぐらいであれば、課長持ち回り制とかは現実的では、、、ない気も大いにする。

  • PS:週末はディープインパクトの菊花賞。今からわくわくする、、、、

 

10月20日:規制産業の企業価値

  • 今年はよくM&Aの話が出てくる。ニッポン放送、フジテレビ、TBS、阪神、今日はテレビ東京まで夕方をにぎわせていた。これらの企業に共通するのは、参入障壁が高い事業を営んでいるということだ。

  • 本来であるならば、参入障壁が高いのであれば,その分、余計に企業価値が上がるはず。なぜなら、企業活動自体の価値とそこに入っていくためのプラスアルファがあるはずだから。しかし、実際には、参入障壁の高い企業がM&Aのターゲットになっているのだから現在、企業価値が低く、うまくやればもう少し業績もあがるはず、ということになる。つまり、参入障壁があるために、そこに胡坐をかいてのんびりしちゃっているわけだ。

  • 逆に参入障壁がある場合、企業を作ってそこに入っていくよりも、企業買収のほうが割安で、それが最近、M&Aが増えているところの背景なのだろう。

  • そういう意味で見て、わかったことはふたつある。ひとつは規制産業はよくないということ。規制緩和をすれば、恐らくはそこにいる企業の時価総額も上がりそうだ。もうひとつは、規制の中にいる場合には、上場してはだめだということ。規制に守られてのんびりやろう、という場合にはぜひともMBOをして業績がそれほどよくなくても企業価値をそれほど考えなくてもいい、という状況にすべきだ。資金を市場から調達して、そこは自由市場、しかし自分は規制産業に身をおき、公共性みたいな屁理屈をこねるというのは、やっぱりだめなんだと思う。

 

10月19日:トーリ監督の残留

  • ヤンキースのトーリ監督の留任が伝えられた。優勝を逃した責任はあるといわれる一方、契約はまだ残っているのでどうなるかと思ったが、良かったと思う。恐らく松井にとってもプラスだと思う。ただ、このニュースを見たとき、とてもリーゾナブルだと思った。先日、キャッシュマンGMの解任が伝えられたから。

  • 今年のヤンキースの敗因は、素人の私が思うに、投手陣のメンバー不足だと思う。地区シリーズで軸になったのがムシーナが軸になったのは、明らかに投手陣の駒不足。このメンツで勝てなかったのはGMの責任であって、現場の責任ではないと考えると、GM解任、監督残留というのは結果的にとてもまともだと思う。

  • それに比較して、巨人の場合。巨人の今年の敗因は、現場の采配もひどいけれど、押さえのピッチャー不在が大きい。堀内の采配のひどさは枚挙に暇がなく、「キャプラーの起用」「清水の起用方法」「清原、ローズのモチベーションダウン」など、いろいろと挙げられる。しかし最も大きな理由は質の高い押さえのピッチャーを持って来れなかったフロントにある。阪神なんかはまともな押さえのピッチャーが3人もいるのに、巨人は一人もいない。そうすると、球団社長とかフロントとかがもっと責任を取らなければならないと思うのだが、そういう動きはあまり報道されていない。

  • あるべき姿は、堀内解任、さらにナベツネ球団社長、清武球団代表も解任なのだろう。ところが実際は現場に責任を負わせて終わってしまった。大リーグに比較して、理由が分かりにくい日本球団の人事であると感じた、ヤンキースに関する報道だった。

 

10月18日:ピーターの法則が成り立たないケース

  • ピーターの法則という有名な法則がある。これは面白い組織論だが、ある人があるポジションで優秀であるとする。すると彼はプロモーションをする。プロモーションしたところでは実は、彼に求められるものは変わる。そこでも彼は優秀だったとする。するとまた彼はプロモーションをし、また異なるものが求められる。そこで彼が成果を出さなかったとしよう。彼のプロモーションは止まり、もともと優秀だった人間が自分にあっていないポジションで止まってしまう。組織全体で見たときに、皆、成果を出すとプロモーションという形で違うロールが与えられ、成果が出ないとそこで止まる。結果的に組織のほとんどで、自分にあっていないポジションで悩む人ばかりになる、というものである。論理的にとても面白い法則で、私は昔から大好きだ。

  • で、今日、お客さんとSIの営業とかコンサルタントとかのプロモーションについて話をしたのだが、これがなかなか面白い。例えば、SIの営業の場合、あるマネジャーが数人の営業を抱えていたとしよう。メンバーが優秀でノルマが達成できるのであれば、マネジャーは計数管理だけをすればよくて、特にスキルは必要とされない。しかし、ノルマに足りないという場合、マネジャーとしては、部下に営業のスタイルを伝授する、更に上手く行かないときには自分が変わりに営業行為をするぐらいしか打ち手はない。つまり、マネジャーに本当に必要とされている能力は、マネジメント能力というよりも、ハイレベルなセールス能力ということになる。

  • コンサルタントも同様で、部下のコンサルタントがうまくやっていれば、上司は計数管理とか顧客へのリレーションをやっていればよい。(ただ、この場合には新規開拓も必要かもしれないが。)そして、部下のコンサルタントがしくじった場合、(リソースに余裕がなければ)自分がバックアップをするしかない。この場合にも、上司に求められるのはマネジメント能力というよりも一段上のコンサルティング能力ということになる。

  • 他にもこういう職種はあるだろう。つまり、個人のスキルがベースになっている職種では、マネジメント能力ではなく、一段高いレベルのの実行能力のほうが求められる。上の人間は部下に対して、ある種、徒弟制のような形で技を伝授し、自らも同じ種類の能力を発揮しなければならない。個人の能力がベースとなっている職種では、実はあるポジションで成功してプロモーションしたとしても、求められる能力は一緒で、単純に一段高いレベルになればよい。つまり、ピーターの法則は成り立たない。

  • 無論、部下を引っ張っていくという意味では、人間的な魅力とか、酒を飲ませるなどの技は必要だと思う。ただ、部下をマネジメントするからといって、マネジメント能力が最も重要かというとそうでないケースもある。ある意味、「リーダーシップ」と「マネジメント」の違いなんだとは思うが、個人の技に頼る世界ではマネジャーであってもマネジメントスキルはそれほど重要ではなく、その世界での一段上のスキルのほうがマネジメントに求められる。組織設計やマネジャー教育をする場合、業種の特性を良く考えないといけないんだと、改めて認識した一日だった。

 

10月17日:パリーグのプレーオフ

  • パリーグのプレーオフはロッテの優勝ということで終わった。ロッテというチーム、打線では看板になりうる選手は少ないが、投手陣は先発の駒数といい、押さえの小林雅といい、充実している。守りに重きを置くことに成功したチームが優勝したということはとても興味深い。今年の巨人との対比で考えると、改めてバレンタインの方針の正しさが分かるように思う。

  • ただ、気の毒なのはソフトバンクである。昨年も今年も、ペナントレース中は圧倒的な強さを見せて首位を走ったが、プレーオフで調子が出ずに負けた。松中にいたっては、去年も今年もプレーオフの成績は悲惨なもので、敗因の一翼を担っているといっても過言ではない。

  • ちなみに去年の日本シリーズは西武が中日を下したが、これにしたって、西武はパリーグのプレーオフから連戦で日本シリーズにいたったのに対して、中日はペナントレースから日本シリーズへの日程の間隔があいたことが少なからず影響しているようにも思う。そういう意味で、今年の阪神が日本シリーズでどれくらい調子を出すのか、ちょっと、不安に思う。

  • そういう意味で、日程に間隔があくことが有利不利に影響するのであれば、パリーグのプレーオフのあり方やセリーグとの対戦における有利不利を解決する方策も必要になるのではないかと思う。例えば、パリーグであれば4位までプレーオフに残り、一位対四位、二位対三位でまず戦って、勝者同士で戦うとか、あるいは一位対二位だけにするとかいう方法が検討の対象になるだろうし、セリーグも同じようにプレーオフを行ういうことまで検討すべきなのだろう。

  • 選手のコンディショニングの難しさがプレーオフや日本シリーズの結果に大きく影響するのであれば、今の中途半端なやり方は、あくまでも過渡期の打ち手と認識して、そろそろあるべき姿を実現すべき時期に来ているのではないか。ロッテのチームのすばらしさに感心しつつも、圧倒的に強いはずのソフトバンクの敗戦を見ると、そういう思いが消えない。まして、今年の日本シリーズでロッテが勝つとなると、益々、そういうことを検討しなければならないのではないか。酔った頭で、フジテレビのスポルトを見て、そういうことを実感した。球界やマスコミもそういう問題意識を持って欲しいと思う。

 

10月16日:エアメサイア

  • 秋華賞は予想通り、本命で決まり。配当は安いが見ごたえのあるレースだった。

  • 期待のラインクラフトはトライアルと同様、最後、エアメサイアにかわされた。負けて尚、強しという感じだったが、道中、かかっていたところを見ると、やはり速めのペースのほうが今だといいのだろう。今後はマイル路線か、もっと短いところを狙うのだろうが、そのあたりでは牡馬をも相手にその強さを見せて欲しい。

  • エアメサイアは、武豊がうまいこと乗ったこともあり、強さを見せた。今年の牝馬三冠はラインクラフト、シーザリオ、エアメサイアといい馬が出てきた。

  • 来週は、ディープインパクト。二着の予想をしながら楽しみたい。配当は安いだろうが、、、、

 

10月15日:秋華賞

  • 今週は秋華賞。今週から毎週G1があるので、先手必勝で余裕を持ってG1戦線に臨みたいところではある。

  • ただ、今週はどう考えても本命サイド。ローズSでラインクラフトとエアメサイアが他の馬に大きく差をつけているのを示してしまった。ラインクラフトが負けたのは、道中、かかっていたから。それでも僅差の2着なのだからこの馬は強い。万一のことがあるとすれば、デアリングハートとジェダイトあたり。ローズSに出走していなくて勝負付けはついていないといえるかもしれない。

  • つまらないけど、5-10一点勝負。投資と考えて、前日のオッズ1.5倍は悪くないと思う。

  • ちなみに理論派の馬券師、小島さん(注:小島太調教師ではない)の予想は以下のとおり。今週はしょうがないよね、小島さん。

小島さんの予想
  • 小島です。今週もスローペース再びですね。

  • ◎エアメサイア、○ラインクラフト、▲ライラプス。

  • スタミナタイプの先行馬がいないこのメンバーではオークスやローズSの再現が考えられる。天気も持ちそうで本命サイドで決まりだが、祐一が仕掛けを遅らせるはずなので万一のためにライラプスも。

エアメサイア 臨戦過程より最有力、脚質理想的。
ラインクラフト スローなら距離持つ。
ライラプス 2頭をマークできる脚質、前走-14kgでも好走。中間も入念。
  • というわけです。意外性の無い予想ですみません。

 

10月14日:楽天

  • 楽天がTBSの筆頭株主になり、大騒ぎである。楽天とTBSの経営統合は素直には進まないだろうが、その後にまたTOBとかそれに対しての防衛策とか、いろいろなものが出てくるはず。しばらくニュースには事欠かない。

  • ただ、楽天とTBSの時価総額の比較で楽天が大きいといわれているが、楽天は16年12月期の連結売上高は455億円、連結経常利益は154億円である。経常利益率はとても高いが、売上高はそれほど大きいわけではない。それに比較して、TBSは平成17年3月期の売上高は3017億円、連結経常利益は219億円である。直感的にはTBSのほうが規模が大きいのだが、株式の時価総額ではTBSが7086億円、楽天が1兆248億円と、楽天のほうが大きい。

  • 楽天のほうが今後、より成長していくから時価総額が高いという理屈だろうが、こういうのを見ると、日本の市場における株価は本当に正しいんだろうかと思ってしまう。日本ではヤフーで見てもベータのようなリスクファクターをあらわすような数値は見えない。アメリカの場合、ヤフーなどを見てみるとベータなどいろんなパラメータが出てきて、株価の自分なりの算定もできるのだが、日本ではそういう数字が揃っていない。ライブドアなども結局、株式分割で時価総額が思い切り上がったというだけである。別に株式分割自体が企業の将来の業績をアップさせるものではないのだが、それで時価総額が上がる。

  • だいたい、楽天をネット企業というけども、基本は商店街を上手く作った企業であるに過ぎない。テレビの世界であるならば、放送局というよりもジャパネット高田に近いのではないか。物販の新しい仕組みというわけだから。しかも、売上高455億円というのであれば、社会にとって本当に大きな価値のある企業なんだろうか、と思う部分もある。

  • そう見ていくと、日本企業の株価は少ない情報をベースに結構、いい加減に決められている気がしなくもない。誰がどういうプロセスで決めていくのかは良く知らないが、それにより企業の価値が大きく左右され、それにより企業買収がなされる。

  • 株価がこれほど重要な役割を果たすのであれば、もう少し株価形成のあり方もちゃんとしないものかと思う。

 

10月13日:阪神電鉄

  • 秋になって、またM&Aの動きが世間で取りざたされるようになってきた。いつも出てくるのが村上ファンドだが、今回は阪神電鉄とTBS。両方とも春のニッポン放送の件に匹敵する注目度である。こういう動きが出てきて「いいな」と思うのは、コーポレートガバナンスを考え直すいいきっかけになるからである。

  • 阪神電鉄の場合、要するに優良な子会社が非上場だった場合、上場したほうがいいのではないかという提案である。これは感覚的には(感覚で言ってはいけないのかもしれないが)、本当なのかどうかよくわからない。

  • 阪神電鉄の企業価値の中には、子会社の阪神タイガースの価値も含まれている。キャッシュフロー的には子会社も含めての阪神電鉄の価値であり、そこには阪神タイガースが上場しようがしまいが、トータルにはキャッシュフローなり企業価値は変わらないのではないかという疑問がどうも拭い去れない。阪神タイガースの資産が不透明であれば、透明性を上げるだけで阪神電鉄の企業価値が上がるはずだ。

  • 一方、投資家が阪神電鉄には興味がないが、阪神タイガースなら投資をしたい、というケースが当然、ある。そういう際には阪神タイガースが上場されたほうが投資家から見ると都合がいい。ただ、これはもし阪神タイガースが投資対効果が大きい投資先の場合、阪神電鉄が投資家の希望通り阪神に投資していないということになるわけで、ある意味、阪神電鉄の経営者が馬鹿だといっているようなものである。

  • ただ、もう少し考えてみると、阪神タイガースを上場すべきだというコメントが一般投資家からのものであれば素直に受け止められるのだが、阪神電鉄の株主が言うとなると、意味合いは少し違う。阪神電鉄の株主以外の投資家のメリットになるということは、ある意味、阪神電鉄の株主の相対的なデメリットになるはずである。そういう意味で、村上ファンドが阪神電鉄の株主の立場から阪神タイガースの上場を求めるのは、感覚的には違和感を覚えたりもする。本当はどうなんだろうか?

  • いずれにしても、株式会社は上場してしまうと、非上場の優良な子会社をもっていたとしても、上場を求められるわけである。ある意味、上場している株式会社には世知辛い世の中なんだと思う。

  • ちなみにTBSの場合はまた別のケース。これも落ち着いて考えないとよくわからなくなる。15.4%しか楽天は握っていないのだから、うるさい株主が増えるというだけのことではないか、と思ったりする。

 

10月12日:ウクライナ戦

  • 今日のウクライナ戦、最後のPKは余計だったし、中田浩二の一発退場もどうかな、と思うものはあった。まあ、アウェーであればこんなものか。

  • で、今日、良かったのがヒデである。中田浩二の一発退場の後、ヒデの動きはとても良くなったと思うし、更に中村がベンチに戻ると、とても動きがスムーズになった。ヒデの良いところはフィジカルな強さと気持ちの強さだが、それが逆境で生きた感じがする。更に中村がベンチに下がると、ポジションを高めにとっても不自然でなく、ヒデが生き生きして見えた。

  • 更に面白いのは、ヒデのインタビューに対する対応である。得点は0点で敗戦したにもかかわらず、彼の今日のインタビューに対する態度はとてもご機嫌だった。ある程度、いい感じ動けたという感覚があるのではないかと思ってみていた。

  • 今日の負けは痛かったが、ヒデがどういうときに真価を発揮するのかが明確になった今日の試合だった。

 

10月11日:ヤンキース

  • ヤンキースの今期が終わった。松井は最後のバッターとなり、敗因の一翼を担った形になった。ただ、ヤンキースの今期の問題は、やはり投手陣である。ムッシーナがポストシーズンのローテーションの中心になるということは、先発の駒数が足りないことを意味している。前半で5点を失ったのはあまりに大きかった。

  • 投手陣が弱くて苦労したのは、ある意味、巨人と同じ状況だったと思う。ただ、巨人と違うのは、結局、押さえのリベラが途中から調子を戻したことである。もし、リベラがシーズン当初の調子を続けていたら、巨人みたいに低迷を続けていただろう。

  • 松井に関しては、FAの可能性もあると報道されている。彼は巨人時代の契約更改時には、球団の提示額に一度も文句を言ったことがなく、唯一、拒否したのは複数年契約だけである。彼のいいところは、野球に対するスタンスがとてもピュアであることだと、私は評価している。大リーグでも同じようなスタンスで臨むことを期待したい。

  • PS:今日、赤坂のリフレクソロジーに行ってみた。結論としては、前にこのコラムで紹介した渋谷のスエルテのほうがずっと良い気がした。

 

10月10日:ヒデは必要か

  • ラトビア戦のあとのインタビューでの中田の態度がどうも気に入らなかった。宮本だともっときっちり応えると思ったのだ。インタビュアーも今ひとつだったと思うが、答え方もあるのではないだろうか。

  • キエフに入っても、中田は「修正点がたくさんある」とコメントしていたようだが、個人的には中田がA代表のチームとあっていないような気がしてならない。素人なりにいくつか気になるところを上げると、(1)パスが速くてまわりとあわない。合わないチームにフラストレーションを感じている、(2)中村俊輔より後ろのポジションが彼のA代表の位置だが、前に行きすぎではないか。彼も得意とするのはトップ下であることは分かるが、中村俊輔が引いている場面も結構ある、(3)シュートが基本的に逆回転のボールであり、浮き気味、というあたりか。

  • ようするに彼はいい選手だとは思うのだが、まわりの選手、あるいはチームとあっていないような気がするのである。彼のよさは基本的にフィジカルな強さとパスの速さだと思うのだが、後者がどうもチームとフィットしていないし、ボランチとしての守備力も今一である。比較されるのは、中村俊輔と小野だが、中村はやわらかいパスと攻めにためができているのがチームにあっているように見えるし、小野もやわらかいパスをきっちりとボランチの位置からでも出せる。この2人がいれば今のA代表は十分ではないかと思ったりもする。

  • ジーコ監督になってからのデータを簡単に調べてみると、中田がいるときの勝率は64%、いないと72%。また一試合あたりの得点は中田がいると1.45、いないと1.81。一試合あたりの失点は中田がいると1.11、いないと0.83である。いずれの数字も中田がいないほうがいいのである。あくまで数字だけれど、、、、

  • 私は一回、中田なしでしばらく代表を戦ってみても良いのではないかと思う。また、使うのであればボランチは難しいような気がする。彼のフィジカルな強さを生かして、もっと前で使ってもいいのかもしれない。

  • 企業でも、優秀だけど周りとあわない人をどうするのかということは結構大きな課題だったりする。その場合、企業がうまくいっている場合には、そういうとんがっている人はどこか別なところにおくだろうが、企業が上手くいっていない場合には、そういう優秀な人の活躍に期待するというのが原理原則だと思う。今のA代表は上手く行っているチームである。そういう意味から行くと、中田は必ずしも先発に入れる必要がないのかと思ってしまうのだが、、、

 

10月9日:サンライズペガサス

  • まったく気持ち良いほど、予想をはずした。反省にもならない。サンライズペガサスは結果的に強かった。休み明けだが、後藤の巧騎乗ということか。天皇賞では人気になるだろうが、人気は又割れるはずである。他のG1が荒れそうにないので、荒れるG1として秋の天皇賞は期待してみたい。

  • で、期待したコスモバルクだったが、アンカツがのって、しかも1800mという条件でもだめだった。育て方がだめだったということか、、、、普通に中央に移籍していたら強い馬になっていたと思うのだが、その点はとても残念。馬券も残念だった。

  • 来週はG1で秋華賞。これは本命サイドで決まってしまうと思うのだが、レースとしてはとても楽しみである。

 

10月8日:毎日王冠

  • 豪華なメンバーが揃った。で、興味深いのが前日発売で一番人気なのがコスモバルクということ。競馬新聞での印は少ないが、ファンは多いということか。最終的には一番人気になるとは思えないのだが、、、。

  • で、私の予想はというと、実はコスモバルク。理由はアンカツ騎乗だから。今年は最初からこの組み合わせを希望していた。この馬の失敗はいつもかかってしまう、あるいはそれを無理に抑えて実力が出せないということに尽きるので、アンカツだったらどう捌くのか見てみたい。これでだめだと、この馬はいいところでは勝てないかもしれない。

  • あとは、G2だと強いバランスオブゲーム。1800メートルでは連をはずしたこともなく、天皇賞では難しいだろうが、ここは勝負になるはず。あとは、前のほうから行く馬が結構多いので、後ろから行く組。最近好調のスイープトウショウと1800メートルで連をはずしていないハイアーゲーム。この4頭の組み合わせで行きたいと思う。

  • ダイワメジャー、テレグノシス、サンライズペガサス、カンパニーは良いかもしれないが、後ろから行く馬にもかかわらずスイープトウショウに負けている。今回はばっさりと切ってみたい。

  • 結論としては、6-9-13のボックスとハイペースのときの2-13。

 

10月7日:三洋電機の迷走

  • 三洋電機の副社長兼CFOの古瀬氏が辞任した。経営方針をめぐる見解の相違ということだが、メインバンク出身の副社長が辞任ということで、どうなるのかちょっと不安な状況になってきた。来年3月期の損失が広がる中、さて、キャッシュフローは大丈夫なのか。野中会長の動きは、内部的にはともかく、外から見るとどうももたもたしているように見えてならない。外に向かってもっと強いメッセージが欲しいところなのだが、インパクトがない。

  • と思って、今週の週刊文春を見ると、いろいろと書かれている。ITBPOなるコンサルティング会社に2億4700万円でコンサルティングを依頼しているというあたりがかなりたたかれている。人月400万円とか350万円というのはまあ、妥当な額だとは思うが、このコンサルティング会社、この契約の5日前に設立されたという。プロジェクトの受け皿として設立されたのは間違いない。そこの代表取締役が辻氏というのだが、ありゃ、私、この人と会っている。BIAという会社の専務としての名刺を持っているのだが、、、、飯島さん大丈夫だろうか、、、

  • 詳細は週刊文春にあるのだが、ようするに野中会長、結構独断で、身内に近いところにコンサルティングを発注したように見える。これ自体が大丈夫なのか、ちょっとやばいのかはよく分からない。ただ、金の流れが不透明に見える状況は、社員の士気に大きく影響することが懸念される。見方によっては、リストラ中の会社で、社員にリストラを迫りつつ、自分が私服を肥やしているようにも見えるから。そして、副社長の辞任、、、

  • リストラはかなり人間系の話である。スピード感を持って実行するためには、リーダーは無私でなければならない。ある意味、「李下に冠を正さず」(だっけ)というスタンスが重要なのである。野中会長、ただでさえ会長としての力量を試されている状況である。リストラ中はもう少し注意を払う必要があるのではないか。

  • ちなみに三洋電機、どういう方向で立て直せばいいのだろうか、、、これは結構、難しい課題である。考える材料としては興味深い。私だったら、、、各事業の収益性を見ているわけではないのでよくわからないが、三洋ブランドは家電の低価格ブランドとして徹底し、あとは強みのある部品に特化する、ということでどれだけ収益が改善されるのか見てみたい。三洋の家電は松下と戦うのではなく、LGと戦うような国産ブランドにして特徴を出してはどうだろう、、、。一回、調べてみたいものだ。

 

10月6日:GM

  • GMが保有する富士重工株を全株放出。これが発行済株数の20%にあたるが、そのうち8.7%をトヨタが取得し、富士重工の筆頭株主になるらしい。

  • GMといえば、ある意味、アメリカの象徴的な企業。マーケティングもファイナンスも得意とするところだ。しかし、それだけでは結果的には役に立たないことが分かった。また、1990年代後半には、自動車業界には400万台クラブという言葉がはやった。これは年間の生産台数が400万台に満たない自動車メーカーは淘汰されるという話だったが、今となっては単なるいい加減なたわごとであることが証明された状況である。

  • 結局のところ、魅力的な商品を適正な価格で提供するということがメーカーとしてのすべてであり、それなしではマーケティングもファイナンスもM&Aも意味がない、というところだろうか。トヨタは商品開発や生産技術に優れている会社であり、そこをコアにきっちりと手を打ってきたようなところがある。商品力や生産技術といったメーカーとしてのコアがしっかりしていればその他は後からついてくるといっても間違いなく、また逆は決してありえない。

  • ソニーがメーカーへの回帰という方針を発表したが、方向性としてはやはり間違いない。やはり、メーカーはメーカーであり、メーカーが成長するためには商品力や生産技術が不可欠だということができる。今のソニーの不調は、ある意味、小手先のテクニックに走った結果だといっても間違いない。

  • ただ、こういう原理原則をすぐに実行するのは簡単ではない。小手先ではどうにもならないものだから。恐らく、技術者が元気を出さないとどうにもならない。元気な若い技術者を日本の社会がどれだけ生み出してきたかが、これからのメーカーの再生のキーになる。どれだけ、元気な技術者がいるのか、実際にはそのあたりが少し不安な気もするのだが、、、

 

10月5日:元木の引退

  • 巨人が80敗で今シーズンを終えた。過去最多敗戦ということで、全くの恥である。そういう中、元木が引退した。これは個人的にはとても残念に思っている。

  • 前にも書いたが、今年の巨人の敗因は投手陣である。押さえの不在で、前半でどんなにリードをしていても最後に負けているという試合がなんと多かったことか。打撃陣で言えば、前半のキャプラーの起用がスタートダッシュの失敗に大きく影響していたと思う。これは全く、堀内監督の意地のようなものであり、責任は全く監督にあるといえると思う。

  • ところが、シーズン途中からリストラにあっているのは打撃陣。ローズ、清原といった主軸が切られていった。そして、途中から若返りを図るという方向性が出て、結果的に元木も引退することになった。おかしくないか。野球において、打撃はいわゆる狩であり、守備は農業である。投手陣や守備においては、きっちりとミスなく仕事をすることが求められるが、打撃に関してはある程度、気分に左右されるところは少なくない。投手陣があれだけへろへろであるならば、打撃陣が腐り、成績が落ちるのは当然のことである。

  • 元木は巨人に入るために浪人をするほど巨人を愛していた。奥さんだって日テレのアナウンサーを選ぶほど読売グループが好きだった。彼の勝負強いバッティングは巨人の他のメンバーに見られないものである。無理しておっつける右打ちと狙い済ましたような引張りの組み合わせは見事というしかない。足が遅いのもご愛嬌である。それが恐らくは清原派というレッテルを監督から貼られ、最終的に戦力外通告を受けてしまう。しかし、元木はもっとやれると思う。そう思うととても惜しい。原監督が引き止めたりしないのだろうか?

  • 今シーズンの不振の原因に対して対策を打つのであれば、投手陣のリストラである。決して打撃陣ではない。それが途中から理屈が捻じ曲がり、打撃陣がリストラに合う。フロントと監督の無能さが露呈したといっても間違いないだろう。原因に対してきっちりした対応策ができないのだから。

  • 企業のリストラも同様のケースはないのか。経営陣の戦略が間違っているのに、業績が落ちると経営陣が責任を全うするという変な理屈の元に、リストラを実施する。無論、無能な社員、戦力にならない社員はリストラの対象とすべきだろう。ただ、そこでは業績悪化のどれだけ原因になっているかという評価を避けてはいけない。リストラに関しては、原因とアクションがリンクしているかどうかを検証することが必要である。無能な経営者が自分の無能さを棚に上げて、責任のない人間を切るというのは、原理原則としてはあってはならない。でも、今年の巨人を振り返り、そういうことがが世の中に多いのではないかと改めて感じた。

 

10月4日:平成電電

  • 平成電電が民事再生法の適用を申請した。このニュースを聞いて思ったことが二つ。

  • ひとつは、やっぱり古いテクノロジーで勝負を挑むと負けるということ。参入障壁がないのだから、既存の事業者に勝負を挑めばかんたんにつぶされてしまうというのは当然のこと。市場的にニッチなところをつかんで参入障壁を作らないとビジネス展開は無理、ということをこのケースは改めて示している。

  • ちなみに異なる技術間の勝負となれば、少し高価であってもパフォーマンスが優れた技術、新しい技術が勝つこともいろんな分野で証明されている。液晶にしたところで、安価な技術であるDSTNとかはやはり画質に優れたTFTに凌駕されてしまっている。価格は量産効果でどんどん下がるものであるから、やはりパフォーマンスで優れた技術にかけるのが定石である。

  • もうひとつは、結構、新聞でにぎわっていた平成電電に関連した投資組合の出資者募集の広告である。年利10%程度の配当をうたっていたが、とても怪しいという印象を持った覚えがある。怪しすぎる話にはやっぱり何かあるというのが普通だ。もっと疑ってしまうと、今回の民事再生法に関しても意図的ではないか、と思ってしまったりもしてしまう。昔のココ山岡の計画倒産を思い出してしまった、、、、

 

10月3日:アリコ

  • 最近、ちょっと、気になるのがアリコのCM。清水ミチコを使っているのに、何でひねりが何もないのか?

  • 清水ミチコといえば、あの「夢であえたら」で野沢直子と並んでの紅二点。この2名はやはり天才だと思うのだが、その清水ミチコが何も変わったことをやらないで終わるCM。もったいないと思うのだが、、、、そう思わせることが、作り手の意図か?

  • もし、そうならば完全に作り手の意図にのったことになる。ある意味、新手のCM戦略なのだろうが、果たしてそうなんだろうか?今後、アリコが清水ミチコに何をやらせていくのか、しばらく注目してみたい。

 

10月2日:サイレントウィットネス

  • 圧勝。1200メートルでは無敗の強さを改めて見せた感じだった。デュランダルがとどくにはあの位置取りだと、もっとハイペースが必要なんだろうか。

  • 予想は1着から5着のうち4頭が予想した馬ということで、その点では満足だが、馬券に関しては元手を割る馬券負け。本線の一点予想でなければいけないところだが、いいレースを見たということで、秋のG1第一戦は満足したい。

  • 次のG1は再来週の秋華賞。これはローズSそのまま、という気がするのだが、、、。また、本命サイドか、、、。

 

10月1日:スプリンターズS

  • ようやく秋のG1がスタート。前哨戦の神戸新聞杯、ローズSで(本命サイドだけれども)当てているので、その勢いをG1に持ち込みたいところ。

  • スプリンターズSはやはり距離適正が一番大事。今年はなかなかいいメンバーが集まったと思うが、1200メートルで絶対的な強みを見せているのが、サイレントウィットネスとデュランダル。この2頭ははずせない。どちらもこないということはありえないと思う。特にサイレントウィットネスは1200メートルで無敗。日本への来日に関しても安田記念の1600メートルで3着と、この点でも不安は見せていない。デュランダルもこのレースは過去1着、2着と相性の良さを誇っておりなかなかはずすロジックは見つからない。

  • あと、考えなければならないのはローテーション。過去のスプリンターズSを見ると、セントウルSの上位馬、アイビスサマーダッシュの勝ち馬が連対を果たしている。その傾向から見ると、テイエムチュラサン、キーンランドスワン、マルカキセキは注意すべき。逆に、有力馬でも注意したほうがいいのは、シーイズトウショウ(乗り代り、池添はデュランダルを選んだ)、アドマイヤマックス(右回りは今一歩)、カルストンライトオ(前走の負け方が、、、)、プレシャスカフェ(最近、どうしたのか)、という感じ。

  • 結論としては、サイレントウィットネスからデュランダル、テイエムチュラサン、キーンランドスワン、マルカキセキへ。当然、最初を厚めに。4-13、2-13、10-13、13-14。一昨年のセントウルS組ばかりというパターンも期待して10-14も少々。

  • ところで、秋のG1もありがたいことに理論派の馬券師、小島さん(注:小島太調教師ではない)が予想を出してくれることに。新天地からの予想は更にパワーを増しているのか、、、以下、ご参考まで。

小島さんの予想
  • 結論:◎シーイズトウショウ、○アドマイヤマックス、▲マルカキセキ、×サイレントウィットネス、×デュランダル、×シルキーラグーン。◎○▲のBOXと◎流しをお勧めします。

  • 中山6Fということで前残りを連想しがちだが、このレースが10月に移行後は、逃げ先行だけで決まっていない。(ビリーヴ優勝で前3頭で決まったのは新潟での代替開催。この傾向は今開催の平場4レース中3レースでも当てはまっている。)テンから飛ばしすぎて最後の1Fだけ12秒以上になっており、現に前年カルストンライトオも最後は止まっている。今年もテンに早いメンバーがそろっているので激しい流れになる。というわけで、先行勢は持ちタイム重視、追い込み勢は3F33秒台の出せる者を選択。

  • 軸はシーイズトウショウ。乗り替わりとなるが前走が好感。マックスは調教内容が良い(2週前一番時計でフジを千切った)。あとは夏の定番、上がり馬。

◎シーイズトウショウ:前走圧勝。テレビ愛知杯1.06.7R、逃げて33.9は驚愕。しかも控えてもいける。
○アドマイヤマックス:好調教、距離ベスト。阪急杯で33.8。春の出来ならば豊マジックが決まる。
▲マルカキセキ:前でも競馬できる。Rテレビ愛知杯で33.2、小倉で1.06.9。
注意:サイレントウィットネス:安田記念でも好走、距離短縮歓迎。6Fレコードは1.08.4だが日本の馬場に直すと1.07。
デュランダル:仕上がり不安だが末足脅威。一昨年の33.1が見たい。
シルキーラグーン:テレビ愛知杯2着1.06.9、バーデンバーデンC1.07.0。中山も好相性。
  • 他はタイムが足りなかったり、仕上がりや前走内容の悪さから外します。

  • 最後に鉄則:穴本命なので人気サイドはカバーすべし、でした。

<オマケ:投資信託>(これも小島さんです!)
  • 以前、Kさんと競馬投資信託で盛り上がったことがありました。私がファンドマネージャーで預託資金を競馬で増やしてゆくという趣旨です。

  • 今年の実績を例にとって見ると、4月の基準価額を一口1万円とした場合、NHK杯後に6000円まで落ち込んでダービー後に17,700円、宝塚で11,720円になりましたが函館SSで18,900円の年初来高値を付けました。現在は16,000円近辺にあります。無配当信託ですがキャピタルゲインは悪くありませんよね。

  • 信託料金は解約時純益の30%あたりで設定して、はたして乗ってくる人はいるのか?もしいれば鎌倉総研さんで窓口になってください。(→いれば、なりましょう(笑))

 

9月30日:白黒つけるTPO

  • 首相の靖国参拝に違憲との判決が大阪高裁から出た。これはちょっとびっくりした判決だった。

  • 私は別にこの問題のプロでもないし、いろんな解釈があるのだろうが、この判決の影響は小さくない。対中国、対韓国などをとても刺激する判決だと思う。で、こういう影響の大きい判決を下したその理由は、「公用車を使い秘書官を伴っていた」「内閣総理大臣と記帳した」「公約だった」という、ある意味、解釈に大きく依存するようなものである。

  • つまり、大きな影響力を持つ判断なのだけれども、あまり根拠がしっかりしておらず、個々の小さな判断に結果が大きく左右されてしまう構造が、この裁判にはある。こういう場合は、判断の影響を考えた上で、判断をぼやかしたり、先延ばしにしたりするのが普通だ。しかし、今回は判断した。その影響が日本に決してプラスにならないことが明らかであるにもかかわらずである。大人の対応をせずに、自らの正義と信念に従ったのだろう。でも、影響の大きさは今回、ある意味、無視した。

  • 背景に何があるかは知らない。ただ、時勢柄、どうしても反小泉という力を考えてしまう。これが裁判所の外からなのか、それとも心のうちからなのかは知らない。靖国問題が小泉首相の唯一のアキレス腱であるわけだから、うがった見方かもしれないが、どうしてもそう見えてしまう。

  • 裁判がどうあるべきかは知らない。しかし、一般的には常に先の影響を考えて、行動、判断するのが大人の行動といえるだろう。正義を発揮して正しく判断するケースと、あえてそのようにしないケースがあるのは、ある意味、TPOに応じた対応である。裁判でなければ、今回の判断は、子供っぽい正義感か、反小泉の悪意が感じられるものである。裁判が白黒つけることを求められているとするのであれば、もちろんそうとは言わないが、、、。裁判所が何をどこまで考えたのか、とても考えてしまう判決だと思う。

 

9月29日:人員削減

  • 29日の日経新聞の朝刊では、「人員削減」がえらく目立っていた気がする。「三洋電機が来年1月までに10000人削減」、「メルセデスが国内工場の余剰人員削減8000人」、「NHKが新生プランで来年度から3年間で1200名削減」、「日航が希望退職200〜300名募集」、「ファイザーが工場閉鎖や人員削減などのリストラ計画を打ち出す」、「JTの希望退職者、2005年3月に4658人、2006年3月期中に1138人」。

  • 企業の業績が悪いと、コスト削減のために人員削減を行うのは常道だ。人件費は固定費になるのでこの削減は損益分岐点を下げるのに大きく寄与する。ただ、気になるのは人員削減はある意味、誰でも打ち出せる方策ではないかということだ。無論、その実現には大きな労力を要するし、実施するのは並大抵のことではないかもしれない。でも、大手企業の経営者であればとても優秀なはずだから、誰でも思いつく人員削減以外で何か手は打てないものかと思ってしまう。

  • 人が資産というのであれば、余れば何かに投資すべきであって、常に新しい分野に人をシフトするのが経営である。事業には常にライフサイクルがあるわけで、ずっとその事業が続いていくようなものではない。成熟、衰退する事業があることを前提として、それでも人を採用しているのだから、衰退する事業があればそこの人員を削減するのではなく、新規分野にシフトするのが本来あるべき姿だ。新しい分野を見つけたり、育てたりできなかったことは経営者の問題である。であるにもかかわらず人員削減をするというのであれば、なぜ終身雇用で採用したのかという、そもそもの部分に疑問がいったりもする。

  • 三洋電機などは、10000人人員削減してどういう会社になるのか、実は新聞報道を見てもさっぱり分からない。10000人の人員削減しても一人あたりのコストを1000万円と仮定して、1000億円の削減である。2005年3月期の1700億円の赤字、2006年3月期の1400億円の予想赤字はこれだけでは埋まらない。だいたい、人員削減をしたら売り上げも落ちるだろう。また、事業のほうはというと、どうも集中する分野が強いのか弱いのかよく分からないし、そもそも企業として何で差別化していくかも見えていない。

  • 人員削減は珍しくはなくなったが、やはりその重みは常に考えるべきだ。企業の再生の姿を明確にし、可能な限り人員の再配置をはかり、重点分野に人員を投入しなければならない。安易に人員削減を口にするような風潮は良くないと思う。

 

9月28日:楽天問題

  • 楽天が田尾監督を更迭して、どうも野村監督にするらしい。でも、世論もそうだけど、おかしいという感覚はぬぐいがたい気がする。

  • ひとつは、収益の視点。楽天は今年、ある意味、地域球団として地域の支持を得た数少ない球団だったと思う。ある意味、アルビレックス新潟のような。しかも、新聞報道によれば収支はトントンだったとか。これはすごいことである。こんなに簡単に球団経営が成り立つものかと思う。ただ、それを支えていたのは田尾監督であり、長期的な視点から球団を育てていこうというファンの存在だった。にもかかわらず、この球団を支えてきた2つを切っていいのだろうか。せっかくのKFSを捨ててまで、取るべき果実はあるんだろうかと思う。まあ、勝率が三割に満たないのはかなり恥ずかしい気もするが、、、

  • もうひとつは、田尾監督から野村監督へという世代の繰り上がりである。三木谷さんはある意味、若手経営者の代表格である。そういう人であるならば、監督も新世代から選ぶべきであり、ある意味、過去との決別を実現すべきだと思う。若い世代もそれを望んでおり、それができてこそ、若い世代が過去のしがらみから解放されるんだと思う。それが、実績を重んじて野村監督というのはあまり三木谷さんらしくないのではないか。若手経営者である以上、世代間闘争の構図に持っていって欲しいと思うのだが、それは難しいのだろうか。

  • 早期の結果を求めて監督を変えるというのは、成果主義という視点から見ると納得できる気もする。ただ、支えてくれるファンを無視するスタンス、更に過去の実績にすがった監督人事は、楽天という新しい球団のあり方に対して、正解なんだろうかという疑問は拭い去れない。いずれにしても、来年の球団経営の収支が答えを出すだろう。これでも収支がとんとんになるのであれば、東北の人はいい人、という結論に納まるのだろうが、、、、。でも本来であるならば、ファンの望むところは今回の方向性ではないはず。ファンを無視した動きは、決してマーケット至上主義のビジネスとは思えない。

 

9月27日:国家公務員削減

  • 政府の経済財政諮問会議で民間議員が国家公務員5%純減を提言したそうだ。国家公務員の人件費を今後10年以内に名目GDP比で半減させることも提案したという。

  • これは、郵政民営化の次のテーマとしてはいいテーマだと思う。理由は3つ。第一に省庁側は強烈に反対しすぐには実現しないため、次の選挙でも使えるテーマであること、第二に一般国民にとっては自分には関係ないテーマなので、反対する理由がなく、皆が賛成すること、そして第三に民主党が官公労を意識してこれに反対に回ると、ますます国民に支持されなくなること、である。また、民主党がこれに賛成すれば民主党分裂もありうることになり、自民党の相対優位が益々確立されることにもなる。

  • これに対して省庁側は反発を強めていると新聞報道にあったが、さて、省庁側が反発してもこの動きをどうやって止めるのだろう。政治家がしっかりしていれば止められないはず。どういう手を省庁側が使うのか、ちょっと見ものである

  • いずれにしても、国民の支持をうけるいろんな打ち手を出すものだと感心する。年金の話に集中すると、これは国民が自分の問題であるために皆が賛成というわけには行かない。しかし、官を切り刻む打ち手は国民の支持を受けやすいし、改革の実現という感じになる。さすがだと思う。

  • あとは、国会議員の問題をテーマに上げて欲しい。議員年金の廃止はテーマにあがっているようだが、議員定数の削減なども実現して欲しい。国会議員が自分を改革の対象にするのであれば、改革の真剣度は国民に伝わるはずだ。

 

9月26日:ポルシェ

  • ポルシェに関しては、「ボクスターの試乗」「ケイマンの登場」あたりに興味があっただけなのだが、フォルクスワーゲンの筆頭株主になるという報道があった。

  • VWが営業赤字に転じていることから、安定株主の確保により買収防衛をするということであるらしい。ポルシェはVWに比べて売り上げは10%にも満たないが、ボクスター、カイエンが好調で業績は順調。しかも株主の50%が創業者一族ということで、安定株主となりえるみたいだ。

  • 小さい会社が大きい会社を支配するというのは、なんかぴんと来ない感じだ。ポルシェを買収すればVWの筆頭株主になれるということで、ポルシェの業績が悪くなったりしたらどうなるんだろうと思ったりもする。創業者一族が株式の50%を持っているということで、基本的にはそういうことはないのだろうが、将来を考えると、ある意味一時的な打ち手なのだろう。筆頭株主になるための資金調達も、今のポルシェの好業績によるのかもしれない。そういう意味で、ポルシェによるVWの安定株主政策は、ある意味、現状に依存する特殊解なんではないかと思う。

  • ちなみに、わが社はポルシェを購入できるほど豊かではないが、何度か試乗はさせてもらった。ボクスターはシャーシと重量バランスがとてもいい。パワーはすごいという感じではないけど、運転が思いのままという感じ。カイエンはSはすごいパワー。とてもSUVとは思えない。ちょっと大きいけど。普通のカイエンは足回りのよさは感じるけど、ちょっと普通な気もする。他のSUVに比べてものすごいという感じはない。ポルシェの雰囲気は味わえるけど、、、。(いつかはポルシェを買いたい、、、)

  • PS: 今日はとある若い人と飲んだ。独身を謳歌していた。女性は大切にしないと、、、、。

 

9月25日:ディープインパクト

  • まずは、順当にかつ無事に勝ってよかった。無敗の三冠馬が誕生する部隊が整ったということで、10月23日はものすごく盛り上がるに違いない。今から楽しみ。

  • 二着のシックスセンスもきっちり走った。G1の実績はうそじゃない。ただ、菊花賞の3000メートルはやっぱり血統が問題になるんじゃないか。あとはストーミーカフェ。久々だからか、前半が少し早めだったからか、ちょっと期待はずれ。菊花賞に使ってくるかどうかも分からないし、血統的にどうかという気もする。

  • 来週からは秋のG1。前哨戦のローズSと神戸新聞杯の2連勝で幸先のよいスタートである。スプリンターズステークスはきっちりと取りに行きたい。理論派の小島さんはちゃんと予想、出してくれるだろうか、、、、

 

9月24日:神戸新聞杯

  • ディープインパクトの秋の初戦ということで注目度も高いこのレース。基本的には、秋も無事かどうかを見ましょうというレースだと思う。馬券を買うのであれば、ディープインパクトからというのは120%妥当。

  • 問題は2着以降である。春のクラシック組から行くのが妥当だと思うが、先週のセントライト記念でアドマイヤフジ、マイネルレコルトが惨敗したので、別路線からの馬をどのように扱うかが問題というだけである。

  • 注目したいのは、ストーミーカフェ。春のクラシックも期待していたのだが骨折。クラシック組との勝負付けはできていない。あとは実績からシックスセンス。皐月賞はまぐれかと思ったけど、ダービーで実力であることが証明された。気になるのは、四位がシックスセンスからストーミーカフェに乗り換えたこと。やはり、ストーミーカフェのほうが上なんだろうか。いずれにしても神戸新聞杯は荒れないレースのようなので、これくらいしか買えない。

  • 結論としては、4-9、9-13の2点でどうか。万一のケースに備えて、4-13も入れてみる。縁起の悪そうな数字3つを選んだ感じになってしまったが、いずれにしても、まずはディープインパクトを見るレースとして位置づけたい。とにかく無事に走って欲しい。

 

9月23日:外人の社長

  • ソニーがストリンガー氏の体制になって、10000人の人員削減を含む中期経営計画を発表した。外人(この言い方も古いんだけど)を社長にすると、やはりリストラが出てくる。ストリンガー氏だとそうでもないのか、と思ったりもしていたのだが、そうではなかった。

  • やることは、「コア事業への集中」「ノンコア事業の見直し、売却」「資産整理」「人員削減」「経費削減」という、当面やらなければならないことだけど、目新しくないものが当然、並ぶ。こういう方針はその会社をそれほど知らなくてもできることで、経営コンサルタントといわれる人もこういうことなら容易に提言出来る。日本人だと実行しにくいものが、外人だと物事をストレートに言うからやりやすいということか。物事をストレートに言うのだけであれば関西人でもよさそうだが、関西人だと人情に負けるからやはり外人がいいのだろう。

  • 日産のゴーンさんもやったことは、基本的にリストラに過ぎない。コストサイドは実行するのは難しいができないことはない。やることのお作法はある程度分かっているから。日産も財務体質はコーンさんになってかなり良くなった。ただ、車が売れるようになったかというと、この点はまだ疑問。個人的にも、最初に乗った車がスカイラインだから日産をもともとは嫌いではないのだが、今の日産車にはあまり魅力を感じない。デザインがルノーに似てきただけのような気がする。

  • ソニーも本当なら、例えばテレビ、ディスプレイに対してどのように取り組むのか、とても興味がある。プラズマ、液晶、リアプロでない方式で行く、などと言ったり、ぜんぜん違う使い方を広めるなどと言ったりすると、やっぱりソニーだ、と思えたりするのだろう。例えば、キャノンのようにSEDに資源を集中するなどということを、ソニーが言ってほしい気がする。キャノンが言うと、ディスプレイの独自技術が悲願だ、という風にしか見えないけど、ソニーだと独自のトレンドをつくれそうな気がするから。残念ながら、今回の中期経営計画にそのようなユニークさはなかった気がする。今後そういうものが出てくることを期待したいのだが、、、、

  • 私自身、外人社長を上に持った経験は前職の一回だけ。フランス人だけど、英語のなまりがひどくて、何を言っているのか分からなかった。彼も結果的には日本オフィスを縮小して、NTTデータに売却したという役割を果たしたことになる。実際は何もしていないようにも思うのだが、外人社長はリストラをやる、というひとつの例だ。

  • 外人社長が就任するというのは、スタートアップのとき以外は、ある意味、リストラ、もう少しいい言葉で言えば構造改革を行うというメッセージと思って間違いないだろう。新たな事業展開や新たなビジネスモデルの展開などというものは、しばらく先の話になるのかもしれない。

 

9月22日:大阪市

  •  大阪市の互助連合会給付金等調査委員会が、カラ残業問題で、磯村隆文前市長について、市が約2億円の損害賠償を請求するよう要求したそうだ。また、これ以外にヤミ年金・退職金問題もあったそうで、職員互助組合、労働組合、支出を決めた当時の市総務、交通、水道各局長、教育長らに共同不法行為責任があるとして、投入した公金のうち未返還の189億円を連帯して賠償させるよう求めたという。

  • 大阪市はなんかいろいろとあるようで、名前が隠せる創意工夫に満ちたスーツなども今年は話題になったが、から残業とかヤミ年金もあったとは驚きである。こういう体質を一掃するためには、巨額の損害賠償を求めるのはとても筋が通っている。こういうある意味、「見せしめ」のようなことをやることにより、その他の人も初めてこの手の不正をやるまいと思うようになる。

  • この「見せしめ理論」(正式名称は知らないが、)は、例えば交通違反の罰金などに実際適用されている。スピード違反の罰金を高く設定すると、取締りのために人員をあまりかけず、たまに違反者を捕まえるだけで十分見せしめになり、結果的にスピード違反が抑止できる。逆に罰金が低いと、ドライバーは捕まってもある程度構わないという感覚でスピードを出し、スピード違反を抑止するためには取締りに人手とコストをかけなければならなくなる。つまり、罰金を高くするだけでコストは低く、効果は最大にすることができる。ただ、どこまでも非常識に高くすると、反発を買い、根拠を示せといわれたりするので、普通は常識の範囲でできるだけ高くするんだと思う。

  • 今回の大阪市の賠償請求の場合、金額は高く、その根拠も示されている。そういう意味で、この賠償請求をきっちりと行うことができれば「見せしめ理論」が機能し、大阪市にとどまらず、不正の抑止力になることが期待できる。前市長にはちょっと気の毒だが、今後の公務員の不正を抑止するためにもきっちりと払って欲しいものだ。それだけ市民に損害を与えたのだからしょうがないでしょう。

 

9月21日:片山さつきと佐藤ゆかり

  • 片山さつきはなんだろう。テレビの取材陣への対応を見て非常に不愉快に感じた。なんだろうか。いかにも自分が偉い、良く知っているという「選民思想」が言葉にも表情にも出ている気がする。先生といわれることを好み、決して国民の声を聞くという態度に見えないのだが、どんなもんだろうか。

  • それと比較して、佐藤ゆかりは好感度が高かった。マスコミに対する話し方はクリアで、謙虚。選挙中は不倫メールとかでマスコミにはあれこれ騒がれたが、彼女はテレビに登場するほど好感度を増していくような気がする。見掛けだけかもしれないけれども謙虚だし、基本スタンスは国民の声を代表するというスタンスを取っている。単に美人だからというわけではない。そういう意味では、片山さつきだって元ミス東大である。とはいっても、ミス東大だが、、

  • この2人の差はいったいどこから出てくるのか。東大と上智大の違いか、それとも官僚と民間というキャリアの差か。希望的には前者ではないと思いたい。東大だっていい大学である。ただ、後者の差は大きい気がする。官僚は基本的に客商売ではない。顧客とやり取りをしてリレーションをとって売り込むということは官僚の仕事にはないから。切った張ったは組織内、及び議員の先生向けにしか無いのではない。それに対して、エコノミストはあくまでも客商売である。しゃべる内容も大事であるが、それだけではない、常に顧客を意識する商売である。

  • こう考えると、やはり官僚が顧客を意識する機会が少ない(あるいはない)というのは非常に問題だと思う。国民に対するスタンスで、片山さつきと佐藤ゆかりほどの差が出てくるわけだから。別に官僚は国民に選ばれたわけでもないのに、ある意味、「選民思想」を持ってしまう環境にある。賢ければそのあたりは理解するのだろうが、馬鹿だとどうしようもない。やっぱり、官僚ももっと民間との流動性を高めなければいけないと、今日の片山さつきをみて思った。

  • PS: そういえば、シンクタンクにいたときに付き合った通産省の若手のキャリアもひどかった。頭悪いのにえらそうだった。決して、キャリア全員がそうとは言わないけれど、そういうできの悪い人がいるときにちゃんと組織的に矯正していけるのか、、、、彼は今、どうなっているんだろう、、、

 

9月20日:プラズマと液晶

  • 大型液晶の値下がりが激しいようだ。先週の日経新聞によれば、37型がすでに同じレベルの価格、42型もパネルレベルで来年にはプラズマのレベルまで下がるらしい。これはすごいことである。

  • 液晶パネルの構造はTFTを作っていることもあり、プラズマに比べて複雑である。プロセス数が多い。つまり、基本的に手間がかかっている。手間がかかっているにもかかわらず安くなるのは、量産効果が出ているから。これに尽きる。プラズマは基本的に大きいパネル主体だが、液晶は小型で量を捌いているから量産の視点から見ると液晶のほうが圧倒的に有利になる。つまり、構造で有利なプラズマに対して、量産で有利な液晶が優位に立ちつつあるというのが現状である。

  • 個人的には、社会人になった初めての仕事が液晶の研究開発なので、液晶のいいところも悪いところもある程度分かると自負している。液晶は画素が四角でかつ発光素子ではないので、どうも画像がカクカクして見える。また、応答速度も遅いので、早い動きにはついていかない。こう思っているから、液晶はテレビには向かないと思っているし、家ではプラズマを買った。でも、それほど細かいことを考えなければ、液晶は色はいいし、消費電力も低いというメリットもある。

  • こういう状態でプラズマのメーカーはどういう手を打つのだろう。液晶は更なる量産で価格を下げていくだろうが、プラズマは液晶ほどの量産効果は出ない(日立は富士通のプラズマ事業を買って、どうなったんだろう)。なぜなら、捌ける量が違うから。とすると、より本質的なコストリダクションをせざるを得ないはず。できるんだろうか?たぶん小手先ではだめで、更なる買収で規模の効果を狙うか、技術開発で抜本的なコストリダクションを実現するかしかないのだろう。プラズマメーカーの次の打ち手に注目したい。プラズマの国内2位の日立は、どうするんだろうか、、、、

 

9月19日:ソニー

  • 先週の金曜日だが、ソニーが電機・娯楽に集中するとの報道があった。金融事業は売却、ISP事業やCS放送の株式も売却ということで、資産を圧縮した上で、エレクトロニクス部門の構造改革にあたるという。

  • ようやくソニーが、メーカーとしての再生を目指すことになった。資源を集中するのは「エレクトロニクス」「ゲーム」「音楽」「映画」ということのようだが、ストリンガーさんの打ち出した方向はすばらしいと思う。ようするにソニーのメーカーとしての原点に戻ろうということ。やはりソニーは独自技術、それに基づく独自製品がないといけないと思う。出井さんは技術に関してはあまり興味がないようだったが、逆に儲かるからといって、ソニーが金融をやる意味がどれくらいあるのかというのも、私にはよくわからない。そもそもソニーというブランドがやはりエレクトロニクスの技術力に支えられているという仮定が正しいのであれば、そことのシナジーがあり、それにより差別化が可能なもの以外は、やるべきではない。金融を儲かっているけれども切り離すというのは、原理原則として正しい打ち手だと思う。

  • このときに考えてしまうのが、GEとの違いである。GEは世界でナンバーワンかツーであればやるということで、金融にも展開した。このモデルがソニーに当てはまらない理由は何か。いろいろな議論はあるだろうが、GEはGEブランドよりもジャック・ウェルチが強く、逆に出井さんはそこにまで離れなかったというのに尽きるのではないか。ソニーはやはりファンが多い「メーカー」なのである。

  • あと、ついでに言えば、「クオリア」の廃止も検討中とのこと。これは絶対良いと思う。前にも書いたが、この「クオリア」に関してはとんでもない思い違いのブランドだというのが私の認識。技術を無視しても値段とブランド力で差別化しようというものだが、コアな差別化技術がなければうまくいくわけがない。これもソニーというブランドに対して認識が誤っている事が原因なのだろう。

  • ソニーは、例えばアップルのように、技術力、商品力を前面に打ち出すべきなのだ。そして、意外にも、ストリンガー会長は見事に「メーカー」としての再生という方針を打ち出した。方向性がとてもまともで原理原則に基づいているように思う。今後の展開に期待してみたい。

 

9月18日:ローズS

  • ローズSは予想通り、エアメサイアとラインクラフトで決着。秋華賞は春活躍した馬中心でいけるのだろう。シーザリオ、ラインクラフトという今年の三歳牝馬の春の活躍は抜けており、ラインクラフトの2000メートルの不安以外はやっぱり春の馬中心というのが証明されたレース。

  • それに比べて、セントライト記念はやはり訳の分からない結果になった。マイネルレコルトがここで負けるというのは、新興勢力の力が結構あるということか。菊花賞、一着はディープインパクトだけど、二着は読みにくいということになってしまった。菊花賞の予想は結構楽しめそうだ。

  • PS:18日は突然、祖母の葬式となり、守山へ。ネットに接続できなかった。

 

9月17日:民主党代表(その2)

  • 結局、前原さんが2票差で民主党の代表になった。これはちょっと意外。前回、若手路線に切り替え、若手の中で岡田さんを選び、結果的に今回の衆議院議員選挙での大敗。普通に考えれば、前原さんにするということは若手路線で、前回は岡田さんに及ばなかった人を選んだということ。基本は、岡田さん以下ということで、ロジカルに考えると今より良くなることは期待できない。

  • 前回の若手路線で失敗したというのであれば、短期的にはその路線は変えるというのが基本的な考え方だ。企業の経営だったら重鎮をもってくるか外人を招くかという形になるべきで、民主党の場合であれば、今回のオプションの中では菅さんを選ぶのが筋ということになる。

  • ただ、菅さんが選ばれると、民主党の再生ができたとしても、その先の成長が期待できないのは確か。そのあたりのイメージが前原さんに投票する形になったのかもしれないが、論理的に考えると良くない結果になったのではないかと思う。民主党は戦略的かつ論理的に物事を考えるのが苦手な集団のようだ。

  • あとの期待は、前原さん自体が今まで「能ある鷹は爪を隠す」で、代表になった瞬間に爪を出すのでは、というあたりだろう。そのあたりにとても期待したいが、そうでなければ民主党にとっての最悪の期間の汚れ役に終わることも考えられる。今後の彼のパフォーマンスに期待したい。小泉さんにパフォーマンスで勝つのはなかなか難しいけれど。

  • PS:セントライト記念は菊花賞に向けてみておきたいが、予想はよくわからない。ダービー組と夏競馬組との力関係がさっぱり分からないから。ダービー組以外で前走1着の馬が8頭もいるし。ローズステークスは、ラインクラフト、エアメサイアでいけるのでは。体調が特に悪いという感じでもなさそうなので順当に行くのではないかと思う。ラインクラフトは2000メートルまではカバーして欲しい。

  • PS2:日テレの「女王の教室」、面白かった。最初はすごかったけど、メッセージはとても良かった。

 

9月16日:民主党代表

  • 結局、前原さんと菅さんが立候補した。若手の方がもっと出てくるべきだと思うのだが、若手は前原さんただ一人。個人的にこの人を良く知らないのでなんともいえないのだが、一般人にはあまり知られていない人で、そういう意味では自己アピールが上手くないのかもしれない。

  • がっかりしたのは、若手の方がこれをチャンスともっと手を上げればいいのに、他に誰も上げないこと。党が若手を立てない状況を作っているのか、それとも若手の代表格の人がチキンなだけなのか、外野から見ているとよく分からないが、ピンチのときに火中の栗を拾わないのであれば、民主党の若手の方々に党の改革のための熱意が不足していると思われてもしょうがない。これが選挙のときの根本的な敗因かもしれない。最初から岡田さんに責任を取らせようとしていたのだろう。

  • 政策論争をきっちりできるという点では菅さんが一枚上手だと思うのだが、女性問題で汚点がついているときにそれが凶とでるのかどうか。自民党のように、山崎さんまでも生き残れる懐の深さがあれば、菅さんの問題などはたいしたことではないと思うのだが、これはよく分からない。社民党だとまず無理だろうけど、社民党は前科のある人も比例で当選させる別の懐の深さを持っている。

  • ということで、民主党がどういう党なのかは、ある意味、今回の代表の選び方で見えてくるだろう。あまり、もたもたしないで、きっちりと正面から政策論争ができるような体制を作って欲しいと思う。

  • PS:久しぶりに野沢直子をみたけれど、彼女は面白すぎ。「夢であえたら」のころの輝きに更に磨きがかかっている(基本的にエロなんだけど、、、)。

 

9月15日:足のマッサージ

  • 今日はあちこち、仕事の打合せで回った後、渋谷で知り合いと飲む約束もあり、渋谷に久しぶりに行った。仕事柄、渋谷に行くことはほとんどないのだが、行くとやっぱり自分が遊んでいたころとは全く変わっている。まあ、当然のことだけど。

  • で、最近、たまに渋谷に行くと、「スエルテ」というところでフットマッサージを受ける。今日も時間があったのでここに行った。これがなかなかいい。この分野は詳しくないのだが、待ち時間もなく中に案内されると、酸素を鼻先にあてがわれ、疲れに効くというアロマを使って、ふくらはぎを中心にマッサージを受けた。これが途中で意識を失うぐらい、気持ちいい。なぜ、途中でうとうとしてしまうのかはよく分からないのだけど、今日だけでなく前回もそうだった。マッサージをしてくれる女性もすごく丁寧な対応をしてくれる。若い女性に丁寧に扱われるのもうれしいのだが、ここの女性が、皆、なかなかかわいい。

  • 文教堂の2階という事もあり、入りやすいのもいい。ただ、マッサージの後、酒を飲むととても酔う。今日も一軒目が終わったところで帰ることにした。

  • 他のリフレクソロジーを利用したことがないので、相対評価ができるわけではないのだが、ここは結構、お勧めだと思う。

 

9月14日:気持ちの問題

  • 日曜日は選挙速報に、世界柔道、そしてテニスの全米オープンと、夜は忙しかった。世界柔道に関して言うと、フジテレビが藤原紀香を使って、大いに盛り上げていた。藤原紀香は格闘技であれば、フジテレビにとって、K-1に限らず盛り上げることができる貴重な戦力のようだ。

  • で、別に藤原紀香が出ていたからというわけではなく、結構毎日、柔道を見ていたのだが、気になったのが内柴。アテネの金メダリストで、今大会も66キロ級で順調に決勝まで言ったのだが、決勝でブラジルのジュニオールに思い切り攻め込まれて1分で負けた。そのときに彼が「自分は強くないので、、、強くなくても勝てるところを見せたかったのですが、、、」みたいなコメントをしていた。この「自分が強くない」と口に出してしまうところが聞いていてとても気になった。悔し紛れの言葉だったとは思うのだが、何かが切れちゃった感じがした。

  • で、日曜日の団体戦、内柴は準決勝、決勝と、彼とは思えない感じで連敗した。アテネで勝ち続け、今大会でも決勝まで勝ち続けてきたのが、個人戦の決勝の後、団体戦で2度も負けた訳だ。

  • 怪我をしたのかもしれないし、体調不良だったのかもしれない。ただ、気になったのは「強くない」と口に出した後、何かが切れてしまった感じだったこと。アテネオリンピックのチャンピオンであるのであれば、個人戦の決勝で負けたとしても「強くない、、」と口に出す、あるいはそういう気持ちを出すべきではないと思う。出した瞬間にそれまで張り詰めていたものが変わってしまうから。いずれにしても、気持ちの問題は人間にとってとても大きい。運動能力、知力、記憶力、集中力などいろんな「力」に影響する。個人的にもそういうことを感じた経験があったのだが、内柴のコメントを聞いて、改めて「気持ちの緊張感」の重要性を感じた。

 

9月13日:会計監査

  • カネボウの粉飾決算事件で、中央青山監査法人の公認会計士が取調べを受けているという。

  • 要するに会計監査が適切でなかったということだが、おかしくはないか。監査法人はビジネスとして会計監査を行う。ビジネスだから顧客があって始めて成り立つわけで、基本はクライアントファーストである。したがって、決算報告に問題がないときは、企業と監査法人はある意味、Win-Winの関係なのだが、問題が起こると、適正でないと会計士が意見することはLose-Loseというお互いにとって良くないことになってしまう。つまり、企業は業績が悪いことがばれてしまい、会計士はクライアントを失うことになる。

  • こういうように、問題が起こったときに抑止力が働かない仕組みというのは、原理原則でどこかおかしいということになる。今まで問題がおこらなかったのは多くの大手の企業が粉飾をする必要がなかったからに過ぎないし、ある意味、性善説に立脚している。

  • 米国で、このような性善説に基づいた仕組みが機能しているというのが実は不思議で、結果的にエンロンのような問題が引き起こってしまっている。

  • いずれにしても、会計監査がビジネスとして行われるというのは、いざというときの抑止力にもならないので、本来であれば見直さなければならない。会計士を皆、公務員にして、ビジネスの要素を消す、みたいなことができればいいのだろう。検事とか裁判官みたいなモデルである。まあ、そういう方向には少なくともしばらくはならないだろう。ただ、現在のような形の監査法人のあり方は、実は根本的におかしいのではないかという議論が本当はなされるべきである。

 

9月12日:民主党

  • あまり選挙ねたばかりでもどうかとは思うのだが、今回の選挙は分かりやすくて面白かった。そのあたりが投票率にも現れている。また分かりやすいほうが買ったというわけだ。

  • で、かわいそうなのがやっぱり民主党の岡田さん。本人曰く「手ごたえは感じていた」というのだが、こういう結果になると政治家の手ごたえというのもあまり充てにならないというのがよく分かる。で、気になったのが、岡田さんの代表辞任の際の記者会見で「次のリーダーを決めていただきたい。」と他人事のように言ったこと。まだ、リーダーなのだから、自分が主体になって動くべきなのではないのか?なんて思うと、すごく違和感を感じた。

  • もし、「誰か」が決めるということであるのならば、表に出ない黒幕がいるということである。このあたりが民主党の透明感のなさを醸し出している。以前の自民党なども派閥の論理があって、政治を語るには何派であるか、当選何回であるか、などといった自民党の専門家にならないと何も分からないという感じだった。それが、派閥の力も薄れ、とても分かりやすくなったというのがある意味、自民党の良さだと思う。新人議員は派閥に入れないらしい。このあたりも徹底している。

  • それに対して、岡田さんの「決めていただきたい」というのは誰に対するメッセージだったのか。こういうリーダーのつまらない一言が組織の魅力を薄れさせてしまっている感じがする。

  • 企業経営でも、株主に対する透明性、従業員に対する透明性は昔以上に求められている。黙ってついていっても必ずしも将来は明るくないから。皆で船を漕ぐのであれば、どこに向かうのか、どれくらいかかるのか、というあたりをうそでもいいからきっちり言わないと、誰もちゃんと動かない時代である。そういう意味で、リーダーの一言の重要性を感じた、そんな岡田さんの一言だった。

  • ところで、民主党の次の党首は誰になるんだろうか。若手も論客は少なくなさそうだが、どうも今一、何を言っているか分からない。原口さんなんかも批判は上手だけど、アクションプランはどうも、、、。だから比例でしか当選できないわけだ。メッセージがいちばん分かりやすいのは、菅さんだと思うのだが、菅さん、鳩山さん、小沢さんなんかを立ててしまうと人材不足が露呈してしまうわけだから、なかなかそうもやりにくい。そういう意味で、民主党の次期党首はちょっと注目したい。

 

9月11日:衆議院議員選挙

  • ある程度、予想されていたことだが、自民党の圧勝で終わった。自民党の勝因は明らかで、@メッセージが分かりやすいこと、Aそれを実現するための戦略をきっちりとうっていること、B支持団体や過去のしがらみにとらわれていないこと、あたりである。これは企業経営に非常に似たものがあり、政治の世界もようやく国民の感覚に近づいている感じがする。

  • そういう意味で、民主党を見ると問題だらけである。@に関してはメッセージはいろいろと盛り込みながらも明確ではない。自民党から郵政民営化を突きつけられているのであるから、ここにまず応えるべきである。Aに関しても政権をとるための具体的な打ち手は何もなかった。選挙のやり方は今までとあまり変わらない。また岡田さんも「信念」を非常にうたっているのだが、それを実現するための戦略は全く見えていない。あの状態で政権が取れなかったら代表を辞任するというのは、捨て身で訴えるつもりなのか、あるいはもともと辞めたかったのか、という風にしか見えない。Bに関しては、やっぱり労組を気にして思い切ったことがいえないというのは明らかである。

  • もし、民主党の立場だったら、まずやることは「郵政民営化」を声を高らかに賛成するべきだ。そうすることで、自民党のセールスポイントが薄れていく。その上で、年金問題に関して議論を深めていけば、そちらに論点を持っていくことができたはず。組合もある程度、無視していくべき。そこに気を使うと今回のようになるわけだから、次回は無視して思ったことを言うべきだろう。そういう気になっただろうか?あとは、政権をとるために目立つことをすべきで、例えば議員年金の廃止みたいなことを掲げて、これに賛成しない人は公認しない、みたいなことをやればいい。これは絶対、国民に受ける。でも、民主党が具体的にやった打ち手といえば、「イケメン候補者」を並べるぐらいしかなかった。やるんだったら、もっと「イケメン」を連呼すべきだったかもしれない。

  • 今回の選挙で、政治の世界が大きく変わったのはいいことだ。あとはこのような流れを止めないことが大事。

  • ただ、地域の活性化に関しては、各議員の方々はどうするつもりなのだろう?ここで、道路とか土建的な発想でない、新しい打ち手を示して欲しい気がする。でないと、国家戦略を議論すべき国会議員が地方から出てくる意味がない。

 

9月10日:ホンジュラス戦

  • 今週は忙しかったので、ホンジュラス戦が見られず、録画しておいたビデオをようやく見た。打ち合いの試合で勝てたのはすばらしい。ただ、4点取られるのは、アジア予選を得点力不足と嘆きながら突破したチームとは思えない。すでにいろいろと言われている。

  • 代表チームの面々は、「気合」の問題と片付ける嫌いがあるが、今回はシステム側の問題で、日本の「4バック」の問題なのだろう。アジア予選の最後のところでは、ジーコの好きな4バックで勝てたのでこれで行きたいのだろうが、これをやるためにはいろいろと考えなければならない条件があることが分かったというのが、今回のホンジュラス戦だろう。

  • 今回の失点シーンを見ると、日本の4バックというのは下手をすると2バックのシステムになりやすいことがよく分かる。三都主の裏を取られると、センターバックの2名のうちの一人がボールを取りに行き、真ん中には一人しかいない、という状況にすぐに陥ってしまう。そうならないためには、いくつかやらなければならないことがある。

  • ひとつはボランチのうち一人は下がり気味でいること。福西がいればこのあたりはうまくいきそうだし、小野がいてもバランスは取れると思う。そうすることによって、2バックという状態はある程度、解消できる。

  • あとは、ウィングバックは守備のできる人をおくこと。例えば、左のバックを三都主ではなく、中田浩二を使えばバランスはより守備的になり、バランスは良くなる。

  • あと、気になったとすれば楢崎か。やっぱり5点取られるとなるとキーパー大丈夫か、と思ったりもする。川口の時には失点が多くないがゆえに、楢崎とバックスのコミュニケーションも問題があるのかもしれない。

  • いずれにしても、4バックスをやめるという話ではなく、4バックスをやるためにはもう少し確認することがありそうだということを考える必要がある。もう少し、いろんなパターンで4バックスを試したい。特に福西をボランチに入れてどうかということを確認して欲しい。

  • あとは、ヒデ。中村俊輔がゲームメーカーとしてあれだけの活躍をすると、ヒデをどこにおくかというのは深刻な問題かもしれない。ボランチならば小野、福西、中田浩二あたりが候補である。ヒデは、三都主のところに入れるか、フォワードにしてしまうのがいいのかもしれない。

  • いずれにしても、時間はあるのだから、今日のポイントを今後の試合で明確にして欲しい。今後もどのように動き、変えていくのか注目していきたいと思う。

 

9月9日:システムLSI

  • 日立、東芝、ルネサステクノロジ、NEC、松下などが共同で出資し、システムLSIに特化したファウンドリーを設立するという。ファウンドリーとは、半導体の製造受託会社で、各社が設計したLSIの製造を行う。このビジネスモデルは特に台湾が成功させている。

  • 最近、半導体に絡んだ仕事をすることがないので、このところの半導体業界の動向はよくわかっていなかったのだが、ちょっと前は、メモリーは巨額の設備投資が必要でサムソンにかなわず、またCPUはインテルの世界なので、日本はシステムLSIに活路を見出すということではなかったか?ところが実態は、日本では今、ビジネスとして堅調なのは東芝などのフラッシュメモリーとエルピータのDRAMらしい。業界の再編などによりプレーヤーが少ないことが効いている。

  • ちょっと疑問に思うのは、もしこのファウンドリーが儲かるものであるのであれば、各社が協議の上設立するものではなく、どこかの企業、あるいは誰かが設立してビジネスとして展開するのではないか?それが、各社が協議の上、共同で出資するというのは、どうも儲からないことを各社で押し付けあるみたいな感じがしないでもない。

  • 半導体の失地回復に向けて、いかにも日本らしい動きだとは思うが、どうも前向きに儲かる気がしないのは気のせいか。思い切って台湾のファウンドリーに生産委託をするほうが収益という面から見ると原理原則にあっているように思う。

  • 恐らくは生産技術を保有しないと将来の競争力が維持できないという理屈はあるだろう。しかし、儲からないのであれば放棄してもいいはずだ。将来の不安だけから儲からないビジネスを手がけるというのは、本末転倒。儲かるのならばどこか2社ぐらいが先頭を切ってやるべきだと思う。否定的な印象を持ってはいるが、この日本的なビジネスが成功するのかどうか、ちょっと注目してみたい。

 

9月8日:松井

  • 通算400号のホームランを打ったそうな。まだ、年齢は31歳なので、あと5年やるとして550号あたりまでは行くのではないか。

  • で、一方で巨人戦の視聴率は7日、5%をきったそうだ。裏でサッカーがあったとはいえ、巨人の不人気は目に余る。松井君がいれば、と思ったりもするのだが、いずれにしても巨人で視聴率の取れるスターがいなくなったのは事実だ。

  • いずれにしても、堀内監督は「選手のモチベーション管理」「スター選手の育成」「監督自身の魅力度アップ」のどれも成功していない。早く更迭すべきだ。(書いていて思ったが、こういう経営者も少なくないように思う。)

 

9月7日:Hero's

  • Hero'sを見た。山本KIDや須藤元気はさすがだと思ったが、残念だったのが所英男。

  • 宇野薫とのバトルで、決着つかず、最後、判定で敗れたのだが、内容的には全く勝負はついてない。所のほうが下になっていることが多いかもしれないが、これはあくまでも芸風の話に過ぎない。また、宇野薫も所に勝ったのだったら、次の試合でKIDとちゃんと戦うべきだ。出血でドクターストップ、敗戦、、、はないでしょう。

  • KIDが強いことを改めて感じたが、所はもっとがんばって欲しい。会場からの声援はいちばん多かったかもしれない。今後に期待したい。

 

9月6日:日本のお金持ち研究

  • 橘木俊詔、森剛志著の「日本のお金持ち研究」を読んだ。真面目な論文でもあるのだが、面白い。日本でのお金持ちがどういう人なのかをきっちりとデータをもとに押さえようとしている本である。

  • 私は個人的に、3回程、儲けるチャンスを逸してきたと思っている。一つ目がバブルへの乗りそこない。二つ目がストックオプション、三つ目がIPO。この15年から20年の間にこの3回のチャンスを活かした人は少なくないと思うのだが、残念ながら個人的にはそういう流れには乗れなかった。で、じゃあ、お金持ちは結局、どんなひとなのか、というのがこの本を手にした理由である。

  • 内容をここで語ることはしないが、年間納税額3000万円という定義で見ると、企業家が33.3%、トップではない経営幹部が11.6%、医者が15.4%、芸能人・スポーツ選手が2.2%、弁護士0.4%、その他28.7%ということで、お金持ちは企業の社長か医者という。しかも社長は東京、大阪限定で、医者は全国一律であるという。で、更に生き方、余暇の過ごし方、などいろんな切り口で、日本のお金持ち像を明らかにしてる。

  • 2001年では情報通信、化粧品製造、飲食チェーン、パチンコ経営、コンサルタント、消費者金融、シンクタンク、人材派遣業といった多様な業種の経営者が年間納税額3000万円の、ここでいうお金持ちに名を連ねているという。シンクタンク、コンサルタントもあるというのは、個人的には希望になったりもした。まあ、縁はない世界だが、、、

  • いずれにしても、日本においての成功のためには何が必要なのか、というのを精神論でなく、お金持ちの実態というデータから示した面白い本だった。同じことを30年やることが成功につながる、などどいうあたりはなるほどと思わせるものがある。論文だけどちょっとお勧め。

 

9月5日:上場廃止

  • ワールドのMBOが成立した。TOBが成功し、11月には上場廃止だという。ポッカも先日の報道ではMBOを行い、上場廃止に向かうらしい。今年のフジテレビ、ニッポン放送の一件を機に、上場廃止の動きが出てきたのは、上場という意味がちゃんと考えられてきたという結果だろう。

  • ただ、それではベンチャーを設立し、会社を大きくしていこうとしたときに、さて上場というプロセスを通さないというのは結構難しい。ベンチャーキャピタルなどは、上場をすることを前提に資金を提供するものだから。ただ、このベンチャーが大きくなったときには上場したくない、と考えたとき、この上場というプロセスを抜きに将来のあるべき姿に向かうことはできないのだろうか?

  • ベンチャーが資金を集めるためには、上場するというシナリオをベースにベンチャーキャピタルを使う。ベンチャーはシナリオどおりに行く会社は決して多くないので、ある意味、ハイリスクハイリターンである。で、会社が大きくなりました、でもガバナンスを考えたときには上場廃止のほうが望ましい、などと考えると、例えばファンドを利用して(ポッカの場合にはアドバンテッジ・パートナーズ)、MBOをする。これはある程度、先が見えているのでローリスクローリターンである。こう考えると、上場をするというのは、将来的に非上場に持っていきたいベンチャーの場合には、ベンチャーのハイリスクハイリターンのうちのハイリターンを実現するための手段であるだけなのかもしれない。

  • もし、ハイリスクでないベンチャーであったり、あるいはハイリスクを低減できる方法があるのであれば、上場を前提としないで資金を提供するプレーヤーが出てきてもいいのではないか。大企業の新規事業などはこういう感じなんだろうが、こういう役割を担う投資家があってもいいと思う。あるいは、上場時のリスクと上場廃止の際のリスクの間で、アービトラージをやるようなプレーヤーが出てこないんだろうか?

  • 日本の金融市場はまだまだ未熟な部分がある。村上ファンドはいろんな矛盾点を見つけては攻撃を仕掛けているが、未熟な部分はもっともっとあるように思う。いろんなケースやプレーヤーが出てきたのはいいことだ。こういう動きを経て、市場はもっと分かりやすいシンプルなものになっていくはずである。

 

9月4日:ショウナンタキオン

  • 新潟二歳ステークス、アグネスタキオンの血を引くショウナンタキオンに注目したが、強かった。第四コーナーまでもたもたした感じもあったが、最後は力の差を存分に示した。来年のクラシックはこれか。いずれにしても、アグネスタキオン産駒にはもう少し注目したい。

 

9月3日:カトリーナ

  • アメリカのハリケーン「カトリーナ」による被害がすごい。過去最大の被害だという。ハリケーンで石油関連施設がやられて、復旧まで数ヶ月かかり、ガソリンの価格が急騰し、日本も備蓄を切り崩すというのも、考えてみるととんでもない話である。石油関連施設はどれくらいの安全基準で設計されているのだろうかと思ったりもする。

  • ただ、今回、驚いたのは、ハリケーンで数千人の犠牲者が出るくらいの被害になってしまうことである。地震であれば、予知が難しいために市民が直撃にさらされてしまう。そのために予知が実現できれば被害も低減できるだろうという前提で、地震予知ができるできない、ということが論じられている。しかし、ハリケーンは規模も分かるし、来ることは当然のこととして予知できるものである。天気図を見ていればいいのだから。

  • 逆に来ることが分かっていても、市民が対応できないというのが問題点として大きいのであれば、地震予知の議論もできるできないだけでなく、できたときに市民にいかに対応させるかという議論も重要になってくる。9月1日の防災の日の避難訓練に関しても、日本国民全員が避難訓練をやったわけではないと思う。私もこの15年ぐらいは避難訓練をやったことがないような気がする。災害対策に関してはプランも大事だが、いかに実行させるかということの重要さを、今回のカトリーナによる被害で改めて思い知らされた。

  • ただ、プランも大事だが、実行させるのはもっと大事で難しいというのは、企業経営においても当てはまる。いわゆる「チェンジマネジメント」と一言で言ってしまうやつだが、これは本当に難しいようだ。

  • ある意味、極端な組織論かもしれないが、組織というのはどの方向でもいいからとにかく動かすことが大事、というのが私の持論である。プランもある意味、組織を動かすためのツールに過ぎない。動かなければ組織は壊死してしまい、動けば何らかの新しい発見がある。頭がいい人はどうしてもプランに重点を置きそうだが、実はいかに組織を動かすかということのほうが重要だ。そういう意味では、「考える前に走り出す」といわれるイタリア人とかラテンの人々の行動パターンがよいという場面が少なくない気もする。

 

9月2日:ドイツポスト

  • ドイツポストがイギリスの物流会社エクセルとの買収交渉に入ったという。エクセルは物流では大手で、日本では富士通ロジスティックスを買収したばかりなのだが、物流の世界でも規模の経済が求められているのだろう。今後もこういう合併の動きは出てくるのだろう。

  • ドイツポストといえば、前にいたキャップジェミニが人事システムとしては世界最大級のSAP導入を行った企業である。そういえば、この実績をベースに郵政公社のシステム開発に入札したことを思い出す。全く価格が合わなくて敗退したが、そのときも入札という制度は特にシステム開発プロジェクトに関しては、おかしいんじゃないかと思ったりもした。

  • そういう話は今回はどうでもよくて、今回はドイツポストの機動性に感心したい。ドイツポストは今から10年前に誕生した組織で、いわゆる郵政民営化の成果である。有名なDHLもドイツポスト・ワールドネットの100%子会社であり、10年経たないうちに物流分野でのグローバルプレーヤーになったわけである。今回のエクセルの買収も実現したりすると、ドイツポストが更に日本市場にも入ってくるわけで、ドイツポストとジャパンポストがある意味、日本市場でぶつかるということにもなる。実態は分からないが、少なくとも外から見ている限りにおいては、ドイツポストは郵政民営化の成功例といえるだろう。

  • 日本でも郵政民営化は今、旬であるのだが、成功した際にはどういうイメージになるんだろうか?ドイツポストのような展開まで視野に入れているのだろうか?もし、民営化するのであればそのあたりまで視野に入れたものにして欲しいものだが、どうも地方の郵便局の話、郵貯、簡保のお金の流れ、あたりしか具体論では語られていないような気もする。世界市場でジャパンポストが活躍し、民間会社も買収していくような具体的な民営化のイメージをもっと誰かが伝えるべきではないだろうか。明確化するとかなり物流会社からも反発を食らうだろうが、そのあたりは避けては通れないはずである。

 

9月1日:リピーター

  • 実は昨日、歯医者に行った。この歯医者さんは市ヶ谷にある女医さんで、知り合ったのは実は10年以上前の合コンである。そのころ、市ヶ谷に開業するということでしばらく通ってお世話になったのだが、そのときに分かったのが、実は彼女は美人にもかかわらず治療が上手い。

  • で、その後、歯医者に行く必要がなくなり足が遠のいていたのだが、久しぶりに歯医者に行かなければならなくなり、わざわざ市ヶ谷まで足を運んだ。というのは、やっぱり歯医者さんはいい歯医者さんと良くない歯医者さんがいて、彼女のところに行く前に行っていた紀尾井町の歯医者さんはとにかく良くなかった。だから、知らない歯医者さんには行きたくないという気持ちが強かった。

  • 行くと、店構えも変わっておらず、先生の雰囲気は全く変わっていなかった。「ひさしぶりですねー」という挨拶も変わらないし、こちらの歯の状態を説明するやり方も変わらない。(実はもっと太っているんじゃないかと想像していたのだが、そういうこともなかった)。これがいい。聞くと、昔、先生のところに来ていた昔の同僚、会社の先輩が相変わらず通っているとのこと。彼女は「相変わらずです」と笑っていたが、きっちりとリピーターを確保している。この点がすごいと思った。変わらないことが価値になっているから。

  • ビジネスをやろうとすると、とかく会社を大きくしたくなったりするのだが、顧客から見ると「変わらない」という価値はとても大きいものがある。安心だからである。

  • 「変わらない」と飽きられる業種と、「変わらない」ことが価値がある業種。このあたりの見極めはとても大事である。中身の進歩は常に重要だが、企業にとって成長が良いとは限らない。「変わらない」ことの価値を顧客に与えることの重要性を、企業としてもある面においては、もっと考えてもいいんじゃないかと思う。

 

8月31日:清原の自由契約

  • 巨人の清原が自由契約になるという報道があった。野球界のスターである清原が巨人と袂を分かつには、ちょっと寂しい感じがする。ただ、なんでこういう状態になったのか、そのあたりは実は整理する必要があると思う。

  • もともと、今年の巨人の問題は最初は抑えの投手が心もとないということにあった。打線がどんなに打っても投手陣がリードを守れない、これがもともとの巨人の不振の原因であったわけだ。それに対して、フロントも堀内も阿波野も有効な手が打てなかった。

  • そのうちに、打撃陣の気持ちが切れていく。ローズがリードを守れない投手陣に苛立ち、小久保、清原、ローズあたりの打率が下がった。そして、高橋伸が怪我で戦線を離脱する。最後は打線も悪かったわけだが、元はといえば投手陣がだめで、それに対して監督、コーチが無策だった。キャプラーを使い続けた堀内のセンスも大きな問題だったが、、、、

  • で、びっくりするのが、その責任を問われるのがローズであり、清原であるということ。もともと無能な指揮官にモチベーションが下がるような状況に追い込まれ、気持ちも切れた瞬間に退団問題が出てくる。これは、よくよく考えるとおかしくないか?

  • この2人の確執の場合、堀内が問題なければ清原の責任は当然問われる。ただ、両者に問題がある場合、因果関係をもっと整理する必要があるだろう。今年の巨人の場合は、堀内の無策が清原のモチベーションを下げた。そう考えると、清原の自由契約が堀内の解任より先に発表されることは、手順として間違っていないか?

  • こういうことは、企業でも大いにあると思う。経営者が下手を打ち、従業員のモチベーションを下げて、パフォーマンスを落とす。その結果として、従業員の責任が問われ、最悪の場合、従業員は退職に追い込まれる。もちろん経営者も責任を問われるだろうが、従業員がそのとばっちりを先に受けてリストラみたいなケースはないだろうか?責任の所在を考えれば、順番は逆であるべきである。

 

8月30日:ミルコ残念

  • 今日は仕事が早く終わったので、PRIDEを見た。ミルコは残念。やはり、グランドの展開だとヒョードルあいてには戦えない。K-1のほうが基本的には向いているんだろう。ただ、打ち合いでも優位だったヒョードルはすごい。ミルコはもっとキックを、と見てると思うのだが、プレッシャーもきついんだろう。

  • ヴァンダレイ・シウバの負けもびっくり。いつものようにもっと前に出て行かなければならないと思うのだが、、、ミドル級からヘビー級に上げるんだろうか?ミルコもシウバも今後、どうするかちょっと注目したい。

 

8月29日:耐震設計

  • 今日の日経新聞に長周期地震動に関する話が出ていた。去年の新潟県中越地震の際に、東京周辺が数分間揺れ続けたという。確かにあの地震は東京のKDDIビルで感じたが、長かったのを覚えている。これが2〜10秒周期の長周期地震のせいだとか。

  • 実は長周期の揺れに対して、日本のビルは弱いというのは知る人ぞ知る事実だ。というのは、長周期の揺れに対する耐震は設計時に考えられていないから。長周期の地震が来るとビルが折れるかも、と私も昔、脅かされた記憶がある。

  • ただ、だからといって長周期の地震が来たら、すぐにビルが倒壊するわけでもない。例えば米国のビルの設計基準は横方向からの力はまるで考慮されていないらしく、理論派の建設会社の設計の方が横から手で押すと倒壊する設計だと言っていた。しかし、実際に横から手で押してみてもビルは倒れない。

  • いずれにしても、これまである程度、有識者のみが知っていた情報を、一般市民が知ることはいいことだと思う。本当に東京のビルが倒壊するとも思えないのだが、、、希望的観測か。

  • ちなみに昨日、満力屋の豚肉角煮ラーメンがこの写真である。

 

8月28日:小倉のラーメン

  • 先週の前半、小倉に行っていた。九州に来るとやはり食べたくなるのがラーメン。基本は横浜、家系がすきなのだが、豚骨ならやはり九州ということもあり、とりあえずいつも食べている。

  • 今回は、事前のリサーチがなかったので、小倉駅内の「らうめんなんとか(忘れてしまった)」というラーメン屋の集まりの中で、九州系のラーメン屋を2件、味わった。

  • 一件目は、「ばさらかラーメン」というお店。めんは博多ラーメンとは違って太い。ちょっと、家系のよう。スープは豚骨だが、辛子高菜が結構乗っていて、美味しい。ただ、麺が柔らかいのがちょっといけなかった。麺は固めと言うとよいのかもしれない。

  • 二件目は、「でったんらーめん」というお店。こちらは九州の豚骨ラーメンの基本である細麺。麺はとてもいい感じである。スープはやはり豚骨なのだが、これは少し粉っぽく感じる。私のような素人にはなぜだか分からないが、そんな感覚。ただ、替え玉したら、スープもいい感じ。薄まるといいんだろうか。

  • ということで、簡単な小倉のラーメンレポートでした。

  • PS:ちなみに今日は、家族で麻布十番の萬力屋で、またラーメンを食べた。今日は、「豚肉角煮ラーメン」。しょうゆ味だが、とても美味しくいただいた。となりのおじさんが、人が食べているのを見ながら、店の人に「あれは何」とか聞きながら注文したのが、とても気になったけど。

 

8月27日:推理小説

  • 今年の7月、8月は米国、北九州など、旅行、出張も多かったので、久しぶりに推理小説なんかも読めた。今回読めたのは、横山秀夫の「震度0」、永井するみの「ビネツ」、そして江戸川乱歩賞の薬丸岳の「天使のナイフ」だったが、どれも面白かった。

  • 「震度0」に関しては、さすが横山秀夫という感じ。組織って、どこでもこんな感じかもしれないと思いながら読める。

  • 「ビネツ」に関しては、この人の作品を読むのは実は初めてなのだが、面白く一気に読めた。テーマも面白いのだが、文章が上手いという感じ。全体的にテンポがいい。

  • 「天使のナイフ」に関しては、設定の仕掛けはすごく考えられている。そのあたりが今年の江戸川乱歩賞受賞につながっているんだろう。テーマもきっちりとしたものを扱っている。ただ、前半が少し単調なのと、結構、設定がご都合主義のようなところは気にならないでもない。

  • まあ、この手の本をゆっくり読めるようになったのは、独立したからか。

 

8月26日:SED

  • キャノンがNECマシナリーとアネルバを買収するという。SEDという新型ディスプレイの製造装置に関連した両社を傘下におくことにより、そこのフラットパネルに関する生産技術を活用するという。

  • 何も、製造装置メーカーを買収することもないとも思うし、結構、大技に見える。しかし、液晶ディスプレイに関しても製造ノウハウは製造装置メーカーを介して流出してきたという側面は少なくない。製造装置メーカーを買収すればノウハウが外に漏れることも防げるのではないかと考えてみれば、知的財産に強いキャノンらしい打ち手といえるかもしれない。

  • あとの問題は、SEDという新しいフラットパネルがプラズマや液晶に対して差別化でき、市場を獲得できるかということだ。キャノンはディスプレイデバイスを自前で持っておらず、コンピュータ周辺機器としてのディスプレイの内製化はある意味、悲願に近いものがあるともう。ただ、キャノンは昔、SSFLCディスプレイ(強誘電液晶)の製品化を失敗している。そういう意味で、SEDをビジネスとしてキャノンが成功させることができるかどうか、とても注目したい。失敗したら今回の買収もあまり意味のないものになってしまう。

  • 有機ELもどこかが本格的に取り組まないものだろうか?技術的には一番優れていると思うのだが、大型投資に名乗りを上げる企業が見えないのはちょっと寂しい。

 

8月25日:談合

  • 日本道路公団も副総裁と理事が談合で逮捕、起訴されたわけだが、一概に談合が悪いというのもどうかとは思う。談合がおこるのは過度な価格競争による共倒れを避けたいという面があるのだけれど、なぜ、「価格競争」をしなければならないとかというのが本質的な問題である。

  • 本来ならば、発注者が何が欲しいかを明確にして、それの期待効果から価格が決まるというのがあるべき姿だ。したがって、公共工事においては発注者側が適正価格を市民に成り代わって決め、その価格で発注をかけるべきなのである。それをあるべき価格を決めることができないから価格競争を入札という形でさせられる。

  • 公共事業はある意味、地域振興とか景気刺激の意味もあるわけだから、あまり価格で締め上げるような形にならないほうが良いわけで、それが税金の無駄遣いというのであれば、むしろ無駄な道路とかを作ることをやめるべきだ。

  • ITもそう。受注した業者が赤字になるというのも、地域振興という意味からは避けるべきではないか。こういうことが起こるのは、先にも述べたように入札に「価格競争」があるからであり、それは発注者側に適正価格を判断する能力が足りないから、ということも考えられるわけである。

  • 発注者側が、発注するものを明確に示し、その価格も示した上で、提案内容で業者が競う。そのような入札のほうが受注者側も技術が伸びるし、質も上がるはず。地域振興や業者育成にもつながる。談合が悪いという前に、なぜ談合がおこるのかという視点から入札制度の見直しももっと論じられるべきだと思うのだが、、、、

 

8月24日:分かりやすく伝えるということ

  • 福岡から飛行機で帰ってきた。席はエコノミーのときは、昔から足元の広い席を予約することが多い。するとなぜかスチュワーデスの前に座ることになる。今日のスチュワーデスは若くて細身のいい感じの人だった。

  • 今日は台風の影響からか、途中で揺れがひどくなり、シートベルトのサインが出た。そのときの話である。トイレの前でおじいさんに近いといえるおじさんが待っていた。当然、おじさんも席に帰らなければならないのだが、立ったままトイレを待っている。それをみて、スチュワーデスの彼女が言った。

    (にっこり笑って)「漏れちゃいますか?」
    (オジサン)「いや、そんなことはないんだけど、、」
    (そのとき、トイレがあいたのを見て、またにっこり)「一分で終わりますか?」
    (おじさんはうなずいて入り、結果的に30秒ほどで出てくる)

  • 印象に残った。一分という時間にどういう根拠があるのかは少し疑問を感じたが、彼女は屈託なく微笑んで、言いたいことを分かりやすくストレートに言ったなあ、と感心した次第。にっこり笑って雰囲気を作りながら、物事をストレートに言う。コンサルティングをやる上でもとても必要な技だと思うのだが、彼女を見て改めてそれを思い返した。

  • いずれにしても、なかなか素敵なスチュワーデスだった。

 

8月23日:MBO

  • ポッカがMBOによる株式の非公開化する方針を決めたという。今年になって、ニッポン放送、フジテレビ、ライブドアの一件があってから企業の株式上場の意味が真剣に世の中で考えられるようになったわけで、上場のデメリットを真剣に考える企業が出てきたというわけだ。

  • ポッカが上場廃止を決めた理由としては「上場企業だと目の前に業績に足を引っ張られ、攻めの投資ができない」ということだそうである。もっとものようにも思えるが、これだけなのかというあたりは疑問がないわけではない。将来に向けての投資であったとしても説明がつくのであれば、将来の利益は株価に反映されるはずで、一般株主が目先の業績だけにとらわれているわけではない。目先の株価にはとらわれるが本来株価は企業の将来のキャッシュフローも反映されるはずである。

  • また面白いのが、MBOに出資するのが投資ファンドのアドバンテッジパートナーズであるということ。投資ファンドのほうが一般株主よりも目先の業績を気にせず長期的な視点で見てくれるというのだろうか。このあたりは投資ファンドの方針によるのかもしれないが、感覚的にはファンドのほうが短期のキャッシュに厳しいような気もする。

  • MBOする狙いとしては、目先の業績論のほかにいろいろとあるのだろう。敵対的買収をかけられることはなくなる。このメリットが大きいとすれば、株価に反映されていないアセットなどがあるとか、あるいはアドバンテッジの側から人材を招くことができるとか、とりあえず現経営陣の立場が安泰になるとか、そういうことは考えられる。他にもメリットはあるのかもしれないが、、、。何か株価に反映されている以上の企業価値が実はあるようにも思えるのだが、どうなんだろうか。

  • いずれにしても、「上場」というものが真剣に日本でも考えられるようになったというのはいいことだと思う。ポッカが今後、どのような動きを見せるのか、また他のどんな企業が「上場廃止」をしてくるのか、しばらく注目したい。

 

8月22日:ソニーとサムスン

  • シンガポールのリー・シェンロン首相が「ソニーではなく、サムスンやフィリップスを見習おう」と演説したとか。ソニーのビジネスモデルが参考にならないという話なのだが、日本人としてはちょっと残念。でも、ソニーの現在のビジネスモデルがいいとはとても思えないのは確かだ。商品の差別化からブランドの差別化に、ハードからソフトに軸足を移してからはやっぱりかつてのソニーの輝きは少ないように思える。

  • もともと、日本のメーカーのよさは高品質な商品を出すことと、新しい魅力的な商品を他社に先駆けて出すことだったはず。このあたりの原理原則の波に早く戻って欲しいもの。サービスも大事だけどやっぱり良いハードウェアを生み出しすようになって欲しいと思ってしまう。

  • それにしても、ソニーは日本の代表となる企業なんだろうか。80年代に就職した私にとって、日本のメーカーとして魅力的だったのは半導体で強かった日立、東芝、日本電気、富士通、三菱電機あたりだった。このあたりの企業がもっと活力を見せて海外からのプレゼンスを上げていって欲しい。トップの方々はいいメッセージを出していると思うんだけど、、、。(ただ、東芝のフラッシュメモリー増産の記事にも株価はそれほど反応しなかった、、、)

  • PS:今日は北九州のリーガロイヤルホテルに宿泊しているのだが、インターネットがつながらないというちょっとした問題があって、部屋がアップグレードした。ツインのシングルユースというだけでなく、えらく広くて応接セットまであり、トイレとバスルームが別、シャワーブースまである。いいホテルだ。

 

8月21日:既得権

  • 今度の選挙に向けて毎日、いろんなことが起こり、ある意味楽しい。新党ができる、刺客として新しい人が擁立される、古い政治家が公認を得られず引退する。政治の枠組みが大きく変わりそうな感じがあり、そういう意味だけでも小泉さんの今回のやったことの意義は大きい。

  • ホリエモンの立候補に対して、亀井さんとか加藤紘一さんとかが政治をなめている、みたいな発言をしていたが、これこそ政治を既得権のように考えているわけで、ある意味、これまでの枠組みを守りたいといっているに過ぎない。政治にはいろんな人が参加すべきだろうに。そういう意味で見てみると、今までの政治家の方々は、過去の犯罪者もどきの方々を担ごうとしたり、引退といいながら息子に選挙区を継いだりしているだけで、一般市民から見たらそれこそ、既得権を守るために政治をなめているのではないかという活動をしている。選挙が終わって政治の世界がどうなっているのか、期待半分、不安半分という感じである。原理原則をベースに、とにかく変わって欲しい。

  • ちなみに今日から再び、北九州に入る。少なくとも夜は二週間前よりも涼しくすごし易い。ちなみに修理に出していたPANERAIが一ヶ月ぶりに土曜に戻ってきた。重くて存在感があるので、つけているとやっぱり落ち着く。

  • PS:アイビスサマーDは全くの空振り。夏のG3はやはり難しい。カルストンライトオですら来ない、、、

 

8月20日:アイビスサマーD

  • 各党のマニフェストが出てきている。しかし、野党が本当に「重要な政策を実現」し、「優勢だけが重要でない」と思っているのであれば、思い切って「郵政民営化」を掲げるべきなんじゃないだろうか。こうすれば小泉さんの主張はインパクトは薄らぐだろう。それにプラスして、インパクトのある別のテーマを主張すれば、そちらに議論を持っていくことができると思うのだが、、、、。そうできないところが、野党のだめなところなんだろう。

  • で、ちょっと注目してみたいのがアイビスサマーダッシュ。新潟の1000メートルの直線レースもすでに5回目。見ていて面白いレースなので、一応、予想を。

  • このレースは過去は逃げ馬優位だが、今回は逃げ馬も多く追い込み優位ともいえるかもしれない。どっちか分からないのだ。距離の実績を見ると、カルストンライトオ、ウェディングバレー、カフェボストニアン、スピニングノアール、サクラプログレスあたりが中心。カルストンライトオは過去このレースで2勝と抜群の相性を示しているのでやっぱり中心。あとは直線1000メートル無敗のカフェボストニアンと、後ろから行くサクラプログレスを選ぶことにする。ウェディングバレーを切る理由はあまりないのだが、柴田善がカフェボストニアンを選んだことがやはりちょっと気になる。スピニングノアールは前走ウェディングバレーに負けているし、、、

  • ということで、結論は馬連で1-11-13。秋の短距離レースにそれほど関連しているわけでもないのだが、とにかく見て楽しみたい。

 

8月19日:興味のないことを聞くこと

  • コンサルタントをしばらくやっているせいかどうかは知らないが、私はいろいろなことに興味を持てるし、いろいろな話を興味を持って聞けるようになっていると思う。仕事柄、いろんな話を聞き、それに関していろいろと考えていく機会は少なくないし、実際、聞いているとどんな分野の話でも面白いものである。また、私生活を考えても、聞き上手というのは夫婦円満の秘訣のひとつだと思う。

  • で、最近、どうしても興味を持てないことを聞かされる機会が増えている。何かというとたまごっちのキャラクターの話。子供がたまごっちにはまっていて、娘も息子もうれしそうに、「こういうアイテムをゲットした」とか「こういう進化をした」とか言ってくるのだが、これに対して全く興味が持てないのだ。甲虫王者ムシキングやおしゃれ魔女ラブ&ベリーまでは問題なかったし、今だにマジレンジャーや仮面ライダー響鬼も毎週、見ている。このあたりの話は全く問題ない。それでも、たまごっちの話は全く興味が持てていない。これは、自分がやっていないからには違いないのだが、、、

  • 相手がとても面白そうに話をして、それに対して自分が全く興味が持てない、、、、こういう状況を経験するのは実はとても久しぶりである。で、気づいたのは、これがとても苦痛であるということ。これには、ちょっとびっくりした。人間、自分の興味のあることを伝えたいということが少なくないが、相手のことをきっちり考えて話をすることの重要性を改めて実感した。

  • PS:三菱自動車の株が昨日の電気自動車ネタで買われた様だ。そんなに業績に直結するニュースとは思えないのだが、、、、なんでもいいから値段が上がって欲しいと思っている人が少なくないのか、それとも本当に電気自動車ネタが重要なのか、ちょっと気になる。

 

8月18日:電気自動車

  • 三菱自動車が次世代電気自動車の開発と普及に向けて東京電力と提携するという。現在開発中の小型電気自動車「MIEV」の商品化を2008年に前倒しするとのことで、軽自動車クラスのものを200万円以下で販売するとのこと。低公害車のオプションとして電気自動車が取り上げられたこと、それが三菱自動車であることがちょっと興味深く思えた。

  • 昔、プロジェクトで電気自動車に関連したプロジェクトをやったことがあるのだけれど、電気自動車はガスを排出しないばかりでなく、エネルギー効率も良いらしい。電力側としても、夜間の余剰電力の有効利用ができることもあり、メリットは大きい。ただ、電気自動車を普及させていくためには、電気スタンドなどの社会インフラが必要なのと、エネルギーの充填にガソリンよりもかなり時間がかかるというあたりを克服しなければならない。今の自動車を電気自動車に切り替えればよいというわけではなく、社会インフラ全体を見直す必要が出てくる。10年前ほどだが、スイスのイタリア側のメンドリジオというところでは、電気自動車普及のための町、社会システムのあり方を実験していた。(あの出張は楽しかった、、、)

  • というわけで、電気自動車は社会のシステム全体を見直す必要があって、その普及は簡単ではない。今、低公害車としては、短期的にはハイブリッド車、そのあとには燃料電池が本命というのが一般論であるが、これは今の社会インフラをそのままの形で使えそうだからである。

  • 三菱自動車という、ある意味、今、厳しい立場に置かれている自動車メーカーが、電気自動車に真面目に取り組んで、即、経営にプラスになるのだろうか。三菱自動車に今、必要な施策は「短期」であり「キャッシュフローに影響する」もののはずである。そこからかなり外れた打ち手が、夕刊とはいえ読売新聞の一面に取り上げられるというのは、どうも違和感がある。

  • もし、あるとすれば、電気自動車の新たな市場が広がるニッチな用途が見えているというケース。もし、これがあるのであればぜひ期待したいものである。最近、トヨタのプリウスがとにかく数多く走っている。「新しいテクノロジー」「環境」がユーザーに受けることをトヨタが示したわけだ。電気自動車もこのキーワードには当たっているので、2008年に向けてどのような電気自動車の展開があるのか、ちょっと注目しておきたい。

  • PS:鈴木宗男氏が新党結成だとか、、、それなりの勝算があるんだろうが、、、、これはかなりの違和感を感じる。

 

8月17日:国民新党

  • 最近、どうしても政治ねたが増えてしまっている。突っ込みどころ満載、という感じでとても面白いから。そういう意味では、今度の選挙は注目度も高く、投票率も増えるだろう。いいことだと思う。

  • で、17日のねたは「国民新党」。自民党の郵政反対派がどう動くかと注目されていたが、一部の方々がようやく新党を作った。これに参加するか否かは、政党に属すことにより受けられるメリットと、無所属で選挙に臨むメリット、例えば自民党の県連のバックアップが受けられる、あたりの比較で判断されるのだろうが、今のところ、足並みはそろっていないようだ。

  • この新党の面白いところは、「国民」とうたっていながら、「昔の自民党がよかった」という懐古的なものばかりがぷんぷんすること。昔の自民党が本当に国民のためによかったのかはよく分からない。地方重視などともいっていることから、地方にとっては良かったのだと思うが、彼らにとっては地方=国民、という感じなんだろう。「新党」というよりも「旧自民党」といったほうが分かりやすいと思う。

  • で、国民新党の「国民への約束」として、「国民の声を聞く。国民の命を守る。国民の幸せをつくる。国民のために働く。あたたかい政治を行う」といっているが、これはちょっとやばい。何も言っていないに等しい。ベテランの政治家の約束とはとても思えないんだけど、どうなんだろう。ちょっと国民の期待とは外れているのではないか。マニフェストは明確な論点と主張を期待したいところだ。

  • ただ、ベテランの歴々がコアのメンバーであるから、今後のシナリオは書いているはずである。そこにとっても興味がある。どのように昔の自民党政治を取り戻していくつもりなのか、そのための打ち手をどのように考えているのか。玉砕ではない、あっというような打ち手が出てくるのかどうか、注目してみたい。今までの議論の延長では終わってしまうだろうが、、、

 

8月16日:派閥崩壊

  • 自民党の派閥が崩壊しているという。いいことだと思う。派閥は自民党を分かりにくくしているから、それがなくなれば自民党はもっと分かりやすくなるはずである。

  • 派閥があり最大派閥の意見が重要で尊重されるというのは、物事を決める際の変なシステムである。最大派閥であったとしても例えば民主党より議席は少ないわけで、もしひとつの政党であれば野党である。つまり、自民党の中で更に派閥で細分化するというのは、少数派の意見を通していくための有効な仕組みになっている。

  • 更に、今の選挙は一票の重みが公平でない。地方の意見が首都圏の意見に対して尊重され、しかも地方出身の議員が最大派閥を作れば、少ない票数で政策の方向性を決めていくことができる。これが今の自民党政治であり、結果的になぜか地方に道路ができていくことになる。

  • 派閥崩壊はこういう状況が打破されることであり、なぜか地方重視ということもなくなり、国民の声がダイレクトに政策に反映されやすくなるはずである。(確かに小泉さんは神奈川出身)

  • せっかくだから、選挙の後には一票の重みを平準化するための定員の見直しも思い切って進めて欲しい。

 

8月15日:雇用するということ

  • 今日は久しぶりに東京エリアでいくつかビジネスの打合せをした。新しいビジネスの話は常にエキサイティングだが、実際にやるとなるとやはり大変なのは確か。そこには人の人生も関わるだろうし、人と人の間の損得勘定とかコンフリクトとかいろいろと出てくるものである。大企業でも社内の要らぬ調整でなかなか顧客に向かって仕事ができないという場合も少なくないが、早く顧客に向かって仕事をできる体制をつくりたいと、いろいろと考えたりする。

  • で、その中で最後の打合せで出てきたのが、うちの会社で仕事をしたいという話。昔からいろいろと世話をしたり、世話をしてもらったりという関係のコンサルタントの人。Companyという言葉を考えてみても、会社というのはそもそもは「一緒になってやる仲間の集まり」というもので、その枠が広がっていくというのはとてもうれしいこと。この会社というものが「株式会社」として「上場」した瞬間に真剣にガバナンスを意識しなければならないが、それはまだ先の話。ただ、雇用する、社員を増やすということは結構、真剣に考えなければならないことも少なくない。いろいろと帰りの電車で考えてみた。

  • メリットは「拡大」と「安定」、「シナジー」というあたり。雇用を増やしていけば、企業として拡大していける。やれる仕事のバリエーションも増えるはず。そういう意味でリスクは低減される方向だろう。

  • 当面の課題は、、、、これがいろいろと考えつく。就業規則の見直し、会計・税務のアウトソーシング、事務所の開設・拡大、美人秘書の採用、などいろいろとやるべきことがありそうだし、金がかかる。いずれも固定費が増える方向だ。ただ、いちばんの課題はキャッシュフローの確保だろう。個人事務所の間は給与の未払いで構わないが、社員として人を雇うとそういうわけにも行かない。資本を積み増すか、借り入れをするのか、、、そのあたりしか解決策はないのだが、結構、バリアに感じられたりもする。まあ、そのあたりは最初の段階をしのげば何とかなっていく気もするのだが、、、、。あとは彼のキャリアパス。いいんだろうか、、、、

  • などと考えていたら、帰りの電車でうつらうつら、、、気がついて駅で電車を飛び降りたら、まだ途中の「新川崎」。電車は出発してしまい、次の電車を待とう、と思ったら、なんと、、、かばんがない!

  • 駅の事務所にすかさずお願いして、次の駅で探してもらうことに。このあたりのオペレーションはJRも慣れたもの。さすがだと思った。結果的には、大船駅でかばんが保管されており、事なきを得る。あまり、いろいろ考えてもいけないということか、、、、

 

8月14日:桑田

  • 今、桑田を先発させる意味はあるんだろうか?普通に考えれば、若手の先発起用があっても今の状況ならばいいと思うのだが、、、

 

8月13日:シナリオ

  • 小泉首相が郵政民営化に対する反対勢力に対して、徹底的に追い込みをかけている。これくらい徹底した動きは国民から見ても分かりやすいし、白黒はっきりさせるというスタンスは良いんじゃないかと思う。トップダウンでかつ金の力でなく組織を動かそうとする首相は過去あまりいなかったのではないか。こういう事態まで想定したシナリオもきっちり作っていたんだろう。

  • 逆に、反対勢力はこうなることに対して、対抗していくシナリオを考えていなかったことはとても意外。政治家はあらゆるシナリオを描いて対抗策を打っておくべき人種だと思うのだが、それをやらないで文句を言っているだけという姿をさらすのはどうかと思う。逆にそれで同情票を集めようというのが、最初からのシナリオならばそれでも構わないのだが。9月11日までにはまだ時間もあるので、各陣営から今後、どういう動きが出てくるのか。

  • で、静岡7区の城内実氏に対して、財務省国際局開発機関課長の片山さつき氏(46)が擁立されるということだが、「ミス東大」だったとのこと。当時のミス東大が誰だったか思い出せないし、当時、ミス東大って言うもの自体があったのかも、実は思い出せない。私自身、結構、ミーハー学生だったから、あったならば記憶の片隅にあると思うんだけど、教養学部や工学部には伝わってこないぐらいの小規模のものだったんだろうか。当時で覚えているのは、東大生が選んだアイドル(正式名称は忘れた)の第一号で、14歳の武田久美子。当時はかわいかった。まあ、彼女が「刺客」になることはまずないだろうが、、、

 

8月12日:ホテル

  • 北九州の仕事も終わり、中洲で知人Sさんと飲んだ。中洲というエリアは面白いんだけど、Sさんに時間制限のない店というのを教えてもらった。これで2件目。とても、感謝。

  • で、ホテルに帰ってきたわけだが、この3週間、家出の一泊を除いて、ホテル暮らしが続いた。インターネットが使えることを条件としていろんなレベルのホテルに泊まった。泊まったホテルは以下のとおり。

  • Belamar Hotel ---> ロスのマンハッタンビーチ近くのブティック型ホテル(一泊150ドルほど)
  • Homestead Studio Suites ----> 長期滞在型。(一泊129ドル)
  • Manhattan Beach Marriott ----->ホテルの代表格(一泊149ドル)
  • リーガロイヤル小倉 -----> なかなかいいホテル(一泊9300円、ツインのシングルユース)
  • 福岡オリエンタルホテル -----> 中洲のビジネスホテル(一泊3960円、改装中で特別に20パーセントオフ)

  • ビジネスに使うホテルとしても、いろんなセグメントがあるもんだと、改めて感じたこの3週間。最後のホテルは今いるところなのだが、これは狭くて古い。でも、今、外装をリニューアルしているので、やっていけるんだと改めて感じる。立地は大事なんだろう。

  • ただ、一泊でないとなると気になるのが選択。洗濯に出すのではなく、コインランドリーがついているのは、Homestead Studio Suites と福岡オリエンタルホテル。他のホテルにもついていると良いんだけど。会社員のときは、例えばランドリーにパンツまで出して会社に請求、という暴挙にまで出ていたのだが、零細企業の社長ともなるとワイシャツ以外はさすがに出せない。

  • リーガロイヤルとかマリオットレベルでも、コインランドリーを用意してくれると本当にありがたいのだが、何か理由はあるんだろうか。イメージには少し合わないかもしれないが、低コストというか余計なところに金はかけないというのは、世の中のトレンド。インターネット以外の差別化になると思うんだけど。

 

8月11日:民主党

  • 民主党は郵政民営化を選挙の争点にしたくないようだ。賛成と素直にいえない事情はあるだろうし、反対というと古い自民党と一緒になってしまう。で、これまで見たことがなかったのだが、郵政に関してどういうスタンスを取っているかを見てみた。民主党郵政改革調査会のスタンスはこれ

  • 「民営化」ではなく、「正常化」だそうだ。メッセージが弱い。とりあえず戦うルールを変えるというのは、ある意味、いろんな分野での常套手段。やりようにやってはうまく行く。昔のいわゆるプロレスの枠で収まらず、いろんな総合格闘技の団体が生まれた。これはファンに認知され、今のK-1、プライド、パンクラスなどにつながっている。しかし、この方法はあたらしい枠組みが魅力的でないと逆効果になる。例えば、3000メートル走って負けて、「5000メートル走らないと真の強さは分からない」といっても、何の意味もないのと一緒である。

  • 「正常化」はあまりに言葉にインパクトがない。小泉さんがあれだけ「郵政」というルールで戦うことを定着させているのだから、そこを避けるのは弱さを見せるだけである。本来ならば、とるべき戦略は2つぐらい。ひとつは「郵政民営化」を賛成した上で、その中で差別化して格の違いを見せるやり方。もうひとつは、「郵政民営化」以上のインパクトのあるコンセプトを出すこと。例えば、「郵政解体」とか「郵政売却」、「郵政閉鎖」などは民営化よりもインパクトはよほど大きい。いきなり外資に売ってキャッシュを得る、みたいな話を出せれば、民営化なんて争点も吹っ飛ぶと思うのだが、、、まあ、無理だが、、

  • 別に私自身は自民党の支持者ではないが、民主党がコンセプトを明確にしないで選挙を戦うのであれば、選挙で勝っても果たして国を変えられるのかとても疑問だ。経営でもそうだが、トップには明確なメッセージを発することが求められる。

 

8月10日:為末

  • 世界陸上の為末、よかったね。まだ、時差が取れていないみたいで夜中に目が覚めるので、思わず見てしまった。決勝への進出の仕方といい、決勝の悪天候といい、ついているといえばついているが、勝負師といえば勝負師なんだろう。とてもよかった。

  • しかし、TBSのインタビュー担当の女子アナ、どうにかならないだろうか。お父さんのことばかり聞かずにちゃんとレース内容のこと、勝因などを聞いて欲しい。勉強不足もはなはだしいと思う。こんなことなら、川田亜子ちゃんのほうがずっと良いんじゃないかと思った。

 

8月9日:郵政民営化法案(その2)

  • 郵政民営化法案、とても興味深いので、雑感をいくつか。

  • 衆議院で反対票を入れた人は公認されないということだが、新党はつくらないで無所属でいくらしい。小選挙区でもいけるのかどうか、ちょっと注目したい。県連の支援でいけるという計算があるのだろうか。

  • 森さんは、森派会長の辞任を撤回とのこと。森さんらしい。

  • 民主党の岡田さんは、選挙の争点は郵政民営化ではないという。郵政民営化にすると負けるのではないかという読みがあるのだろうか。ただ、彼も負ければ党首を辞任するという。でも、民主党が勝つのであれば明確な政策を分かるように出して欲しい。出しているというんだけど、今のところインパクトがなく、一般市民には理解されていない。郵政に関しても、明確な法案、方向性を示すべきだろう。今のままで勝ったとすれば、今日の朝刊でも書かれていたように「漁夫の利」でしかない。

  • 反対票を入れた参議院議員の方々は、そのままとどまるのだろうか。衆議院のほうがああいう形になって公認されないという状況を考えれば、普通の神経であれば自民党にとどまれないと思うんだけど、、、。

  • PS:細木数子、とても不愉快だった。がんばれ、レーザーラモン住谷(今は、レーザーラモンHGらしいんだけど)。

 

8月8日:郵政民営化法案

  • ロスから帰って、今日から仕事で北九州入り。西海岸に比較して、日本は湿気がやはりつらい。ただ、日本に帰ってくると面白いことが多い。サッカーは韓国にアウェーで勝つし、今日は郵政民営化法案の否決から、衆議院解散。

  • 特に郵政民営化法案に関しての動きは面白い。衆議院解散だけでなく、反対票を投じた人は公認しないという。

  • 基本的に郵政公社は変えなければならないのは間違いない。基本的に公務員がやるべきビジネスではなく、民間で同じビジネスがある状況であれば民業圧迫だろうし、民営化したほうが透明性は増す。また、郵便と郵貯、簡保が同じ組織でやっているというのはメスを入れなければならないのも間違いない。このあたりは誰もが同意する話だと思うのだが、なぜそれでも民営化がされないのか。守るべき既得権が大きいのだろう。

  • 与党は自分たちが選んだリーダーの示す方向性に従うことができないのであれば、原理原則からして反対した議員はやはり組織を出て行くべきだろう。小泉さんを自分たちで選んだというところがポイントである。法案がおかしくなってきたのは反対派との議論の結果であって、法案がおかしいというのは半分は反対派のせいである。

  • 野党もおかしい。本質的に民営化自体に反対としか思えない。プロセスがおかしいという話ばかり出てくるが、対案も十分に出ているとは思えない。小泉さんの今のスタンスならば、いい案であればどんどん取り入れていくはずである。目的は「民営化」であって、民営化における許容範囲は相当広いと思うから。プロセスに異議を唱えて民営化にブレーキをかけるのはそれこそ本末転倒である。

  • 郵政公社自体も民営化のプレッシャーがなければ、オペレーションの改善のスピードはどんどん遅くなるはずである。組織とはそういうもので、外部からのプレッシャーがなければ自浄作用なんかでてこない。組織というのはとにかく動かさなければ腐ってしまう。そういう意味では、民営化という方向しか、組織を動かしていく方法がない。

  • 今度の衆議院議員選挙で結果がどうなるかはわからない。ただ、今回、郵政の民営化がなされなければ、民営化事体はまた10年ぐらいはかかるはずである。自民党がもし勝つのであれば、法案はもう一度、原理原則に基づいた思い切った法案に戻していったほうがいいと思う。いずれにしても、結果がどうなるのかすごく興味深い選挙だ。

 

8月7日:帰国

  • ロスから帰国した。しかし、帰国したとたん、日本は暑いし、湿度も高い。ロスやサンディエゴでは出なかったアトピーもいきなり出てくる。これは参った。

  • ちなみに先週のアエラで、28度の温度設定に関して疑問を呈するコラムがあった。28度の温度設定にはあまり根拠がないんだそうだ。25度ぐらいの温度設定が普通にならないものだろうか。恐らく、ホワイトカラーの生産性にも大きく影響すると思うのだが、、、。

 

8月5日:Fry's Electronics

  • 5年前にはロスではあまり目に付かなかったのだが、今回、こちらに来て結構目に付いたのがFry's Electronicsというお店。巨大なエレクトロニクス専門ショップで、倉庫みたいなワンフロアの空間にエレクトロニクス関連用品、PC関連用品、CD、DVD、そのた諸々がどかどかと置いてある。ロスにいる友人が、「サービスレベルは圧倒的に低いけど、安いから、一度いくといい」と勧めてくれていたので、行ってみた。

  • 品揃えはすごいものがあり、価格はまあ少し安い程度。メモリースティックは日本のほうが安いかもしれないが、、、、。とりあえず、メモリースティックとSDカードを買ってみた。サービスレベルはそれほど低くなく、結構、多い店員があれこれと声をかけてくれたりもする。

  • で、ここで面白いと思ったのが、店員がすべて白いワイシャツに黒いスラックス、グレー系のネクタイをしているのである。こちらにきて、ネクタイをしている人を見るのは初めてに近かったが、店員が皆、オタク系か危険系の感じの人で、その人たちが南カリフォルニアとは思えない服装で統一された雰囲気をかもし出している。すごく違和感を感じたが、この店が伸びているとすれば、店のコンセプトと同時に店員の雰囲気あたりも重要なポイントなのだろうかと思った。冷房もよく効いているので、クールビズの必要もないのだろうが。

  • PS:知らないうちに巨人の負けが込んでいる。清原は堀内を完全に無視したらしい。勝てない組織は、一般企業でも雰囲気は悪くなるが、今の巨人はまさにそんな感じなのだろうか。今年の巨人はやはり堀内監督が戦犯なのだろう。トップが悪いと組織が腐る典型的な例かもしれない。堀内の悪いのは、モチベーションをあげる行為が少ないことと饒舌でないことだと思う。堀内監督はどこかシニカルでいやみな感じだから。組織のトップはやはり饒舌であるか、そうでなくてもチームのモチベーションを上げるアクションが必要だろう。今年の巨人はそれを改めて実感させるものがある。

 

8月4日:サンディエゴのダウンタウンを散策

  • 今日はサンディエゴのダウンタウンに行ってみた。とまっているところがMira MesaというLa Jollaの近くなので、今回、ダウンタウンに行くのは初めてだった。ちなみにMira Mesaはミラマーという基地の近くだが、たぶんトップガンの舞台だったんじゃないかと思う。ミラマーと聞いて、聞き覚えがあったので。

  • ダウンタウンといっても、行ったのはホートンプラザという場所。建物のイメージは福岡のキャナルシティに近い。5年前に一度、来たところなのだが、時間もないのでここだけ再び来て見た。いろいろと感じた点をばらばらと書いてみたい。

  • まず、飛び込んだのがやっぱりアバクロ。ここの店はコンセプトが明確で面白い。店の中は決してオープンという感じでなく、少し入り口から奥に入っていくという感じで店舗が作られている。これは日本でよく見るマニュアル的な店舗とは明らかに異なる。で、中に入ると、トランスのような音楽(だと思うのだが)が結構、大きくかかっていて、怪しい雰囲気になっている。とても面白い。売っているTシャツは明らかに小さめで、私のようなおじさんだと体型が出ちゃって困るので、大き目を買う必要がある。Gパンは穴だらけのやつで、この年になって買おうという気にはならなかった。多少高めだが、結局、ヒップなTシャツを買ってみた。ここは完全に他のブランドに対して、差別化している。

  • あと、いろいろ店舗はあるのだが、びっくりしたのがDVD屋さんで日本のアニメコーナーが目立つところにあること。日本のアニメが国際的に認知されていると聞いてはいたが、目の当たりにすると変な感じがする。日本のアニメがこちらでも市民権を得るとすると、次に来そうなのがやはり「萌」だろうか。これが輸出されると、かなり怪しい気もするのだが、もしかすると「萌」感覚は世界で受けるのかもしれない。ロスとかサンディエゴで、メイド喫茶をやると受けたりするんだろうかと、ふと考えてしまう。

  • 明日、ロスに戻って今回の出張は終わりだが、気候がいいので本当、帰りたくないと思う。それくらい、こちらは気候がいい。

  • PS:こちらでインターネットで見ていると、郵政法案はどうも参議院を通りそうにない感じに思える。しかし、そうなると自民党というのは本当に組織として機能しているのだろうかと感じてしまう。自分たちで選んだトップの言うことに対して、あれだけ露骨に反対できるというのはどういうことなんだろうか。一度、解体したほうがいいと思う。今のままでは、ひとつの組織とはとてもいえない。

 

8月3日:サンディエゴでゴルフ

  • 鎌倉総研を創立してから初の米国出張も終わりが近づき、米国でのお決まりのゴルフを堪能した。サンディエゴの北側のSan MarcoというところのTwin Oaksというゴルフ場。ここのゴルフ場は両サイドが広くてOBが少なく、私自身の好きなタイプのゴルフ場。プレイフィーも60ドルだし、スコアはともかくとして、とても楽しめた。来る直前のコンペよりも、レンタルクラブなのにスコアがいいのは、コースが良いのか、クラブが良いのか、気分が良いのかのどれかだろう。

  • ただ、レンタルクラブで使ったテーラーメイドはドライバーが曲がらない。やはり、いいクラブは素人が使ってもやはり効果がでるものかと感心した。日本に帰ったら、買おうかと真剣に悩んでしまう。

  • ちなみにビジネス自体は、ロスもサンディエゴもいい話はできたけれども、ビジネスの本格展開はちょっと時間がかかりそう。ロスアンゼルス事務所やサンディエゴ支店をつくるにはどうすればいいんだろうと、悩んでいたのも杞憂に終わる。来年ぐらいには設立したいのだが、、、

  • PS:アップルが8月4日に音楽配信サービスを開始するという。10%が一曲200円、90%が一曲150円だとか。これは、音楽のラインナップがちゃんとしていれば、ちゃんとはやると思う。はやらなければ価格を見直せばいいだけのこと。シングルCDが1000円ぐらいすることを考えれば、ある意味、音楽業界の流通革命といえるだろう。既存のチャネルとは確実にコンフリクトを起こすだろうから。無料の音楽ファイルのシェアはある意味、ウィニー問題で違法であるとの結論がなされた。無料ではなく格安の流通であればいいということになるわけだが、これは既存のプレーヤーから問題提起はなされないのだろうか。一方、ユーザーにとってはウェルカムである。ただ、mp3の音楽ファイルに対してこれまで価格がついたことがないので、ユーザーが150円とか200円を高いと感じるのか、安いと感じるのかは今のところ見えない。100円だったらぜったい安いと思うのだけど。いずれにしても、日本でどういう展開を見せるのかしばらく注目したい。

 

8月2日:メキシカン

  • ロスとかサンディエゴに来ると、食事の選択肢に出てくるのがメキシカン。エルトリート、チリーズ、タコベル、デルタコ、その他たくさんのメキシカンのチェーン店が存在する。留学で貧乏していたときには、タコベルにはとてもお世話になった。こちらで食べるメキシカンはとてもうまいと思う。

  • 日本ではあまりメキシカンははやらないが、なぜだろうか。タコベルとか日本で展開したら受けるんじゃないかと思うのだが、、、。恐らく誰かがトライしたとは思うのだが、なぜはやらないのかはとても疑問だ。

  • PS:ジーコが中国戦でスタメンを入れ替えるという報道があった。これは、とても正しい。今のスタメンを欧州組なしで使って自信喪失ということも避けたいところだし、スタメンを入れ替えて勝てばカードが増え、負けても失うものはない。ジーコは基本にとても忠実な戦略家だと思う。これはワールドカップ最終予選でも感じたが、東アジア選手権でも手を抜かないで、原理原則でやるべきことをやっていると思う。ワールドカップ本戦でもジーコの手腕は大いに期待できるだろう。少なくともトルシエよりは理論派であることは間違いない。

 

8月1日:In-and-Out

  • 久しぶりに今日は、IN-N-OUTというハンバーガー屋に行った。ここは6年前にロスにきたときに、アメリカ人と在米日本人に「絶対食べるべき」といわれたところ。そのときに食べて、いっぺんにファンになった。今回、久しぶりに食べたが、やはりうまい。

  • メニューは5年前はハンバーガーセットとチーズバーガーセットの2つだけ。今回はダブルダブルバーガーセット、みたいなものが増えていて、それでも3つだけ。それでやっていけるのは、やはりおいしいから。味で差別化するハンバーガーというのが日本ではモスバーガーぐらいかもしれないが、それでもメニューはとても豊富。単品で味で勝負するようなファーストフードがなかなか日本で出てこないのは、何か理由があるのだろうか。(そういえば、吉野家も松屋も最近、メニューが増えている、、、)

 

7月31日:メキシコ

  • 今日は、サンディエゴにいる友人と久しぶりに会う。彼は日本からサンディエゴに赴任してきているのだが、ビジネスの話も交えていろいろと話をしている中で、彼曰く「メキシコはすごいぞ」。今まで、メキシコのすごさはあまり体験したことがなかったこともあり、少しびっくり。今後、メキシコにも注目してみたい。ただ、何を注目すれば良いのか、これは今後の課題である。メキシコファッションとか、どうなんだろうか。いずれにしても、新たな視点に感謝!

  • PS:知らないうちに、サッカーの日本代表が北朝鮮に負けたという。やはり、欧州組が不在だと日本代表はつらいのかもしれない。小笠原、しっかりしてくれ。見ていないけど、バックパスのパスミスはいけないでしょう。今回の大会でどう負けようと、ジーコは今までの戦い方を変えないとは思うが、チームの戦い方の幅は広げておいて欲しい。今後、このメンバーでどう立て直すか、こちらからも注目したい。

 

7月30日:曙

  • 今日からサンディエゴ入り。ホテルはHomestead Studio Suitesというキッチン、冷蔵庫のついたもの。このスタイルは日本ではあまり見ないが、こちらではポピュラー。なぜ、日本で普及しないのかは不思議な気もする。

  • で、曙がK-1ハワイ大会でまた、1R負けとか。見ていないのでなんともいえないが、相撲は格闘技としてはやはり弱いんだろうか。アメフトへの展開も若乃花が失敗しているし、相撲はある意味、つぶしが利かないスポーツかもしれない。成功したのは、歌手としての増井山ぐらいか。

 

7月29日:グローブ

  • 今日、お仕事の合間にグローブに行った。グローブはビバリーヒルズの近くにある新しいショッピングモールで、私が2000年にLAにいたときにはなかったが、その後にできた新しいコンセプトのモールだ。2003年の2月にLAに来たときにはすでにあったのだが、単純に地元の友人と夜、飲みに来ただけなので、昼間にじっくり見るのは今回がはじめてである。

  • 何が新しいかというと、テーマパークのようなモールだということ。ディズニーランドの一部を切り出し、そこにある建物をすべてショップや映画館にしたようなそんな感じである。モールの中では路面電車が走っている。

  • 昨日のデザートヒルズはチェルシーのアウトレットなので、ある意味、御殿場のアウトレットとコンセプトは一緒である。しかし、グローブのような町並みをつくるような新しいコンセプトのモールは、私は日本では見たことがない。アメリカは新しいコンセプトでモールを作るのは得意であり、グローブ自体は新しいコンセプトしての作品ということができるのだろう。

  • アウトレットが登場したときもびっくりしたが、グローブのコンセプトにも共感を覚えた。グローブのようなアメリカ式の新しいコンセプトのモールはいつごろ日本で紹介され、企画され、実現されるのか。しばらくどうなるか、注意していたい。

  • PS: アバクロがグローブにも店を出していた。ここの店舗はとても特徴的で、ある意味、しっかりマネジメントされている。とても、興味深かった。ただ、今日も結構、あれこれ買い込んでしまった、、、、

 

7月28日:パワードコム

  • 今、USなので一日ずれているが、KDDIがパワードコムを吸収合併するとのこと。日本でも通信分野の合併が更に進むわけで、成熟市場での典型的な動きになってきている。国内の固定通信は、これでNTT、KDDI、ソフトバンクの3大グループの戦いになったわけだ。ただ、電力会社は通信のような資本力の勝負では分があり、また個人に向けてのネットワークという点でもすでに電力でのコネクションがあるので、通信でも強みを見せるのではないかと思っていたのだが、PHSを手放したのをはじめ、今度はパワードコムの売却である。個人向けのテプコ光はどうなるのか?

  • 通信業界は米国を見ても合併、再編を繰り返しており、日本でもそのようになるのは容易に想像できる。米国でAT&TがSBCコミュニケーションズに買収されてなくなっちゃうようなことがNTTにも起こるのでは、ということまではなかなか考えられないが、KDDIグループ、ソフトバンクグループが今後、どのように動くのかは、携帯ビジネスを含めいろいろなオプションが考えられる。

  • ただ、今回の件で思ったのは、電力会社の意向である。電力会社が通信事業をやろうとしたのはもともとどういう背景があったのか?光ファイバー網というインフラがあったからやったのか、電力事業とのシナジーが期待できるからやったのか、それとも人的資源に余裕があったためにとにかく新規事業をというスタンスだったのか?企業体力を考えれば、通信事業の担い手として電力会社に期待するところは少なくなかったのだが、パワードコムの売却はある意味、電力会社の本業回帰と見るべきなのだろう。

  • 電力事業自体も自由化の波が来ており、更に本腰を入れざるを得ない状況を迎えていると思う。今後の電力会社の動きに注目したいと、今回の発表を見て思った。

  • PS:今日は仕事の合間に、デザートヒルズというアウトレットに。ロスから東に車で1時間半ぐらいのところにある。砂漠の中なのでやたら暑い。でも、こちらのアウトレットはやっぱり老舗だけあって安いし、品揃えも豊富。さすがだと思った。

 

7月27日:デジカメ

  • アメリカでデジカメ、買ってしまった。今まで使っていたのがオリンパスのC-2020Zという2.1メガなのに結構、かさばるやつだったので、買い換えようと思っていたのだが、メディアのコンバータを忘れたこともあって、思い切って買った。

  • 購入したのはHPのM417という機種。5.2メガピクセルあるのに199ドルという価格はとても魅力的に思えた。しかも、これが別に特売というわけでもなく、Staplesで普通に買える。安く物を買うのであれば、やはりアメリカか、と改めて感じた次第である。ただ、HPといえば、日本でもPC、PDA、プリンターはほぼ最安値でハードウェアを提供している。どうせなら、デジカメも売ればいいのにと思うのだが、何か障害があるのだろうか?思い切って、ハードウェアの最安値メーカーとしてのポジショニングを構築してもいいんじゃないかと思ったりする。

  • ちなみに、安いといえば、カリフォルニアで元気のあるのはやはりOld Navy。新しい店舗があちらこちらにできていて、サンタモニカでも大きな店舗がどーんとできていた。コンセプトが明確なのはやはり受ける。バナナリパブリックがコンセプトが明確でなくなってしょぼくれているのとは対照的だなと、サンタモニカを歩いていてそう思った。

 

7月26日:レクサス

  • アメリカといえば、レクサス、というわけでもないのだが、商品ラインアップもそろったようで、ホームページもでき、価格も発表されている。もともとアメリカブランドだと思っていたら、今回、実は高級ブランドになったわけで、当初の目論見とはかなり異なった位置づけになって、日本でスタートという訳だ。

  • ただ、車のラインアップは当面、アリストとソアラ、そしてアルテッツァのようだが、びっくりしたのが、アルテッツァ。価格帯が390万円から525万円となっている。BMWの3シリーズに似た価格帯であるのだが、ベース車はあくまでアルテッツァ。200万円から330万円ぐらいの車だったと思うのだが、同じボディで価格帯をこれだけ変えるというのはどうなのかと思った。と思って、トヨタのホームページを見るとアルテッツァはトヨタのラインアップからは外れている。そのあたりは、さすが、最低限の配慮はなされている。

  • これまでのケースで言えば、車の価格帯を変えることができるのはAMGとかハルトゲとかいったチューニングメーカーのケースぐらいではないかと思う。アルテッツァの場合、中身はかなり違うのだろうが同じメーカーで外見も一緒。これで消費者が雰囲気とブランドで購入してくるのかどうか、偉大なトヨタがそのあたりをどのように読んでいるのかは注目に値する。

  • 普通、ブランドは内容が先行、あるいは差別化して初めて成功するものだと思う。そのあたりを勘違いしたのが、ソニーのQUALIA。ブランドを先行させようと思ってスタートした典型的なパターンで、今のところうまく行っているとは言いがたい状況だと思う。まだ、結論は出ていないだろうか。レクサスが車の中身よりもブランドを先行させようとするのであれば、普通に考えれば失敗するパターンである。無論、トヨタのことだからレクサスブランドを失敗させることはないだろうが、、、

  • ただ、本来ならば、新型ソアラや新型アリストをレクサス登場にあわせて出すほうが、ブランドを生かしていくためには良かったと思う。更に言えば、プリウスなんかも米国で成功した、みたいな感じでレクサスに併せて売れば、それだけでブランド戦略は成功だったはず。そのあたりどのように判断したのかはとても興味深いところである。

  • いずれにしても、高級ブランドを日本で展開する始めてのパターン。我が家にもレクサスからはいろんなチャネルからたくさんの同じようなDMが届いている。8月から、このニューブランドがどのようなスタートを切るのか、しばらく注目していたい。

  • PS:米国のトーランスのモールで、日本で今度発売されるHAMMERのH3が駐車場にとまっていた。アメリカで見る限りでは、H2ほど大きくなく、いい感じなんじゃないかと思った。さすがにGMの起死回生の一打になるまでは行かないだろうが、他社に差別化しているブランドであることは確かだ。日本で見ると恐らくまだ大きいとは思うが、日本でどのように受け入れられるのか、こちらも注目したいと思った。(写真も取ったのだが、デジカメからパソコンに吸い上げるアダプターを日本に忘れてきたので残念ながら写真はなし、、、ということで)

 

7月25日:LEON

  • 今日からロスアンゼルス。宿泊はマンハッタンビーチの近くの小さなホテルで、インターネット接続もできて(料金不明)、まあいい感じである。で、くる飛行機の中で久しぶりにおじさん向け雑誌「LEON」を買って読んでみた。年齢的には私ぐらいがちょうどターゲットで、バブル復活を夢見るオジサンがバブったらこんな感じでお金を使えばいいのか、どうやったらもてるのか、ということを毎月書いてくれる雑誌で、なかなか楽しい。読者にこういう生活をしている人はどれくらいいるのかと思ってもイメージはできないのだが、、、

  • ただ、久しぶりに読んでみて、今月は少しいただけないと「個人的に」思ったことが何点かあった。ひとつはオヤジゴルファーがおしゃれで勝負をするというところで、渡辺和博風のイラストで、モテルゴルファーともてないゴルファーを比較していたところ。これは誰が見ても我々世代のベストセラー金魂巻のパクリである。しかも、ひねりがない。あまり面白くないのである。金魂巻を知らない世代なら良いかもしれないが、LEONがターゲットとしている世代は85%の人は知っているはず。

  • さらにその部分で、もてないゴルファーはゴルフの際にいつもと同じ時計をしているとの指摘があった。で、実際のモデルの写真では誰も時計をしていないのである。これではどういう時計をすべきなのかが分からない。私なども普段のお気に入りの機械式時計は「テニスやゴルフの際には着けないでください」などと言われて、ゴルフの時などには困ってしまっている。このささやかな疑問に対して、問題点を指摘しておきながら、解がないというのはある意味、オジサンのマニュアル雑誌としていかがなものか、、、

  • また、ランドクルーザーの特集記事でも、ランドクルーザーをオーデマピゲと同類として扱う、これは違うでしょう。絶対に違う。

  • ついでに言えば、レンジローバースポーツを論じた自動車評論家の岡崎宏司氏の文章。ちょっとレオンにより過ぎていないか。意味のないカタカナが多すぎると思う。自動車を論じる際にはいくらでもカタカナを使っても構わないが、それ以外のところでも多いような、、、彼は自動車雑誌でもこういう文章だっただろうか?

  • と、気になりだすとかなり気になるものなのかもしれないが、オジサンを論じる際に別の世代が触っていないか、というのが少し気になった。オジサンのニーズやツボは進んだオジサンがいちばん分かるもの。分かりそうでありながらはずされるのは少しつらい。VERYの三浦りさ子のような存在が必要ではないか(ジローラモさんではないでしょう、、、)と、少し気になった。(全然、アメリカの話と関係ない、、、、)

 

7月24日:コンペ

  • 今日は、キャップジェミニのコンペで20回大会。参加人数も多く楽しませてもらった。スコアは相変わらずひどいのだが、問題は細かい積み重ね。バンカーで余計に2打打つとか、つまらないパットで3打余計に打つとかそういうことである。ゴルフはなかなか難しい。まして、前々回に間違って優勝してしまったものだから、ハンデも実力以上に少なくかなりホープレスの状態。ブービーになっていないことを祈りたいのだが、今日は急いでいたので風呂もパーティーも飛ばして家路についた。結果はまだ分かっていない。

  • よかったのは、キャップジェミニの買収が決まった後の最初の大会だが、キャップジェミニのメンバーも変わらず、ネガティブなコメントも聞かれなかったこと。今後、前向きに発展していくためには、メンバーがネガティブになっていないことは大事だと思う。今後もこのコンペが発展的に続いていくことを祈りたい。

  • 明日からは、米国への出張。このコラムはホテルのインターネット環境で、続くか少しお休みかが決まる。続かない場合には2週間後から再開ということになる。米国はロスとサンディエゴなのでとても楽しみ。

 

7月23日:シーザリオ

  • シーザリオが右前の繋靱帯炎を発症し、秋は絶望との報道があった。秋の牝馬はどうなるのか、とても見えなくなった。ラインクラフトは秋華賞には出走するのだろうか?

  • 最近、抜群に強い馬が長い期間、走ってファンを楽しませるというケースが少なくなったようにも思うのだが、どうなのだろうか?調教技術が上がってきて、馬の能力は上がるが体がついていかないという気もする。自動車に例えれば、エンジンに足回りがついていっていない、そんな感じがしてならない。今期はディープインパクトがいるが、本当、こちらは無事に長く走って欲しい。こういう視点から見ると、体が小さく馬体重も軽いことはかなりいいことなのではないかと思ってしまう。

  • 人間もビジネスをやるためには、最後は体力と知力だと思う。ちょっとした勝ち負けなら器用さ、要領のよさなどで勝つこともあるだろうか、きっちりと「長く」「本格的に」やっていこうと思うのであれば、基本は体力であり、知力である。最近、スポーツをあまりやっておらず、体力が落ちているのが気になる。

  • とりあえず、明日はコンペ。

 

7月22日:地上デジタル放送のネット配信

  • 総務省が地上デジタル放送を光通信網を用いて配信する方針を出した。いいことだ。まさに放送と通信の融合である。我が家もすでに光ファイバーを引いているので、準備万端というところである。

  • 当然のことながら、地方局やCATVは収益基盤を失いかねないし、放送免許のあり方も見直しがかけられる可能性もあり、既存の放送事業者からは反対の声が出ているという。

  • この話も既存のビジネスを守るために、技術の進歩をユーザーが享受できないという話である。それは本末転倒で、ビジネスモデルが成り立たなくなればその業界は新たなビジネスモデルを作るか、衰退していくか、それだけのことだろう。製造業だって、同じ商品をいつまでも作って生きていけるわけではないのだから。

  • それを規制で何とかしようとか、政治力、更にはユニバーサルサービスのような理屈を使って既得権を守ろうとするのは、既得権ビジネスであれば当然だが、やはり醜い。よほどのことがない限り、自由競争を推進する方向で新しい技術を生かし、できるだけ既得権を打破する方向になっていくべきなんだろう。

 

7月21日:GM

  • 今日も古巣のことを書きたい気もしたのだが、生産的でないので(何を書いても生産的ではないのだが、、、)別のテーマを。GMが3四半期連続赤字との報道があった。私自身、アメ車にはあまり興味がないのだが、アメリカを代表する企業だけにインパクトは少なくないのだろう。

  • でも、少し思うのは、アメリカはマーケティングに強いのではないのかということだ。基本的に経営学ではアメリカ発のものが多いし、マーケティングに強い企業といえば、コカコーラ、Johnson & Johnson、P&Gなど、アメリカの消費財メーカーが挙げられる。そういう国の自動車が魅力がないとはどういうことか?少なくとも日本人から見ると、アメ車に魅力があるとは言いがたい。唯一、がんばってそうに見えるのはチェロキーぐらいか。

  • アメリカの自動車メーカーが日本人をターゲットとしていないのであれば私から見て魅力がないのもOKなのかもしれない。でも北米市場での不振が報道されているということは、アメリカ人にとって魅力のある車を提供できていないということか。アメリカ流のマーケティングに疑問を持ってしまう。もし、マーケティングがそこそこうまくいっているのであれば、逆に経営自体が下手ということになるのだが、いずれにしてもアメリカ流の経営学はこの程度のものなのだろうか。

  • ただ、もし日本車が脅威になっているとするのであれば、実は日本の自動車メーカーが日本での利益を北米市場に突っ込み、北米での競争力を高めているという可能性もないわけではない。日本市場では、前にも書いたとおり車検制度があり、これがユーザーの買い替えを即すことになるからだ。

  • そういう理屈(屁理屈?)を唱えて、アメリカの自動車メーカーが日本の車検制度を批判することはないのだろうか?可能であれば、規制緩和の御旗の元に日本の車検制度の批判をしてみて欲しい。日本経団連の奥田さんがどう反論するか、とても興味があるのだが、、、、

 

7月20日:古巣(その2)

  • 今日の日経新聞には、NTTデータによる日本キャップジェミニ買収の話が、結構大きく出ていた。キャップジェミニ本体を買収したわけではないのだが、それでもニュースバリューは結構あるようだ。NTTデータにとって結構、戦略的な動きなのだろうか。NTTデータは経営研究所も持っているので、コンサルティングの機能が欲しかっただけではないのだろうが、、、

  • 買収金額が約40億円というのも少しびっくり。高く評価されているようだ。

  • 世の中には、いい結果を招く買収と良くない結果を招く買収がある。これまで以上にメンバーに仕事がしやすい環境になることを祈りたい。

 

7月19日:古巣

  • 今日、自分が昨年まで所属した仏キャップジェミニの日本法人の株式の95%がNTTデータの譲渡された、との報道があった。まあ、買収されたと考えて間違いないだろう。日本キャップジェミニとしては、これまでなかったSIまでも既存の顧客に提供できることになるだろうし、NTTデータは仏キャップジェミニとの提携という形で、海外展開が狙えるということで、お互いにとってメリットのある買収といえるだろう。

  • 日本キャップジェミニはそれほど業績が悪いわけでもなかったと思うのだが、キャップジェミニ側が昨年末にジャンクボンドに格下げになったということもあったりして、やはりキャッシュが必要だったのか。欧州企業にとって、日本の小さなブランチはそれほど戦略的に重要でなかったといえるのかもしれない。個人的にはちょっと寂しい気もするが、こうせざるを得ない事情だっただろうか。

  • 企業の買収において、少し気になるのが買収された側の社員の処遇である。日本企業同士の合併の場合、昔は買われた側の従業員の処遇はやはり厳しいものがあった。ただ、外資系企業の場合、買われた側の企業の従業員も買った側の企業の従業員以上に処遇されるケースもあり、一概に心配ばかりする必要もないのかもしれない。

  • いずれにしても、新たな出発である。古巣の更なる発展を祈りたい。(ちょっと、今日は深くえぐれない、、、)

 

7月18日:説明責任

  • 愛読書である「ゴルゴ13」の137巻で「シンクロトロンBESSY-1」というのがあった。実は私も学生時代はシンクロトロン放射を利用して光電子分光をやっていたこともあり、この分野はそれほど素人でもない(無論、玄人でもない)のだが、ようやくシンクロトロン放射などという言葉が一般人の目に触れたとうれしく思った。

  • ただ、そういうことに昔から問題意識を感じてもいる。これは、特に播磨のSPRing8の建設に関わる話をヒアリングしたときにも思ったことだが、実はこのようなシンクロトロンが何故必要かということが、国民になされていない。SPRing8の話を聞いたときに、建設の理由は「世界最大の、、、、」ということしか出てこず、また予定よりも早く建設することができたというのが世界に誇れることとして紹介された。でも、少しでもエネルギーレベルの高い施設を作れば、研究者が論文を書けるのは当然のことであり、そこから何が得られるかということのほうの説明が抜けてはいないか。そう思った当時の問題意識を今も払拭できないのである。

  • SPRing8を国民が身近に思えた機会がこれまであっただろうか。唯一あったのは、和歌山県の毒物混入カレー事件の毒物の分析ぐらいではないだろうか。でも、毒物の分析にわざわざシンクロトロン放射を用いることもないだろうし、他の手段もいくらでもあるはずである。

  • あのような施設の建設には相当の国の金が投入されたはずである。ということは、国民が研究のパトロンであるはずで、国民の合意なしには研究の推進や施設の運営はできないというのが原理原則である。

  • 国の基礎研究を決して止めてしまえといっているわけではない。ただ、進めるにあたってはパトロンである国民に対して、分かりやすい説明をもっともっとすべきではないだろうか。そのような努力が国民に感じなければ、単なる既得権に依存した研究施設と受け止められても仕方がない。今は景気もなかなか良くない状態で、パトロンである国民も一部の人を除いて苦しい時期である。国の研究もそういう状況だということを認識して、もっと理解を求めるプロモーションの努力をすべきだと思う。ゴルゴ13だけでは足りているとはいえない。

 

7月17日:女子バレー

  • 今日のキューバ戦の敗退はちょっと勝負弱すぎないか。良いチームになっているだけに残念だった。竹下は最後、レフトに上げすぎだったと思う。

  • ただ、今大会、高橋みゆきは本当にいい選手だと思った。彼女はいいね。

 

7月16日:ドリフト走行

  • 神奈川県警の巡査が「昨年の」6月にドリフト族に混じってドリフトをやり、道交法違反容疑で書類送検の後、依願退職となっていた。このことが当時、公表されず、今頃、新聞ねたになっている。

  • これを見てまず思ったのは、「ドリフト走行」したことで「依願退職」というのはかなり気の毒だということ。事故を起こしただけでもショックだろうに、退職まで必要なのだろうか。私も昔、「間違って」横浜の大黒ふ頭で、ドリフト族がドリフトをする車の列に並んでしまったことがある。さすがに若い彼らに並んで、ドリフトを披露する度胸もなく、カーブで逆に曲がってその場を去り、見物する側に回った。その一〜二週間後、大黒ふ頭でドリフト族が人身事故を起こし、急に取締りが厳しくなり、大黒ふ頭はドリフト族のメッカではなくなった。そんな話はどうでもいいのだが、ドリフトぐらいで退職か?という感じがある。もちろん、いいことではないのは間違いではないが、神奈川県警は組織の末端にばかり厳しくはないのだろうか。

  • 神奈川県警はこのところ、不祥事が決して少なくはない。実際、組織の一員がいろいろとやったこと(本当、いろいろと出てくる)を報道される。ただ、問題がこれだけ出てくるというのは明らかに組織の問題である。警察組織をはじめとする官僚組織は税金でまかなわれているのだから、株主である国民、県民、市民からの評価を受ける機会をもっとシステマチックに作るべきだ。今は正直、マスコミだけが評価のチャネルなのだから。株式会社であれば、外部取締役、更には株主総会という縛りがもう一段ある。政治家であれば、選挙の縛りがある。でも、官僚組織だけはそれがない。

  • 一連の不祥事の問題は、県警の組織マネジメントの責任であり、その責任が市民から問えない仕組みの問題でもある。そろそろ、そのあたりにメスを入れる動きがあってもいいのではないかと思うのだが。末端の一つ一つの事件も問題だが、それだけを取り上げていても何の解決にもならない。本質は組織の仕組みであり、トップを含めたマネジメントである。

 

7月15日:ユニクロ

  • ユニクロの玉塚氏は、結局、ユニクロに残らず退社することになった。決して業績不振というよりも、会社の目標、方針が異なることによる社長交代なので、残るという選択肢は取りにくいだろう。

  • 今回の件は、あくまでも外から見ての話だが、「創業者社長と二代目社長」、「オーナー社長と雇われ社長」、「団塊の世代とその下」といういくつかの対立軸が見える。どれが正しいのかはよく分からないが、典型的なパターンにも見える。例えば、「創業者社長と二代目社長」という視点から見れば、事業は立ち上げ期から成長期に移行する段階と、そのあと成長期から成熟期に移る段階では明らかに経営のスタイルは異なる。前者は強烈なリーダーシップと運が必要だが、後者になるとリーダーシップとともにチームワークとかマネジメントとかの要素がより必要とされる。柳井さんはともすれば、過去の成功体験をベースに、まだ成長期と思っているかもしれないが、玉塚さんは日本の競合他社との競争の中では急速な成長を過去の成功体験をベースに追うのは難しく、新しい経営すたいるに移行すべきと感じていたのだろう。

  • 「オーナー社長と雇われ社長」という視点から見ると、株主の過大な期待し対して雇われ社長を中心とした経営陣が説明できなかったということにつきる。両者の対話は基本的には対等であるべきなのだが、株主で元オーナー社長であるサイドが過去の成功体験をベースに「できるはずだ」と無理を言い、しかも上司、部下の関係でもあったりすると、これはどうにもならない。雇われ社長はとても対等に話などできない。第三者が入った中で、論理的に説得するしかないと思うのだが、二人の間ではとてもそういう議論は無理だと思う。

  • この2つの視点から見ると、玉塚さんがかなり気の毒であるのは間違いない。初期の段階で、柳井さんを引退に追い込んでおかなければいけなかったのかもしれない。ただ、ひとつ気になるのは、ユニクロといったある意味、新しい企業において世代交代が失敗したという事実である。政治の世界にせよ、企業の世界にせよ、なかなか世代交代が進みにくいのは事実である。多数決をすると「団塊の世代」と「その下の世代」という戦いは常に団塊の世代が勝つ。古い企業ならともかく、革新的といわれる企業ですら、上の世代が復活するというのは、ちょっとがっかりである。玉塚さんが失敗というのであれば、更にしたの世代を登用するというのは、、、、ないんだろうな、、、

  • 玉塚さんも私と同じ、むかしは「しらけ世代」といわれた世代。団塊の世代の大騒ぎのあとで、昔はなんとなく夢が見られなかった世代もそろそろ勝負の時期を迎えている。創業者社長はいろいろといるかもしれないが、若返りといわれて「元しらけ世代」が成功するパターンがどれくらい出てくるのだろうか。そろそろ、成功のパターンをたくさん見てみたい。でないと元気が出ない。

 

7月14日:里谷多英

  • モーグルの里谷多英がトリノに向けて、8月に復帰するという報道があった。泥酔事件で逮捕され謹慎状態にあったわけだが、ようやく復帰ということだ。良かったと思う。

  • 彼女が高校生のとき、一度だけ、尾瀬岩倉のスキー場で見た。まだ、あどけない田舎の女子高生という感じだったが、当時から天才的なモーグルの選手で、そのときから応援していたので、長野で金メダルを取ったときは本当にびっくりしたし、うれしかった。そのときは、ダークホースだったから。決して、世界のナンバーワンというわけでもないのに、オリンピックで2大会連続でメダルを取る勝負強さは抜群で、日本人離れしている何かを持っている。

  • まあ、モーグルはアメリカ系のスポーツなので、いろいろと事件が起きるのもしょうがない気もする。いずれにしても、復活するということで、トリノでもぜひ、メダルを期待したい。

 

7月13日:三洋電機

  • 12日の日経新聞で、三洋電機の再建策を野中さん、井植さんが語っていた。部門間の縦割り意識とか、選択と集中とかが語られていたが、これで十分なのか、と感じた。

  • 経営において、当たり前のことを当たり前にやることはいちばん重要なのだが、もう少しクリアなメッセージが社員に対しても市場に対しても欲しいところだ。リストラも必要だし、社員の意識改革、行動改革も必要だろう。お二方とも「時間がかかる」といっているが、社員も市場もそうは待ってくれない。例えば、「緊急事態」とか「危機」とかいう、平常でないスピード感が必要というようなメッセージがトップから欲しい気がした。

  • 新聞のインタビューなので、ある意味、編集されている部分はあるだろう。ただ、今、いろんな意味で注目されている企業なので、行動に移るためのもっとアクティブでクリアなメッセージが必要ではないかと思う。

 

7月12日:ユニクロ

  • ユニクロの玉塚社長が実質上の降格、柳井さんが社長に復帰するとの報道があった。ちょっとびっくりである。新聞報道によれば、売上高の目標1兆円に対して、2005年8月期に3800億円の売り上げ、経常利益600万円にとどまったことが理由とされている。ここ3年増収増益だったことを考えると、びっくりするばかりでなく、同世代としていろいろと考えるものがある。

  • 玉塚さんが社長に就任したのは記憶が正しければ、ユニクロがフリースで成功した後、ヒット商品がなく停滞したときであったと思う。基本的にユニクロはギャップのモデルのコピーに近いわけで、取り立ててすごいわけでもないように思う。柳井さんの退任後、増収増益であれば、玉塚さんの手腕は評価されてしかるべきであろう。個人的にはユニクロはあまり好きではないし、最近、それほど面白い展開をしているわけでもないので、企業としてどうなんだろうか、と思う側面もないわけではない。ただ、玉塚さんの立場であれば、基本的には既存のビジネスモデルを壊すという時期ではなく、既存のビジネスモデルの中でいかに収益をあげるかということに集中することはやむをえないのではないか。下手な手を打って失敗したら、それこそ何を言われるか分からない。柳井さんだったら、というマスコミの批判が絶対に出てくる。

  • 見方によっては(うがった見方であることは百も承知だが)、フリースモデルが一息ついたところで若手に道を譲り、そこそこの業績に不満を表明してもう一度、返り咲くというのはずるい気もする。玉塚さんに道を譲らなかったとしたら、思い切った手が打てただろうか?逆に,今、玉塚さんが退任した状況で、初めて思い切った手が打てるのである。それまでを失敗と位置づければ、かなり大胆な手が打てるはずだ。

  • ユニクロが今の3倍程度まで成長するためには、今の延長ではだめなのは明らかだ。例えば、カニバリゼーションを恐れず、別ブランドを顧客セグメントごとに3つぐらい起こす。そのうち、ひとつは失敗したとしても、あとの2つが成長していけば、、、、みたいな打ち手が必要なのではないか。今のユニクロブランドの延長線上では、所詮、個別商品の成功失敗で一喜一憂することでしかならないと思う。

  • いずれにしても、そこそこ成功している状況で事業を引き継いだ経営者が大胆な手を打つのはとても難しい。最近、注目を浴びている経営者、例えば日産のゴーン氏、松下の中村氏などは企業が危機的状況であるときに受け継ぎ、再生した例である。うまく行っている企業を更に成長させて注目を浴びている企業はどれくらいあるのだろうか。ユニクロが今の増収増益の状況を危機と捉え、次の大胆な打ち手を取れるのかどうか。シナリオ的には取れるはずなのだが、今のユニクロモデルを凌駕するモデルで、高成長を実現できるのか、しばらく柳井さんの手腕に注目したい。と、同時に玉塚さんには同世代として、ちょっと同情したいと思う。できればスピンアウトして、新しいブランドを立ち上げたりしないものだろうか?こちらも注目したい。

  • PS:橋本真也が亡くなった。これはかなりショックだった。死因は脳幹出血とのこと。新日本のエースだったのが、新日本を脱退してからは波乱万丈のプロレスラー人生だった。橋本が危ないのであれば、個人的には桜庭はもっと危なく見えるのだが、外傷は基本的には関係ないのだろう。いずれにしても、一プロレスファンとして橋本の(あえて呼び捨てであることをご容赦いただきたい)ご冥福をお祈りしたい。

 

7月11日:高齢者向けビジネス

  • 先日、ビジネスの話をしていたときに、高齢者施設に関連した話が出てきた。で、高齢者をターゲットとしたビジネスの話が出てきたときに、いつも考えるのが世代間の関係の問題である。

  • 例えば、高齢者が増えるからビジネスチャンスが大きくなるのだが、一方で高齢者の労働者も増える。高齢者が高齢者のニーズを一番よく分かるわけだから、高齢者が高齢者ビジネスを行えばいいのである。私の基本的スタンスはこれである。

  • 極端に言えば、世代の面倒は世代が見るのがあるべき姿ではないかということだ。そうすれば、実は世代間の戦いはなくなる。世代間でニーズとシーズのボリュームが一致していれば良い。これが世代間の公平を保つ唯一の方法である。

  • このコンセプトにのっとれば、年金に関しても自分が積み立てたものを運用して老後に使う、いわゆる401K的なものになる。年金の破綻を気にしなくても良い。今、年金制度の破綻が問題になっている理由は二つ。ひとつは今の高齢者が次世代の積み立てたものを使う構造になっているため。人口がピラミッド幸造ならこれがいいに決まっている。しかし、これが永続的に続かないことが分かっているのだから、今の年金の支払いのあり方も見直すべきだ。ふたつめは、積み立てたお金をへんなことに使ってしまったため。年金でグリーンピアを作っちゃったことが問題をややこしくしている。これもグリーンピアを作った世代が自己世代責任で使えばいい。その分、年金は経るかもしれないがそれは同世代の官僚を恨めばいいことである。

  • 今、有識者と呼ばれている人が昔、「核廃棄物の問題は後世の技術開発に期待すればよい。核廃棄物は一時的に保管しておけば、後世が解決してくれる。100年前に今の技術レベルが想像できただろうか?」とのたまわっていたのを聞いてびっくりしたことがある。あまりに自分の世代で責任を取ろうという意識が希薄だから。そういう感覚が次世代に環境とかごみとか年金とかいう「つけ」を残すことになる。

  • すごく冷たい感覚があることを承知で言えば、「自分の世代の問題は自分の世代でケツを拭く」ことが重要ではないのか。こういう根本的な自己責任の感覚がまだまだ日本では足りないような気がする。

 

7月10日:ニート

  • ニートが昨年から今年にかけて、一般語となってきている。意味なく働かなくなった若者が多いということで、労働者不足、あるいは年金問題を考えると、ある意味、深刻な社会現象といえるだろう。

  • 高度経済成長時代ではないから、今の若者が将来の目標を失うのも分からないではない。また、彼らの親である団塊の世代が年功序列を信じて会社に尽くし、最後に裏切られたということもあり、親の世代の姿が目標になりにくいことも影響しているだろう。まあ、ニートを社会的現象として捕らえて論じる人は多いので、ニート論はそういう人に任せたいと思う。

  • ただ、ひとつ言えるのは、だんだんと日本の社会が多様な人々で構成されつつあるということである。1970年代、80年代のような一億総中流とは言わないが、これまでは社会の多くがサラリーマンであり、所得税が徴収でき、年金制度を支え、等等といったある程度、画一的な国民が前提となって社会が回っていたように思う。しかし、最近のように、フリーター、ニートが登場してくると、国民像として画一的なものを期待することが無理になってきている。

  • そこで期待したいのが、国民の多様性を許容する日本をどう作っていくかという議論である。例えば、ロスに住むと多様な所得レベルの人が混在し、貧乏な人でも楽しく過ごせることが分かる。これは生活に必要なベースのコストが低いことに依存している。日本も生活のベースコストが下がれば国民の多様性が許容できるようになるはずなのである。別に皆が働く必要はない。働く必要があるときに働ければいいのであって、あとは労働市場がきっちりと市場として機能すればよい。

  • 今議論されている税制改革でも、相変わらずサラリーマンがターゲットになっている。しかし、国民像の多様化を前提とすれば、本当はこういうことにはならない。所得税から消費税にシフトさせ、いわゆる「金を使った人が金持ちなんだから、その分、税金を払う」というスタイルに必然的になってくる。逆にサラリーマンをターゲットとするから、ニートの登場が脅威になったりする。

  • フリーター、ニートといった新しい生き方がある意味、認知された今、これらを問題にするよりも、こういう多様性を許容する社会のあり方をもっと議論したほうが、実は根本的な問題解決につながると思うのだが。基本的に、日本の生活コストは高いと思う。こっちを何とかして欲しい。

 

7月9日:イオンの10万円液晶テレビ

  • イオンが販売した10万円の32インチ液晶テレビがちょっとした話題となっている。日経新聞によれば、半日で1万台を売り切ったらしい。

  • プラズマにせよ、液晶にせよ、市場は伸びている状況だが現状でも価格競争は厳しく、日本のエレクトロニクスメーカーはなかなか利益が確保できていない。市場が伸びているうちは「売り上げ」「シェア」を重視するというのは競争戦略の定石だ。更に電子デバイスのように価格の低下が激しいものに関しては、打ち手は先手必勝しかなく、技術で先手を打ち、価格を自らどんどん落としていき、競合他社の利益を奪っていかなければならない。

  • こういう状況で、プラズマと液晶は似たような市場で戦うことになり、異なる技術間の競争が単純なシェア重視という競争を複雑化させ、更にSED、リアプロなどの登場で、更に打ち手が不明確になってきていた。そして、今度は台湾の低価格製品の登場である。byDisignによる低価格のプラズマの登場もかなりびっくりしたが、低価格液晶テレビの登場で市場がどう変わっていくのかはとても興味深い。液晶テレビでのシャープの一人勝ちという状況は変わっていくのだろうか?

  • 基本的に低価格商品が出てきたとしても、ディスプレイの場合には見ただけで画質の差があるために、最終的には新しい裾野の市場が広がるだけで、コアな市場はそれほど影響を受けないはずだ。ただ、主戦場を広げ、かつその市場の中で勝って行く為には、恐らくもう一段の価格低下が必要だろう。エレクトロニクス製品はだいたい、30万円を切るところ、20万円を切るところで市場が刺激されるというのが一般的だ。もしそうであれば、例えば、プラズマであれば液晶に対して価格優位の構築できている42インチで30万円を切ってほしいところだ。

  • 実売価格で、現状42インチのプラズマがチューナー付で40万円を少し切るぐらいのところか。弊社でこの間、買ったときはそれくらいだった。インチ一万円が目標と10年前にいわれていたころから考えると信じられないレベルまで来ているが、市場が成長期にある間は更に厳しい競争があるのだろう。勝つためには、低価格を他社より早く実現する技術力と意思決定力、また他社を凌駕する企業体力が必要である。しばらく市場の成長期は続くだろうから、このような状況はまだまだ続くのだろう。まずは日本のプラズマディスプレイメーカーの次の打ち手に注目したい。

 

7月8日:M&A

  • M&Aが一般化してきている。企業を買ってシナジーを、というのが一般的なM&Aの理由のようだが、果たしてそうなのだろうか、とふと思った。シナジーを得ようとすれば、業務提携をすればいいだけのことである。また、例えばバックオフィスの合理化による人員削減、などというのであれば、シェアードサービスでも何でもやればいいだけだ。わざわざ買うのはどういう理由からなのか、頭を整理したいだけでなのだが、、、。いくつかの理由を挙げてみる。

  • (1)二つの企業の方向性が違う場合。例えば、合計するとシナジーは出るのだが、その際に2社がWin-Winにならないケースは提携は成り立たない。恐らく買収はひとつの手なのだろう。

  • (2)買われる企業の経営者が経営から手を引きたい場合。この場合、後継者がいなかったり、いい経営者をスカウトできなかった場合には、企業を売りたくなる。

  • (3)企業を立ち上げた経営者が企業を売って、一時金を得たい場合。普通は上場すればいいのだが、なかなか上場できなかったりした場合、いい技術があったりすれば、買いたい企業も出てくる。

  • (4)資金調達が滞った場合。長期的に有望な技術があって、短期的には赤字の場合には、大手の資金調達能力を利用するという場合もあるかもしれない。ただ、有望な技術を持っていれば、VCは出資してくれるはずである。

  • (5)買われる側の企業の経営者の能力が足りない場合。この場合、経営者を変え、社員のマインドセットやオペレーションを変えれば業績が上がる、という可能性が高い場合には、その企業は割安であり、買ったら得をする。ノンコア事業の売却もこれにあたるだろう。要するに餅は餅屋にということである。

  • (6)企業を買ってばらして売ると、そのままよりも合計が増える場合。これも(5)の変則パターンで、餅は餅屋に任せれば、いいということである。一般的に外部からのほうが事業の整理は冷徹に進めやすいので、結果的に儲かることになる。

  • 他にざっくりと見て違うパターンがあるんだろうか?いろいろなパターンがありそうなのだが、権利原則から考えると、経営者の問題に集約されるのではないか?シナジーという言葉でごまかされがちだが、それが企業買収の理由であるというのであれば、それは大体の場合,業務提携ですむような話のような気がする。はやっているが、例えば合併の新聞発表があった場合、その理由を改めて考えると面白いと思う。これって、業務提携で良いんじゃないの、という場合には隠された何かがあるに違いない。

 

7月7日:HERO'S

  • 今日はM&Aについて、ちょっと書いてみようと思ったのだが、昨日のHERO'Sはよかった。総合は面白い。KIDはパンチにこだわっていた。総合らしく戦って秒殺、というのを期待していたのだが、彼らしいこだわりなのか、K-1でパンチに面白さを見出したのか。はらはらさせても勝つところはやはりすごい。奥さんも妙に色っぽい。

  • あと、良かったのは、ZSTの所英男。バイト君らしいのだが、フランカ・ノゲイラに延長で勝利。寝技でのやわらかさ、技の多彩さはたいしたもの。最後はバックハンドブローが当たって勝ったが、彼の見せ場はやはり寝技。今後の活躍に期待したい。

 

7月6日:郵政民営化

  • 郵政民営化法案がようやく衆議院を通過したが、造反の多さにびっくりした。自民党は組織として成り立っているのかという疑問が出てくる。

  • 組織のトップの示すビジョンを皆で具体化しようと力を合わせていくのが、普通の企業組織である。それでなければ企業という組織は成り立たない。利益を出していくというのはそれだけ厳しいのである。企業のトップと意見が合わなくても、とりあえずビジョンの実現に向けてメンバーは頑張る。いやならば、辞める、それだけのことだ。

  • 自民党は自らが小泉さんを自民党の総裁として総裁選を通じて選んだのである。なぜ、その方針を守れないのだろうか?もし、守りたくないのであれば、組織を出るべきなのである。そうでなければ、有権者は郵政民営化に賛成、と思った場合、自民党に投票すべきかすべきでないのかが分からないから。堀内、亀井、野田、古賀など、反対票を投じた人は、反対ならば自民党を飛び出すべきなんだと思う。それができないのは、やはり既得権があるからなのだろうか。

  • いずれにしても、こういう人たちに企業の再生みたいな話をしないで欲しい。組織はどういうものなのか、ということを理解しないで既得権にしがみついている人が企業の再生について論じること事体がおかしいと思う。

  • PS:無論、トップが後から来た場合には別である。その社長が問題があるようであれば、そのビジョンに従うばかりが組織の反映につながるわけではない。

 

7月5日:ユニクロ

  • ユニクロの売上高が5ヶ月ぶりに増加したらしい。ユニクロも一時の勢いが失われつつあり、ある意味、伸び悩んでいただけにニュースとして取り上げられた。

  • で、その要因がクールビズの寄与が面白い。他の男性ブランドがどうだったのか少し気になる。というのは、もし他の男性ブランドがそれほど影響を受けていないのだとしたら、クールビズになると、お父さんたちはユニクロを買うということになるから。できれば、お父さんたちもクールビズでももう少し高級品を着て欲しい気もする。ある意味、新しいおしゃれのチャンスなのだから。

  • 私は今回のクールビズではユニクロは買わない。7月末に米国に行く機会があるので、そこで好きなOld Navyを買い込んでくるから。私も普段着に関しては高級品嗜好には程遠い。(Old Navyは米国ではGapよりも更に安いブランドである。)

 

7月4日:情報漏洩

  • 最近、クレジットカードをはじめ、いろんなところで個人情報の漏洩が報道されている。個人情報保護法の影響だとは思うが、ひとつ考えなければならないのは、これまでもこの程度、個人情報は漏洩していたはずだということだ。別に今年になって情報漏洩が特に増える理由もない。むしろ、それを報告しなければならなくなっただけのことだ。

  • 逆にクレジットカードの情報が過去にもこれだけ漏れていたのだとすると、びっくりするとともに、それでも成り立つクレジットカードビジネスのすごさに感心する。ある程度の漏洩、不法な使用を前提としたビジネスモデルがこれだけ長く成り立っているわけだ。実際、加盟店がその気になれば名前とカード番号は取り放題なのである。実際、過去にも報道によれば、風俗店でのスリッキングなどもいろいろと問題になっていた。ただ、銀行カードと異なり、スリッキングがあったとしても保険で何とかなるという意味で、クレジットカードのビジネスはある意味、リスクマネジメントがしっかりしている。いわゆる「空振りのマネジメント」ができているわけだ。

  • こういうことを言ったら不謹慎かもしれないが、クレジットカードの情報漏洩は、過去にも同じようにあったと仮定すれば、それほど騒ぐ話でもないのだと思う。むしろ、それだけいい加減な仕組みで成り立っていたビジネスとそれを受け入れていた社会を見直し、ある意味、懐の深さに感心するべきなのだと思う。

  • PS:シーザリオ、強かったんだなとつくづく感心した。JC、有馬記念でのディープインパクトとの対戦が楽しみである。どうせなら、秋の天皇賞の2000メートルでラインクラフトも交えて、対戦して欲しい気もする。

 

7月3日:長嶋さん

  • 今日、ようやく長嶋さんが東京ドームに姿を現した。元気そうな笑顔を見せていたが、それを見て感激した。やはり、長嶋さんは日本の球界を、更には日本を明るくする何かがあると思う。

  • しかし、その試合に勝てない巨人も情けない。桑田は投げ方を戻さないとだめだと思う。また、場の空気を読めない広島もどうかと思う。どうせ最下位なのだから場の空気を読めよと言いたい。

  • PS:ラジオたんぱ賞、予想は惜しかったと思った。要するに1800メートルぐらいのレースだと、距離適正より展開を読めということだ。前に行く馬が多いことを考えれば、シルクレンジャー、ワンダーマッハを切るべきだった。まあ、これも後講釈。今年の後半に向けて反省。

 

7月2日:ラジオたんぱ賞

  • 今週はラジオたんぱ賞。あまりG3まで手は広げないのだが、ラジオたんぱには昔お世話になったので、買っている。三歳牡馬で、ダービーには縁の薄い裏街道だが、ヴィーダローザとかレニングラードはこの路線から出てきている、ある意味、興味深いレースである。

  • 予想するにしても、強い馬が出てくるわけでもないので、難しいし例年荒れる。ただ、傾向としてはダービー、NHKマイルで惨敗した馬か、前哨戦で一着を取ってきた馬が連に絡む。前者にあたるのがシルクネクサス、後者にあたるのが、シルクレンジャー、ワンダーマッハ、コンラッド、トーセンロッキーである。この中から、1800メートルの実績を見てトーセンロッキーをはずす。あと、気になるのは明日、長島が東京ドームに顔を出すということ。それを考えると、チョウサンが気になってしょうがない。

  • 結論としては、1-2-3-4-7のボックス。難しいレースなので10点に広がってしまった。

 

7月1日:シャラポア

  • ウィンブルドンでシャラポアが準決勝で敗退した。ビーナス・ウィリアムスが完璧なテニスをしたのだが、残念と思った人は多いはず。決勝の視聴率も世界的にかなり違うはずで、そういう意味でスポーツをビジネスとして実施することは不確定性が伴う意味で難しい。逆にこの不確定性がなくなっても、ビジネスとしては成り立たないのだが、、、

  • 個人的には、単純にビーナス・ウィリアムスのテニスが昔から好きになれない。テニスの打法、テニスの理論を全く無視して、圧倒的な体力と運動神経に任せている感じがするから。テニスの世界では道具の進歩の効果もあり、いろんな打法が登場しているが、彼女ほどセオリー無視で美しくない打ち方はないんじゃないかと思う。

  • あと、今年思ったのは、芝のコートでもストローカーが強いということ。これは最近の傾向なのだろうか。昔はビッグサーバーはサーブ&ボレーだったのが、最近はビッグサーバーがストロークも強い。道具の進歩により、ストロークが強くなったということかもしれない。久しぶりにラケットを買ってみたい気もする。

 

6月30日:BSE

  • 米国産の牛にBSEが見つかったという。これで日本の輸入再開はまた延期されるだろう。吉野家はどうなるんだろうか。株主としては心配である。

  • ただ、この状態で輸入再開をしたら日本の消費者はどれくらい拒否反応を示すのかはちょっと興味がある。BSEに感染する可能性は輸入再開をしたとしてもかなり低いし、米国が交通事故の可能性のほうがずっと多いというのは理屈としてはわかる。日本では交通事故で年間約10000人が亡くなっている。これは阪神大震災よりも多い数字であり、さすがにBSEにこんなには感染しないだろう。しても、年間1名程度か。

  • 個人的には、消費者にこういう事実を知らせた上で、米国牛肉の輸入を再開してもいいのではないかと思う。選択するのは消費者だから。ただ、気になるのは外食産業が消費者に知らせずに使うケース。これがある限りは、消費者は選べないので輸入再開はすべきではない。外食産業が米国牛を使ったときにちゃんと伝えるという前提が成り立つのであれば、輸入を再開しても良いのではないか。正しい情報を伝え消費者が選択する、そろそろそういう原則で行動してもいい気がする。

 

6月29日:文化とビジネスと

  • 音楽の問題が語られると、いつも出てくるのが、「音楽は文化だから守らなければならない」という話。結構、これが錦の御旗になっているケースがある。実は基礎研究もそういう感じのところがあって、例えば昔、大学に残った人間と話をしたら、「サイエンスは昔から文化だから、スポンサーがお金をつける。そうでないと発展しない。」みたいなことを言っていた。

  • この文化というのが曲者で、音楽を文化活動といい、それをベースに著作権問題を論じながら、実はビジネスを営んでいる。ある意味で規制産業といえるのかもしれない。もちろん、新しい音楽が生まれにくくなるのは個人的には困ったことではあるが、もし、音楽を文化活動というのであれば、例えば昔の音楽家のようにスポンサーを見つけてお金をつけてもらい、活動のベースにするという手もあるだろう。文化を守るために古いビジネスモデルまで守る必要があるのかというのはよくわからない。

  • 基礎研究に関しても、文化と考えるのであれば、国をスポンサーと考えればよいのであるが、そうであれば、大元のスポンサーである国民に対して、もっと価値を分からせる努力をすべきだろう。広く説明し、価値を認めてもらうことによって、初めて国民がスポンサーとして研究資金をつけるというのが、あるべき姿だと思う。今の基礎研究は一般的にそういう努力がなされていないように思える。

  • いずれにしても、文化という言葉をベースに既得権を守ろうとするのは、ちょっとどうかと思う。昨日のファイル交換ソフトの話ではあるが、新しい技術が出てきたら、新しいビジネスモデルをつくるか、あるいは新しいカルチャーモデルを作るかで、新しい文化のあり方を考える。理想論かもしれないが、それがあるべき姿ではないかと思う。

  • PS: Def Techがアルバムをかなり廉価で出すというのは、ある意味、既存のビジネスを変えようとしている。応援したい。

 

6月28日:ファイル交換ソフト

  • 米国の最高裁で、ファイル交換ソフトの開発会社が著作権の侵害を助長しているとして、責任があるという判決が下ったらしい。ちょっと意外だった。一審、二審とも娯楽業界が負けており、今回の判決は逆転ということになる。これまでは著作権に対して技術革新サイドが勝利するのが常であったのだが、今回はいわゆるエスタブリッシュメントである娯楽業界が勝ったわけで、ある意味、技術革新にストップをかけるような判決である。

  • 米国にとって技術革新よりも娯楽産業のほうが大事という対極的な判断があったのだろう。しかし、原理原則から言ってこれはおかしい。古めかしいビジネスモデルを守るために技術革新にブレーキをかけるというのは本末転倒だろう。技術革新があり、それを生かすための新たなビジネスモデルができ、新しい産業が古い産業を駆逐していくというのが本来あるべき姿なのではないだろうか。そうでなければ、産業に新陳代謝がおこらない。

  • P2Pソフトを生かした新たなビジネスモデルにどのようなものがあるのかよく分からない。新しい課金の方法を開発するとか、mp3に変換できない形式で既存のモデルでコンテンツを流通させるとか、あるいはライブの価値をもっとあげるような努力をするのか、いろんな考え方があるだろう。いずれにしても、新たなビジネスモデルを作る努力をするべきだ。でなければ、技術開発は進まない。技術開発が優先された結果、コピー、VTR、DVDなどのハードウェアが新しい市場を作り、消費者に受け入れられてこれたのだから。

 

6月27日:企業防衛策

  • 株主総会で、企業防衛策が反対されるケースが多いようだ。ライブドアとフジテレビの一件で話題になった企業防衛策だが、やはり既存の株主にとっては不利になる。株主として株主の権利が希薄化しても経営者サイドを守りたいというのは、普通、経営者によるのではないだろうか?経営者によって味方になりたくなる場合もどうでもいい場合もあるはずである。原理原則として、定款に盛り込むというのはかなり無理があると思う。むしろ、ケースバイケースでその時々に株主に問うしかないのではないだろうか。

  • 定款に盛り込むのであれば、上場の際に盛り込むのがあるべき姿だろう。それを前提に株を購入するのであれば全く問題ではない。しかし、上場してから企業防衛策を定款に盛り込むのは、かなり無理がある。もう会社は経営者のものではなく、あくまでも株主のものだから。上場というのはそういうものだと改めて考えるべきなのだろう。日本でそういう常識が定着するのはいつになるのだろうか?いずれにしても、コーポレートガバナンスというのは簡単な問題ではない。

  • PS:ミシェル・ウィーは、いいと思った。今までニュースとか新聞でしか見る機会がなく、テレビでじっくり見るのは今回の全米女子が初めてだった。今回は最終日に崩れてとても残念だったが、ゴルフは正統派だし、美人、スタイルも抜群で、しゃべってもインタビューしか聞いていないがしっかりしている。15歳というのでこれから太らなければと願うが、今後の活躍を応援したい。

 

6月26日:スイープトウショウ

  • スイープトウショウ、強かった。展開は後ろから行く馬が有利だったのは予想されたメンバーだったが、ゼンノロブロイは久々,タップダンスシチーは展開に恵まれないということで、この2頭も絶対的に強いというわけではないということだろう。タップダンスシチーがあまり速いペースでないにもかかわらずつかまったのは、乗り方なのだろうか。理論派の小島さんの読みが正しかったということだ。彼も取れなかったようだけど。

  • 秋は格というあっさりした予想ではなく、冷静に展開と相対的な強さから予想することにしたい。反省。

  • ちなみに先週の金曜日、前職の若手コンサルタント、T田さんと偶然、会った。彼が言うには、「予想が結構、適当」ということだったが、仮説と検証というコンサルタントとしてのプロセスを取ると、仮説の部分は適当に見えるのかもしれない。でも、T田さんには、仮説の意外性と検証の論理性が大事なんだと伝えたい。予想が外れたときには言いにくいけど(笑)。

  • PS:桜庭はちょっと隙がありすぎ。あれだと怪我が多くなるのもしょうがない。あと、中村はシウバ相手にあれはいけない。きっちり戦ってどれくらい戦えるのか見せて欲しかった。

 

6月25日:宝塚記念

  • 今週は宝塚記念。予想を楽しみたいところだが、月曜日から結論は変わらない。今回の出走馬ではゼンノロブロイ、タップダンスシチーを凌駕する馬がいないから。昨年の3歳のクラシックホースは一頭も出走しない。今年の古馬のG1で言えば、天皇賞のスズカマンボ(これもびっくりだった)、安田記念のアサクサデンエンだが、この2頭も出走しない。今年の前半、話題になったのは3歳のディープインパクト、シーザリオ、ラインクラフトあたりであり、今年の有馬記念は新旧の戦いとしてすごく興味がわく。しかし、逆にそれまでは、ゼンノロブロイ、タップダンスシチーは無様なレースはできないだろう。JRAもそういうシナリオで行きたいはずである。

  • レースを壊す可能性があるとすれば、コスモバルクの爆走。セントライト記念で掛かりながらも走りきったようなレースをする可能性がないわけでもない。タップダンスシチーはコスモバルクが先に行ってもあせる年齢でもないだろう。

  • あと、怖いのは安田記念で見せたスイープトウショウの末足。ハイペースは十分に予想されるので、ありえないでもない。久々のボーンキング。少し不気味。だけど、この2頭がゼンノロブロイ、タップダンスシチーに勝つまで行くのか。あるとすれば、タップダンスシチーがコスモバルクに乱される、あるいはゼンノロブロイはペリエでなければ走らない、というケースだろうが、確率は高くない。

  • ということで、今回はつまらないかもしれないが、馬連で6-15。あとは、6-7、7-15を少々。堅いレースを皆で見るというふうになるのではないか。

 

小島さんの予想
  • 今回も、理論派の小島さん(注:小島太調教師ではない)の予想も掲載。理論派の結論は、かなり違う、、、

  • やっと予想を出せます。冗談みたいなトウショウ−トウショウです(笑)。

  • ◎スイープトウショウ、○トウショウナイト、▲タップダンスシチー、△ゼンノロ ブロイ、×ハーツクライ、×ヴィータローザ、×リンカーン。馬連◎流しで○▲△を 薦めます。三連単は×を絡めて。

  • 先週の阪神は先行有利な開幕週なのに芝中距離は差しで決まってる。スローの土曜 日8R(1000m1'2")、日曜日12R(1'3")は例外。ハナをきるコスモ バルクの調教タイムが良いので、57〜58"のハイペースになる。先行馬もタップ ダンスシチー、ビッグゴールド、ゼンノロブロイ、サイレントディール、シルクフェ イマスと揃っている。そうなると必然的に差し追い込み勢にとても有利な展開にな る。03年宝塚・有馬の再現。

  • というわけで本命スイープトウショウ。安田記念の高速決着でも見事に差して来 た。1'32"3で上がり34.0は驚異。しかもこの馬は中距離でも切れる。対抗 でトウショウナイト。好位差しの脚質と前走天皇賞の内容が好感。勝ったスズカマン ボと同タイムの決め手であった。

  • タップダンスシチーは単穴まで。展開も向かないし年齢から来るスタミナ不足が心 配だ。前走金鯱賞は楽すぎた。ゼンノロブロイは連のみ。実績や脚質から人気になる であろうが、長期休み明けの高速決着への不安、ペリエがいない不利は無視できな い。

  • 三連単用にハーツクライ、リンカーン、ヴィータローザの差し馬を押さえてみるの もいい。

 

6月24日:次世代DVD

  • 次世代DVDの今後が見えない。ブルーレイディスク陣営とHD−DVD陣営が一時、擦り寄ったとの報道もあったがその後決裂。規格統一に向けて今後、更なる話し合いがされるらしい。両方の企画の代表になるソニーと東芝はともに社長が交代ということで、今後どういう展開になるか非常に興味深いが、一方で、両社の株価はこのところずっとさえない。市場も今後の展開が見えていないのだろうか。そのあたりの薀蓄はいろいろと語る人がいると思うが、いずれにしても世間的に両社の将来に対しては今のところ楽観していないということだろう。

  • ただ、よくよく考えてみるとなぜ規格を統一しなければならないのかは、実はクリアではない。複数の規格がぶつかった例としては、ベータとVHS、MS-DOSとCPM、DOSマシンとマックとかいろんな例がある。確かに負けたほうはダメージが大きいが、勝ったほうはちゃんと市場を席巻している。つまり、市場が受け入れているということだ。2つの規格の統一がなされないと消費者の利益にならないというのは正論なのだろうか?

  • 消費者は新しい商品を安く欲しいはずだ。別に統一したシステムを望んでいるわけではない。規格統一で両陣営がもたもたしているのは、あくまでも企業側の論理である。そういう意味では、ある種、談合のように見えるというのは言いすぎだろうか?

  • 市場の論理に従って、両陣営が戦ってみてはどうだろうか?そうすることによって、次世代DVDの普及は早まり、値段も安くなる。困るのは負けた陣営の企業だけだ。突然、第三の方式が海外の企業から出てきても面白いのだが、、、。いずれにしても、規格統一ができなければ進まないということを、両陣営もマスコミも考え直してはどうだろうか?規格統一ではなく、早急な普及のほうが消費者の利益につながるのだと思う。

 

6月23日:ブラジル戦

  • 出張先で早朝に目覚ましをかけ、早朝から興奮し寝られなくなってしまったが、ブラジル戦はとてもよかった。本当であれば勝って決勝に行きたかったところだが、ブラジル相手に2点を取ったのは大きな収穫だった。ジーコも言っていたとおり、最初の加治のシュートは入っていたと思うのだが、、、最終的に勝っていたということもあるが、ブラジル相手に先行したかったという点からみて得点が認められていたらどうなっていたか、と思う。

  • 興味があるのが、今後、ジーコがこの2戦の結果を受けて、好きな4-4-2に戻すかどうかという点である。たぶん、戻すだろう。基本的に良いときは変えないというのが基本方針だから。

  • そのときに望みたいのは、ボランチに守備的な人をおいて欲しいということである。中田英寿をボランチに置くと、4-4-2では守備が辛そうである。今日の試合はよかったけど2失点。失点のシーンではバックスとしての三都主が少しもたもたしていた。後半の中田浩二は、4-4-2のときのボランチとしてはいいと思う。小野が戻ってきたら小野をボランチに、中田浩二を三都主のところに入れてもいい。中田英寿は入れるなら前のほうにおきたい。あとは、バックスに中澤が戻ってきたときに、どうする?いろいろと考えることは少なくない。

  • いずれにしても、これまで3バックスで固まっていたのが、4バックスでもいい、となったときに、オプションが増えたということでよい反面、負けだすとまた迷うというあたりが少し不安でもある。とりあえず、8月のイラン戦をどういう布陣で戦うのか、今から楽しみである。

 

6月22日:価格戦略

  • マクドナルドの業績が悪いらしい。100円マックで客を呼び込み、500円のセットで客単価を上げようという作戦がうまく行かなかったという。

  • 一般的に価格を下げて商売をするというのはリスクがある。価格を下げるということは限界利益を下げることであり、損益分岐点があがる。同じ売り上げならば価格を下げるよりも顧客数が少ないほうが利益が大きいというのは常識だ。また、価格を一度下げると、再びあげるのは非常に難しい。営業は価格を下げて売りたがるのが一般的だが、それはとてもリスクがあると認識しなければならない。

  • ただ、最近、マクドナルドに行っていないから正確には分からないが、100円マックがあると500円セットは割高に見える。そこが根本的な問題ではないだろうか?100円でハンバーガーが売っていて、例えばハンバーガーとポテトと飲み物で500円というのはバランスが悪いと思う。ようするにポテトが価格ほどの価値があるように見えないのだ。私だったら、500円でハンバーガー3つと飲み物でおつりが来るほうを選んでしまう。

  • ポテトの割高感を感じさせない300円セットであるならば、恐らく客単価はあがるだろう。ただ、ポテトの原価がよく分からないのでそれができるのかどうかはわからない。もし、ポテトが原価が高いのであれば、別のもので300円セットをつくり、セットメニューの割安感を演出する。これが100円セットを出す上での前提だったのではないかと思う。

 

6月21日:利益の源泉

  • 21日付の日経新聞で「ソニー解体論」が語られていた。好調なゲーム、映画事業と、低迷するエレクトロニクスが混在した状態でいいのか、という話である。

  • これを読んで、どうなるんだろうとふと思った。もともと、エレクトロニクスで魅力のあったソニーがソフト、コンテンツが重要であるという認識の下、そちらに資金を投じてきたというのが簡単に言えばこれまでのソニーの流れである。エレクトロニクスで稼いできた資金をエレクトロニクスに投じてこなかった結果、エレクトロニクスの競争力が低下したと言えなくもない。もし、ハードウェアにもっと投資していたら、昔のように魅力的なハードを提供するというソニーという今とは別の姿になっていなかったか。例えば、シャープなどはあくまでも液晶というエレクトロニクスに投資して、今の地位を築いた。

  • ハードへの投資はリターンを得るにはある程度、時間がかかる。短期でリターンを得ようと思えばソフトに行くのも理屈かもしれない。ただ、ソニーというブランドを維持するためにどちらが正解なのかは実は分からない。もし、エレクトロニクスが分かれたとき、ソニーのエレクトロニクスは今よりも退路が絶たれた状態になり、もっと積極的に新しいハードの開発と商品化に挑戦する企業にならないか。

  • i-Podのような商品をアップルに先行され、Qualiaのような技術ではなくブランドに依存した商品を出すのが、ソニーのエレクトロニクスのあるべき姿とは思えない。ソニーファンは実は他社と差別化したハードを生み出すソニーを望んでいるのではないか。その実現のための打ち手のオプションとして、エレクトロニクスの分社というのはないのだろうか。無論、エレクトロニクスが好きな人間の考えがちなことではあるのだが、、、、、

 

6月20日:ルール

  • F1のアメリカGPがとんでもないことになった。夜、うとうとしながらテレビのチャンネルをひねり、気づいたらレースを走っている車は6台だけだった。レースでスターティンググリッドについたのがブリジストンタイヤを履いた6台のみで、ミシュラン勢は皆、棄権、結果としてミハエル・シューマッハの今季初優勝に終わった。この6台しか走らないF1というのは前代未聞であり、FIAの対応などが物議をかもしている。

  • こう事体に至った背景は、ミシュランのタイヤである。金曜日のフリー走行でラルフ・シューマッハとリカルド・ゾンダが左リアタイヤのパンクでスピン。ラルフ・シューマッハはクラッシュし、今シーズンは出場を見合わせることになった。ミシュランのタイヤが何らかの理由からインディアナポリスの最終コースに耐えられず、パンクをしたことが原因である言われている。ミシュラン勢はレース前に、FIAに対して、最終コーナーにシケインを設けるなどの対応策を求めたが、FIAがそれを却下。ミシュラン勢はドライバーの安全が担保できないということで、全員、棄権ということになった。フジテレビは放送の中でFIAの観客を無視した対応を批判し、FIAは今のところ、悪者になっている感じである。

  • 今年のF1はいろんなルール変更がなされた。レース中にタイヤ交換ができないのはそのひとつである。何でこんなルールができたのかはよく分からないが、ブリジストンはタイヤを堅くし、その結果、今のところミシュランの後塵を拝している。ミハエル・シューマッハもこれまで勝つことができなかった。

  • で、問題はこのファンを無視したアメリカGPの原因は本当にFIAにあるということになるのだろうかということである。メディアの報道はどうも今のところそういう雰囲気を感じてしまう。しかし、本当ならば今年のルールでインディアナポリスを走ることができなかったミシュランの問題である。ミシュランの開発勢がインディアナポリスにきっちり対応しようというのであれば、それなりのタイヤを開発するべきなのだ。ブリジストンはできているのだから。アメリカのファンを無視したのはFIAではなくミシュランなのである。FIAがタイヤ交換を認めたり、最終コーナーにシケインを設けたりしなかったのは、スポーツという視点からすればルール厳守という意味では正しい。逆にこういう対応をしたら、F1はやはり欧州のスポーツであり、ブリジストンよりミシュラン優位にするためにルールを捻じ曲げているというそしりを免れない。

  • もちろん、最近、FIAがあれこれルールをいじるのはいいことではない。但し、ルールを決めた以上はそれを遵守する。それがスポーツであり、ルールにのっとって走れるタイヤを提供できなかったミシュランがファンからも非難されるべきだというのが原理原則だと思う。今回のレースに関しては、FIAを批判するのは基本的に筋違いといわざるを得ない。(但し、他のサーキットでこういうことがないことを祈りたい。高速サーキットであるシルバーストーンは大丈夫なのだろうか?)

 

6月19日:ギリシャ戦

  • コンフェデのギリシャ戦、よく勝った。決勝リーグ進出を考えれば、もう少し点を取りたかったところだが、相手もヨーロッパチャンピオン。勝てたところで、まずは良しとすべきだろう。中村のパスはいいパスだった。

  • ただ、ギリシャは誰が見ても分かるように、昨年のユーロのときと比較して状態は良くない。ワールドカップのように調子を決勝に合わせようとしているんだろうかとすら思ってしまう。さすがに次のメキシコ戦で大量得点で勝てば決勝にいけると計算しているとは思えないが、日本としてはぜひともブラジル戦で引き分け以上を狙って欲しい。

  • ブラジル戦はどういうシステムで行くのか分からないが、個人的な意見で言えば、やはり中田はもう少し前で使いたい。バックラインを押し上げるのは日本はそれほど得意ではないので、ある程度、ボランチは引かざるを得ないから。あとはサントス。無意味なイエローカードはやめて欲しいし、サイドから攻めあがるときに中にばかり入っていくのはどうだろうと思ったりもする。

  • いろんな人がいろんなことを言うだろうが、ブラジル戦は強い気持ちでなんとか勝って欲しい。

  • PS: F1、どうなっちゃっているんだ?すごいことになっているみたい、、、

 

6月18日:U-20

  • よく、ぎりぎりで予選突破をした。まずは、おめでとうである。しかし、今回のチームは尻に火がつかないと点が入らないチームである。一点を入れられて、同点に追いつくまでの攻撃は迫力があった。同点に追いついてから、平山がフリーではずしたところは、「なんだかなー」という感じがしたけど。いずれにしても、よかった。

  • で、同時に報道されたのが、明日のコンフェデレーションカップで、日本は4-4-2の布陣を取るということである。これには、少しびっくり。中澤がいれば決してこういう手は打たないだろうが、ジーコの好きな4-4-2を試せるのは中澤のいない今回だけなのかもしれない。定石であれば、3-5-2で中沢の変わりに中田浩二を使うべきだと個人的には思うが、、、、

  • 中田英寿をボランチに使うのも個人的にはどうかと思う。メキシコ戦の一点目はボランチとバックスの間にぱっくりとスペースができてしまったことが問題で、中田は基本的にボランチとしては上がりすぎ。中田のフィジカルな強さに魅力を感じているのであれば、2トップの片方とか1-2-5-2の二列目の2を担うのがいいのではないか。中田はチームに入ると動きは目立っていいのだが周りとは決してあっているとはいえないと思う。いずれにしても、大きくシステムを変更してどういう結果になるのか、非常に興味深い。

 

6月17日:気合とシステムと(その2)

  • 17日の日経新聞にデットIRシンポジウムの紹介があり、日本電産社長の永守さんの基調講演が掲載されていた。彼によれば、人間の能力には大差がなくあっても2倍だが、意識の差は100倍になる。再建が必要な会社ではこの重要な意識の部分が落ちており、その責任の8割は経営者や部門長などのトップにあるという。トップ一人が変われば全体も変わるとのこと。また、意識が変われば経営者も社員も製品も市場も変わらないで、企業再建が実現できるとのことで、どこかの社長に聞かせてあげたい意見である。

  • 先日、「仕組み」と「気合」について書いてみたが、永守さんによれば「仕組み」は全く重要ではなく、「気合」が最も重要ということになる。23社も企業再建を果たした人のコメントは重みがある。ただ、永守さんも再建する企業を選ぶ際には、「仕組み」「システム」さらに「人の能力」の部分も視野に入れているはずだから、その部分はある程度クリアしていることが前提となっていると思って間違いないだろう。

  • 成熟した企業の仕組みと成熟した社員が、「気合」「気持ち」を重視して活動する、これが企業のあるべき姿ではないかという先日の仮説は、永守さんの基調講演録を見て、ある部分、検証されたように思う。「気合」を入れるコンサルティングというのは、売れるかどうかは分からないが、効果は期待できるのではないかと思った。

 

6月16日:キャノンの国内新工場

  • 今日の日経新聞で、キャノンが大分に複写機事業の工場を建設するために約800億円投資するとの報道があった。製造業の国際競争力を保つため、「ブラックボックス化」して技術の流出を避けるという。最近の生産拠点を中国などに移す動きと一線を画すうれしい動きである。同じ日経新聞の一面に、三洋電機がブラウン管テレビの全数を中国で組み立てるという記事もあり、この対比はある意味、面白い。

  • これまで、生産拠点をアジア、中国に移転してコストを下げるというのが、ある意味、流行だった。このような動きは特に株主に対しての説明においては、不可欠だったと思う。コスト競争力を保つためには、そういう説明が説得力があるから。ただ、キャノンや液晶のシャープが国内に生産拠点を持ってきて、国際競争力の強化を「ブラックボックス化」で行うという。この説明に説得力が出てくれば、生産拠点を国内に置くというトレンドがまた、出てくるかもしれない。

  • 製造業の各社がもともと会社を設立したとき、海外でものを作って売るというのは将来のあり方として想定していただろうか?製造業のもともとは、皆で魅力的な商品を開発し、それを製造して売る。これをやりたいから会社を設立したはずで、その後に会社に入った人も開発して、製造して、販売することに共感したことが理由だろう。決して、中国の雇用を創出しようと思って会社を作ったのではないはずで、現地生産というのは決して本位ではないと思う。価格競争力の確保のために、しょうがなくやっているのではないだろうか。

  • そう思うと、今回のキャノンのような動きは、そもそも会社を設立したときのビジネスの流れを正当化するための理屈としては、とてもうれしい動きである。製造業は、本来、こうあるべきではないかと思い、嬉かった。古い考えかもしれないが、やはり日本は製造業がよく似合う。

 

6月15日:データ改ざん

  • 三井物産の粒子状物質除去装置の製造データ捏造事件が話題になっている。無論、データを捏造するのは詐欺なのだが、提出されたデータの再現性をチェックせず、補助金まで出してしまったほうはなんだろうか?東京、埼玉、千葉、神奈川で60億円出しているという。

  • データが提出されたら、再現性のチェックをするのが普通である。サイエンスとかテクノロジーは再現性があることが基本であり、それなしでは基本的に価値はない。例えば1989年に常温核融合が話題になったときがあったが、この現象も当然のことながら再現性が問題になり、常温核融合は夢と消えた。地震予知が常に日経新聞などにたたかれるのも、この分野では再現性の確認ができないという本質的な問題がベースにある。

  • 60億円を出すのであれば、提出されたデータの再現性をチェックするのは当然のことなのだが、それをやらずに信じてしまった自治体の体質はもっと問題視されるべきだろう。それがないから、民間企業になめられる。

  • データの提出義務だけを課して、それだけでOKという分野は結構多いのではないか。データを提出させるのであれば、第三者がチェックする。そういう常識が欠けてしまっていることが露呈した今、他にもたくさんチェックすべきものがあるのではないか。三井物産の体質も問題だが、むしろデータを提出させる側の原理原則に立ち戻る必要性を改めて考えさせられる事件だった。

 

6月14日:ボーダフォン

  • 携帯電話の機種変更に行った。今、持っている機種はボーダフォンで、海外でも受けられるように3Gにしたかったから。その際に受付をしてくれたボーダフォンショップの女性がのんびりしているのだが、こちらの質問にはてきぱきと答えてくれた。ただ、料金システムがJフォン時代のものとボーダフォンになってからのものがあったり、3Gと2Gで異なる料金体系があったりして、これは非常に難しかった。とても一発で理解できるものではない。それをきっちり説明した女性には感心したのだが、、、、

  • ボーダフォン自体を見ると、決して今、調子がいいようには見えない。昔、写メールで業界2位になりそうだった勢いは今はあまり感じられず、新規加入者数でツーカーと争うときもある。Jフォンからボーダフォンに変わって間もないこと、唯一の外資系であることなど、理由はいろいろあるだろうが、ポジション的には結構、難しいところにある。ドコモから転じて社長に就任した津田さんが4ヶ月で会長になり、元日本テレコムのモローさんが社長に就任したあたり、内部は普通の状況ではないことがうかがえる。本社サイドとのコミュニケーションはかなり難しいものがあるのだろう。

  • 外から見る限りにおいては、ボーダフォンが日本で何をやりたいのかが見えにくいのがかなり問題だと思う。業界トップのドコモ、差別化戦略のAU、ニッチ戦略のツーカーと、ここまではビジネススクールの教科書のような業界なのだが、ボーダフォンの位置づけが見えない。本来ならば差別化戦略なのだろうが、そのようには今のところ見えない。

  • 業界が成熟し、ナンバーポータビリティも控えている中、ボーダフォンが日本で何をやりたいのかユーザーに見えないのが大きな問題なのは明らかだ。料金、サービスの何で差別化していくのか、明確に出すべきだろう。少なくとも昨日感じたのは、料金は他社に比べてかなりわかりにくいことだ。結果的に安くなるのか高くなるのか、とても分かりにくい。それを分からせてくれるボーダフォンショップの女性はたいしたものだと、逆に感心してしまう。可能であれば、端末まで変わるような新しいサービスを提供できればいいのだが、それがボーダフォンの枠組みでできるのかどうか、大きな課題なのかもしれない。いずれにしても、唯一の外資系であり、今後の日本での展開に期待したい。

  • PS:端末で差別化しているように見えたノキアを購入した。面白いが日本メーカーに慣れてしまっていると、かなり癖を感じる。しばらく、携帯と格闘しそう、、、

 

6月13日:気合とシステムと

  • 日曜日に巨人の清原が久しぶりに2本ホームランを打った。そのときのコメントとして報道されているのは、「強い気持ちを持って打席に立った」というものだった。そういえば、ワールドカップ予選の際にも、中田は「システムには興味がなく、強い気持ちを持って、、、、」みたいなコメントを盛んにしていたし、キャプテンの宮本も「強い気持ちで負けないように、、、」といっていたように、盛んに気持ちの重要性を強調していたのが印象的だった。ジーコまでもがそうだった。アニマル浜口も「気合だ、、、」と叫ぶのがトレードマークであり、すべてを気合とか気持ちの問題にするケースが多いような気がする。

  • でも、サッカーの日本代表の勝因の大きなものとしては、やっぱり途中で3バックにシステムを固定したことにより、ディフェンスが安定したことがあげられるだろう。また、もっと身近なところで見ると、日本の企業における仕事においては、「気合」よりも「システム」(誤解を避けるために「仕組み」と言い換えたほうがいいまかもしれない)が重視されることが少なくない。例えば、評価の仕組みとしてバランススコアカードを導入し、公平性を維持する、、、、などといった話は、「評価システム」の導入には必須であるし、この部分でまず、公平性の問題だったり、組合の問題だったりがでてきて、なかなか「仕組み」が運用されないという類の話も少なくない。

  • サッカーにおいて、「気合」が重要と皆、言っているのに対して、企業におけるマネジメントで、「仕組み」が重要視され、「気合」がなかなか全面的に語られない理由はなんだろうか。@企業側で「仕組み」が確立できていない、A社員側で「仕組み」が定義されないと動けない、つまりプロ意識が欠如している、B企業活動においてはそもそも「気合」は重要ではない、のどれかぐらいしか理由として挙げられないのではないか。つまり、企業において、皆が「気合だ」といわないのは、そこに至る前の「仕組み」の確立ができていないからなのかもしれない。

  • とはいっても、何もかも「気合だ」といってマネジメントをしている企業が必ずしも正しい気もしない。しかし、一方で「気合」を合言葉に活動をしている企業は、実はそれ以外の部分が確立した上で、社員のやる気をマネジメントしている、一歩進んだ企業なのかもしれないと思ったりもする。確かに、部下に対して「あとは、気合だよ」とアドバイスするのは、無責任のようでありながら、実は優秀な部下に対してのような気もする。

  • 成熟した企業の仕組みと成熟した社員が、「気合」「気持ち」を重視して活動する、これが実は企業のあるべき姿なのかもしれない。最近のスポーツ選手の「気持ち」「気合」を重視したコメントを聞いていて、ふとそんな気がした。

 

6月12日:スズノマーチ

  • エプソムCは1枠の2頭で決まった。スズノマーチが結局、実績のある馬の一頭だったということか。グランリーオはいい馬だと思った。ただ、、最後は馬場の外側は全く伸びなかった。ちょっと残念。

  • PS:マイク・タイソンが復帰戦を負けたが、かみさんが中田がマイクタイソンに似ていると指摘していた。確かに似ている、、、

 

6月11日:エプソムC

  • 今週はG1もなく、東京のメインはG3のエプソムC。G1と比べて、分かりにくい。ペースも読めず、天気もどうなるか。ただ、過去のエプソムCはあまり荒れていない。

  • 今回の組み合わせだと、実績のある馬か、上がり馬に絞っていいのではないかと思う。前者としては、ウィンジェネラーレ、シャイニンルビー、サイレントディール、ウインクリューガー。ボーンキングもこれに入れるのか。後者としては、グランリーオ、マチカネメニモノヨ、カンファーベスト。この7頭の組み合わせから選んでいく。

  • 実績馬からはやはりサイレントディールははずせないだろう。あがり馬からはグランリーオを選択。この馬が前走だけでなくその前から順調であり、1800メートル芝も実績が一応ある。マチカネはやはりダート実績なので割り引きたい。カンファーベストも前走2着というだけである。

  • あとは人気薄のウィンジェネラーレ、シャイニンルビーを抜擢。両者とも休み明け二戦目で、鞍上は蝦名にデサーモ。前走はめちゃくちゃだが、それなりに期待しても良いのではないか。ウインクリューガーは最近、走っていないが、もしかしたらこのメンバー、この距離だと来る可能性もある。ただ、短距離狙いなのか、マイルから2000メートルを狙うのか、それ以上なのかがこの馬は見えない。

  • 結果としては、2-8-12-13のボックスで6点。結果的にはかなり穴狙いになっている。

 

6月10日:とんかつ友の会

  • 木曜日(なぜか一日遅れ)に久しぶりにとんかつ友の会に参加してきた。昔のクライアントがたまに開催している会で、集まりも良くないのだが、たまにやると、自分も昔、少しだけ関わったビジネスのその後とかが聞けて楽しい。今回は新入社員の女の子も来たりして、それも良かった!

  • 今回の店は、亀戸の「とんかつ萬清」という店で、黒豚ロース横綱(2000円)をいただいた。厚さ3センチのとんかつ(岩手で食べたわらじとんかつ以来か、、)で、食べ応えも十分、とっても満足。ついでに親父さんの解説もあり、さらに親父さんが昔、テレビに出たときのビデオまでみせてもらったのだが、そのときに店の親父さんが「うちのとんかつは原価率60%ぐらいだから、、、、」みたいな話をして、びっくりした。

  • とんかつの原価率は、そんなに高いのか。飲食店に関しては全くの素人だから、よく分からないのだが、例えばラーメンなどは原価率はものすごく低いと聞いたことがある。

  • そういえば、とんかつやのチェーン店というのはあまり聞かない。ラーメン、すし、焼肉、ファーストフードなど、飲食店は皆、チェーン店が多いのに、とんかつがあまり目立たないのはなぜなのか?この原価率が影響しているのか、それとも肉だからなのか?ふと、飲食店の「原価率」が気になった夜だった。

 

 

6月9日:松井

  • ヤンキースの松井が先発を外れた。今年はかなり不調が長い。そういう意味では、巨人関係は今年は踏んだりけったりで、巨人自体も調子が悪く、巨人戦の視聴率もかなり調子が悪い。

  • 松井の今年の出足は絶好調だった。ホームラン3本まではものすごく早かったのだが、そのあとは1本しか出ていない。ただ、日本にいたときから松井は絶好調の後に必ずスランプが来ていた。どこに来てもホームランが打てそうな状況がしばらく続いた後、何かが狂ってしばらくスランプになる、そういうバッターだった。そういう意味では、開幕を絶好調で迎えたことが、その後のスランプを招いた一番の原因であるといえるかもしれない。完璧な状態がすばらしければすばらしいほど、その後に来るスランプも深い、松井はそういうバッターであると思う。だから、本当だったらそこそこの調子で開幕を迎えるほうが良かったのではないか。

  • 企業経営も、よくよく考えてみると、良いときもあるし、悪いときもある、そんなものである。だから、企業は株主のものであることは確かだが、あまり常に最高のパフォーマンスを株主が求めるのは良くないと思う。まだ注文はあるけど、そこそこのレベルで評価する、、、、こういうスタンスで経営陣を評価したほうが良いと思う。

  • 松井のスランプを見て、企業も余裕が必要だと改めて思った。絶対にいいときは長くは続かないと最初から思うべきなのである。ちなみに、ジーコジャパンも一次予選からバーレーン戦前までは、あれやこれやで結構、躓いていた。最後にピークを持っていくために、ジーコは最初わざわざ躓いていたのだろうか。

 

6月8日:ワールドカップ

  • ついにワールドカップの予選突破が決まった。ジーコ監督もマスコミにはいろいろいわれた時期もあったが、結果的を見れば余裕での予選突破。見事である。

  • 個別に見れば、ホームのバーレーン戦でのオウンゴールとか今回の第三国での開催とか、いろいろとついていた面もあったかもしれない。ただ、アウェイのイラン戦でチームのバクを出し、その後の迷いをなくしたことが今回の最終予選全体に好影響をもたらしたのは確かで、ある意味、落としてもいいアウェイのイラン戦を最初から意識し、そこで自分の好きな2バックスを試してみたジーコ監督はとても戦略家である。

  • このアウェイ2試合の2連勝は今の日本のサッカーがきっちりと出来上がってきたことを意味している。中澤を入れた3バックスと川口によるディフェンスの安定性は日本のサッカーのベースになっている。これはすばらしい。

  • 残った課題は、言われているようにやはり攻撃。これは、いろんなオプションがある反面、どれもまだ、決め手にかけている。相手が中盤でプレッシャーを欠けてくる場合にはまだ良いが、引いてカウンターを狙ってくる相手に対しては打ち手がないの現状だ。北朝鮮戦でも最初、相手が中盤で押し込んでこないとなかなか点は取れず、競り合いで負けたルーズボールに反応した柳沢のゴール、相手が前がかりになったときにうまく裏をとった大黒のゴールは、すばらしいけど、理想的な展開からではない。このところ、サイドからえぐって切り返してのゴールというのがないのがいちばんの気になる点だ。加地はもっとがんばって欲しい。

  • いずれにしても、安定した守備があるので、攻撃はいろいろとためせば良い。最終のイラン戦は引いた相手に対しての攻撃をいろいろと試すいい機会である。来年のドイツワールドカップが今から楽しみだ。良かった!

 

6月7日:アップル

  • アップルがIBM製のMPUからインテル製に乗り換えるとの報道があった。コンピュータメーカーとしてはニッチなプレーヤーになってしまったけど、アップルの動きはやはり話題になる。iPodを見ても、ビジネスモデルもさることながら、ヒューマンインターフェースはすごいと思う。私も買った時、最初は使えなかった。とても独特だけど、使っているうちに本当に使いやすい、というか使っているのが楽しいヒューマンインターフェースである。これは他にはないと思う。独特の商品コンセプトを生み出せる数少ない企業といっても過言ではない。(昔のソニーはそういう企業だったが、最近はあまりそういう気がしない。ハードウェアに関しては、とても普通で平凡になってしまった。)

  • 情報家電の時代にアップルがどのようなコンセプトの商品を出してくるかは、とても注目されるし、そういう意味で今回のMPUの乗り換えもインパクトは少なくない。ただ、アップルはやっぱり天才スティーブ・ジョブスの会社。彼の意欲がいつまで持つかが実はもっともクリティカルな問題だと思う。凡人にはなかなか彼のようなコンセプトは生み出せない。今後、どのような商品が出てくるかとともに、スティーブ・ジョブスがいつまで意欲的でいられるかに関しても注目していたい。彼の意欲が長く持てば持つほど、新しいコンセプトの商品が生まれてくるような気がする。

 

6月6日:レクサス

  • 8月にトヨタがレクサスブランドを日本で展開する。ようやく日本でもレクサス、という意味で、待ちに待ったという側面もあり、何で今、と思う側面もある動きである。

  • もともと、レクサスはトヨタがクラウンより上の、ベンツなどに対抗できる日本発の高級車を作ろうということで開発したセルシオを米国で販売する際の名前だった。10年以上前になるが、先に米国でレクサスという名前で売り出し、その後日本でレクサスが発売されるかと思ったら、日本ではセルシオという名前で発売された。「高級車=静かな車」という明確なコンセプトの元、開発されたレクサスは米国でも日本でも成功したわけだが、日本でも「レクサス」が欲しいという人は少なくなかった。実際、セルシオのエンブレムをレクサスに換えた車も少なくなかったし、米国から逆輸入された左ハンドルのレクサスは相当かっこよく、注目も浴びた。今でも、ハリアーが米国ではセルシオのエンブレムをつけていると、ハリアーも余計にかっこよく見えるから不思議だ。(若い人がそう思っているかどうかは分からないが、私にはそう思える。)

  • そういう意味で、今回のレクサスの日本での展開は10年以上前から、望まれていた動きでもあるが、逆に、なぜ今?という疑問も出てこないでもない。最初からセルシオに「レクサス」とつけてくれれば、と(少なくとも当時は)思っていた人も少なくないからだ。国内市場が成熟している中、メルセデス、BMWなどが抑えつつある高級車市場が魅力的な市場と考えているからなのか、あるいは業績が世界最高になった今、新しいラインアップを展開するのにいいタイミングだと判断したからなのか、それともまだ他に理由があるのだろうか。車種ではなく、販売系列のブランドとして展開するのも面白い。

  • いずれにしても、新しい名前というよりも、「待たれていたブランド」の登場であり、非常に興味がある。ぜひとも成功させて欲しいと思う。

 

6月5日:アサクサデンエン

  • 安田記念、混戦だったがちょっとびっくりした。京王SCでの勝ちは実力だったということだ。乗り代わりで騎乗した藤田はラッキーだったのだろう。久々のG1勝利は良かったと思う。

  • 2着のスイープトウショウは強かった。しかし、アドマイヤマックス、どうしたんだろうか。差す馬中心という読みは正しかったことになるのだが、、、、万馬券のチャンスだったのでちょっと残念だった。

 

6月4日:安田記念

  • 今週は安田記念。古馬のマイルなのだが、すごい混戦。一番人気が何になるのか分からない。ハットトリックが一番人気という競馬エイトを信じられなかったのだが、それくらい混戦。しかも、香港からサイレントウィットネス、ブリッシュラックが来て、余計に訳が分からなくなっている。サイレントウィットネスが9番人気とは、人気を落としすぎなような気もする。

  • 今回の特徴は、前に行く馬が多いこと。ダイワメジャー、ローエングリン、バランスオブゲーム、サイレントウィットネスと有力場で先行組みが多いので、ペースは上がるはず。ローエングリンには気の毒な展開で、またG1はお預けになると思う。ということで後ろから行く馬が有利になる。

  • ダンスインザムードは前走の負け方が気になる。香港から帰ってきてから本当に立て直しているのか。また、テレグノシスも人気になりそうだが、マイラーズC1でローエングリンに負けて6着の馬なので、パス。

  • ということで、後ろから差すアドマイヤマックスとスイープトウショウを中心にすえたい。あとは先行組で抜けた力を持っているダイワメジャー。あと、買っておきたいのがサイドワインダー。1年ぶりと久々だが、好調時の切れが忘れられない。いきなりG1に挑戦するのは実は結構自信があるんじゃないかと思ったりもする。

  • 結論は、3-11-13-15のボックス。6点といつもより多いが混戦なのでしょうがない。気づいたら京王SC組、香港組をばっさり切っている。負けるとすればこの路線から順当に来る場合だと思う。

小島さんの予想
  • 今回も、理論派の小島さん(注:小島太調教師ではない)の予想も掲載。ご参考まで。(これまで小島さんと私の予想が一致しているときは的中しているが、今回はこれに当てはまるのは一点(ダイワメジャーとアドマイヤマックス)のみ!)

  • 結論:6頭立てのレースです(!)。◎ダイワメジャー、○テレグノシス、▲ブリッシュラック、△サイレントウィットネス、×アドマイヤマックス、注ダンスインザムード。◎流しと○流しをお勧めします。▲−△も押さえで。

  • 香港チャンピオンズマイルの考察からはじめます。1着ブリッシュラックとハナ差2 着サイレントウィットネス(本来はスプリンター)は強い。1'33"7を47.3 −46.4でまとめているが、これはシャティンのコースレコードにあと0.4差の 好タイム。セントライト記念レコード勝ち、皐月賞・JC2着のコスモバルクが得意パ ターンのレース内容にも係わらず競り落とされてしまった。おそらく日本の馬場では 1'32"台の決着であったと推測する。このため今年のレースは厳しい流れになる と予想する。

  • この2騎に割って入るには、先行馬ならば1'32"5より早い時計と1800M もこなせるだけのスタミナ、追い込み勢ならば上がり34"フラットを1'32"台 で繰り出せる決め手を求める。

  • ダイワメジャー(ダービー卿の内容とタイムは優秀)、テレグノシス(前走展開恵 まれずも伸びてきた)が中心。アドマイヤマックス(前走内容ありも一昨年の連帯は 前で残ったからか?差しに回ると決め手不足か?)、ダンスインザムード(マイルCS 1'33"3は実質稍重で優秀だが、騎手との相性は?)まで。これにブリッシュ ラックとサイレントウィットネスを加える。

  • ブリッシュラックは攻め馬で動かなかったようだが、前走での勝負根性はその内容 にも加えて見るべきところがある。サイレントウィットネスはスタミナが不安。ゴー ル前の坂で失速してしまうのでは?と思わせるが意外に粘るかも。連勝世界記録馬に 失礼な評価はできない。ボウマンズクロッシングは前走で最後方の大外追走からよく 伸びて4着に入ったが、着差3馬身1/2は逆転できるのか?外すのはこちらのほ う。

  • アサクサデンエン(京王杯レコードもマイルでの時計が無い、後藤はローエングリ ンを選んでいる)、バランスオブゲーム(03毎日王冠のレコードも1年半前、同脚 質のダイワメジャーが上)、カンパニー(京阪杯32.8はスロー、安藤から福永へ の乗り替わり)、オレハマッテルゼ(善臣はダイワメジャーを選んだ)、スイープト ウショウ(高速決着が無い)、ハットトリック(スローのみ良績、前走は見せ場無 し、豊もアドマイヤマックスを選んだ)、ローエングリン(同脚質のダイワメジャー が上、横山は騎乗停止)、サイドワインダー(時計優秀も決め手はテレグノシスが 上、福永から乗り替わり)は外します。

  • あとは当日の状態次第です。落ち着きが見られないようならダンスインザムードは 外します。

 

6月3日:バーレーン戦

  • バーレーン戦で日本代表が勝った。これで8日に予選突破を決める可能性が高まった。大きなアウェイでの一勝である。

  • 勝った試合をあまり論じたくはないが、大きかったのは(1)中澤の復帰による3バックの安定、と(2)バーレーンの中盤でのプレッシャーがあまり強くなく玉をキープできたこと、(3)アウェイの不利さをそれほど感じない雰囲気だったこと、あたりだろうか。(3)に関してはテレビ観戦なのであたっていないかもしれないが、少なくともイラン戦のように芝が日本にあっていないということはなかったと思う。

  • 決定力不足は相変わらずだと思うが、勝った時はいい試合として喜べばいい。次の問題は北朝鮮戦で、中田、アレックス、中村、小野が出場できないことでだ。ただ、幸いバックラインとボランチの福西が変わらないので、ディフェンスの不安は少ない。また攻撃に関しては相変わらず決定力不足なので、大胆に試せば良い。ホームでもないので、いわゆる「絶対、勝ち点3」というプレッシャーも少ないはず。プレッシャーは相手が最下位であるために「勝ち」が求められると思う気持ちだけではないか。よくよく考えれば、それほど深刻な問題はないんだと思う。

  • しかし、北朝鮮もまだワールドカップ予選突破の可能性があるわけで、手は抜いてこない。これは、この予選のシステムが優れているということだろうか。いずれにしても、8日は大いに喜びたい。

 

6月2日:一票の重み

  • フランスに続いてオランダでも、EU憲法が国民投票で否決された。国民投票はコントロールできないから難しいと思っていたら、日経新聞では一票の重みの特集をやっていた。なかなかタイムリーだと思った。衆院選挙で2倍以上、参院選挙で5倍以上一票の重みの格差が今でもある。これは国民投票とは対極の状態で、これで国民の意見が国会に反映されるとはとても思えない。

  • 選挙というのは基本的にゲームで、選挙で選ばれる方々が自分に有利なようにルールを作れる。これを打破するのは相当大変で、誰も自分に不利なルールを作りたいとは思うまい。地方で強い自民党が地方の一票の重みを減らすようなことは、いろんな理屈をつけてしてこなかったというのが現状につながっている。

  • ただ、どのように定数を配分しても決して一票の重みは同じにはならない。なぜなら、何票取っても当選してしまえば、議員の方々の意見は皆、重みが同じだからだ。でも、よく考えるとこれもおかしな話である。10万票とって当選した人と5万票とって当選した人だと、あるべき姿は前者の意見が2倍尊重されるべきなのだ。原理原則から言えば、この両者が同じ一票を持つなんてありえない。

  • 同じことがテレビの政治番組でも言える。党首同士の議論をテレビでやる際に、皆、同じように司会から意見を求められているが、本来ならば得票数、あるいは議員数でしゃべる時間の重みをつけたりすべきなのである。このあたりも一般市民の感覚を捻じ曲げているんじゃないかと思ったりする。

  • こういうことを打破するためには、例えば議員が皆、一票持っているということではなく、議員が選挙で獲得した票数を持っているということにしたらいいと思う。どうせ、国会も決議の際に電子投票をするわけだから、皆一票ではなく、10万票選挙で獲得した人はそのまま10万票、2万票を獲得した人は2万票を投票するという形にすればいいのだ。仕組み的にもまったく難しくない。そうすれば、今よりも一票の重みの格差は確実に減る。国会議員の先生の紹介にも常に「得票数10万票」と併記すると、その先生に力があるのかそうでないのかも、明確になる。

  • 定数の再配分みたいな議論よりも、このほうがよっぽど手っ取り早く、また本来のあるべき姿に近いのではないか。いずれにしても、一票の重みの問題は民主主義の本質的な問題にもかかわらず、ぜんぜん解決されない。そろそろ何とかして欲しい。

 

6月1日:長島

  • 長島が6月3日からの巨人対ソフトバンク3連戦に姿を見せるという。巨人には明るい話題も欲しいから、期待したい。個人的には6月3日にドームに行くので、その日がいいんだけど。長島さんが元気だと景気も良くなりそうなので、期待したい。

 

5月31日:談合

  • 鋼鉄製橋梁工事をめぐる談合での談合組織の強制捜査がニュースになっていた。談合はなかなかなくならない。昔、シンクタンクにいたときも社外から談合っぽい話のお誘いもなくもなかった。国の発注する仕事には、談合はどうしてもおこりやすい。

  • 一方、前職で官庁系の仕事に入札で参加しようとすると、価格競争でどうにもならないということも経験した。「戦略価格」で取りにくる企業があると、それだけで入札という仕組みはめちゃくちゃになる。むしろ、談合があったほうが実力のある業者にちゃんと仕事を発注でき仕事もうまくいくのに、入札があるために仕事自体が失敗するというケースも少なくないのではないだろうか。発注者側にしても、実力のある業者は分かっているのだから、そこに出せば仕事はうまく行くのに、、、、ということもあると思う。

  • 基本的に、仕事を発注するプロセスが相変わらず、成熟していないということだろう。発注者側の問題としては3点あって(1)発注者側が明確な仕様書を書けない。(2)発注者側が適切な価格を合理的に設定できない。(3)発注者側が提案の評価がなかなか明確にできない、というあたりではないか。受注者側は談合があれば価格を気にすることなく受注できる。一方、談合がなければ価格を無理して赤字を覚悟するか、実績のない業者が受注する、そんな感じなんだろう。

  • 気になるのが、入札に「価格」の競争がすべて絡んでいることと、発注者側が発注の説明責任ばかりを気にして、仕事がうまく行くかどうかの責任まで問われにくいという点である。例えば、(1)価格は固定して、提案内容だけを評価して業者を決定する方式も発注方式のオプションとして認める、(2)プロジェクト自体の実績に関しての評価を官庁横並びでシェアする、(3)発注責任者に対しては、発注作業だけでなくプロジェクト全体の責任も負ってもらう、あるいは両方とも負わない、みたいなことはできないのだろうか。

  • 例えば、価格固定の入札は総合評価方式にはとても有効だと思う。良い提案をする業者を選定でき、別に価格のリスクもない。予算を目一杯使って、良いプロジェクトを行えばいいのである。また、失敗プロジェクトに関しての情報を幅広くシェアすれば、業者側も無視して安値受注をすることは減る。その際には、失敗プロジェクトに関する発注者の責任は問わずに、失敗は失敗といえる仕組みも必要だろう。

  • いずれにしても、今の入札制度は価格の要素が多すぎるのではないかと思う。入札の際の少しの価格差が、そのあとの数倍の苦労を招くのであれば、はじめに「価格ありき」の前提は一度、とりはらってもよいのではないか。そうすることのほうが、談合も結果的に減ると思うのだが、、、。仕組みの更なる成熟を望みたい。

 

5月30日:EU憲法

  • フランスの国民投票で、EU憲法が否決された。EU統合にストップがかかったということだが、マクロ的なヨーロッパ全体の競争力の強化の方向が、フランス国民から見て望ましくないという判断は、とても興味深い。要するに国の統合、あるいはもっと単純なレベルで言えばFTA(自由貿易協定、ネットで探すとFujii Takashi Associationもあるけど、これではない)なども、国の立場からすればいいかもしれないが、個人からするとメリットにならないということもあるからだ。

  • 私自身はエコノミストではないので単純なことしか分からないのだが、経済学の基本である比較優位論によれば、2国間貿易ではお互いに相対的に強い産業に特化して貿易をしてやり取りしたほうが、両方の産業に取り組むよりも皆が豊かになる。普通は関税がこれを邪魔するのだが、ある国の間で関税のバリアをなくすことにより、両国がより豊かになることを目論むのがFTAなんだろう。

  • ところが貿易が自由になると、進んだ国のほうの比較的低付加価値な労働に従事している人の仕事は遅れた国にシフトし、進んだ国のほうはより高付加価値な労働にシフトするという方向に動く。これは比較優位論をベースに考えれば明らかだ。ところが、進んだ国でも実は低付加価値な労働に従事している人が少なくない。というか、多い。よって、国民投票なんかをやってしまうと、低付加価値労働に従事している人の意見が勝ってしまう。こんな感じだろう。

  • 日本なんかも高度経済成長の時には第二次産業にフォーカスした(それもキャッチアップ型の成長)訳だが、米国との二国間を考えればこれはまさに比較優位論にのっとった動きだったのだろう。でも成長してしまうと、今度はアジア諸国との間での関係から、より付加価値の高い産業にシフトしなければならなくなった。でも、人の教育による産業間のシフトなんてそんなに簡単であるわけがなく、軋轢が出てくる。もし、国民投票なんかやったら、アジア諸国とのFTAなんかできないだろう。

  • 労働者の教育と産業間のシフトがスムーズにできなければ、FTAや更にはアジア経済圏みたいな動きは、国の競争力は増すのかもしれないが、国民にとってはメリットにならない。「国」と「国民のマジョリティ」の利害は必ずしも一致しない。今回のフランスの国民投票の結果を見てそう思った。少なくとも、政治家や官僚は、「国益」を考えた場合、絶対、国民投票なんかやらないに違いない。

 

5月29日:ディープインパクト

  • ダービーは見ごたえがあった。ディープインパクト、スタートは下手だが、その後に外に持ち出せば勝てる。とても強かった。最後の直線でスタンド寄りを走る姿はナリタブライアンを髣髴させるものがあった。

  • 2着のインティライミも最高にうまく乗った。直線で先頭に立ったときの佐藤哲の乗っている姿はとても美しい。タップダンスシチーで逃げているときにかっこいいと思ったが、今回のインティライミの姿にもダブった。ということで、なぞの馬券師小島さんも私も当てて、今週はとてもハッピーな日曜日だった。小島さんは単勝、枠連、三連単を当てたそうな。理論派はすごい。

  • いずれにしても、ディープインパクトの歴史の一ページを見たというのが今日のダービー。秋の菊花賞で距離適正を云々言われるかもしれないが、三冠ホースが誕生するのかどうか、今から楽しみである。

  • PS:今度は安田記念。古馬のマイルは取りたいところだ。

 

5月28日:ダービー

  • 今週はダービー。ディープインパクトしか話題になっていないが、まあ、今年の3歳牡馬はディープインパクトが三冠まで勝つかどうかということなんだろう。本命からはずす理由はまったく見当たらない。皐月賞も強かった。

  • ということで、2着が何がくるのか。皐月賞組、京都新聞杯組、青葉賞組、プリンシパルステークス組の上位から取捨選択ということになるが、過去10年ほどを見ると京都新聞杯組、青葉賞組、プリンシパルステークス組は一着でないと連には絡まない。その他にはNHKマイル3着からきてダービーを勝ったタニノギムレットぐらいである。ということで、皐月賞組のほかになると、インティライミ、ダンツキッチョウ、エイシンニーザンぐらいしか相手はいないことになる。また、プリンシパルスーテクスからで連に絡んだのはダンスインザダークまでさかのぼらなければならず、当時の2200メートルがいつのまにか2000メートルのレースになっていることもあり、実は位置づけは変わっちゃっている。

  • 皐月賞組は上位からだが、シックスセンスはさすがにもう一度来るとは思えず、マイネルレコルトも果たして長いところでどうなのかとも思う。取るとすればアドマイヤジャパンぐらいで、あとは勝負がついている。

  • となると、相手はインティライミ、ダンツキッチョウ、アドマイヤジャパンぐらいだろう。ただ、今年の東京の2400メートルは先週のオークスのシーザリオの例もあり、スペシャルウィークの血が良く似合う。今週もスペシャルウィークの血ということで、インティライミに大いに注目したい。
  • 結論は、5-7、5-13、5-14、7-13の四点。ただ、個人的には5-7一点は厚く勝負してみようと思う。いずれにしても、ディープインパクトの二冠目を見る、そういうレースだ。とにかく無事に走ってほしい。

小島さんの予想
  • 今回も、理論派の小島さん(注:小島太調教師ではない)の予想も掲載。ご参考まで。

  • まずはいつも通り結論から。○インティライミ、▲マイネルレコルト、△ローゼンクロイツ、×シックスセン ス、×ペールギュントです。◎流しを推します。◎○の三連単でもいいかも?(◎は言う必要ないですよね。)

  • スローから超スローペース。オークスと同じくスタミナ要らずの上がりの勝負を予 想。しかし、シーザリオ他でも差しが届いたように今の府中では33秒台の決め手を 持っていれば対処可能。

  • 逃げ先行型は2枚腰タイプが不在なので思い切って外します。好位差しでインティ ライミ(前走の勝ち方がディープインパクトの弥生賞に似ている)、マイネルレコル ト(善戦している)、ローゼンクロイツ(スローは相性が良い)までか。天候が持て ばシックスセンス(四位の怪我は大丈夫か?)、ペールギュントも狙ってみたい。

  • アドマイヤジャパンは幸への乗り替わり、ダンスインザモアとダンツキッチョウと ニシノドコマデモは決め手不足で外します。

  • オマケでファイナンシャル的に考えてみます。面白いことにディープインパクトの単勝はデビューより110円、110円、120円、130 円とレースを重ねるごとに高くなるトレンドで推移しています。仮に元手1000円で始 めて儲けをすべて投資し続ければ1870円まで増えていることになります。元金のみを 投資し続けるシナリオでも110円配当があと3回続けば元手の倍になります。

  • 期待値ベースで考えると90.9%以上の確率で1着になれば元が取れるわけで、 これはインド株やグローバルソブリンファンドよりもリスクとリターンのバランスが 取れた優れた投資と言えます。そう考えると単勝一点の投票も選択肢として考えるべ きですね。^^

 

5月27日:UAE戦

  • 今日はUAE戦を語らないといけないだろう。キリンカップで予想もしなかった2連敗だ。ただ、来週のバーレーン戦に向けて確認できたことも多かったので、あくまでもワールドカップ予選にターゲットをおいているのであれば、まあ、あまり悩む必要もない。

  • 今日の敗因は、けが人に尽きる。今日のUAEのようにほとんど全員が引いているような状況に対して、解説は横から崩せとか言っていたけど、基本的にやるべきことは、数多くシュートを打つことだと思う。それはある程度、できていた。で、何が足りなかったかというと、攻撃のパターンとかそういう問題ではなく、人だと思う。

  • 一人目はバックスでやはり中澤。守備のときのあたりの強さと攻撃の高さは代表にとっての武器で、坪井では同じレベルのを求めるのは難しい。中澤が不在なら松田あたりがいいと思うのだが。二人目はトップしたのポジション。小笠原がトップ下にいてあれほど目立たないのはやはり問題だが、来週は中村が来るので問題は解決する。三人目は、フォワードで、背の高い人。例えば、高原でもいいし、できれば久保あたりか。この3つのポジションがうまく埋まればバーレーン戦はうまくいくはずだ。一方、例えば小野はよかった。積極的にボールに絡み,シュートも打った。今日なんかは小野をトップ下に入れ、ボランチに稲本のほうがバランスが良かったのではないかとも思う。

  • いずれにしても、今日の問題は解決できるものばかりで、そういう意味で今日の敗戦は悔しいけど深刻な問題が出てきたわけではない。来週のバーレーン戦はベストメンバーで臨んでほしい。

 

5月26日:楽天

  • プロ野球の楽天が3連勝した。おりしも、球団側は他球団にトレードのお願いをしたタイミングということもあり、選手が発奮したということか。それならもう少し早く発奮すればいいのに。皆、プロになるぐらいの力量は持っているのだから、ちゃんとやれば一チームだけアマチュアみたいなことはないはずだ。

  • 一場君も勝利とは言わないが、初セーブがついた。ただ、大量リードでの登場なので、正直、セーブはつけてもらったというのが実態だろう。ただ、個人的に一場は好きになれない。それは、入団前の金銭問題。あれは、やはり良くない。一年目の江川よりもダーティであるはずだ。ダルビッシュも入団直後に相当たたかれたが、単に喫煙とパチンコである。もちろん良いとは言わないが、金銭問題と比較したら雲泥の差である。

  • 楽天は一場を守りたいかもしれないが、むしろダーティなイメージを引っさげて、逆境の中で勝っていく、そういうスタイルで伸びてほしい。どうも、彼自身、他の新人同様に普通に野球をやっているようにしか見えないし、マスコミも普通に扱っている気がする。やったことは決して軽くはない。オーナーが何人も引責辞任するぐらいのことなのだから。過去を見ないのではなく、払拭していくように伸びていったほうが良いのではないか。あくまで私見だけど、そのほうが江川のように伸びるような気がする。

 

5月25日:西武

  • 西武の再生計画が揺れているらしい。コクドと一体化するのか、それとも買収を受け入れるのか、あたりが焦点らしい。ただ、興味深いのは、コクドと一体化するのが銀行の思惑のように見えて、株主にとっての利益と相反するのではないかという指摘だ。

  • 後藤新社長はみずほ出身で、本人は否定しているようだが、普通に考えれば銀行の利益を優先しそうである。普通、企業の再建は株主にとっても銀行にとっても、重要課題で、利益が相反することはあまりないと思うのだが、今回は財務体質の良くないコクドと一体化するということで、これが株主の利益に反するという。

  • 原理原則から言えば、企業の経営に責任を持つのは株主であって、銀行ではない。銀行はあくまでお金を貸す立場であって、経営に口を出す立場ではないのだ。銀行と株主の立場を比較すれば、銀行に対する債務は株主への還元よりも優先される。また。何より銀行の金利は損金扱いであるのに対し、株主への配当は税引き後の利益から出されて、損金扱いではない。これは、銀行は単なる取引先であることを示している。つまり、銀行は本来「経営をこうしろ」といえる立場ではなく、「金返せ」としかいえないのだ。

  • 今まで、銀行から社長が派遣されるというケースはよくあった。しかし、株主の利益と銀行の利益が相反するケースがある以上、単純に銀行からの社長派遣を認めるべきではないのではないか。当然、株主の意向に合っていれば問題はないが、再建にあたっては株主と銀行の考えが一致するとは限らない。株主は良く考えて社長を選任すべきなのである。

  • ちなみに、コクドの株主が確定していない現状においては、後藤体制は株主総会で承認されているとは言いがたい。そういう状況で再生を急ぐとなると、取れる打ち手は、外資への一括売却か、解体してバラ売りぐらいしかないのではないか。それで利益を株主に還元というのが、非常にクリアだと思う。ただ、いずれにしても、株式会社の社長選任問題は簡単ではない。逆に、上場していない株式会社で、簡単にあほな社長を選任してしまうケースもあるけど、、、

 

5月24日:ローソン

  • ローソンが100円ショップをやると発表した。「STORE100」というブランドで、生鮮食料品などを売るらしい。物流と商品企画力で勝負するという。

  • このニュースにちょっとびっくりした。コンビニはメジャーになったが、100円ショップは一般に今のところ、マイナーな存在に思える。商品ラインナップもばった物系と自主企画物系があるが、100円ショップに行くと安くてびっくりするけど、何でもそろうかというとそうでもない、みたいな印象を私自身は持っていた。

  • 主婦と高齢者をターゲットにすると報道にはあったが、その層が既存の100円ショップユーザーであるならば、打ち手は原理原則にあっている。でも、そうなんだろうか?そのあたりは良く見えない。100円の生鮮食料品がニーズがあるのであれば、ローソンで売ればよいだけのような気がする。また、下手をすると既存のローソンとのカニバリゼーションなんかもおこったりするんじゃないかと心配にもなる。

  • いずれにしても、店舗展開は3年後に1000店舗ぐらいまで拡大するそうなので、この「STORE100」がどう展開し、既存の100円ショップにどう差別解していくかはかなり注目に値する。しばらくユーザー目線で見てみたい。100円で弁当を売るのであれば、絶対に、流行るとは思うのだが、、、

 

5月23日:三菱自動車

  • 三菱自動車の最終損益が過去最悪の4748億円の赤字との発表があった。なかなか厳しい数字である。同時に、2005年の見通しとして、21226億円から22200億円への増加、最終損益が4748億円の赤字から640億円への減少というかなり意欲的な数字も発表されている。

  • 三菱自動車の財務状況をあまり見たことがなかったのだが、面白いのは2004年度でも欧州市場では売り上げを伸ばしていること、その売上高は国内、米国よりも大きいことである。欧州では三菱自動車のブランド価値が高いということなんだろうか。ラリーでの活躍が反映されているのか。「ダイムラーの資本が入っていたことが大きい」、ということでなければこれは三菱自動車にとっての武器なのだろう。

  • ただ、再建計画を見るとあまり目新しいものが感じられない。しょうがないとは思うのだが、「信頼回復」が前面に打ち出されており、新車の投入に関しては新型SUV「アウトランダー」と新型軽自動車「アイ」が年度後半に投入される程度である。信頼回復による現状復帰と地道な努力で一気に赤字が削減されるというほど、自動車市場が甘いのか、あるいは三菱自動車ブランドが高いのか、そのあたりは疑問を感じるところがある。どこかの商品カテゴリーにフォーカスするとか、取引先を一気に見直すとか、思い切った打ち手を打ち出さないと、現状打破はやさしくないはずである。

  • 三菱自動車は、乗用車主体の時代にRVブームの先駆けとなった自動車メーカーであり、GDIなどといった環境技術でも進んでいたころもあった。私が学生のころなんか、「ミラージュは雨漏りがする」といった風評被害もありながら、その後、パジェロ、ランサー、RVRなどといった独自のヒット商品も出している。そういった意味で、復活に期待するところは少なくないのだが、もう少し思い切った打ち手を事業計画に盛り込むべきではなかったか。決算説明会の資料を見て、そう感じざるを得なかった。

 

5月22日:オークスの反省

  • オークスは一番人気に応えてシーザリオだった。強い。とりあえず、抑えておいてよかったというところか。小島さんは本線で、さすが理論派という感じだ。無事ならば、有馬記念でも人気になるかもしれない。

  • 来週はいよいよダービー。ディープインパクトがとにかく無事に走ってほしい。

 

5月21日:オークス

  • 今週はオークス。予想ではシーザリオが圧倒的に支持を受けているが本当にそうなんだろうか。一番人気で二着までに来ているのは、過去10年のうち、シルクプリマドンナとトゥザビクトリー、エアグルーブの三頭のみ。シルクプリマドンナとトゥザビクトリーは桜花賞3着、エアグルーブは未出走ということで、強い一番人気が必ずしも勝てないレースである。むしろ、2400メートルにあっている牝馬はどれかという視点から考えるべきなのではないか。

  • 今年の3歳牝馬で一番強いのは、今のところシーザリオではなく、ラインクラフト。シーザリオが3歳牝馬の中で抜けた存在でない以上、今回もどれがステイヤーなのか、それを見極めて馬を選んでみたい。イメージとしてチューニーとか、ユーキビバーチェとかそういう典型的なステイヤーのイメージの馬があればいいのだが。

  • 桜花賞組だと、シーザリオ、エアメサイア、アドマイヤメガミ、ジョウノビクトリア、ショウナンパントル、エイシンテンダー、その他の路線だとディアデラノビア、ライラプス、ジェダイドあたりから絞っていきたい(結構、多いが、、、)。忘れな草賞、スイートピーSのレースレベルはあまり高くないので、ライラプス、ジェダイドはパス。他路線からはやはりデザーモが騎乗するディアデラノビアか。桜花賞組では、ジョウノビクトリアはライラプスに負けており、エイシンテンダーは決して長距離向きではない血統、ショウナンパントルは桜花賞の負け方が悪すぎで、この3頭をパス。

  • 結果的に、シーザリオ、アドマイヤメガミ、エアメサイア、ディアデラノビアから選ぶことにする。今回、シーザリオは一番人気の割には、3歳牝馬最強というわけでもないので重視せず、アドマイヤメガミ、エアメサイア、ディアデラノビアでいきたいと思う。エアメサイア、ディアデラノビアは長距離でいけそうな感じがあり、アドマイヤメガミはエルコンドルパサーの血に期待したい。

  • 馬連で、5-6-9のブロック。押さえで4-5。3歳牝馬は武豊とデザーモの組み合わせで良いんじゃないかとも思う。

 

小島さんの予想
  • 今回も、理論派の小島さん(注:小島太調教師ではない)の予想も掲載。ご参考まで。

  • 結論は◎シーザリオ、○エアメサイア、▲ジェダイト、△レースパイロット、×エ リモファイナル、×アスピリンスノーです。馬連◎流しと○流しを推薦します。▲単 勝もあるかも。

考察

  • 例年スローペース:2'27"から28"の決着になる。SS産駒が台頭してきてか らは桜花賞とは違った傾向で、実はスタミナをそれほど要しない。(そういえば社台 の吉田氏は今年も高額納税者番付に出ていた。)

  • シーザリオが軸。騎手交代が嫌気されるかもしれないが本物と考えざるを得ない。 アドマイヤフジ以下を完封した寒竹賞や桜花賞で好勝負したラインクラフトのその後 の活躍を考慮する。なによりスローから平均ペースで実績を残しているところが心強 い。心配は祐一が本当に逃げを打ってペースが速くなった場合だけ。

  • 前述のスローペースを考慮すると、追い込み型は34秒前半以上の決め手がないと 苦しい。→エアメサイア、エリモファイナル(内田へ乗り替わりが心配)まで。ディラ デラノビア(掛かる)、アドマイヤメガミ(決め手で他に劣る)、ライラプス(後藤乗 り替わり)、ショウナンバントル(状態回復したか?)はボーダーライン上で疑問。

  • また、過去にはダイワエルシエーロ、チューニー、チャペルコンサートなど先行好 位で粘る馬が波乱を演出した。→ジェダイト、レースパイロット(疲れがなければ)、 アスピリンスノーもマーク

  • しかしSS系以外はアスピリンスノー、エリモファイナル、ブリトン、ランタナしか いないんですねぇ。

 

5月20日:大型有機ELディスプレイ登場

  • サムソンが40型の有機ELディスプレイを開発したとの報道があった。まだ、試作段階であるが、ようやく出てきたという感じである。

  • 10年ぐらい前、有機ELの青色を見た。ELデバイスは固体の発光素子なので、プラズマのガス、液晶に比べて基本的に気持ち悪くなく、また構造が簡単になるはずなので、昔から有望だと思っていたのだが、やはり固体では青は難しかった。それが10年前に仕事で青色有機ELを見る機会を得て、絶対いけると思ったのだが、なかなか大型化が進まなかった。

  • 試作品ベースであれば、もし蒸着プロセスが均一にできるのであれば、それほど今は難しくはないはずだと思う。プラズマとか液晶用の大型基盤向け露光機があるから。ただ、これが市販化されるには更に2年、3年、もしくは5年ぐらいかかるのだろうか。有機ELに本格的に取り組む企業があれば、意外に早く市場に出てくるのかもしれない。恐らく、これまでそういう企業がなかったのは、皆、プラズマか液晶に注力していたから。二つも三つもなかなか量産投資はできないだろうし、カニバリゼーションも避けたかったのではないかと思う。ただ、そろそろ新しい方式に本格的に取り組んでもいい時期なんじゃないかと思う。

  • こういう記事を朝見た後、今日、仕事でのディスカッションで出てきた話題のひとつが、SED。キャノンと東芝が共同で製品化をしようとしている、これまた新しいディスプレイ。これはこれでフラットCRTみたいなイメージのデバイスである。構造を見ると、結構難しそうな感じもするのだが、製品化はもう間近に迫っている。昔、松下が失敗したフラットCRTを思い出さないわけでもないが、どれくらいの価格でどれくらいの大きさのものが商品化されるのか、楽しみだ。

  • プラズマの価格が下がり、液晶が大型化し、フラットパネルはどんどん身近になっている。そこに新しい方式のものまで出てきて、すみわけをするでもなく真正面からぶつかっていく。開発している人は大変だとは思うが、どれが勝つのかとても興味深い。

  • PS:シーザリオは来るんだろうか?ちょっと疑ったりもしているんだけど。

 

5月19日:地震予知

  • このテーマは前々職にいたときに扱っていたもののひとつなのだが、今日の日経新聞の一面の下で、地震予知に対する批判的なコメントが出ていた。地震は予知できないからやめるべきだと。基本的に、最近の日経新聞は地震予知に対して批判的である。

  • ただ、それが本当なのかどうかは実は分からない。なぜなら、地震予知に対する体制を本格的に敷いているのは、東海地震だけだからである。阪神大震災や新潟地震などが予知できなかったのは、地震予知体制を敷いていなかったからであるに過ぎない。

  • 東海地震はまだ起こっていないのだから、実際には東海地震が予知できるか否かは検証されていない。理論上はできるという話もあるのだから、少しでも被害を少なくできる可能性があるのであれば、予知は続けるべきなんじゃないかと思う。

  • 昔から、地震予知反対のロジックもあまり論理的ではないところがとても気になる。新聞社も影響力を考えるのであれば、もう少し冷静な記事を書いてほしい。

  • ちなみにすごいと思ったのは、週刊現代が新潟地震の予知をして、時期に関しては1日ずれていただけで当てたこと。これは地震雲からの予知だったが、週刊現代があてたというのはちょっとびっくりした。やはり、何らかの予知の可能性はあるんじゃないかと思った。

 

5月18日:セキュリティ

  • 今日は昔の同僚が開催している勉強会に参加した。テーマはセキュリティマネジメント。先日、個人情報保護法が施行されたわけだが、これまでにもISMSとかプライバシーマークとか、セキュリティ関連の動きは最近、活発である。

  • その議論の最後に、気になったのがセキュリティに対して企業がコストをどうかけていくか。セキュリティは、大事、大事といわれながらも、コストがかかるばかりでそれが売り上げや利益につながるわけではない。そういう中、経営者に対して「感覚的」ではなく、「ビジネスとして」のメリットを感じさせることはできないのだろうか。実際にセキュリティにコストをかけることはビジネスへのメリットはあるのだから、数字として反映されるべきだ。

  • で、思ったのが、企業価値の計算(あるいは株価)に反映させるようなロジックはないのだろうかということ。株価は簡単に言えばビジネスの将来のキャッシュフローと割引率から計算される。セキュリティ対策を行えば、コストがかかりキャッシュフローが減るためどうにもならないが、割引率のほうにはセキュリティマネジメントの分を反映させることができる。割引率が小さくなれば株価はアップする。割引率はビジネスのリスクを反映しているわけだから、リスクが少なくなれば当然、小さくなっていいはずだ。

  • 株価の計算は、特に日本の株式市場では簡単ではない。ただ、セキュリティが企業経営に大きく影響を与えているようになっている今、それをダイレクトに株価に反映させるような計算があってもいいのではないのだろうか。そんな気がした。

 

5月17日:ネットワーク論

  • 以前、前々職の先輩だったU野さんとゴルフをしたとき、ネットワーク論の話をした。ネットワークが発達すると、物や情報は集中するということをもっと考えるべきだと。

  • 例えば、情報ネットワークが高速化されると、情報はわざわざ分散して持つ必要はない。一箇所に集中化しておいて、必要なときにどこからでもアクセスすればよい。逆に分散して情報を持つ意味合いは、情報をやり取りするネットワークのスピードに全体のパフォーマンスが律速されるからだ。

  • この前提に立ったとき、高速道路のネットワークを広げることが地域活性化につながるかというとそうではなくなる。高速道路のネットワークが広がることにより、情報、人、仕事が都市に集中することになる。すなわち、高速道路は地域の過疎につながるのである。

  • それにもかかわらず、地方出身の国会議員は地元に高速道路を引きたがる。地域のゼネコンを潤わせるという目的ならば、それはとても正しいことである。ただ、高速道路ができるとそれが地域の過疎につながる可能性があるということを考えているのだろうか。また、地域の人もそういう視点で、高速道路の意味合いを考えているのだろうか。一度、高速道路ネットワークの地域活性化への影響は検証されるべきだと思う。下手をすると土木業者が潤うことによる経済効果しかないという可能性があるかもしれない。

 

5月16日:企業の余裕資金

  • 最近の風潮では、企業の余裕資金を余剰金として、現金で手元に置いておいてはだめらしい。資金は投資にまわすべきなんだそうだ。ある意味正しいが、なんか釈然としないのはなぜか?

  • 村上ファンドは、余剰金が多い企業に対して常に「株主に還元せよ」という形で株主提案を行う。これも正しいような気もするが、余剰金を還元するのであれば過去の株主にも公平に還元すべきであって、過去からの積み重ねを今、還元すべきでないという主張も正しい感じだ。

  • 論点は2点。ひとつは会社にとって手元資金が多いということは、ある意味、そこでリスクヘッジをしているということになる。つまり、資金が必要になったときには株主への説明なしに打ち手が打てるということになる。これに対して、手元資金がなければ資金需要ができたときに株主に説明したり、借り入れをしたりして資金調達をする必要がある。会社が悪いときには資金調達が難しくなり、余計に状況は悪化していく。会社を存続させるための投資判断を株主がするか経営者がするか、そこが議論のひとつの分かれ目である。

  • もうひとつは、余剰資金を投資に積極的にまわすべきだ、ということになると、リスクは当然ながら高まる。本業よりは未知な部分が多い投資になるわけで、その会社の経営者の判断がベストであるとは限らない。経営者がある意味、投資家的なセンスを持っていればいいが、逆に投資家的なセンスの持ち主だと、その会社のビジネスのを一番良く理解しているというわけには行きにくい。余剰資金を投資するよりは、原理原則からすれば株主に説明をした上で資金調達を行い、投資するのが本筋である。

  • 企業は生き物で、当然いいときもあれば悪いときもある。それを前提とするのであれば、余剰金でリスクをヘッジするのがひとつの手。もうひとつは利益が出たら毎年、それを株主に還元する手だ。この2つが「経営者がその会社のビジネスを株主よりも理解している」ことを前提とした解だと思う。ビジネスにリスクがつき物だと考えれば、個人的には企業内部に余剰資金を残すほうが、ぎりぎりのところでの経営を強いるよりもいいのではないか。人間、ある程度、何事にも余裕は必要だと思う。

 

5月15日:京王杯SC

  • まったくの空振り。ノーチェックの馬がくるともうだめで、そういう意味で、検討の浅さをまず反省。来週からはまたG1が3週続く。オークスはちゃんと検討したい。

 

5月14日:レイザーラモン住谷

  • この人の登場は久しぶりにつぼにはまった。深夜向けなのに、ゴールデンに出てきて受けているのもすばらしい。もっと、ブレイクしてほしい。

  • 京王杯SCはこのメンバーだとアドマイヤマックス、ダンスインザムードの一点で。

 

5月13日:近鉄

  • 友人が執筆者として名前を連ねている「球界再編は終わらない」を今、読んでいる。最初のところでひとつ興味深かったのが大阪ドームと近鉄の関係。近鉄バッファローズの2003年の事業収支は約40億円の赤字で、支出のうち大阪ドームへの支払いが約10億円だった。親会社の近鉄が2000年から2003年まで赤字で、球団に対していわゆる「タニマチ」という立場をそのままでは取りにくい。収益改善のため、例えば2004年には球団名売却など面白いアイディアも出されたが却下された。

  • そういう状況の中、大阪ドームが経営不振になるのだが、これが大阪市の第三セクターで、大阪市はこれだけじゃなく、ATC、WTCなど4つの第三セクターの再建に取り組まなければならなくなった。総事業費4000億円の失敗で、これは大変なことである。大阪市は最近、福利厚生への過剰な支出で大きな問題になったが、昔から結構、とんでもないところだったようだ。で、大阪ドームの再建計画は、近鉄に20年の間、年間12億円の球団使用料を支払うことを前提に立てられた。値上げである。近鉄がこれを拒否できるかというと、鉄道が地域密着であること、更には実は第三セクターの出資者ということもあり、単純には拒否できない構造になっていた。更に変なのが、もともと大阪ドームの立地は、近鉄の希望に沿ったものではなかったんだそうである。希望に沿っていないものの使用を押し付けられて、構造的ながんじがらめで拒否できない、そういう構造の中で近鉄バッファローズという球団はあったらしい。

  • そこで出てきた最後の案が近鉄の球団返上。そこから、社会問題になったオリックスとの合併問題、ライブドアと楽天の参入表明、楽天ゴールデンイーグルスという球団誕生にいたるわけだ。近鉄を追い込んでなくしてしまった主な原因は大阪ドームという第三セクターであり、大阪市ということになる。

  • 第三セクターはいろんなところで問題を起こしているが、官が事業に絡むとだいたいろくなことにはならない。第三セクターも「官の事業に民間のノウハウ」をというコンセプトであったはずだが、実態は「民間に責任がなく、官が責任を取るかと思ったら取らない事業」になっている。大体、儲かる事業であれば民間がやるはずで、原理原則から言えば、官は「儲からないことをやる」しかない。だから、本来、やはりやるべきではないはずだ。やるのであれば儲けよりも、リスクを最小化してやってほしい。無邪気に事業をいろいろやるのはやはりやめるべきなんだろう。

 

5月12日:おもちゃ業界

  • タカラとトミーが統合するという。セガとサミーの統合、バンダイとナムコの統合に続くもので、ゲーム業界、おもちゃ業界では、統合が流行のようだ。小子化の影響が出ているといえば出ているのは確かだが、おもちゃ業界で統合によりどのようなシナジーが出てくるのかはいまいち、ぴんと来ない。こちらの勉強不足なのは確かなのだが、トミカに乗ったりかちゃん、ちょろQとプラレールの統合とかが出てくるのだろうか?いずれにしても、面白いヒット商品が出てくることを期待したい。

  • ちなみに、セガとサミーの統合、バンダイとナムコの統合を見ると、前者はムシキング、後者はたまごっちと、我が家の子供たちが夢中になったり、猛烈にほしがったりしているものを出している。もっとも、バンダイとナムコはまだ統合したわけではなく、発表しただけだけど。

  • 最近びっくりしたのが、たまごっち。何がきっかけでこれだけはやったのかはよく分からないが、今はどこにいっても手に入らない。10年前に大人の間ではやったものが、小学生の間で今、流行している。うちの小2の娘も買ってくれとうるさいのだが、売っていないものはどうしようもないといって聞かせている。今日など、娘が内緒の話があるといってきたのが、「お友達は皆、予約しているんだって!」とのアドバイス。

  • 話は脱線したが、タカラとトミーの統合で、どのようなヒット商品が生まれるのか、ちょっと注目したい。

 

5月11日:オリンパスとトヨタ

  • 今日の日経新聞の一面で、オリンパスのリストラが報じられた。2005年3月期で連結最終損益が118億円の赤字、その理由が映像部門の営業損益の238億円の赤字だということで、約14000人の従業員のうち、4000人をリストラすると言う。29%の人員を削減するのだから大変である。

  • オリンパスはデジタルカメラで、キャノン、ソニーに続く第三位のシェアを持っているが、それでも大きな赤字ということで、ある意味、商品が成熟してくると3位ではだめだということを示している。ニッチプレーヤでない限り、ナンバーワンかツーぐらいにいないとだめということだ。

  • 一方、同じ紙面で、トヨタの3期連続の最高益も報じられている。すごいものである。しかし、日本の自動車産業を見ると、10社メーカーが存在する。成熟産業でありながら、これだけのメーカーが共存できるというのは、デジタルカメラの場合と比較すると、ふと考えてしまう。これはやはり自動車産業が「車検制度」という規制の支援を受けているからではないのだろうか。米国のビックスリーに比較して純利益が大きいが、その大半は日本国内で稼いでいる。無論、北米市場でも利益は大きく上げているが、日本国内での営業利益が約9900億円、北米市場で約4500億円であることを考えると、日本市場でトップということが明らかに追い風になっている。

  • 前にも書いたが、やはり日本でもそろそろ車検制度は廃止すべきではないだろうか。日本の最も優れた製造業が、規制の追い風を受けているとはやはり考えたくない。そうでないところを見せてほしいと思う。

 

5月10日:ドジャースの中村

  • ドジャースの中村がマイナー落ちした。その際の彼のコメントが「必要されていないと感じた」というものなのだが、とても気になった。

  • 出場17試合で打率1割2分8厘、3打点、本塁打0の成績であれば、必要とされないのももっともである。彼は何を求めているのか。日本の実績だけで「必要と思ってほしい」のだろうか。そうでなければ、上記のコメントは出てこないように思う。

  • 日本のプロ野球と大リーグの関係の中で、大リーグにいけないという選手は少なくない。しかし、そこをクリアしたのであれば、あとはピュアに「大リーグで野球をすることに挑戦すること」をもっと楽しむべきなのではないか。松井秀喜のいいところは、野球を純粋に好きでチャレンジしているところである。年俸交渉も毎年、一発サインだ。唯一、一発サインしなかったのは、巨人が複数年契約を提示したときで、彼はメジャー行きを考えていたからである。

  • 中村にも、大リーグに挑戦できる今の立場をもっと楽しんでほしい。大リーグに行きたくても行けない選手に比べて、十分に恵まれていると思う。

 

5月9日:マルチカルチャーのマネジメント

  • 今日の朝の新聞で、日本航空の兼子会長が5月31日付で退任するとの報道があった。管制指示違反、運行ミス、社内規定に反した副操縦士の離着陸など、さまざまな問題に対する責任を取り、株主総会以前の退任ということらしい。

  • JR西日本といい日本航空といい、運輸の大手において、最近、さまざまな問題が起きている。で、この2社を見たときに、気になるのがマルチカルチャーということである。日本航空はJALとJASが合併しており、JRは国鉄採用とJR採用の世代間にギャップがある。JRにとって、この国鉄採用とJR採用の間のカルチャーギャップは経営上のひとつの課題になっている。

  • 運転手とかパイロットのようなある意味、技術職ではこれまで徒弟制度のような形で技術の継承がなされてきた。これはモノカルチャーの組織においては、ある意味、最も機能するスタイルの訓練と技術の継承だった。しかし、マルチカルチャーになると徒弟制度のような技術の継承や雰囲気の形成は、モノカルチャーよりも難しくなる。これはあくまでも想像なのだが、この2社で事故が起こった背景には、マルチカルチャーであるにもかかわらず、モノカルチャー時代のマネジメントを行っていたような気がしてならない。それによって、技術の継承や意思疎通、お互いの信頼感が失われていたのではないか。

  • 今後、M&Aの増加、終身雇用制度の崩壊などにより、企業はどんどんマルチカルチャー化していくことが予想される。マネジメントサイドも、これまでの阿吽の呼吸や社内の常識によらないマネジメントがより要求されるのではないか。ルールの明文化、KPIの設定、業績評価、人材流動化対応、など、米国スタイルのマネジメントに学ばなければならないことは少なくない。「日本には日本のよさがある」といったマネジメントもある意味、正しいが、ミスが許されない分野においてはリスクマネジメントも含め、欧米に学ぶべきことはまだまだ多いように思う。

 

5月8日:NHKマイルCの反省

  • NHKマイルCは、ラインクラフトとデアリングハートの牝馬。この結果はスローであったとはいえ、予想外。もしシーザリオが走っていたら、一着から三着まで牝馬だったのか。マイネルハーティは展開に恵まれなかったとは思うが、ペールギュントは、、、。ラインクラフト、デアリングハートは桜花賞の本線だっただけに残念。過去にないパターンだったとはいえ、ラインクラフトがくるときにはこの組み合わせも考えなければならないんだろう。

  • 今後、ラインクラフトはどういう路線をとるのか、とても興味深い。秋からは短距離路線で古馬と戦うんだろうか。レースぶりはかなり完成されているみたいだから、結構いけるのかもしれない。

 

5月7日:NHKマイルC

  • 今週はNHKマイルC。このレースは毎年、わからない。一番人気は本当に強い馬でなければこない。過去で言えば、シーキングザパール、エルコンドルパサー、クロフネ、キングカメハメハ。逆に、シンボリインディとかイーグルカフェ、テレグノシスあたりは予想できない。

  • ということで、いろいろと考えないと結論が出ないのだが、今年の一番人気はペールギュント。これが本当に強い馬なのかはかなり疑問だ。スプリングステークスで一番人気を裏切った訳で、皐月賞も6着。弱いとは思わないが、過去の一番人気の勝ち馬と比べると弱い。武豊で買うかどうかだが、パス。アイルラヴァゲインもエルコンドルパサーの子で魅力だが、武豊がペールギュントを選んでいるのと、マイルで実績がないところで切り。

  • 今回、本線にしたいのはNZT組。このローテーションはNHKマイルの基本。一着二着はマイルの実績は良いので、東京コースが云々という話はあるが本線としたい。あとは気になるのがやはりラインクラフト。桜花賞からここにくるのも珍しく、何を考えているのだろうかとも思う。でも桜花賞の勝ち方は良かった。斤量2キロ差がどれくらい利くのか分からないが、わざわざここで使うのは、あくまでも勝ちにきているとしか思えない。牝馬でも冷やかしではないので、勝負になるのではないか。

  • あとは前走2000メートルで惨敗したが、マイル以下ではまだ負けていないビックプラネット。逃げ切りは難しいレースだとは思うが、ロンドンブリッジの子だからマイルではまだ捨てられない。

  • ということで、結論は11-12-17のボックスと12-14、14-17。3歳のマイルは難しい。

 

小島さんの予想
  • 今回からは、理論派の小島さん(注:小島太調教師ではない)の予想も掲載。ご参考まで。

  • 結論:◎マイネルハーティ、○ペールギュント、▲インプレッション 根拠: A. 差し優位。1000m60秒の平均ペースを予想。ディープサマー、ビッグプラ ネットがいるのでスローにはならない。また岡田氏のコスモフォーチュンが仲間を勝 たせるために是が非でも引っ張るはず。 B. 府中の傾向としてスタミナ面も要求されるのでマイル以上の実績があればGood。 完璧にはまる馬はいないが、上記2頭がそれに近い。朝日杯、シンザン記念などを考 慮してもマイネルとペールは互角。近走でも恥じない成績を残している。 C. 稀に前で残ることがある、ウィンクリューガーやグラスエイコーオーみたいに。 そこで2000の若駒S3着インプレッションを連下で指名。

  • 買い目:2→11→18、11→2→18、2→18→11、11→18→2、馬連 2−11

 

5月6日:プラズマテレビ

  • プラズマテレビの価格が落ちている。インチ1万円という目標は42インチまではあっさり達成しているようで、一部の叩き売り状況の商品だと我が家でも買って良いんじゃないかという価格帯に入ってきた。

  • この価格下落は市場規模を広げていく一方で、エレクトロニクス企業の業績に大きく影響を与えているようで、ソニーのエレクトロニクス部門やパイオニアなどの前期の業績はかなり悪かったようだ。

  • こういう市場規模の拡大と価格下落のデバイス市場での企業の打ち手というのは、過去に学ぶべきケースがいくらでもある。DRAMしかり、液晶しかり。基本は先手必勝なのである。先に投資をアナウンスし、他社に先行して、価格を落としていく。その中で、他社に技術、ノウハウで先行する。追いかける企業はいつまでもコストに追われて利益が出ない。液晶なんかはまさにそういう戦いだったわけで、シャープはそうやって勝ち組になった。90年代後半のDRAMもしかりである。日本の企業が強かった分野でサムソンが勝ち組になったのも、投資で先行したからだ。

  • という意味で考えれば、プラズマに関しても先に価格をコントロールできる立場に立つ、そのために先行投資できる企業が勝つはずである。価格をコントロールするためには自社技術を持たなければならない。よその技術を買ってくる、あるいは提携で利用するだけだと、価格のコントロールができないから、いつまでも勝ち組にはなれない。最終的に、勝ち組として残るのは「資本」と「技術」と「決断」の三拍子がそろったところなんだろう。

  • ただ、プラズマにとってもうひとつの課題が、液晶の大型化。まさか、ここまで大画面ができて安くなろうとは昔は思わなかった。あとは、画質でプラズマと液晶のどちらがいいかという市場の判断だ。ディスプレイは価格よりも美しい画質の方式が最終的には勝つ。液晶もMIMやSTNなどいろんな方式が出たが、最後には画質がきれいで価格が高いTFTが勝ち残った。個人的には、発光方式であるプラズマが好きだけど、最近は液晶もきれいなのは確かだ。

  • 更に個人的には、有機ELに出てきてほしい。最終的には優れていると思うのだが、なかなか出てこない。小型でもっと出てきてもいいと思うのだが、、、もう少し見守りたい。

 

5月5日:JR西日本のボーリング大会で改めて考える「会社は誰のものか」

  • 今日のニュースは、JR西日本の社員が先日の脱線事故の際に、ボーリング大会と二次会、三次会をやっていたということで持ちきりだった。確かに、社員であるならば、事故を知っていたならばボーリング大会はないだろうとは思う。人道的には。

  • ただ、ふと、会社は誰のものかということを考えてしまった。フジテレビ、ニッポン放送、ライブドアの一連の騒動で、改めて会社は株主のものということが明らかになった。それにより、これまでの我々の会社、取締役、株主、社員に対する感覚は、株式会社のあるべき姿とは正直、ずれていたというのもわかってきた。

  • と考えると、今回、ボーリングをやっていた「社員」は人道的にはともかく、会社との関係からだけなら必ずしも責任を感じてボーリングをやめなければならない立場でもないのではないかと思う。垣内社長が「情けない」と記者会見でコメントしたが、この「情けない」のは社員に当てられるコメントではなく、自らのマネジメントに向けられるべき言葉なのである。

  • 更に、今回の事故に対して責任を感じるべきなのは、コーポレートガバナンスから考えれば「社員」よりも、「取締役」であり更には「株主」であることになる。であれば、そのときにボーリングや宴会をやるべきではないのは、「取締役」と「株主」ということになる。「株主」で事故を理由に宴会をやめた人はいるのだろうか?

  • 無論、今回、ボーリング大会をやめなかった社員に対して、人道的には疑問を感じる。但し、社員と会社が雇用契約に基づく関係だけのつながりであるのであれば、今回のマスコミ報道のような形で一方的に責められるのは、原理原則から言えばおかしいのかもしれない。原理原則からすれば、「取締役」と「株主」が責任を感じるべきなのではないか。そう考えると、マスコミや我々が持っている「会社と社員の関係」に関する感覚が未だ変わっていないのかもしれない。JR西日本を責めるマスコミは、そのあたりをきっちりと分かっているのか、少し疑問を感じた。

 

5月4日:KID

  • 今日の結果は残念。だけど、やはり総合ルールでやってほしい。

 

5月3日:へたなマネジメント

  • 最近の巨人はひどい。投手陣が基本的にひどいのだが、実は堀内監督の采配もひどい。彼の采配を見ていると、「いきあたりばったり」「過去の成功体験のみへの依存」といった、マネジメントの失敗パターンの王道を言っているように見える。

  • 今日の采配で問題を感じたのは、まず、佐藤を9回に使ったところだ。最近、彼は確かに負けているシーン、あるいはあくまでも中継ぎとしてはいいピッチングをしている。巨人の中継ぎには珍しくストライクが入るから。ただ、今の押さえは久保ではなかったか。確かにこの前は失敗したが、そんなに何度も失敗しているわけではなく、しばらく久保を押さえと決めていたはずである。佐藤を使う際に、失敗のケースも想定するリスクマネジメントを行っていたら使うだろうか。佐藤を使って失敗したら、佐藤はこれまでの自信を失い、久保も信頼されていないと自信を失う。堀内も更に迷うことになる。もし、久保を使って失敗しても今のままだし、成功すれば久保は自信を深めたはずだ。佐藤が良いからといって、失敗するケースを考えないで、押さえにまわしたとしか思えない。そして、今日の結果となった。

  • もうひとつ感じるのが、堀内監督が最近、よくやる守備固めである。清原、清水などを終盤リードしているときに代えて、守備固めをするのだが、これが本当に今のチーム状態にあっていると思っているのだろうか。堀内監督は、強いとき、ピッチャーの良いときの巨人をイメージしているとしか思えない。つまり、巨人の成功体験をなぞっているに過ぎない。今の巨人の中継ぎ、押さえは、いつ逆転されるか分からない実力である。その逆転されるケースを想定すれば、とても清水を最後にキャプラーに代えるなんて考えられないのである。頭悪いんじゃないだろうか、、、

  • こういう「失敗するケースを想定しない」、「過去の成功体験に依存する」というマネジメントは、実は企業にも少なくないのではないか。当たり前のことだが、「状況判断」「現有戦力の理解」「シナリオ分析」「リスクマネジメント」はマネジメントには欠かせない。最近の堀内監督の姿が、ある種の典型的なマネジメントにオーバーラップしたので、書いてみた。

  • そう考えると、一時はやった「ベストプラクティス」「ベンチマーク」というのも、うまく使わないと「失敗するケースを想定しない」、「過去の成功体験に依存する」というマネジメントになりかねない。もちろん、現状分析とかシナリオ分析などとうまく組み合わせれば問題はない。何事もバランスト組み合わせが大事である。

 

5月2日:論点ずらし

  • 連休ということでワイドショーなどテレビを見る機会が普段より多い。でも、見ていると議論のポイントのずれ、あるいはわざとずらしてしまう人が出ていたりして、とても気になる。貴重な電波をこんなずれた議論のために使って良いんだろうかと思ってしまう。

  • ひとつは朝のみのもんた。JR西日本の事故の特集で、今後の対応や補償問題のときに、いきなり「経営陣の退職金返上」みたいなことを言い出す。今は再発防止と遺族への対応を議論しているのに、税金の無駄遣いレベルの話を持ってくるのか。だいたい、自分は高いギャラをもらっていて、サラリーマンの退職金に朝から口を出すこと自体、感覚のずれを感じる。ちょっと朝からみのもんたにつきあうのはつらい。

  • また、テレビタックルで今度は公務員の無駄でわけの分からない手当の話題で、どうやってなくしていくのか、という議論のときに、民主党の議員(名前は忘れた)が、「そもそも天下りとか、退職金の二重取りとかいう上の問題が解決しないと、手がつかない」みたいな感じで思い切り議論をずらした。いつもああいう議論をしているんだろうか。幹部の問題も一般職員の問題も、同時に解決すればよいだけなのに、あのように議論してどちらも解決できなくしてしまうのは、何かを背負っている先生方の常套手段だ。

  • 逆にきっちりというべきことを言ったと思ったのが、北側国土交通相の「新型ATSの整備なしに運転再開は認めない」というコメント。今、いろんなレベルでJR西日本の事件がマスコミで扱われている中、必要なのは再発防止策の明確な方向性。マスコミでの再発防止のいろんな議論よりもずっとクリアという感じがした。

 

5月1日:年代もの

  • 今日はコラムというよりも、日記という感じで。東京のとある引越しを手伝いに行ったところ、年代ものの缶詰を引き取ることになった。鎌倉のほうが東京よりごみの廃棄が便利らしい。で、年代ものというのは、いわしの缶詰、さばの蒲焼缶、かに缶、鯨缶、コンビーフ、なめたけの缶詰など。年代として83年ものから95年ものあたりが並んだ。ワインならありがたいが、どうもこういう年代ものには世間はありがたさを感じない。

  • で、捨てるためにはそのまま缶の日に捨てるのはだめらしく、開けて、生ごみと缶を分けて捨てるのがルールらしい。ということで、夜になって一缶ずつ、怖いもの見たさで開けた。個人的には結構、怖いもの見たさという感覚だった。

  • 結論はというと、かに缶以外は特に見た目はおかしくなっていなかった。83年物のなめたけなど、中で増えているんじゃないかという予想すらあったが、知らなかったらそのまま食べられそうな感じだった。恐らく缶が解けるなどして問題を引き起こしていないのであれば、日本の缶詰技術はなかなか優れているみたいである。食べる気はしないけれど、ワインも年代者をありがたがって飲むのであるから、缶詰の中にそういうものが生まれてもいいのかもしれない。そういうグルメの人が登場してくれば、、、

  • また、食品会社の技術開発として、20年は保存が利く食品みたいなものはないのだろうか。応用先はイメージできないが、非常時のためにどこかに生めておくみたいなニーズはあまり多くないんだろうが、、、。単純に20年物の缶詰を開けるチャンスがあったのでそう思っただけである。

  • PS:天皇賞はびっくり。ちょっとまともな予想では無理。去年と同じ展開で前残りを予想し、しかも今日、それまで3勝しているアンカツに対して、週刊ポストの影響が薄れていると予想するパターンしかこの馬券は買えない、、、。しかし、今年のG1は今のところ皆、荒れている。来週のNHKマイルはどうなるか?

 

4月30日:天皇賞

  • さて、週末は天皇賞。今年は難しい。ゼンノロブロイ、タップダンスシチー、デルタブルースといった強いところが誰も出ていないからで、まさに混戦模様。ヒシミラクルが一番人気は本当か、という感じである。

  • スローペースが予想されるので、去年のような逃げ切りのパターンか、でなければやはりステイヤーとしての実績を重視したい。今年はまあ、イングラディーレみたいなパターンはないと思われるので、3000メートル以上で実績がある馬を中心にすえるのが妥当だろう。候補としては、ザッツザプレンティ、リンカーン、ヒシミラクル、マカイビーディーヴァ、アイポッパー、マイソールサウンドあたりから理屈をつけて選んでいく。

  • この中でリンカーンは前走、あの展開からさせなかたっところに不満。アイポッパー、マイソールサウンドを取りたい。特にアイポッパーの京都芝で連をはずしていないところで、この馬が中心。ヒシミラクル、ザッツはいつ走るか分からないが、そろそろくるんじゃないかという感じ。唯一の外車も成績見れをばステイヤーで、もしかすると長距離ではすごく強い牝馬なのかもしれない。

  • ということで、結論は12-13-15のボックスと、1-13、8-13。

  • PS:昨日は書き忘れたけど、清原の500号はよかった、、、、

 

4月29日:リスクマネジメント

  • JR西日本の列車事故に関して、マスコミの検証がいろいろとなされている。個人の問題、教育の問題、隠蔽体質、など、いろんな課題が提示され、JR西日本として今後の信頼回復に向けてやるべきことは多い。

  • ただ、気になるのは、リスクが小さくない状況において、個人がどこまでリスクを追わなければならないかというあたり。70キロ制限の部分を100キロ程度で走ると事故になるというのであれば、東名高速は事故多発なはず。そのような大きなリスクを個々人がマネジメントするのであれば、個人がもつバッファーも大きくあるべきで、列車の遅れもオーバーランも許容されるべき。逆に、定時運行が絶対条件ならば、個々人はリスクや裁量を負うべきでない。

  • 個々人がリスクや裁量を背負えるように教育を充実させるというアプローチももちろんある。飛行機などはそうだ。ただ、そのためには、個人の能力もさることながら、あるべきモデルが明確であるモノカルチャーな組織が重要にも思う。個人の多様化を許容して、でもリスクは個人が負うというのはないだろう。ただ、JRが特殊なのは、国鉄世代とJR世代の社員間に明らかにカルチャーギャップがあるということである。モノカルチャーにすべき教育というのも、決して簡単ではないのではないか。

  • 原理原則から言えば、個人の能力向上もさることながら、リスクは組織やシステムで管理する。その上で何かあったときの対応力を向上させるという教育が必要なのではないか。個人の能力向上に依存した組織運営は、ある程度「空振り」を許容するべきである。普通のサラリーマンは仕事を少ししくじった程度では事故にはならないという意味において、「空振り」は許容されている。鉄道、運輸の現場がそうでないことが明確になってしまった今、個人に依存しない組織作り、仕組みづくりが急務なんじゃないかと思う。

  • PS:巨人はキャプラーをはずしただけで、やっぱりうまくいく。

 

4月28日:楽天

  • 楽天の三木谷さんが球団に対して口を出し始めた。田尾監督は不服そうだが、まあ、しょうがないでしょう。

  • 普通の事業の場合、KPIを決めてある程度、我慢する期間もあるのが普通だが、プロ野球の場合、株主とは違う世間やファンの目があるからそうも行かない。今みたいな成績だとある期間待てないし、かといって現場に介入するのも世間の目が気になるだろう。

  • どういう打ち手を打っていくのか注目したい。

  • PS:天皇賞は悩む、、、、

 

4月27日:郵政法案の国会提出プロセス

  • 政府が郵政法案を国会に提出した。で、その前の自民党総務会は法案提出のみを了承し、中身の議論や党議拘束は先送りにしたという。総務会は政調審議会で了承を受けたことを前提として行われたらしいが、反対派は少なくないようだ。

  • ただ、いつもよく分からないのは自民党内部での意思決定である。久間総務会長は記者会見で、「法案を事実上了承したということだ」とコメントしたらしいが、これだけ反対派がいてどういう風に了承したのか。更には自民党総裁の意思決定に対して、これだけ反対派が出てくるというのは組織としてどうなのかと思う。

  • 普通に考えれば、組織のトップの意思決定は尊重されるべきで、議論はあったとしてもむしろどのように実現するかに重点を置くべきではないか。一般企業の経営者と社員の関係を考えてみてもそうだし、自民党の場合は更に総裁選を通して自分たちで選んだトップなんだから。総裁選で負けたり、あるいは総裁選に出られなかったりした古株が偉そうにがたがた言える組織はオープンというのか、ガバナンスができていないというのか、どうなんだろうか?まったく原理原則が見えない。

  • こういう組織運営をやっている人たちが、企業のガバナンスに関してあれこれ議論できるんだろうかと、ふと思った。

 

4月26日:新規参入

  • 楽天が10連敗で、勝率も2割を割った。勝率が巨人のキャプラーの打率と争うような状況はかなりやばいと思うが、成熟市場への新規参入の難しさを感じてしまう。

  • 市場への新規参入は既存のプレーヤーと同じことをやっても難しいというのは常識で、いくつか考えるべきことがある。オプションとしては、(1)とりあえず3年で優勝するチーム作りをすることを重視する、(2)とにかく勝つために金をかける、(3)試合に負けても人気を向上させる差別化戦略、あるいはニッチ戦略をとる、あたりだろう。

  • (1)であればもっと若手の登用をしながら、その方向でファンにアピールすべきだし、(2)ならばトレードや外人獲得にもっと積極的になるべきだろう。(3)だともうアイディア勝負になっちゃって、ジャニーズや吉本との連携、ドラマとの連携、小川直也との連携、野球狂の詩の水原勇気のような女性の登用(ゴールデンゴールズはやっている)、とか、今の野球協約でどこまでできるのかはよく知らないが、いろいろ考えられる。コンテンツとしてのプロ野球の魅力ということから新規参入したのはわかるが、いかんせん、ファンが見たい球団にならないとどうにもならない。ただただ、負け試合ばかり普通に見せるのはファンに対して失礼だ。

  • キャンプから開幕までは、結束力もあって勢いで何とかなりそうな雰囲気もかもし出されていたが、冷静に考えると勢いで何とかなるわけはない。他球団と同じことをやっていてもだめというのは、新規参入事業者としては当然のことである。ということで、5月から田尾監督が何をやるのか、あるいは球団として何かてこ入れをするのか、次の一手に何が出てくるのか、期待したい。弱くても魅力のある取り組みは何かできるはずだ。

  • PS:巨人もまず、キャプラーの交代でしょう。堀内監督が4月いっぱいは我慢する、と考えて使っていると信じたい。

 

4月25日:選挙

  • 山崎拓が返り咲いた。女性問題であれだけたたかれると、普通は立ち直れないものだが、、、、たいしたものである。選挙結果は必ずしも、人気投票としての民意は反映しないもののように感じてしまう。無論、九州にいないので、なんともいえないのだが、、、

  • 嫌がられる → 興味を失わせる → 投票率の低下 → 組織票の勝利 という構図が成り立つのか。選挙に関しては、一票の重さの違いも含め、人気投票とは違う、ある種のゲームを感じてしまう。

  • ちなみに同じ日に行われた鎌倉市の市議会議員選挙は、32人立候補のうち28人が当選というものだった。当選に必要な票は最低で1337票。これだけ票を集められると市議会議員にはなれるようだ。ここにはあまりゲームは感じない。

 

4月24日:BSE問題

  • アメリカとの間で、牛肉問題がなかなか解決しない。私も実は吉野家の株を買っていて、この問題が解決しないおかげでなかなか株価も上がらないので何とかしてほしいと思う。

  • で、これが解決しない原因というのが牛の全頭検査をしなければならないのか、それともサンプルテストで良しとすべきか、そこに合意が見出せないところにある。つまり、統計学をどう考えるかが問題になっている。ここが素人には難しい。私も統計は大学のときにも、アンケート調査のときにも、更にはMBAのときにも接する機会があり、そのたびに理解しているつもりになっているのだが、どうも直感的にピンとこないところがある。アメリカが統計学で論理的に議論しているのに対して、日本が感情的に受け入れられない構図にも見えるのもいやな感じだ。

  • サンプル調査というのは、基本的にサンプルで調査をする。その結果と母集団の実態が違う可能性が何パーセントあるという感じで母集団を推測するものである。BSEの問題も、サンプル調査でBSEが検出されないから母集団に検出される可能性は0.00XXX%に過ぎない。したがって、実態としてないはずだ、という論理展開をするのだと思う。普通の商品の不良検査などはこんな感じで何の問題も感じない。

  • ただ、釈然としないのはなぜかというと、「統計がこの場合だとBSEが発生することを前提としている」ことと「ランダムに発生することを前提にしている」ことではないかと思う。工場での出荷検査などはまさにこの条件を満たしているので問題ないのだが、さてBSEとなるとどうなのか。BSEがある確立で発生することを前提とすること自体、感情的に不信感を招く。また、意図的に一部分に変なえさを与えた牛を混ぜられるとなると、統計的な扱いに対する信頼性は低下する。例えば、まったくBSEがない状況において、悪意を持った人が1頭だけBSEに感染した牛を混ぜたかもしれないとする。これに対して数頭サンプル検査を行って大丈夫だからといって誰が安心するだろうか。絶対に全頭検査をしてほしいんじゃないかと思う。

  • BSEに対して、「交通事故に比べればそういう牛が出てくる可能性はずっと少ない」とか、「更に発病する確率ももっと少ない」という感覚になるとサンプル調査でOKということになるのだろうが、「絶対にいやだ」とか「本来BSEはあるべきものではない」という感覚の間は、サンプル調査はなかなか受け入れられないだろう。

  • このあたりの話を専門家以外、政治家を含めて理解しているのだろうか?誰か、国民に向かってちゃんと説明してほしいと思う。統計に詳しい方、コメントください。

 

4月23日:桑田

  • 桑田が今日も打たれた。まだ、一敗だが先発が3度目で防御率が10点ということで、かつての面影はない。清原の500号に花を添えるという役割は果たせないだろう。

  • ただ、思うのだが、素人目に見ても、桑田の今年のフォームは昨年までと変わっている。腕を担ぐような形で投げており、腕が体の後ろ側で粘れない感じに思える。最近は信じられないぐらい打たれるが、恐らく、打者からボールの出所が見やすいんじゃないだろうか。

  • 堀内監督も阿波野コーチも、ちゃんと指摘してあげてほしい。桑田にはまだ終わってほしくない。

 

4月22日:中国

  • 小泉首相がアジア・アフリカ首脳会談で反省と謝罪の意を表明した。時期と場所を考えると、妥当なアクションなんだろう。これに対して、謝罪を即座に否定する韓国、行動が重要という中国はどうなのか。普通に考えると、「謝れといって謝ると否定」「謝るだけじゃ足りない」と即座に言う、レベルの低い子供の喧嘩のようだ。

  • 石原都知事が今回のデモに関して、「中国の民度の低さが露呈した」とコメントしたが、個人的にはこの感覚に納得してしまう。なんか、レベルの低さを感じるのだ。

  • ただ、日本にいて、今回の一連の問題に対して、どのように気持ちを表せばいいのかは、なかなか難しい。デモをやるわけにもいかない。とりあえず、当面、中華は食べないことにした。(但し、ラーメンは除く)

 

4月21日:巨人阪神戦

  • 今日は久しぶりに、東京ドームにナイターを見に行った。今日は巨人が負けたので、気づいたことだけ。

  • 期待の内海はひどい。球は速くないし、ストライクが入らない。どうして先発なんだろう。

  • 清原には、今日、ドームで500号を打ってほしかった。これだと、ビジターのゲームで打つことになってしまう。

  • 巨人戦でも、確かに空席は目立つ。ナイターで視聴率が取れないのもうなずける。取れない理由のひとつは、堀内監督なんだろう。現役時代の堀内はいいピッチャーだった。でも、監督として個性がない。堀内流の野球が見えないのと、コメントが面白くないのが、実は巨人の人気に大きく影響している気がする。野球は選手がやるものだと思っていたが、ここまで監督が影響するのかと、あらためて考えてしまう。江川が監督だったら、結構、巨人の人気は持っていたのではないだろうか。

 

4月20日:ミセリの解雇

  • 巨人のミセリが解雇になった。4試合登板で2敗、防御率23点台であれば致し方ない。彼の2敗は勝ち試合をつぶした2敗なので、これがなければ巨人はすでに貯金は1のはず。

  • ここで考えてしまうのが、重要なポジションを外部の人材で補おうという際の難しさだ。打者であれば、巨人のようにいろいろと外部から引っ張ってきても、例えば一人ぐらい不振であっても他のバッターが補えるので問題ない。投手であっても先発ならば、代わりはいくらでもいる。そういう意味で多少の「空振り」は問題ない。

  • しかし、ストッパーは基本的に一人である。ストッパーを二人用意できる球団は強いだろうが、ストッパーは年俸が高いし人材も多くはないので、はじめから実績のあるストッパーを二人持つというのは現実的ではない。そういうポジションに外部から人材を取り入れて勝負、というのは実は「空振り」を許容しない、非常にリスクのあるやり方である。リスクを低減するためには、「内部での昇格」を組み合わせるか、外部の人材をとっかえひっかえ持ってくるか、あたりしかない。逆にうまくいくと彼の価値は上昇し、年俸も上がる。

  • 企業においても、重要なポジション、特に問題があると企業の業績に大きな影響を与えるポジションはこのストッパーに似ている。人材の流動化が進んできた今日この頃、採用してうまくいかなかった場合にいかに対応するか、という「空振りのマネジメント」はとても重要だ。「空振り」したら企業が何もできずに沈んでいくというのは目も当てられないし、そんなことを想定したら外部からのスカウトでの採用など、非常に難しくなってしまう。

  • 対応策としては、「セットアッパーからはじめて、うまくいったら抑え」、「体力のある企業であれば、企業体力に任せて、多少の失敗は黙認」、「あまり念棒が高くないストッパーを複数置く阪神方式」、「採用した人材と心中覚悟という捨て身の対応」ぐらいか。日本のプロ野球は赤字がベースなので簡単にはつぶれないが、企業はもっと壊れやすいものである。「空振りのマネジメント」はかかせない。

 

4月19日:大阪市の福利厚生問題

  • 大阪市の福利厚生への過剰な公費支出が話題になっている。2005年度予算では、166億円の福利厚生費や手当の経費削減が盛り込まれた。また、、市長部局と市教委の職員延べ約5万3500人に「制服」として支給されていたイージーオーダースーツやワイシャツ、勤続30年の職員に支給していた5万円分の旅行券、図書券、大学などに通う職員に貸し付け、返還免除となった奨学貸付金、返還が免除された結婚貸付金が税法上の所得にあたるとして、源泉徴収の対象となったという。

  • ただ、こういう福利厚生費は、民間企業だと結構、あったりする。また、企業の節税のやり方を指南するノウハウ本などには、福利厚生費はひとつの節税の方法として紹介されている。感心したのは、Osaka Cityの刺繍がポケットに隠せるスーツ。これはすごいアイディアで、これで制服として損金扱いできるのであれば、いろんな企業がこれを採用したり、あるいはこのようなスーツを売り出すブランドが出てきたりするんじゃないかと思う。うちの会社でも作ってみようかと一瞬思ったほどだ。

  • 民間企業並みの福利厚生が認められにくい理由は整理をすれば、「税金が原資であること」、及び「利益を出して税金を払っている団体ではないこと」あたりなんだろう。そういう意味において、公務員に対する給与、福利厚生がどの程度であるべきかというのは決めるのは難しい。企業であれば利益に対する見合いで決まるが、公務員は利益を出すというインセンティブが働かない。したがって、民間企業並みという自らのパフォーマンスとかけ離れた基準ですべてが決まる。ただ、民間企業の業績が悪くなっても公務員の基準は変わらない。

  • 更に突っ込めば、外郭団体や第三セクターといった官がらみの事業も難しい。そもそも利益が出るような事業ならば民間企業がやるべきもので、民間企業ができないからやっているという意味合いが強い。したがって利益が出ないのが当然の事業なわけで、その結果、無駄に対する意識が薄くなる。更に、安価にサービスを提供すると民業圧迫にもなってしまう。

  • 原理原則から言えば、対価の払われない事業はやるべきではないし、公務員の業務も可能な限り、民間企業に委託して競争原理から価格を決めるべきだ。更に公務員の意識を高めるためには、民間との人材流動性を高め、民間企業の新しい常識を常に持ち込むような形にすることが必要であろう。特権意識の排除と、それを可能とする人材の流動化、更には透明性の確保をいかに実現するか。いつまでたっても大きな課題である。

 

4月18日:中国の半日デモ

  • 中国の半日デモがエスカレートしている。このところ、詳しい解説がマスコミでいろいろと語られているが、まあ、中国と日本の歴史認識がすぐに一致するわけもない。こういうなかなか解決できない問題がある場合には、弱者側が騒ぐのが原理原則である。すぐに解決できてしまうと騒ぎも大きくできず、目立たない。解決できないから問題は大きくなり、エスカレートしていく。これは昔からの住民運動の論理でもあるし、欧米の捕鯨反対運動などもこの原則にのっとったものである。

  • マクロ的には、日本も中国をあくまでも巨大市場として見るにとどめ、安価な生産コストの生産拠点という見方はやめてはどうかと思う。人民元の固定相場がいつまで持つか分からないし、生産拠点を日本に持ってくることで日本の技術競争力と雇用が確保できるから。

  • ちなみに、今回のデモは、イメージとして1960年から70年ごろの日本の学生運動を思い起こさせる。経済の急速な成長、しかし先を行く先進国に対する対抗意識。当時の学生運動に対して私はあまり興味はないが、1960年の日米安保反対の学生運動、1968年の東大闘争など暴力的なデモは経済は成長しているが、そこでの早期に解決できない矛盾に対して、ひずみエネルギーが集中したように思える。東大闘争がなぜ起こったのか、正直、不勉強でよく分からないのだが、、、、。でも、こういうエネルギーは急速な経済成長が背景にあるように思う。中国の場合は、共産党支配というもうひとつの要素がこの矛盾によるひずみエネルギーを加速している。

  • そういう意味で、今回の中国のデモに関して、全共闘世代の方々のコメントが聞きたい。今、団塊の世代での有識者といわれる方の中にも、若いころゲバ棒もって火炎瓶を投げていたような人もいるはずである。当たり前のコメント以外に、当時の怒りと今回の中国人の怒りを比較しながら、当時の自分を投影したコメントが聞いてみたい。そうでないと、いつまでたっても今回の半日デモは他人事にしか思えない。(ちなみに我々の世代は、昔から三無主義とか言われた世代なので、残念ながらこのようなエネルギーを感じる機会はなかった。)

 

4月17日:ディープインパクト

  • ディープインパクトは三冠への第一関門を突破。本当、強かった。怪我がなければ、菊花賞でライバルが現れるかもしれないが、三冠は十分いける。

  • しかし、シックスセンスは分からなかった。とても、読める結果ではない。ディープインパクトから総流しでないと買えないんじゃないか。あとは、弥生賞組が強かった。反省。

 

4月16日:皐月賞

  • 今週は皐月賞。ディープインパクトの三冠への第一関門である。この馬はまあ、間違いない。若駒賞で見せた足もすごかったし、弥生賞で安全に外側で買った勝ち方もトライアルで勝つべくして勝った形のレースだった。

  • で、そこに何が絡んでくるのかが今回の皐月賞である。ストーミーカフェがいれば一点勝負でもいいのだが、そういうわけにはいかない。で、弥生賞組、スプリングS組、アーリントンCのビッグプラネット、毎日杯のヴァーミリアン、若葉Sのアドマイヤフジから何を選ぶか、非常に悩ましい。でも、ディープインパクトからだと配当は決して高くないので、点数はあまり買えない。

  • 弥生賞の2着、3着に関してはちょっと弱いか。アドマイヤジャパンはコース取りがうまかったし、マイネルレコルトは最後、失速したところでマイルまでかと思ってしまった。ビッグプラネットは相手が強くない恵まれたレースで過大評価は?ローゼンクロイツに関しては毎日杯のレースは非常に勝つべくして勝った強いレースだったが、安藤勝巳は先週、週刊ポストにたたかれたところで運を感じない。若葉Sの1位で連に絡んだのが過去10年でジェニュインとシルクライトニングだけなのでアドマイヤフジもちょっと、、、

  • 結論は最近実績のあるスプリングS組。ダンスインザモアの勝ち方は強さを感じた。あとは皐月賞に強いデムーロが乗るヴァーミリアン。武豊が乗っていたときは連をはずさなかったということで、前走の惨敗は騎手のせいだと考えれば、今回はまた来るのではないかと期待してしまう。エルコンドルパサー譲りの強さを見せてほしい。ということで、5-14-18のボックス。あとは1-18をなんとなく抑えたい。いずれにしても楽しみなレースである。

  • PS: しかし、中国の暴動には腹が立つ。円借款の廃止、人民元の変動相場化など、経済的な優遇措置の廃止にすぐに取り組むべきではないか。強気なところを少しは見せるべきだと思う。

 

4月15日:花粉症

  • 花粉症の季節が続いている。花粉症になる人もどんどん増えているようで、対策グッズも市民権を得ている。私は花粉症の先駆者の一人だが、これくらい悩む人が多くなってくると、一人で悩まされているよりも心強いし、対策もいろいろと研究されるのも助かる。今、私にとって効果があるのはシソ茶である。これはいい。これも、悩む人が多くなってくれたおかげである。昔はただ、ティッシュ一箱分、鼻をかみ続けたものだった。

  • ただ、これほど多くの人が悩んでいるにもかかわらず、杉を社会悪という人があまり出てこないのはなぜなのか。これは結構不思議である。例えば、もしある化学物質が同じような症状を人々にもたらしたら、これは完全に社会悪。出した企業は、まず社会的に抹殺されるだろう。高度経済成長時の光化学スモッグぐらいスギ花粉は社会への悪影響を及ぼしていないだろうか?

  • 例えば、経済的インパクトをざっくり計算すると、例えば勤労統計によれば、常用労働者4200万人の25%の1000万人程度が花粉症に悩み(この比率はいい加減だが、周りを見ると結構いるような気がする)、労働生産性が30%落ちるとする。常用労働者の平均月間現金給与総額は平均33万円程度なので、一ヶ月当たり9900億円、花粉症の季節が2ヶ月続くとすると、だいたい2兆円の労働が失われることになる。これは小さい数字ではない。しかも、毎年増えていく傾向にある。

  • これくらいの経済インパクトがあるのだから、国としても何かやるべきではないのか?せめて都心だけでも杉を抹殺すべきだ論を展開する人が出てきてもおかしくないと思うのだが、、、現実的でない理由は、なんだろうか?杉が多すぎるから?景観保護?まさか、林業の保護とかハウスメーカーの保護とかではないだろうが、何らかの対策がうたれてもいいのではないかと思う。

 

4月14日:サッカー脳と野球脳

  • 今週のアエラで面白かったのが、サッカー脳と野球脳。サッカー脳は前頭葉が鍛えられたもので、試合中常に戦術眼を使い、次の展開を自ら作り出すもので、個人の自立的な動きをチームワークにつなげる。これに対して、野球脳は小脳が鍛えられたもので、ベンチに要求されたスキルを着実にこなすもので、選手個人の孤独な鍛錬で鍛え上げられるものだという。簡単に言えば、フレキシブルに未知の物事、環境に対応していくか、ある程度決まったことを究極にまで極めるかの違いであるようだ。

  • 別にここでどちらがいいのか、論じる気はない。ただ、面白かったのが、サッカー型が向いている職業と野球型が向いている職業が、分類されている部分である。何が気になったかというと、「コンサルタント・シンクタンクの研究員」は典型的なサッカー型に分類されているのに対し、「システム開発」は典型的な野球型に分類されている。

  • 私の前職のキャップジェミニなどの会計系コンサルティングファームは、最近の傾向としてシステム開発やアウトソーシングに展開しようとしている。日本のキャップジェミニは規模が小さいためなかなかシステム開発に取り組むことができなかったが、競合他社は皆、その方向に動いている。しかし、上記の分類からするとこの展開は、サッカー型の脳を必要とする職種から、正反対の野球型の脳を必要とする職種へという、正反対の方向ということになる。これはかなり無理があるだろうし、同じ組織内にあってもまったく違った人種であると考えねばなるまい。

  • ということで、コンサルタントという言葉は、結構、幅広く使われているが、ソリューションを前面に出し、システム開発を前提にするようなコンサルタントは「野球型」で、本来の未知の課題に取り組むコンサルタント(アエラの定義もそうだった)とはまったく違った人種なのだ。コンサルティングのクライアントにとっても、あるいはコンサルティングファームのメンバーにとっても、この違いを認識することは非常に重要だと思う。同じ単語で分類してしまうと、それによる誤解は小さくない。

 

4月13日:亀田の入札問題

  • 日本フライ級のボクサー亀田に関しての入札問題が白紙に戻ったという。元はといえば、所属のグリーンツダジムが亀田のジム移籍に際して、最低落札金額3000万円で入札を実施したというのだが、本人の了承を受けていなかったことがもともとの原因のようだが、移籍金が大きすぎるというのも問題になるらしい。本人の「馬じゃない」というようなコメントも印象に残る。

  • 確かに前例のなかったことかもしれない。ただ、ボクシングジムが選手に投資し、その選手との間で関係がうまく行かなくなった際のひとつの解決策として、あってもいいのではないかと思ったりもする。少なくともプロの世界では、むしろこのようなことは原理原則としてあってもいいはずだ。もし、選手に価値がなければ、入札に応じるところはないわけだから、、、いずれにしても、すごく大リーグっぽいやり方だったと思うのだが、ボクシングの世界も選手もそこまで対応できるほど成熟していないということなのだろう。

  • 企業社会では、移籍というのは個人ベースの転職以外ではできない。組合問題など雇用に関係する部分は、なかなか企業のサイドからは大きなアクションは取りにくい。ただ、企業でも、社員を最初はコストをかけて育成する。新卒で雇用した社員は30歳ぐらいまではサラリーに見合う価値を上げてくれない。これが逆転するのが30歳ぐらいからなんだろうが、そこで転職をされてしまうと企業としては育成の赤字だけが残ってしまう。

  • ということを考えると、例えば、企業の世界においても移籍問題、入札問題などがでてくることはないのだろうか。今は社員側が動くことを支援する転職支援、ヘッドハンティングなどはビジネスになっているが、社員と雇用関係を結んでいる企業側には打ち手となるようなビジネスはない。サラリーマンの世界でも移籍金がつくような人が出てくると、サラリーマンの価値を測る尺度が更に増え、企業との関係も更にイーブンになってくる。もちろん、リストラなどの問題にも絡んでくるので全業種に適用はできないだろう。ただ、サラリーマンでもプロフェッショナルといわれる世界、職種ではあってもいいのではないだろうか。

 

4月12日:深夜番組

  • このところ、テレビの深夜番組が充実している。最近のゴールデンの番組を見ていると、そこに行く前のトライアルのような意味合いもあるようだ。ただ、仕事的な意味合い、あるいは家族との関係的な意味合いから考えても、深夜番組はそれ自体でコアなファンをつかみやすいもののような気がする。

  • 私自身が深夜番組が充実していたと思うのは80年代中旬である。私はテレビコメンテーターでもないので特段詳しいわけでもないが、月曜日のグッドモーニングから、トライアングルブルー、ウソップランド、丸井ミントタイムなどがあって土曜日にオールナイトフジがあったときはが、私にとって深夜番組が最高だった時期である。

  • その後、深夜番組がつまらなくなった時期がある。省エネルギーが叫ばれたり、あるいは日テレの海賊チャンネルが低俗との指摘を受け、深夜番組でエロが自粛の方向になったりしたのが、一部の原因だった。ただ、深夜番組の充実の時期とお笑いブームの時期は、最近のお笑いブームを考えると相関があるようだ。第一次お笑いブームは昔の深夜番組充実の時期とラップしているし、最近も両者が充実している。

  • 深夜でサブカルチャーを育成し、そこでのセレクションのプロセスを経てメジャーに展開するというステップは、非常にうまく機能している。初期の段階では明らかに「空振りを許容し、推奨」している。このようなテストマーケッティングの場を持っているテレビ業界というのはうまくできていると思うし、そのようなプロセスをうまく作っているのだろう。個人的にはサブカルチャーのまま、長持ちするものの方が好きだけど、、、

  • このような「空振りを許容する場」を持つということは非常に重要だ。これなくしては新しい動きは出てこないし、若手の登用と活性化も難しい。企業活動の中にも、失敗を許容する枠組み、すなわち「空振りを許容し、推奨する場」を以下に作るか、そしてそこに対して評価をしてくれるセグメントをいかに育てるかは、将来の新しい展開を探索する際には非常に重要だ。せちがらい世の中だが、うまくそのような仕組みがたくさんできてほしいと思う。

 

4月11日:桜花賞

  • 昨日の桜花賞ははずした。しかし、読みはエイシンテンダーの部分以外はよかったと自画自賛。今週末の皐月賞は堅そうだが、、、、クラシックが始まるとやはり楽しい。

 

4月10日:中国の半日デモ

  • 中国の半日デモが激しくなっていると報道されている。誤った歴史認識、常任理事国入り反対などの理由が挙げられているが、デモは激しい。アジアカップの際にあった反日感情もひどいもので、このまま中国とまともに付き合っていけるのか、大変懸念される。

  • 同時に、竹島問題で、韓国からかなり激しい抗議行動がある。同時に2つの国との関係の悪化が報道されると、さて、アジアの国々とどのように付き合っていくべきなのか、悩ましく感じる。ただ、これらの問題に関して、腑に落ちないことが2つある。

  • ひとつめは、国内での報道が正しくなされているかどうかだ。竹島問題などは、激しい部分を強調して報道されていないだろうかというあたりはよくわからない。逆に、例えば日本の原爆反対のデモなど、海外でどれくらい激しいものとして報道されているのだろうか。基本的に、歴史認識を共通化することは難しい問題であるのだから、デモぐらいでどうなるものでもないのだが、そこに日本なら日本、中国なら中国の報道が絡み、どこの部分が歪曲されているのかが見えない。

  • もうひとつは、やっぱり教育だ。教育はある意味、子供への洗脳のようなものであり、ある意味でのカルチャーを形成するものである。日本の教育ももしかしたら教科書問題も含めゆがんでいるかもしれないが、中国の教育内容も報道されている限りにおいては、最初から反日感情を逆なでするようなものに感じられる。お互い洗脳されているようなものであるから、解決するはずもない。

  • このような状況において、冷静になって考えるべきことがいくつかある。ひとつは、歴史認識という非常に歪曲されやすいものの教育を受ける際には、あくまでもひとつの見方であると冷静に捉える分別を若い世代が持つべきだということである。若い世代は戦争を実際に体験しているわけではなく、歴史認識という教育をベースに過去の怨恨が引き継がれているだけである。実際に体験して、その感情を次世代に引き継がせたいほうの気持ちは分からないでもない。しかし、引き継がされる方はもう少し冷静になるべきだ。おじいちゃん、おばあちゃん同士の恨みつらみだけをベースに、反発しあうのはどうかと思う。この部分はもっと世代間ギャップがあるべきではないか。

  • もうひとつは今後、これらの国々とどうやって付き合っていくかである。基本的に感情的には激しい(と私は過去の経験から思っている)中国人と本当にまともにビジネスをしていくべきなのか。基本的に信頼関係なくしてビジネスはできない。だましあい、つぶしあいになる。だから、当面、」円借款もODAもやめ、少しビジネスも引き気味にすべきではないのだろうか。これだけ嫌われていてまともにビジネスをすべきではない。また、竹島問題に関しては、第三者の裁定を仰ぐべきである。やはり韓国の態度は、日本から見る限りにおいて既成事実をいかにに作るかに重点を置いているように見える。冷静な第三者機関、例えば国際司法裁判所のようなところが冷静に判断するというあたりに持ち込まないと、どうにも収まらない。ただ、もしかしたら韓国のスタンスを見ると、このような解決策は臨んでいないように思える。

  • 韓国とはまだ部分的な問題にとどまっているようだが、中国との付き合いはそろそろ新たなフェーズに入ったと考えたほうがよいのではないだろうか。いつまでも下手に出ていても埒は明かない。

 

4月9日:桜花賞

  • いよいよクラシックの季節が到来した。ただ、桜花賞は、3歳牝馬ということもあり、難しい。若い女性が何を考えているのかわからないのと同じである。過去の桜花賞を見てもステップで一定の傾向がある感じもない。前哨戦の阪神JF、クィーンC、チューリップ賞、アネモネS、フィリーズR、フラワーCの上位馬を見比べてけちをつけて消していくしかないように思う。

  • クィーンCは道悪、アネモネSは遅い時計ということでこの2レースの上位馬であるライラプス、ジョウノビクトリア、ベニーホイッスル、マイネコンテッサは切る。フラワーCのシーザリオは一番人気だが福永がラインクラフトを選んだということで、やはりラインクラフトが上。フィリーズCでラインクラフトに惜しくもかわされたデアリングハートはデムーロが騎乗することになりプラス。あとはチューリップ賞でいい足を見せたエイシンテンダーは無敗ということもあり、この3頭のボックスで勝負したい。

  • で、心残りになるのが大内と大外。アドマイヤメガミは鞍乗が池添でアローキャリーを思い出してしまう。また、ショウナンバントルは前走は道悪が敗因で、阪神JFの勝ちは見事だった。ただ、ここまで全部手を広げると買いすぎになるので、一応、気持ちだけ抑えたい。

  • 結論は、8-9-17のボックス。押さえで1-18。いずれにしても、桜花賞は難しいと思った。来週の皐月賞が堅い馬券になるだろうから、今週は荒れるのでは、、でも、ぜんぜんロジカルではない。

 

4月8日:三洋電機

  • 野中ともよさんが、三洋電機の会長兼CEOになったとの報道があった。かなり、大胆な人事である。

  • 三洋電機は今期の最終赤字が1210億円になる見通しだそうだ。野中さんの手腕は良く知らないが、かなり大鉈を振るう必要がある時期である。普通であれば、野中さんのような方をトップにすえるのは、例えば内部での不正があって、外部に対して清いイメージをアピールするようなときではないかと思う。しかし、今回はそういう時期ではない。やるべきことは、事業の整理やリストラといった、かなりきついことなのだろうが、それらに対してどのように取り組むのか非常に興味がある。

  • 以前に、桑野さんが社長になったとき、三洋はどうなるのか興味を持った。桑野さんはアモルファスシリコンとか太陽電池の権威で、私もTFTの開発でアモルファスシリコンの研究開発をやったときには桑野さんはこの道では教祖様のひとりだった。ということで、技術をベースに何か思い切った舵取りをやるのかと思っていたが、三洋電機のビジネスモデルはあまり成功しているとは言いがたい。すべての商品でナンバーワンにはなれず、最初からニッチを狙っているようにも見える。

  • いずれにしても、野中さんがどのような経営で三洋電機を復活させるのか。その手腕に期待したい。

  • ちなみに、今、もうひとつ気になるのが、桜花賞でラインクラフトを買うかどうか、、、、そのあたりは明日までに考えをまとめたい。

 

4月7日:郵政民営化

  • 郵政民営化の議論が本格化してきた。失敗すると民営化が永遠におこらないということもありそうだし、民営化法案が可決されたとしても、更に運用に行く際には紆余曲折があるだろう。どうせ、紆余曲折があるような法案でしか可決されないはずだ。

  • 郵政に関してこちらは別にプロではないが、民営化は、郵貯、簡保が民業を圧迫していること、及びお金の使い方に透明性がないこと、というこのあたりを解決することが大雑把に言えば目的だ。

  • で、反対派は、民営化するとユニバーサルサービスの提供ができなくなるというぐらいが、議論のベースとなっている。ただ、反対派の本当の狙いは選挙の票とか、金の使い方の不透明性の確保あたりなのではないかと思ってしまう。

  • 郵貯、簡保の金で国債を買い続けていることが問題で、ここが民間企業と同じレベルでビジネスをすればよいのだが、なかなかそうもなりそうにない。またグリーンピアとか無駄なものを作っちゃって天下りしちゃったあたりが信頼を失った要因である。あ、これは社会保険庁、国民年金の問題か。同じように不透明で国民の意に沿っていない無駄金をつかって既得権益を得ようとする例はたくさんある。だから、民営化反対でも良いけど、このあたりを今後、どのように回避するか、民業圧迫をどのように解決するかという対案を、反対派も提示してほしいものである。それが今後の議論といういつもの論法で先送りするのであれば、民営化しちゃったほうが話は早い。ユニバーサル・サービスが確保できないのであれば、恩恵に授かれないところにのみ補助金でも出したほうが無駄なコストはかからないのではないかと思う。

  • 民営化反対派は、これまでの金の無駄遣いについての責任を追及する(関係したお役人の責任はどうするんだろう)べきである。それなしで、票のために反対する、そのためにユニバーサルサービスをたてにするのは、はっきり言っておかしい。ということで、私は民営化、一応、賛成。

 

4月6日:甲虫王者ムシキング

  • 今日、東京12チャンネル系列で、甲虫王者ムシキングのアニメがスタートした。小さい子供のいる人は良く知っているし、子供がいなければまったく接する機会がなさそうなムシキングだが、小さい子供の食いつきはすごい。我が家の6歳の息子もとりこであるが、5歳から8歳ぐらいの子供が30分も列を作って並んで待っているというのは普通では考えられない。それだけ、子供をとりこにしている。こちらもどこが面白いのか興味はあるのだが、小さい子供にまぎれて30分以上並び、子供の視線をあびてじゃんけんゲームなどをやる度胸もないから、実は手の届かない世界になっている。

  • ムシキングは、セガのアーケードゲームがスタートである。いろんな種類のカブトムシやクワガタが戦うゲームだが、戦い方はいたって簡単で、ヒントが与えられる単なるじゃんけんだ。ただ、カブトムシやクワガタ、そしてそれらが使う各種の技はカードになっており、100円を入れてゲームをスタートするときに一枚だけ出てくる。ここのコレクター意識をくすぐる部分に子供がはまる。子供も実はオタクである。なぜなら友達と自慢しあう世界を持っているから。我々の世代でも、仮面ライダースナックのカードとか、NFLのカードなど、いろいろとカードの収集癖をくすぐられたことは多いが、アーケードゲームとの組み合わせはなかった。

  • ゲームがはやってくると、今度はキャラクターを販売する。いろんな種類の虫のフィギュアを販売する。そして次に漫画になる。月刊誌の小学一年生でもすでに漫画になっており、更に今回はアニメになった。どんなストーリーなのか私は良く知らないが、子供ははまっている。このブームがもう少し続けば、映画が出るのは間違いないし、下手をするとディズニーストア、ポケモンセンターに続く、ムシキングセンターも出てくるのかもしれない。

  • 「とても単純なアーケードゲーム」「カード」「フィギュア」「「漫画」「アニメ」という組み合わせによるワンソース・マルチユースの展開は、あまりこれまでなかった。そういう意味で、アーケードゲームからカードを絡めて子供のオタク心をくすぐるマーケティングの新しい方法として非常に興味深い。

  • この展開の第二弾として、長女がはまっているラブ&ベリーもあるが、これも同じようにじっくりとマルチユースに展開していくのだろうか。ちょっと見守ってみたいと思う。(これも、恥ずかしくて親はとてもできない代物である)

 

4月5日:ドジャースの中村(その後)

  • ドジャースの中村がマイナーに行くことを決意した。これは正しい意思決定だと思う。大リーグで実績ができるまでは、ピュアなところを見せるべきだ。木田や柏田でもチャンスがあったのだから、中村にチャンスが与えられないわけはない。冷静な判断ができてよかったと思う。

  • しかし、松井はすごい、、、

  • また、巨人は弱い、、、、、

 

4月4日:ドジャースの中村

  • ドジャースの中村が、マイナー通告に対して態度を保留している。でも、彼の態度はピュアじゃない。現状、マイナー契約なのだkらマイナー通告されたら、次のチャンスをつかむまでかんばって、ファンに見せるべきなのだ。昔、メッツに行くかどうかのときもそのように感じた。

  • 松井秀喜のいいところは、野球に対してピュアなところだ。巨人時代も契約でもめたことは一度もない。そして、結果は常についてくる。似たようなケースは、分野はまったく違うが、島津製作所でノーベル賞を取った田中さん。彼も技術に対して非常にピュアなスタンスを取って見せた。対極にあるのは、昔、日亜化学にいた中村さんだ。

  • この2つの例がそうだとは言わないが、第三者を見方につけるのであればやはり物事に対して、ピュアであることを見せるべきだし、もっと言えばピュアであるべきだ。ピュアなスタンスは共感も呼ぶし、結果的に結果もついてくるのではないだろうか?中村の態度を見て、改めてそう感じた。

 

4月3日:自動車業界

  • 今、わが国で最も好調な企業はトヨタ自動車である。2004年3月期ですでに、最終利益が1兆円を突破している。今期も第三四半期を見る限り、前年度に対して増収増益である。世界の自動車会社の中で、今、最も優れた自動車会社といえると思う。

  • ただ、わが国の大手企業であるいわゆる「総合電機メーカー」と比較すると、商品自体はあくまでも自動車だけである。この市場はある程度、安定しており、業界の中での競争にさえ勝てば収益が出せるという意味では恵まれているような気もする。

  • また、真の意味で経営が他の業界に比較して優れているのかというと、ちょっと疑問を感じる。それは、自動車業界はわが国の場合、ある意味、政府の規制に依存している業界だからである。というのは、わが国の自動車には車検があり、それが消費者の買い替えのきっかけを作っている。ある意味、車検制度が市場を常に刺激しているといっても過言ではない。

  • 米国に比較すると、日本で走っている自動車は概してきれいであり、逆に米国ではぼろぼろの車でもどうどうと走っている。もし、日本の車検制度が廃止されたときにでも、トヨタ自動車がわが国のナンバーワン企業の位置を保つのであれば、他の業界に対してトヨタはお手本といえる。ただ、現状の業績では、ある部分、規制の上に成り立っているということは忘れてはならない。

  • 昔と比較して、自動車の性能は格段に上がっている。その意味でもう車検制度は本当に必要なんだろうか。奥田さんが日本経団連の会長として例えば規制緩和を主張するのであれば、車検制度の廃止も主張すべきではないかと思う。

 

4月2日:iPod

  • 最近、iPodミニを入手した。こういう製品を購入したのはCDウォークマンを買ったとき以来であるが、音楽もたくさん入り便利である。本当であれば、ソニーあたりが最初に出していなければならないプロダクトだという人は多いし、私もそう思う。これを先駆けて製品化したスティーブジョブスは、既成概念やしがらみにとらわれないという意味で、やはりすごい人なんだろう。

  • MP3による音楽配信は、わが国でも、結構、昔にリキッドオーディオ・ジャパンが手がけようとしてよく分からない状況になったように認識している。私も当時、あるベンチャーキャピタルに将来性の評価を依頼され、「なんか胡散臭い」という主旨のレポートを書いた覚えがある。このときは、著作権がどうこうという意味からではなく、ビジネスに対する取り組みが「上場して儲ける」みたいなところがあまりにメインに思えたからなのだが、、、、。実際、胡散臭かった。更に、MP3に関してはナプスターによる音楽のネット上でのシェアリングが問題になった。簡単に言えば、著作権の問題が大きく立ちはだかったのである。

  • ただ、MP3がインターネットにのってやり取りができるという現状において、本当にこれまでと同じような著作権が守られるべきなのだろうか?これまでの音楽業界の流れを見ると、最初はコピーができないことがベースとなっていた。そのときに問題になったのがレコードのレンタルである。多くの人がレコードを借りてテープに取った。ただ、レコードレンタルは社会的に認知された。音楽のコピーがそれなりに時間がかかるからである。それにより、既存のビジネスはある程度、守られた。しかし、MP3がインターネットに乗るとコピーは時間がかからない。このときに既存のビジネスを守ろうと思うと、著作権が問題になる。しかし、既存ビジネスの既得権を守るべきなのだろうか。

  • 現状のテクノロジーを前提とすれば、これまでのような音楽業界は成り立たない。ということは、音楽業界自体が大きく変わっていかなければならないはずである。音楽業界の人はおおむね保守的とは対極の人種であり、それが価値を高めていると思う。その人々が既得権にすがっているというのはなんか醜い。

  • 原理原則からすれば、一度、音楽自体よりもライブの価値が相対的に上昇し、また音楽自体よりもミュージシャンの価値が相対的に上昇するするという方向ではないか。そのバランスがどこに落ち着くかは分からないが、いつまでも今の業界の存続を前提とするべきではないと思う。

 

4月1日:プロ野球

  • セリーグもようやく開幕し、2005年のプロ野球がスタートした。今年は楽天ゴールデンイーグルスが新しく参入した。岩隈以外に今のところ勝利を挙げることができておらず、前途多難にも見えるが、プロ野球の球団経営はどんなものなんだろうか?

  • 年間のシーズン試合数が136試合で、平均20000人の来場者、入場料を平均3000円とすると、観戦料として得られる収入は一球団当たりざっくり40億円程度である。20000人の来場者というのは例えば2002年のケースを見るとパリーグでは2球団しか達成していないので、決して多い数字ではない。売り上げ40億円というのは結構、びっくりする数字で、支配下選手枠が70名であることを考えると、ひとりあたり5700万円とまるでメーカーより少し良い程度である。しかも、コーチやマネジメントサイドの人数はまったく考えていないので、実態はメーカー並みかそれ以下になってしまう。しかも売り上げ規模は、本当、中小企業なのである。

  • 利益は、入場料からの収入以外の収入をよほど確保しなければ期待できないだろう。具体的には、キャラクターグッズ、放映権、ソフトの再販、広告収入などでどれくらい売り上げが上がるかだが、このあたりは人気、あるいはそれを支えるシーズンの成績などに大きく左右される。普通、中小企業が一億円を超えるような給与を払えないのは明らかで、そういう意味でスポーツマネジメントの難しさを改めて感じる。

  • いずれにしても、収入は大きくシーズンに左右されるはずなので、選手の年俸に手をつけないと多くの球団はやっていけない。やはり、プライスキャップとかあるいは年俸のうちの変動分の増加をすべきなのだろう。特に変動分を個人の成績だけでなく、球団の売り上げに連動させてみたいところだ。昨年のストあたりから選手もファンサービスをかなり意識し始めているが、そのあたりがもっと長期的に充実してくるのではないだろうか。

  • しかし、巨人は今年もストッパーで苦労しそう、、、

 

3月31日:外資規制

  • 放送会社の外資規制が強化されるらしい。直接出資以外に間接出資も制限される。言われて見るとなるほどと思える部分もあるが、なぜか釈然としない。問題は2点あって、ひとつが「なぜ放送会社に関して強化されるのか」、もうひとつが「なぜ、外資が問題になるのか」である。

  • 一点目の放送会社に関してだが、放送会社はなぜそんなに特殊なのかが分からない。国営放送のNHKがあり、ここに外資を入れたくないというのは理解できる。しかし、民法が実態としてそれほど公共性を発揮しているのだろうか?番組を見ている限り、そうは思えないのだが。また、放送と通信の融合とか言われ続けて10年以上がたっているが、通信側に関しては外資系は参入してきている。どうも、マスコミの保身にしか思えないのだが、、

  • また、二点目の外資規制に関して、間接出資も制限されるとあるが、これは今回のライブドアのようなケースを想定してのものである。しかし、外資の出資を受けたいところも今後は出てくるかもしれない。また、改正される会社法で可能となる合同会社が出資してくるケースになると、この間接出資に関しての規定は機能するのだろうか?

  • もともと、放送業界は規制産業であり、その中でも規制が厳しく、逆に規制に守られている。そのような業界で、株式会社としたところに問題はないのか?株式会社として上場するのであれば、このような規制は強化すべきではないというのが本当のところである。規制産業として守ろうとするのであれば、上場会社にすべきではなかったのではないかと思う。

 

3月30日:バーレーン戦

  • 今日は、本当に勝ってよかった。オウンゴールだろうがなんだろうが、勝ち点3はよかった。3バックも安定していた。これで戦う形は固まったといえるだろう。次は6月のアウェーでの2連戦。楽しみである。

 

3月29日:小売業

  • カルフールが日本を撤退する。また、ウォルマートの西友支援もうまく行っていないようだ。日本におけるスーパーの経営は外資系にとっても難しいということが改めてわかった感じだ、

  • カルフールが日本に来たとき、どうやって勝ち組になるんだろうと思った。ビジネスモデルは目新しくないし、ブランドでもっていけるのかと思ったりもしたが、やはり難しかった。ウォルマートが西友を支援しはじめたとき、コスト削減はできるだろうが、どうやって売り上げを上げていくんだろうと思ったが、やはりコスト削減は成功したが、売りはあがっていない。いろんなお題目を語ってきたが、やはりがんばればやれることはやれるが、幻想の部分はやっぱり実現は難しい。

  • ロスにいたときにKマート、ベストバイ、アルバートソンなどに毎週行っていた。買い物は日本より楽しかったと思うし、妻も喜んでいた。ただ、オペレーションは日本とはかなり違うように思った。広い駐車場、となりのスーパーとの距離、周辺の交通事情、品揃えの豊富さ、レジに並ぶ客の気長さ(米国人はどんなに列で待っていても気にならないようだ)という日本とは違った条件が成功を支えている。

  • コスト削減がビジネスのKFSであるときはうまく行くだろうが、売り上げ拡大、あるいは顧客基盤の確保がKFSだとするとやはり簡単に外資がビジネスを成功させられるものではないのだろう。ちなみに最近、気に入っているのはCostco。これは買い物をしていてわくわくする日本にはないモデルだ。ニッチなモデルとして成功するんじゃないかと思う。逆に、成功を素人目から見ていまいちイメージできないのが、ダイエー。コスト削減、資産売却までは想像できるが、その後どのように展開するのか、非常に興味深い。

 

3月28日:株式の持合

  • 日経新聞に、株式の持合を望む企業が増えているという記事があった。いったい何だろうと思う。

  • 要するに、ライブドアの一連の動きからようやくM&Aというものが身近に感じられ、経営を安定させたいというわけだが、株式のグループで持ち合いはこのところ解消の方向で、持合を希望するというのは基本的にはあるべき姿に逆行している。

  • 株式会社は「会社は株主のもの」を意味し、株式上場は「株主を一般に広く求める」行為である。会社は決して経営者のものではないし、経営者は株主に対しての責任を負う。それがいやならば、株式会社にしなければ良いし、上場しなければ良いのだ。

  • 上場のメリットって結局何なのか?株価は会社の将来のキャッシュフローを反映したもので、最初に株式を上場した瞬間に会社の将来価値をもともと株を持っていた人が手にする。その後、株式はその会社の将来のキャッシュフローを売り買いする。ただ、株式を持合をしてくれる企業に適正な値段で売れるのであれば、別に上場しなくてもかまわない。上場するメリットはよくよく考えると、「適正なキャッシュフローを市場が判断してくれる」「流動性が高まり、売りたいときに売れる」ということに尽きる。

  • ということで、株を上場した会社は、創業者などのそのときの株主が将来価値を遡って手にするというメリットを以前に享受してしまったのだから、その後、それを実現するために株主の言うことを聞くのは至極当然だ。経営者はもっとそのことをちゃんと考えるべきである。今更、市場に出してしまった株式の持合を望むというのは原理原則から外れている。

  • したがって、本当であれば株などは上場しないほうが良いのではないかとも、最近、特に思う。竹中工務店、サントリーなど日本には未上場の一流企業もある。出光興産なども上場すると社風が変わってしまうのかな、と想像してしまう。郵政公社も民営化し、上場されるようになれば当然、利益を求められ、経営に関しても第三者の株主の意向に沿わなければならないのだから、本当に上場が良いのかと思ってしまう。

  • 会社を興して株を売って大もうけを目論むならば株式会社の上場である。しかし、会社を興してそこで将来的にも落ち着いてちゃんと仕事をしたいのであれば、未上場の方が良いはずだ。会社は何のためにあるのか。いずれにしても、「会社」「株式会社」「上場」の本当の意味を多くの人がようやく考えるようになったのは良いことだ。今までの変な常識がようやく変わる。

 

3月27日:コスモバルク

  • 休みは経営よりも競馬という感じもしないでもないが、もう一日、競馬の話題。

  • 高松宮記念は読みどおり、選んだ3頭が一着から三着までを占めた。ホームページに予想を出すプレッシャーがよかったと思いたいが、まあ、高松宮記念とは相性がいいのだろう。ただ、1200メートルのレースは考えやすいのは確かである。

  • ところで、昨日、日経賞にコスモバルクが出て、6着の惨敗だった。去年、あれだけ話題を集めた馬で、今回も一番人気だったが、想像通り最初からかかり、それを抑えたら最後に失速という結果に終わった。去年の有馬記念の失速のパターンと同じである。

  • 結果が予想できているのに対策が打てないというのはどういうものか。対策としてあらゆる手を打っているのかというあたりでは非常に疑問が残る。中央移籍はないのか、あるいは実績のある旗手を乗せることはしないのか?例えば、アンカツが乗っても同じ結果になってしまうのかどうか、私としてはとても興味がある。また、短距離路線への転向、ダートへの転向などいろんな打ち手があると思う。

  • 単に陣営の意地が今回のようなレースの繰り返しを招いているのであれば、原点に戻って、何のためにコスモバルクを走らせているのかを考え直すべきだ。あれだけの人気と実力を兼ね備えた馬である。G1ホースになるために、可能なあらゆる手を打つべきである。ファンはそれを望んでいる。

 

3月26日:高松宮記念

  • 久しぶりのG1を迎えるにあたり、一応、予想を。

  • 競馬エイトを見たが、馬柱を見るとプレシャスカフェははずせない。1200メートルを4戦4勝、G1未勝利は懸念事項にはならないと思う。問題はやはり相手さがしになる。

  • メイショウボーラーは芝、カルストンライトオは左回り、アドマイヤマックスは大外、ギャラントアローは最近の成績、などと皆、課題を抱えていて、展開と相性を考えなければならない。

  • 結論は、プレシャスカフェから、キーンランドスワンとアドマイヤマックス。高松宮記念はここ2年、後ろから差す展開であり、そうなればこの組み合わせでいいのではないか。前残りがあるとすれば、メイショウボーラーとカルストンライトオの組み合わせだが、カルストンライトオが平成14年のショウナンカンプほど強いとも思えない。買っても押さえまで。

  • 小島さん(注:小島太調教師ではなく、前の同僚)は8枠は無理といっていたが、おととしのサニングデールは大外から2着なので、あっても良いんじゃないかと思う。

  • 馬連で、12-15-18のボックス(押さえは7-13を買うかどうか)。ここ3年、勝っているレースなのでとっておきたい。

 

3月25日:イラン戦

  • 今日のイラン戦、負けた。この負けは痛いとは思うが、最終予選を全勝できると思わなければ、今日の負けはあってもいい負けなのかもしれない。ただ、いろいろ考えることの多い敗戦だったと思う。

  • 今日の敗因はいろいろあるだろうが、私が思うに2つ。ひとつはすべる芝。そしてもうひとつはバックスである。

  • すべる芝に関しては、日本の選手はよく滑っていた。どこかの局の解説者が一日か二日前に、日本の芝と似ていて有利、などと言っていたが、ぜんぜん違うように見えた。あれだけすべると、身長の低い日本人はつらいように思う。競り合いで飛べないから。スパイク変えるとか、何か対策はなかったのかと思うが、逆にもうイランで試合をやることもないので反省すべきことでもなく、ただ悔やむべきことだ。

  • バックスに関しては、4バックスに関する不安が見事に出たように、素人目には映る。2失点はいずれもフリーで打たれているし、しかもセンターバックの二人は絡めてすらいない。システムに混乱があったのか、もともと無理なことをやろうと思っていたのかは分からないが、特に2点目のとられ方は信じられないくらいひどかった。ただ、今日のようなある程度、負ける可能性のある試合(負けてもしょうがない試合といったほうがいい?)で試したいことを試したのは理にかなっているし、これで結論を出し、幻想がなくなれば、最終予選全体で見れば、それはそれでいいことである。

  • 30日のバーレーン戦は絶対勝たなければならない試合だが、上記の敗因のところを考えると、芝は問題なく、あとはシステムに関して3バックスに戻すかどうかだろう。原理原則から言えば、3バックスに戻すべきである。そのときに中田と中村をどう配置するかという問題が残るだけだ。なぜなら、今回の4バックスは中田と中村をトップ下に入れるためのシステムだから。たぶん中村をトップ下に置いたほうが全体は機能する。いずれにしても、30日の日本の勝利を祈りたい。

 

3月24日:高松宮記念

  • メイショーボーラー、芝の1200m、ちゃんと走るだろうか?2歳のときからお世話になっているが、ダートで一皮も二皮もむけたので、興味と不安が半々である。

 

3月23日:新株予約権

  • ニッポン放送の新株予約権発行に対する高裁の判決が出た。ライブドアの勝利である。

  • で、どう展開するのだろう。ライブドアの時間外取引が今後、問題になったとしてもどうしようもないのか、それは新株予約権と別の問題なのか、私はよく分からない。

  • このまま株主総会を迎えてニッポン放送がおかしくなっていくのか、それともどこかで手打ちがあってライブドアのニッポン放送株が高値で引き取られるのか、よくわからないが、しばらくは見守るしかない。しかし、堀江さんはビジネスで儲けるわけではないが、企業買収や時価総額という土俵ではすごい人だと思う。

  • ただ、ビジネスの基本はサービス、商品を提供して何ぼということから考えると、あまり好きにはなれない。それだけである。

 

3月22日:ソニー

  • ソニーに関しては、前から一言、言いたかったと思っていたのだが、先日、出井さんの退任とハワード・ストリンガー氏の代表執行役 会長 兼 グループCEOへの就任が発表された。これがいいのか悪いのかはよく分からないが、ソニーがよくなることを祈りたい。

  • ただ、出井さんに関して言うと、私は出井さんが経営者として、もてはやされたころから、ソニーの経営者としてのよさが分からなかった。ソニーの特徴は、独自の技術をベースにした独自の商品を出すところにいいところがあったのは間違いない。トリニトロン、ベータマックス、ウォークマン、CD、MDなどがそうである。井深さん、盛田さんはともかく、技術者でない大賀さんにしても、MDの時にはデータを間引いて商品化するという意思決定をしたと聞いている。ソニーというメーカーは基礎研究はあまりしないけれども、独自技術と商品化はすばらしかった。

  • しかし、出井さんの時代になってからそのような商品は生まれていない。PSにしても、基本コンセプトは任天堂のファミコンである。ハードウェアで差別化するのではなく、ソフトウェアなどによる付加価値で差別化をする方向になっていった。そして、ハードウェアに関しては差別化できるものが出てこなくなった。液晶、プラズマなどのフラットパネルは明らかに出遅れ、iPodもアップルが先に出すという始末。また、QUALIAなどは、高価格をつけて付加価値をつけようというわけの分からないコンセプトで、およそソニーらしくないものだ。これが出たときに絶賛した有識者の気が知れない。

  • メーカーはやはり技術にこだわってほしい。ブランドはそれについてくるもので、ブランドに技術がついてくるわけではない。コアの技術があれば、独自の商品化、マーケティング、ソフトウェアハウスの囲い込みもやりやすく、また、そこで初めてソフトウェア、ブランドなどによる更なる付加価値が出しやすくなる。

  • ストリンガー氏が独自技術、独自商品にこだわってくれると良いが、、、と思う人は少なくないだろう。それでなければ、ソニーはメーカーとしては輝かない。私も大学の卒論を一緒に書いた中野君がソニーに入社しており、ソニーのことはあまり他人事には思えない。あくまでもメーカーとしての、ソニーの復活を望みたい。

 

3月21日:世界フィギュア

  • 昨日、一言書きたかったのが、世界フィギュアの女子である。荒川、安藤、村主の3名が表彰台独占か、までと期待されて、結果は村主の5位が最高ということで、多少残念な結果に終わってしまった。ただ、興味深いのは三者三様の失敗をしたというところである。

  • 荒川は前年のチャンピオンということで、更に一段高いレベルを目指したという。確かにジャンプへの入り方は私のような素人目からみても高度なんだろうというように見えた。ただ、結果的にジャンプがかなり失敗した。そのジャンプの失敗が9位という惨敗の原因であるのは間違いなく、その原因は高度なプログラムへのチャレンジであった。

  • これに対して、安藤はかわいいんだけど、プログラムを昔のものに戻し、更に武器の4回転ジャンプも飛ばなかった。ただ、素人考えで思えば、4回転を飛ばない彼女に勝てる確率はかなり少ない。スピンなどを見ても軸がぶれるし、ジャンプ以外にはやはり彼女の武器は少ないと思った。かわいいのは大きな武器で、フジテレビが押すのもわかるけど。

  • 村主の敗因は前日のSPでの失敗により、最終組に残れなかったことに尽きる。フリーはミスなくいい演技だった。順位が日本人のトップにいったのは、フリーの演技が過度な挑戦でもなく、また守りでもなく、きっちりとしたプログラムをきっちり滑ったからだろう。

  • このような三者三様で負けた三人が、来年のトリノオリンピックにどのように照準を合わせてくるかである。荒川がハイレベルな演技に合わせてくるのか、村主が今年、広げた演技の幅を武器にして完成度を上げてくるのか、、、このあたりは今年の世界選手権がひとつのステップとして位置づけられるだろう。ただ、安藤の場合、残念ながらトリノでも今年と同じような挑戦になりはしないかと、少し思ったりする。今年の失敗が次へのステップアップのためのものに見えない。若いのだから、失敗しても4回転ジャンプを飛んでほしかった。成功すれば上位にいけたし、失敗しても来年へのステップアップとして位置づけられ、失うものは何もないのだから。でも、かわいいから、やっぱりがんばってほしい。

 

3月20日:九州の地震

  • 九州で震度6弱、マグニチュード7の地震があった。昔、地震予知関連の仕事をしたこともあるせいか、大規模地震の災害をいかに少なくできるかという観点からどうしても地震を見てしまうが、福岡市という都市で、しかも日中であったにも関わらず、阪神大震災のような規模の災害になることはさけられたようである。震度6弱と6強のちがい、マグニチュード7と8の違いは災害の規模に大きく影響するかもしれない。しかし、福岡市あたりが大規模地震があまりおこらない地域であるということを考えると、改めて、大規模地震は(特に活断層によるものに関しては)どこでも起こりうるものだと認識してしまう。

  • で、鎌倉にいると、どうしても気になるのが、南関東地震とか言われる首都圏直下型の地震と東海地震である。特に東海地震に関しては、昔から地震予知ができるという前提の下に大規模地震対策特別措置法ができている。この対応策に対して、日本総研にいたときに問題があるといって、有識者を集めてシンポジウムをやってからすでに10年がたった。当時、予知連会長の茂木先生などからは高く評価をいただいたが、官公庁、特に当時の国土庁からは、会話もしたくないという形で、嫌われて、ほとんど出入り禁止状況だった。

  • この大規模地震対策特別措置法が問題があるという認識は、かなり世論も形成されたようだ。しかし、例えば日経新聞の日ごろの論調から見ると「地震予知はやめてしまえ」みたいに見えてしまうのだが、どうなのだろうか?想定されるリスクが大きいものに対しては、ある程度、投資が必要なのは間違いない。その投資が予知に行き過ぎ、災害対策が予知に過度に依存するのは問題だ。しかし、過度に依存できないという状況になると逆にやめてしまえという感じになるのは、逆に極端な論調に思えてならない。当然、事後対策は考えなければならないが、事前対策もある程度、重視しなければリスクマネジメントとはいえないだろう。リスクマネジメントの考え方を当てはめてみると、地震が起こりそうな場所からは離れる、というのが最初のオプションだが、東京の場合、それは現実的ではない。すると、「東京に経済活動が集中していることを容認する」といったリスクを積極的にとるために、やれる対策はできるだけとるというのが常識的な考え方だ。

  • 地震予知は東海地震でしかちゃんとしたことは実施されていないし、東海地震が起きていない以上、まだできるできないが証明されていないのが現状である。地震予知には過度には依存しないが、可能性があるのであればある程度は依存し、少しでも被害を少なくするという方向の議論がマスコミでされないのはいかがなものなのだろうか。リスクマネジメントとして、事前対策として使えそうなものは何でも使うというスタンスである程度、いろんなものに投資をしておくことが、首都圏では必要だと思う。

 

3月19日:K-1

  • 曙、何なんだろう。タオルはないと思うのだが、、、

 

3月18日:LBO

  • 昨日に続いてライブドアネタ。今度はフジテレビに対してのLBO (Laveraged Buy Out)だそうである。昔、アメリカでは結構はやっていたので、別段、新しい手法というわけでもないが、日本でも実現するとなると、今後、増えてくるかもしれないということで、動きとしては興味深い。買収する相手方の資産を担保にお金を借りて、買収をするわけで、常識的に考えるとひどいことをする、、、という感じがしなくもない。しかし、今日のテレビで「家を買うときに、家を担保に金を借りるのと変わらない」ということを聞くと、実はそれほどひどいことではないのかもしれないと思ったりもする。

  • また、昔、映画の「プリティウーマン」で、リチャードギアが企業買収をしてばらばらにして高く売却するという仕事をしているのに対して、ジュリアロバーツが「車を盗んで、ばらばらにして売るのと一緒ね」みたいなことを言ったように記憶しているが、LBOはまさにこのことを思い出させる。

  • いずれにしても、上場している株式会社は無駄な資産を持っていたりすると、有効活用していないということで批判を浴び、更には買収の対象になる。今日、テレビ局の株が高騰したのも、理由のひとつは遊休資産があるからだというコメントもあった。しかし、持っている資産をすべて有効利用しないといけないというのも、考えてみると企業経営に余裕がなさすぎるような気もする。もう少し、無駄も許容できるような方策はないものか。今、有効利用できなくても、将来に有効利用できるかもしれない、みたいな部分がないと、企業経営は常に全力疾走することを求められてしまい、最後は疲弊するのではないか。

  • 但し、株式会社はやはり株主に対して、利益を還元することが義務であるとすると、ある程度の部分はしょうがない。出資を受けてしまっているのだから、テレビ局側がいまさら「公共性」などというのはお門違いだろう。いやだったら、上場しなければよかったのである。でも、一方、大株主がそのビジネスを分かるかというと、そんなことは絶対にない。金持ちは偉いけど、金持ちがすべて分かるというわけはない。その意味で、「株主」「取締役」「経営」というあたりを今回の一連の買収劇で皆、よく考えることになるだろう。ただ、個人的には「素人の株主」が「経営」に大きく影響を及ぼすのはどうだろうと思う。感情的には「フジテレビ」「ニッポン放送」のカルチャーが守られることを望みたい。

 

3月17日:ニッポン放送問題に関して

  • ついに、ライブドアがニッポン放送の株を50%以上、保有することになるようで、裁判でどうなるかはまだよく分からないが、オールナイトニッポンもライブドア傘下で放送されるのかと思うと、複雑な気分である。当然、株式会社は株主のものなのだが、働く側からすると釈然としないケースも今後増えてくるのかもしれない。

  • 就職するとき、転職するとき、決して株主のことなど考えない。仕事をするときもまず、顧客のことを考えるのがもっとも大事で、そうでないと仕事にはならない。ということで、社員の立場では、会社は誰のものとか言って株主のことを考えることはない。また、一方、顧客の立場からも株主のことなど考えない。つまり、顧客と社員という、本当のビジネスの場においては株主は登場しない。

  • もともと、会社でビジネスをやろうと思うのは、好きな仲間と好きなことをやって、顧客に喜んでもらって、対価をもらってみんなで分けるというのが始めである。会社はもともとそういうもののはずだ。それが、突然、株主が登場するのはなぜかというと、会社が株式会社になり、上場するからだと思う。もし、上場していなければ今回のようなことはおこらない。ただ、それだと資金調達ができなくなるということである。逆に、上場すると、訳の分からないやつがいきなり来て、「俺の言うことを聞け」という変な状況を招く可能性もある。堀江さんが訳の分からないやつかどうかは分からないが、ニッポン放送の社員からすればそう見えるのではと思う。

  • ということで、上場会社の経営者は、株主対策という意味において、社員と顧客に対しての責任は重大である。フジテレビとニッポン放送の株の持合のあり方のねじれを放置してきた経営者に問題はないとはいえない。日本の株式市場が健全であることを証明するという意味からもライブドアは有利な立場なのは間違いない。ただ、個人的には(株式市場の中ではのんびりやってきてしまった)フジテレビとニッポン放送の方を持ちたいと思う。社員がリスナーや視聴者を第一に考えるためには、株主重視だけではないだろう、という気持ちになるから。いずれにしても、行方を見守りたい。


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